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面接で話し言葉を使うと落ちますか?
就職活動中の大学生です。面接練習で、つい普段の話し言葉が出てしまうことがあります。「そうっすね」とか「めっちゃ」みたいな感じです。
自分としては丁寧な言葉遣いを意識しているつもりなのですが、相手がフランクな雰囲気だと余計にでやすくなってしまいます。こういった話し言葉を面接で多用してしまうと落ちる原因になってしまうでしょうか?
もしそうなら、この話し方が出てしまうのを改善するためにはどうすれば良いのでしょうか? 具体的なアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
話し言葉だけで不採用はない! 面接の本質を理解しよう
基本的に、話し言葉を使っただけで落ちるということはありません。たしかに、話し言葉を使うとマイナス評価になって選考で落とされてしまうのではないかと不安に思う気持ちも理解できます。
しかし、面接ではそのような表面的なものより、本質や全体を見て判断されます。
とはいえ、これまでに多くの就活生を見てきたなかで、実際に話し言葉を使ってしまって落ちてしまったという学生もいました。
しかし、実際に模擬面接をしてみると、話し言葉よりも、そもそも自己分析や企業研究ができていなかったり、キャリアプランが考えられていなかったり、結論ファーストや立ち居振る舞いという基礎部分ができていないことのほうが問題でした。
自分のキャラを理解して話し方を作るのも一つの手
また、逆のケースもあります。
とてもラフな印象で面接を進めて、複数の人気企業から内定を獲得したり、大手老舗メーカーの20年以上人事を務めている方に「これまで20年見てきたなかでもトップクラスの評価です」と言われたりするような学生もいました。
そういった学生は、話し言葉や印象もキャラとしながら、自分の武器として面接をすることができていました。そのような話し言葉に変えるためにも、練習は必要不可欠です。ここからしっかり対策してきましょう。
社会人になってからのミスも想定できるため改善をしておこう
話し言葉が原因で落ちることは少ないです。しかし、改善をする必要はあると思います。
社会人になってから話し言葉が習慣化してしまうと、大事な場面でうっかり出てしまい失敗してしまうことも想定できます。きちんと使い分けできるように今から改善に向けた取組みをしましょう。
面接の場面では、面接官が学生の緊張をほぐすためにフランクに話す場合もいます。そうすると面接官につられて、普段友人と話すときのようになってしまいがちです。しかし、つられずに丁寧語を貫き通せば礼儀正しい人の印象付けができます。
丁寧語を習慣づけることで礼儀正しさを印象づけられる
ほかにも注意して欲しいのが言葉の語尾を上げる話し方です。語尾を上げると疑問形のような話し方になります。この場合、相手に確認をしているような感じになるので、言葉としての自信のなさをイメージさせます。
面接の場面では、最初から最後まで丁寧語で対応するようにしましょう。話し言葉を改善するには、普段の日常生活の中で習慣化するしかありません。特に目上の人と話す時に意識するようにしてみてください。
また「です・ます」を語尾に付けるだけでも印象が違います。面接練習のときに録音して自分の話し方を知るのも良いと思います。
面接時の言葉遣いについて気をつけるべきことについては、以下のQAにてキャリアコンサルタントがコメントをしています。言葉遣いに迷いがある人は事前にチェックしておきましょう。
面接本番前の方へ
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