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面接対策で具体的に何をすれば良いですか?
就職活動の面接対策を始めようと思うのですが、具体的に何をすれば良いのかわからず困っています。
漠然と「面接対策」と言われても、何から手を着けて良いのか、どんな準備が必要なのかがイメージできていません。周りの友人はもう対策を始めているようで、焦りを感じています。
面接を成功させるために、具体的にどのようなことから準備を始めて、どのような練習をすれば良いか、アドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接対策は体系的な準備がカギ! STAR法で土台を作ろう
面接対策として、以下の準備を体系的に進めることが効果的です。
まず、自己PRの核となるエピソードを準備します。
STAR法(Situation:状況、Task:課題、Action:行動、Result:結果)というフレームワークを用いて、自身の強みや経験が伝わる主要なエピソードを3本くらい作成しましょう。
作成したエピソードは、声に出して読み、2分以内に簡潔にまとめられるように練習することが大切です。
次に、徹底した企業研究が欠かせません。
企業の公式WebサイトやIR情報を読み込み、競合他社との比較をおこなったうえで、事業内容や強み、今後の展望について自分なりに要約しておきましょう。
志望度の高さを示す逆質問で高評価! 客観的な視点で自分を見直そう
また、面接の最後で聞く逆質問は、意欲を示す絶好の機会です。5つほど用意しておくと、安心して面接に臨めます。逆質問を考える際には、以下の2つのポイントを意識すると良いです。
まずは、Webサイトを調べればわかる情報ではなく、その場でしか聞けない、面接官を主語にした質問は非常に有効でしょう。
たとえば、「〇〇様(面接官)が、この会社で働いていて『最も良かった』と感じる瞬間はどのようなときですか?」や「〇〇様からみて、会社のなかでご活躍されている人々には、どのような共通点があるとお考えですか?」などがおすすめです。
そして、事前にしっかりと調べてきたことが伝わる一歩踏み込んだ質問は、志望度の高さをアピールすることにつながります。
たとえば、「御社の中期経営計画において、〇〇領域に注力されると拝見しました。具体的には、どのようなマイルストーンを置いて事業を進めていかれるご予定でしょうか」などが良いでしょう。
これらの質問を組み合わせることで、企業への深い興味と自身の熱意を効果的に伝えることができます。
さらに、自身の話し方を客観的に確認することも重要です。Zoomの録画機能やスマートフォンの動画撮影機能を活用し、表情や話すスピードをチェックしましょう。
話すのが早すぎる場合はゆっくりと、話が長くなりがちな場合は要点を絞って短く話すことを意識すると、より伝わりやすくなります。
面接直前には、準備した内容を丸暗記するのではなく、要点となるキーワードのみを見返すようにしましょう。丸暗記は面接官に良い印象を与えにくいため、自然な会話を心掛けることが合格への鍵となります。
面接対策では自己分析・準備・練習の3ステップを意識しよう
面接対策で焦りを感じているのですね。面接対策を成功させるには、自己分析・企業研究の深化、想定質問への準備、実践練習という3つの柱を意識して、具体的な準備と練習を重ねることが重要です。
面接は、履歴書やエントリーシート(ES)では伝えきれないあなたの人物像、入社意欲を見極める唯一の場だからです。
企業はスキルだけでなく、論理的思考力、コミュニケーション能力など多角的に評価するため、これらのポイントを意識した対策が不可欠となります。
地道な準備が自信と結果につながる近道! 着実に進めていこう
私の過去の支援でも以下を案内してきました。
自己分析と企業研究の深化では、これまでの経験の棚卸しを通じて強みと弱みを明確にし、将来のビジョンを具体化します。同時に、企業の理念や事業、求める人物像、業界動向を深く理解し、あなたの強みが企業でどう活かせるかを具体的につなげて説明できるように準備しましょう。
想定質問への準備では、自己紹介、ガクチカ、志望動機などよく聞かれる質問に対し、論理的かつわかりやすい回答を作成します。
実践練習は、準備した内容をアウトプットする重要なステップです。録画での一人練習に加え、友人・大学のキャリアセンターに模擬面接を依頼し、客観的なフィードバックを受けましょう。
これらの地道な準備と実践練習の積み重ねこそが、あなたの自信を育み、面接成功へとつながります。
以下の記事では面接対策の基礎を解説しています。これから面接対策を始める人で「何から始めたら良いかわからない」と悩む人は、参考にして、面接に臨みましょう。
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