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自己分析でエピソードの深掘りはどうすれば良いですか?

自己分析で自分の強みや弱みを見つけようとしているのですが、過去の経験を振り返っても、表面的な出来事を羅列するだけで、なかなか深いエピソードにつながらず困っています。

エピソードを深掘りするとよく聞きますが、具体的にどのように掘り下げていけば良いのかわかりません。

自己分析において、自分のエピソードを効果的に深掘りするためにはどうすれば良いのでしょうか? 深掘りのための具体的な質問や考え方、あるいは具体的な手法があれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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自己分析は「Before-After」のフレームワークで経験を深掘りしよう

自己分析でエピソードを深掘りする際には、Before(問題)、Action(工夫した行動)、After(結果)のフレームワークを活用することをお勧めします。

まず、「Before」としてあなたの強みを発揮した具体的な場面を切り取り、そのときの問題点や状況を数字を使って表現してみましょう。

たとえば、コンビニのアルバイトであれば「フードロスが〇%でした」といった具体的な数字を用いて説明します。

数字と第三者の声が説得力になる! あなたの実績を客観的に伝えよう

次に、「Action」としてその問題に対して自身がどう感じ、解決のためにどのような工夫や行動を取ったのかを具体的に述べます。

たとえば、「廃棄の多さにもったいなさを感じ、何かできないかと考えました。そこで、特に廃棄が多かったお弁当について、閉店間際に割引販売することを店長に提案し、自らPOPを作成して販売促進に努めました」などと伝えましょう。

最後に「After」として、「その結果、廃棄率を20%削減できた」など、行動によって生まれたポジティブな結果を、これも可能であれば数字で示します。

もし、成果を数字で表すのが難しい場合は、客観性を持たせるために「第三者からの評価」をエピソードに加えると良いでしょう。

たとえば、「店長から〇〇という言葉をかけてもらった」「仲間からも△△と言ってもらえた」といった具体的な言葉を引用することで、話の信憑性が増し、面接官を納得させやすくなります。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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自己分析で本質をつかむ! 「なぜ?」を繰り返そう

自己分析でエピソードを深掘りする際のポイントは、一つの出来事に対して「なぜそう感じたのか」「それを受けて、なぜそのように行動したのか」という問いを、自分自身に繰り返し投げかけることです。

この自問自答を通して、行動の裏にある自身の本質的な考え方や価値観を明らかにしていきます。

経験をストーリーに! 学びを未来につなげよう

具体的な方法として、まず何か一つエピソードを選び、そのときに何が起きたのかを詳しく思い出してみましょう。

次に、なぜその行動を選んだのか、その結果どうなったのか、そして最終的にその経験から何を学び、その学びが今後にどう活かせるのか、という順で掘り下げていくと、単なる出来事が、あなただけのストーリーとして肉付けされていきます。

「なぜなぜ分析」という手法も有効で、一つの行動に対して「なぜ?」と5回ほど繰り返すことで、自身の根本的な動機や強みが見えてくるでしょう。

「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。

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