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OB訪問ができない場合、どうすべきですか?

就職活動でOB訪問をしたいと考えているのですが、なかなか実現できずに困っています。OB訪問ができない場合、ほかに何かできることはありますか?

大学のキャリアセンターや知人を通じてアプローチしているのですが、OBの方の都合が合わなかったり、そもそも該当する方がいなかったりして、OB訪問の機会を得られずにいます。

OB訪問は企業研究や志望動機を深めるうえで重要だと聞いているので、このままできないままだと、ほかの就活生と差がついてしまうのではないかと不安です。

OB訪問ができないことで、選考に不利になることはあるのでしょうか?

もし、OB訪問ができない状況の私が、企業理解を深めるためにできることや、選考対策としてほかに有効な手段があれば、具体的にアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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OB訪問できない場合は丁寧な企業研究で補う姿勢が大切

OB訪問ができないと、選考で不利になるのではないかと心配になりますよね。でも、安心してください。OB訪問ができなかったこと自体が、直接のマイナス評価につながることはありません。

ただし、OB訪問ができないことで、企業のリアルな情報を得る機会が一つ減ってしまうのは事実です。その分を、ほかの方法で補うための、より丁寧な企業研究が必要になります。

企業SNSや新聞も活用して独自の視点を見つけよう!

たとえば、企業の採用サイトを見るだけでなく、日本経済新聞(日経新聞)などで業界全体の動向やその企業の位置付けを調べたり、公式SNSをフォローして最新の情報を追ったりするといった、ほかの学生がやりそうにない一歩踏み込んだ情報収集を心掛けましょう。

このように、ほかの人とは違う視点から企業分析に時間をかけることで、あなただけのオリジナリティが生まれ、面接で話せる内容にも深みが増します。

OB訪問ができない状況を、むしろ差別化のチャンスととらえて、準備を頑張ってくださいね。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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OB訪問できなくても大丈夫! 代替案で主体性を見せよう

大学の先輩や知人を通じてのOB・OG訪問が難しい場合でも、がっかりする必要はまったくありませんよ。

今は、ビズリーチ・キャンパスMatcherといった社会人マッチングサービスを活用して、大学の枠を超えて話を聞くことも可能です。まずは、そうした外部のネットワークも積極的に利用してみましょう。

それでも人と会うのが難しい場合は、徹底的な情報収集で差を付けることができます。

企業の説明会動画や採用サイトの社員インタビューをすべて見返し、そこからさらに深掘りするための新たな質問を考えてみましょう。

また、LinkedInXで興味のある企業の社員をフォローし、その人たちの発信から、仕事内容や企業文化について学ぶのも、非常に有効な一次情報収集です。

情報収集の手段はOB訪問だけではない! 自分に合った方法を見つけよう

OB・OG訪問で得られるはずだった情報の「裏付け」は、客観的なデータで補完できます。会社四季報や業界紙、企業の有価証券報告書などを読み込み、事業の強みや収益構造といった定量的な情報を集めておきましょう。

そして、面接で大切なのは、その行動を主体性としてアピールすることです。

「OB・OG訪問は叶いませんでしたが、その代わりに御社の有価証券報告書を拝見し、〇〇という点に特に感銘を受けました」というように伝えれば、評価が下がるどころか、あなたの高い意欲と調査能力を示すことができます。

このように方法は一つではありません。あなたに合ったやり方で、企業への理解を深めていってくださいね。

OB・OG訪問のアポの取り方や実際の流れなどについては以下の記事で解説しています。「どのような流れで進めれば良いかわからない」と疑問を持つ人は、事前にチェックしておきましょう。

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