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工場の面接で志望動機はどう答えるべきですか?
近々、工場勤務の面接を受ける予定です。
行きたい理由としてはものづくりに関心があるからなのですが、志望動機としてただ「ものづくりに興味があるからです」と伝えるのでは、内容が浅く説得力に欠けるのではないかと思っています。
工場の仕事はライン作業や体力的な負担もあるイメージがあるため、タフな部分もアピールしたいと思いますが、かといってそれを志望動機にどう結び付ければよいのかわかりません。
工場の面接で採用担当者に好印象を与えるには、どのような志望動機の伝え方が効果的でしょうか? エピソードの選び方や、熱意の伝え方について具体的にアドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
志望動機では名詞より動詞で自分の強みを伝えよう
結論、「何が得意なのか」を言語化してしっかり伝えるようにしていきましょう。
「ものづくりに興味がある」というきっかけに関してはいいと思います。
しかし、おっしゃっている通り、そのままでは浅い志望動機となってしまいます。興味があることはあくまでもきっかけであり、志望動機にまだ至っていません。
動作ベースの志望理由が工場の現場では評価される
志望動機を考える際のポイントとしては、仕事を名詞ではなく動詞で考えることです。
「ものづくりが好き」や「〇〇が好き」という形だと、企業側にとって採用するメリットが非常に伝わりづらくなってしまいます。
ものづくりが好きであることとものづくりを仕事にすることは、本質的にはまったく異なります。
そのため、ものづくりのなかでもこういうことするのが得意だったり、こういう作業が好きというような、動詞として仕事を考えると、企業に採用するメリットを提示することがしやすくなります。
ものづくりの場合は、コツコツと作業することが好きであったり、細かい作業が得意だったりなどが挙げられるかと思います。
このように、志望動機を名詞ではなく動詞で考えることによって、より洗礼された志望動機が考えられるようになります。
工場の志望動機は企業への共感と自分の強みで差がつく
工場勤務というとものづくりに興味があるからと、実際に自分がおこなう業務から志望動機を考えがちです。
しかし、企業の社員として職に従事するのですから、なぜその業界に興味を持ったのか、またその企業に魅力を感じたのはなぜなのかを志望動機に入れる必要があります。
企業研究と自身の体力や経験を紐づけて、具体的に貢献できる点を語ろう
また、将来の目標などがあるようでしたら、それも志望動機に入れていきましょう。
工場の仕事は体力的な負担もオフィスワークに比べると多くなります。タフな部分をアピールしたいのであれば、過去のエピソードから体力に自信があることがわかるエピソードを探してみてください。
「〇〇時代の××の経験から体力には自信があり、この私の強みは御社での工場勤務において発揮できると考えております。」などと伝えると良いでしょう。
可能であれば、採用面接の前に工場見学をさせていただくのも良いと思います。想像しただけで話すよりも、実際に働く様子を見て感じたことを話す方が採用担当者にも伝わると思います。
工場勤務でなくても、店舗がある企業や、見学できる場所がある企業を受ける方には、私は必ずお店や店舗見学をしてくるようにとアドバイスをしています。
実際に働いている様子を見ることで、自分自身の働き方もイメージする事ができ、どの強みをどのように活かすかなど具体的に考える事ができるからです。
しっかり業界研究、企業研究をして面接に臨むと良いでしょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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