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自己分析で将来のビジョンが見つかりません。どうすれば良いですか?

就職活動で自己分析を進めていますが、将来のビジョンがまったく見えず、困っています。「将来どうなりたいか」と問われても、具体的なイメージが湧かず、漠然とした不安ばかりが募ります。

周りの友人が具体的な目標を語っているのを聞くと、自分だけ取り残されているような気持ちになります。

ビジョンがないまま就職活動を進めても、本当に自分に合った企業を見つけられるのか、入社後に後悔しないか不安です。無理にビジョンを捏造するのも違う気がしています。

キャリアコンサルタントの方に、将来のビジョンが見つからない場合の自己分析の進め方や、ビジョンが明確でなくても就職活動を乗り切るための考え方、具体的な行動についてアドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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将来ビジョンの分析方法はなりたい姿のイメージから始めよう

「将来のビジョン」というと、すぐに仕事のことだけを考えてしまいがちですが、まだ働いた経験がない学生にとってはイメージしにくいかもしれませんね。

まずは仕事だけに限定せず、プライベートも含めて「将来、どのような状態になっていたいか」「どんな生活を送っていたいか」といった広い視点で考えてみましょう。

それでも具体的なビジョンが見つからない場合は、視点を変えて「自分がどうなりたいか」だけでなく、「誰のために何をしたいか」を考えてみるのも1つの方法です。

たとえば、「社会で困っている人の役に立ちたい」とか、「子どもたちの未来のためになることがしたい」といったように自分が将来のなかでかかわる対象像をイメージすることで、具体的な行動やありたい姿が見えてくることもあります。

ネガティブ視点での自己分析もおすすめ! 多角的な深掘りが鍵

ほかにも、「こういう状況だけは避けたい」というネガティブな側面から考えてみるのも有効です。

たとえば、「毎日終電まで馬車馬のように働くのは避けたい」という思いがあれば、それは「ワークライフバランスを大切にしたい」「プライベートの時間も充実させたい」というポジティブな願いの裏返しととらえることができます。

自分のことを整理するツールとしては、これまでの人生で「自分がどういう状況のときに心地よかったか、楽しかったか」を具体的に書き出してみるましょう。

年齢やライフイベントを時系列で書き出し、将来を具体的にイメージする手法であるライフキャリアレインボーのような考え方も参考になるかもしれません。

このように、さまざまな角度から自分自身と向き合ってみてください。

国家資格キャリアコンサルタント/交流分析士インストラクタ―

小山 亜矢子

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将来のビジョンは過去の経験をもとにして見つけるのがおすすめ

新卒の段階で、将来への明確なビジョンを持っている人は実は少ないです。そのため、必要以上に他人と比べて不安になる必要はありません。

未来を見すえたビジョンはイメージがつきづらいことが多いので、まずは過去を振り返り、自分が頑張ったことや大切にしている価値観を洗い出すことから始めてみてください。

就活向けのセミナーやOB訪問で自分の視野も広げていこう

また、業界セミナーや就活セミナーなどに参加したり、OB訪問に参加して実際に企業で働く人に話を聞いてみたりすることも有効です。

ほかには、少しでも興味がある企業や職種の求人に応募してみるのも良いかもしれません。

そういった経験を通して、少しずつ自分の将来の姿が見えてくることもあります。現段階ではっきりと見えていなくても、気にしなくて大丈夫ですよ。

「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。

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