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学校推薦の就職は大学によって有利不利がありますか?

就職活動で学校推薦の利用を検討しているのですが、大学によって推薦の強さや、推薦を受けられる企業に有利不利はあるのでしょうか?

難関大学のほうが有利だったり、特定の大学と特定の企業との間で強いパイプラインがあったりするのでしょうか? 自分の大学のレベルや実績によって、推薦の通りやすさが変わるのであれば、事前に知っておきたいです。

学校推薦の制度は、大学によってどのように異なるのか、また自分の大学の推薦枠や実績について、どのように調べれば良いのかもアドバイスをお願いいたします!

2人のアドバイザーが回答しています

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キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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大学によって推薦の強さに差はある! 過去の実績を早めに把握しておこう

学校推薦は、大学ごとに有利・不利の傾向が見られることがあります。一般的には、難関大学や業界からの信頼が厚い大学ほど推薦枠が多く、推薦先企業とのパイプラインが整備されているケースが多いです。

一方で、地方の中堅校や新設学部では、推薦枠自体が少なかったり、提携企業が限られている場合もあります。

ただし、大学の知名度だけがすべてではなく、学部ごとの強みやゼミ教員のコネクションによっても、推薦の手厚さは大きく左右されるでしょう。

自分の大学の推薦制度をしっかり理解するためには、まずキャリアセンターで過去の推薦実績や提携企業リストを確認してください。

年度ごとにどの企業に何名が推薦され、どれだけ内定を得られたかといったデータがあれば、社数や合格率の目安がつかめます。また、先輩OB・OGから実際の体験談を聞くことも非常に有効です。

SNSやOB訪問を通じて推薦でどの会社を受けたか、面接の難易度はどうだったかなどをリサーチすれば、自分が狙う企業の選考基準や流れを具体的にイメージしやすくなるでしょう。

推薦だからといって油断は禁物! 入念な準備をして臨もう

また、推薦の可否は、大学の偏差値や業界での評判だけでなく、自分自身の成績や面接対策の準備度合いとも深くかかわっています。

推薦枠を確保できたとしても、企業側は本当に推薦に値する人材かを面接などでしっかり見極めるからです。そのため、自己分析や志望動機の明確化は必須でしょう。

推薦を受けた企業の選考フローは、書類審査が免除される分、面接やグループディスカッションの比重が高くなることが多いため、過去問題をキャリアセンターで借りたり、模擬面接を積極的に活用してください。

最後に、推薦ルート以外にも公募枠、説明会応募枠を並行して検討することをおすすめします。万が一、推薦枠が満席になったり不採用となった場合でも、難関企業では公募での選考を利用できるケースが多いです。

複数の選考ルートを組み合わせることで、大学の推薦状況に左右されずに、幅広く企業を狙うことができます。

いずれにせよ、大学のキャリア担当者や先輩の情報を最大限に活用し自分の強みをしっかり伝えられる準備を進めてください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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大学推薦の有利不利はある! キャリアセンターで実績を確認

伝統的に、理系学部とメーカーの結び付きは強く、大学や研究室ごとに推薦枠の数や内定率に差が出ることがあります。

こうした有利・不利の実態を正確に知るには、大学のキャリアセンターで過去5年間の推薦実績表などを閲覧し、具体的な企業名や採用人数を確認するのが最も早い方法です。

研究室の先輩に直接話を聞いてみるのも、リアルな情報を得るために非常に有効でしょう。

不利を感じたら行動を! 自由応募や人脈でチャンスをつかめ

一方で、指定校推薦がない企業や、文系総合職の採用枠などでは、大学の垣根を越えた競争になるので、一概に大学名だけで有利・不利が決まるわけではありません。

もし不利を感じる状況であれば、自由応募やインターンシップ経由のルートを開拓したり、OB・OG訪問を通じて推薦とは異なるネットワークを築いたりすることで、チャンスを広げることが可能です。

以下の記事では学校推薦で就職することのメリットや注意点などを解説しています。学校推薦での就職を視野に入れている人は、思わぬ落とし穴にはまらないように事前にチェックしておきましょう。

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