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「面接が楽しい」と思えたら落ちるって本当ですか?
就職活動中の大学生です。先日受けた面接で、面接官の方がとても話しやすく、自分の考えをリラックスして伝えることができ、終わった後には「すごく楽しかった」と感じました。
しかし、面接は選考の場であり、楽しかったからといって必ずしも評価されるわけではないと考えると、もしかしたら私は的外れな受け答えをしてしまい、選考に落ちてしまうのではないかと不安になってきました。
面接で「楽しい」と感じることは、選考において不利になる可能性があるのでしょうか? 楽しかったと感じる面接でも、しっかりと評価されるためにはどのような点に注意すべきだったのでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
楽しめたならOK! ただし冷静な振り返りはやっておくべし
就活面接において、楽しいと感じた=落ちるというわけではありません。面接官と話が弾み、リラックスして自分を表現できた結果として「楽しい」と感じたのであれば、それはむしろ良い面接だったといえます。
手応えを感じられるのは、自信を持って話せた証拠です。
話の盛り上がりではなく伝えた内容や振る舞い方が大切
ただし、注意すべき点もあります。それは、楽しさのあまり、友人との会話のような馴れ馴れしい態度になってしまうことです。
面接は、あくまでビジネスの場です。話が盛り上がっただけで、肝心の質問への回答が薄くなっていなかったか、敬語の使い方や態度は適切だったかなどを冷静に振り返ることが大切です。
面接での話の盛り上がりと評価は別物だと心に留めておきましょう。
面接が楽しいと感じるのは面接が得意である証拠かも!
「面接が楽しい」と思える学生がどれほどいるでしょうか。私は、ほとんどいないと思います。でも、それはあなたの捉え方や価値観が「面接が楽しい」と感じたことなので、とても素敵なことだと思います。
担当した面接官は、あなたの人となりの部分を上手く引き出してくれたようです。面接官は、応募者がリラックスして実力を発揮できるように配慮しています。
そうした配慮のなかで面接に臨めて、自分を上手く出せたことは自分の成果でもありますので、面接が楽しかったことに対してネガティブに考える必要はまったくありません。
楽しめたとしても礼儀は忘れず、気を抜かない意識を持とう
ただ、面接を楽しむことは理想といえますが、あくまでも選考の場面なので、気を抜かないように注意する必要があります。フレンドリーになりすぎて、礼儀作法を忘れないように注意をしてください。
敬語や丁寧語を上手く使い、所作に気を配ることも忘れないように注意しましょう。楽しく面接に臨めていることは、担当者にも伝わっています。
さらに、礼儀作法ができているならば高評価なのは間違いないでしょう。その場合、あなたは面接が得意なタイプだと思うので、ぜひ面接が苦手な周囲の人のサポートもしてあげてほしいですね。
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