この記事のまとめ
- 面接の結果がいつ来るのかは企業や選考段階によって変わる
- 面接の結果連絡が遅くなる8つの理由を紹介
- 面接の結果がいつ来るか確認する場合はメールがおすすめ
面接の結果が予想してた日より遅れていると、いつ結果が来るのか気になってしまいますよね。「何日ぐらいで来ることが多いの?」「1週間以上待たされたら不合格?」などと不安な人もいるでしょう。
必要以上に不安にならないためには、面接の結果がいつ来ることが多いのか、あらかじめ目安を知っておくことが大切です。面接結果が来ない時、採用担当者は何をしているのか、なぜ遅れているのかがわかると精神的に落ち着くことができます。
この記事では、キャリアコンサルタントの田邉さん、谷所さん、鈴木さんと一緒に、面接の結果が来る目安の日にちや、結果が来ないときの対処法を解説していきます。
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面接結果がいつ来るのかの目安を覚えて就活に活かそう
面接の結果がいつ来るのかわからないと、そのことばかりが気になって他社の選考に集中できなくなる学生は多くいます。しかし終わった面接の結果を気にしても、学生がどうにかできる問題ではないため、気持ちを早く切り替える必要があります。
面接の結果が来るタイミングは企業によって異なります。記事では、面接の結果が来る目安について話した後、面接官の経験があるキャリアコンサルタントが面接結果を送るタイミングなどを解説するので、企業側の採用事情を知ることができます。
その後、面接の結果が遅くなる理由や面接の結果が来ないときの対処法を解説するので、この記事を読めば面接の結果が来るタイミングがわかり、結果が来ないときにやるべきことが明確になりますよ。
面接が上手くいかないときは、面接回答集を活用してください
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面接の結果はいつ来る? 合否が通知される目安期間
面接の結果はいつ来る? 合否が通知される目安期間
- 一般的に1週間程度で結果が来ることが多い
- 早いところだと即日や翌日に結果が来ることもある
- 遅いと2週間以上結果が来ないケースもある
面接が終わった後、「〇日以内に連絡します」と日にちを明確にしてくれる企業なら、いつ結果が来るのか予想することができます。
しかし、「順を追って後日連絡します」といったように、期限を言ってくれない場合も多くあります。そういった時、面接結果がどれくらいで来るのか目安を知っておくと気持ちを落ち着かせることができます。
ここからは、面接の合否が通知される期間について詳しく解説していくので、一つの目安として考えてみてください。
一般的に1週間程度で結果が来ることが多い
面接の結果は一般的に1週間程度で送る企業が多いとされています。
なぜ1週間ほどかかるのかというと、面接の合否は社内で協議をしたうえで決めることが多いからです。面接官は必ずしも合否を判断する権限を持っているとは限らず、その場で決められないケースも多々あります。
面接の合否は面接官だけで判断することは少ないです。私が採用担当者として面接をしていたときにも、合否は選考ステップによって部長や役員までかかわっていました。
面接官は自分の上司や採用担当者に面接の様子を伝えて、そこから合否の協議をしていくので、どうしても一定の時間が必要になるのです。
「結果は後日連絡します」と言われると不合格かも……と不安に感じる人はこちらのQ&Aも参考にしてみてください。
早いところだと即日や翌日に結果が来ることもある
企業によっては、面接した当日や翌日に合否の連絡が来ることがあります。
たとえば、面接官が合否を判断する権限を持っている場合はほかの人と協議をする必要がないので、すぐに合否の判断をすることができるのです。早いところではその場で結果を伝える企業もあります。
また一部の企業だと、最終面接は合格を前提とした顔合わせ程度に設定しているところもあり、確認事項を聞いてすぐに結果を伝えるケースもあります。
- 実際面接が終わったタイミングで合否を知らせる企業ってあるのでしょうか?
中小企業やベンチャー企業ではその場で合否が出ることもある
面接が終わったタイミングで合否が出る会社としては、中小企業やベンチャー企業で創業系の役員がいる場合に考えられます。
創業者に近い経営者や管理職は会社内での裁量権が強いことが多くなります。その場合、自分で人事採用についても決定することができるので、面接終了後のタイミングで採用通知を出す場合が考えられます。
ベンチャー企業の良さは選考の早さだけではありません。少しでも興味がある人は、この記事でベンチャー企業について理解を深めてみましょう。
20社を徹底比較!ベンチャー企業に向いている人の特徴とは?
面接で即日採用と言われて不安に感じている人はこちらのQ&Aを参考にしてみてください。
遅いと2週間以上結果が来ないケースもある
一般的に面接の結果は1週間程度で来るとお伝えしましたが、場合によっては2週間以上かかるケースもあります。
採用担当者は就活の時期になると何百人、何千人の学生を比べながら採用活動をしていくので、社内協議に時間がかかってしまうケースも多々あります。
特に合格ラインをぎりぎり下回る評価を受けている学生は、社内での意見も分かれやすくなるため、結果が来るのが遅くなる可能性が高くなるのです。
選考段階によって面接の結果が出る早さは変わる場合が多い
面接の結果が来るタイミングは選考段階によっても変わる傾向にあります。一次面接などの選考序盤に組まれている面接は早く合否が出やすい一方で、採用するかどうかが決まる最終面接は連絡が遅くなりやすいのです。
ここからは、なぜ選考段階によって結果が出る期間が変わるのか、詳しく解説していきます。
選考序盤の面接は合否が出るのが早い傾向にある
選考序盤に組まれる面接は、学生の人数を絞っていく段階になります。面接での受け答え、身だしなみやマナーなどから、社会人で活躍するための基本的な能力があると判断されれば、とりあえず次の選考に通すという企業が多いのです。
「学生の能力がまだわからないから、とりあえず二次面接に通して様子を見よう」といったように、合格ラインをぎりぎり下回る学生でもとりあえず次の選考に通す選択ができるので、結果の連絡を早めに送れる傾向にあります。
選考序盤でどのような点を見られているのかは、以下の記事で解説しています。最低限のマナーが身に付けられているか確認してみてください。
絶対に落とせない面接のマナー! 「即不合格」にならないための作法
最終面接は合否が出るのが遅くなりやすい
ほかの選考とは異なり、最終面接は学生を採用するか否かを決める最後の機会です。一緒に働く人を決めていくわけで、会社の利益にもかかわってくる分、判断するのにも時間がかかります。
選考序盤のように、とりあえず次の選考に通して様子を見るということができないので、採用担当者はじっくり時間をかけて検討しなければならないのです。
選考序盤の面接は、身だしなみやマナーといった基本的な能力があれば、次の選考に通る傾向があります。
しかし、最終面接の選考は自社の社員としてふさわしい人材か総合的に判断することや、選考が続いている場合、選考中の応募者を含めて判断したいといった理由で、選考に慎重になることがあります。
最終面接の結果が来ない原因についてはこちらで詳しく解説しているので、最終面接の結果を待っている人は参考にしてください。
最終面接の結果が遅い=不採用? 連絡が来る目安や遅い時の対処法も
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学生の疑問を解消! 気になる面接結果の連絡事情を元面接官が解説
気になる面接結果の連絡事情を元面接官が解説
- 結果の連絡は面接後どのくらいの期間ですることが多い?
- 応募者によって結果を送るタイミングは変わる?
- 連絡が早い企業と遅い企業の特徴は?
- 連絡が遅くなるほど不合格の確率は高くなる?
就活をしている学生からすると、企業がどのように面接の結果を連絡しているのか気になるところですよね。「学生によって結果を送るタイミングは変わるの?」「連絡が遅いと不合格なの?」といった疑問があると思います。
ここからは、採用面接の経験があるキャリアコンサルタントに、気になる面接結果の連絡事情についてさまざまなことを聞いてみました。
結果の連絡は面接後どのくらいの期間ですることが多い?
学生が気になるのは、結局「面接結果がいつ来るのか?」ということでしょう。
面接の結果を待っている期間は、結果が気になって落ち着かなくなってしまうものです。ここでは、元面接官に実際どれくらいの期間で面接の結果を送ることが多かったのか聞いてみたので、一つの目安として頭に入れておいてください。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見る選考ステップによって合否連絡の日にちは異なる
私が面接担当をしていた企業において、選考序盤では「合格者には即時連絡」で「不合格者には翌日以降に連絡」でした。
企業が採用したくなるような優秀な人材は、他社の選考も受けていた場合、他社でも高く評価されている可能性があります。合格の場合は早めに連絡をしないと、他社の選考が進んだり内定承諾をしたりしてしまうため早期に連絡をしていました。
選考終盤は連絡するのに時間がかかることが多かった
選考終盤では、採用をするために役員や人事部長の承諾が必要だったため、選考序盤のように即時連絡はできませんでした。
しかし、早く内定の連絡をしないと他社へ逃す可能性があることには変わりないため、合格のときは面接から3日以内には連絡をしていました。
不合格のときは、すぐに連絡をすると「せっかく面接の時間を確保したのに時間の無駄だった」と思われてしまいかねないですよね。すると、企業の評価を下げてしまいかねません。そのため、日付をおいて翌日以降に不合格の連絡をしていました。
応募者によって結果を送るタイミングは変わる?
面接は数多くの学生が受けますが、学生によって結果を送るタイミングが変わるのかも気になるところでしょう。
「欲しいと思った人から優先的に連絡するのか」、それとも「面接を受けた順に連絡するのか」など気になる点を聞いてみました。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る基本的には合否の違いによって連絡するタイミングが変わってくる
応募者によって面接結果を連絡するタイミングは異なり、特に合否によって2パターンに分けられます。
①合格者を優先的に連絡
面接結果を連絡するタイミングは企業によって異なりますが、多くの企業は合格者に対して優先的に連絡をおこなっています。
私も合格者を確実に採用したいため優先的に連絡をしたうえで、不合格者に連絡をしていました。合格者への連絡が遅れることで、他社へ気持ちが傾いてしまうことがあるので、合格者への連絡を重視していたのです。また合格者へ速やかに連絡をおこない、内定受諾の意志を確認したいと考えていました。
②不合格者と保留者への連絡
合格者の次に合格者以外の学生に連絡をしますが、明らかに不合格な学生は合格者への連絡後に連絡をします。合格ボーダーラインをやや下回っている学生は、検討に時間がかかるケースがあります。
選考が続いている場合は、その状況を見て判断することもあり連絡が遅くなります。また内定辞退が出たときのための補欠合格者も、内定受諾の状況により合格もしくは不合格の連絡をするので、2週間以上先の連絡になっていました。
採用担当者は確実に人材を確保したいため、このように連絡の順番を考えていることが多いでしょう。
連絡が早い企業と遅い企業の特徴は?
学生によって受ける企業は変わってきます。たとえば社員数や売上が大きい大企業、地元に密着している中小企業、これから事業を伸ばしていきたいベンチャー企業など、さまざまな企業があります。
「自分の受けている企業は結果が来るのが早いのかな?」と気になる人のために、結果連絡が早い企業と遅い企業の特徴についても聞いてみました。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見る面接の結果連絡が遅い企業は人気企業の可能性が高い
自分がエントリーした企業の合否結果が早く出るのかどうか気になりますよね。たしかに、合否結果が出るのに時間がかかるのであれば、結果連絡を待っている期間で別の就活対策もできます。
結論、合否連絡の早いかどうかは、募集人数に対して応募者が多いかどうかがかかわっていることが多いです。つまり、大手企業や大企業などの有名企業は選考結果が遅い傾向があります。
応募する人が多いということは「企業優位」の状態ですよね。そのため、応募者全員の面談をしてから、スキルとスタンスが組織に合う人を採用します。
人数が多いほど判断にも時間がかかるので、初期に面接をした人にとっては合否連絡までに時間がかかってしまうのです。
応募者が少ない企業は連絡が早い傾向にある
一方で、知名度がなく募集人数が少ない企業では、複数の応募者全員を面接してから判断するのではなく、応募者一人ひとりが採用基準を満たしているかを判断します。そのため、一人の面接をしたら結果をすぐに出せることが多いのです。
このように企業の知名度や募集人数によって選考結果の速さが異なります。ただしこれが絶対ではないので、当てはまらない企業もあることを覚えておきましょう。
就活生に人気な企業や業界は、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが解説しています。自分がどのような業界にエントリーしがちなのか、この機会に分析してみましょう。
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連絡が遅くなるほど不合格の確率は高くなる?
面接の結果連絡が遅いと、「自分は不合格なのではないか?」と不安になる学生は多くいます。
ここでは、連絡が遅くなると不合格の確率が高くなるのか、その真相を聞いてみました。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る必ずしも面接の結果が遅いことが不合格につながるとは限らない
結論から言うと、面接の結果連絡が遅いからといって不合格になるとは限りません。その理由を3つほど解説していきますね。
①検討に時間がかかる
合格者にはすぐに合格の連絡ができますが、合格ボーダーラインをやや下回っている学生に対しては、気になる点を解消できないか、ほかに強みがあるのではないか、活かせる仕事がないかなどの検討をおこなうため連絡が遅くなることがあります。
辞退者がいた場合、合格ボーダーラインをやや下回っている学生が補欠合格者になることもあるので、検討に時間がかかっているのです。
②ほかの応募者と比較をする
最終選考がすべて終わっていないことで連絡が遅くなることもありました。
①と同じように、特に合格ボーダーラインの学生は、すべての選考が終了した時点で判断することがあり連絡が遅くなりました。この場合、合格になることもあれば、不合格になることもあります。
③補欠合格者として保留にする
合格者の内定辞退を補填するために、補欠合格者として保留にするケースがありました。内定辞退者が少なければ不合格になりますし、内定辞退者が多いときは合格になることもあります。
内定承諾書返信後の対応になるので、連絡が2週間以上かかってしまいますが、補欠合格者は合格になる可能性があるので、連絡が遅くなるときは選考に時間がかかっているなど状況説明の連絡をしていました。
面接の結果が来るのに時間がかかる8つの理由
面接の結果が来るのに時間がかかる8つの理由
面接の結果通知に時間がかかるのには必ず理由があります。時間がかかる理由は企業によってさまざまですが、考えられる理由がわかれば精神的に楽になり、心配や焦りを軽減することができるでしょう。
ここでは、面接の結果連絡が来ない8つの理由を解説していきます。
①休日を挟んでいる
採用担当者にはもちろん休日があり、その期間は採用活動も止まるためその分連絡が来るのも遅くなります。
一般的に、採用担当者は土日休みであることが多いため、土日を挟む場合は、結果の連絡が遅くなる可能性があることを理解しておきましょう。
また、ゴールデンウィークやお盆、年末年始といった期間に長期休暇を取る会社も多くあります。長期休暇に入る前に選考を受けた学生は、面接結果の通知がかなり遅くなる可能性があるので、その点も頭に入れておきましょう。
前述のとおり、土日に面接の結果が来ることは少ないですが、最終面接の場合はどうなのでしょうか。以下の記事で詳しく解説しています。
最終面接の結果は土日を挟むとどうなる? 連絡が来ない原因を解説
②次の面接日程の調整に手間取っている
合格が決まっているものの、次の面接日程の調整に手間取って連絡が遅くなるケースもあります。
応募者の人数や面接官のスケジュールなどを考慮して、次の面接日程を組み立てなければいけないので、そこの調整が上手くいかないと必然的に連絡するのも遅くなってしまうのです。
面接官は面接以外の業務をおこなっていることが多く、ほかの業務との兼ね合いがあるので、そういった背景も理解しておくようにしましょう。
③採用担当者が多忙で連絡が遅れている
採用担当者は新卒の採用活動だけでなく、中途社員の採用や自社の社員の研修、人事評価・労務管理などさまざまな業務を担っている可能性があります。
加えて、応募者が多い企業や採用枠の多い大企業などの採用担当者は、対応しなければいけないことが必然的に増えるため、かなり忙しくなる傾向にあります。
このような状況から、面接の結果を送る時間が取れず、連絡するのが予想より遅れてしまうケースがあるのです。
採用担当者が忙しくなる時期は企業規模や採用方法によって変わりますが、1年間のうち1月から忙しくなりはじめ、4月くらいまでに忙しさのピークを迎える企業が多いように思います。
就職活動=採用活動であるため、学生と同じ時期に忙しくなるので、連絡が遅くなることもあるのです。
④ほかの学生の面接が終わるのを待っている
基本的に企業は採用枠を決めていて、応募者を比較したうえで合否を判断しています。そのため、最初に面接を受ける学生は、ほかの学生の面接が終わるのを待つ必要があり、結果が出るのに時間がかかります。
たとえば、採用枠が10人で応募者が100人いたとします。この時、最初に面接を受けた学生は、残り99人の面接が終わるのを待たなければいけないケースもあるということです。
これは極端な例ですが、応募人数が多い企業ほどこのような状況になる可能性があるといえます。
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⑤権限を持っている人が不在となっている
採用担当者が合格としたくても、会社のルールで権限を持っている人の承諾を得る必要がある企業が多数あります。
特に選考終盤になってくると、合否の決定権を持つ人は社長や役員といった上層部のみであるケースが多く、権限を持っている人が長期出張や長期休暇などによって承認が下りない状況になると、当然面接の結果連絡も遅くなってしまいます。
⑥社内での選考評価が分かれている
面接は将来的に企業で活躍できる人材を慎重に見極める場となります。そのため、面接官や採用担当者、募集職種の上司などが協議をして合否を決めているケースもあります。
特に最終面接は、選考序盤のように迷ったら次の選考へ進めるということができないので、社内協議はより慎重におこなわれる傾向にあります。
複数人で協議している場合、意見が分かれてしまい合否の判断が遅れる可能性があることも頭に入れておきましょう。
⑦ほかの合格者に連絡している
面接の結果連絡は基本的に不合格者よりも先に合格者への連絡をします。なぜなら、合格者への連絡が遅くなるほど、選考を辞退される可能性が高くなるからです。
また、企業によっては合格者と不合格者以外に、補欠合格者枠を設けているケースがあります。この場合は、合格した人の中から辞退者が出たときに繰り上げで合格にするために、あえて連絡を遅らせているのです。
企業は採用人数に目標を設定しています。特に新卒採用では、企業の将来を担う人材の採用をおこなうため、退職する人数を見越して採用をおこなっています。
目標人数を採用するために、保険として補欠合格枠を設けているので、一時的にキープされる形になり、必然的に連絡が遅くなってしまうのです。
⑧不合格者に連絡をしない方針を取っている
企業によっては不採用者に対して連絡しないところもあります。「採用者のみに連絡する」と、事前に言ってくれるケースもありますが、そうでない企業も多くあるので注意してください。
採用枠が多く応募者も多くなる大企業は、合格者に連絡するだけでもかなりの時間を要するため、不合格者に連絡する時間を取れないという背景もあるようです。
- 面接を受けてから1カ月以上結果が来ていません。これはもう不合格が決まっているということでしょうか?
100%ではないが不合格の確率が高い
ほかの学生の選考が終わるのを待っている場合や合格者の内定承諾書の提出を待っているなどの理由も考えられますが、通常は面接から1カ月以上待たせる場合は何らかの連絡をします。そのため、残念ながら不合格の可能性が高いといえます。
採用者のみに連絡をすると告知している場合や何も伝えず不合格者に連絡をしない企業もありますが、待っているだけでは今後の就活に影響するので、採用担当者に確認をしてみるといいでしょう。
確認をして不合格や納得できる回答でなければ、気持ちを切り替えて就活に臨んでください。
不合格者に合否の連絡をしないことを「サイレントお祈り」と言います。サイレントお祈りの実態についてはこちらで詳しく解説しています。
サイレントお祈りの実態|合否を判断する方法と割り切る3つのコツ
アドバイザーコメント
鈴木 洵市
プロフィールを見る学生のメンタル的な原因で面接結果が遅いと感じることがある
「面接の結果が来るのに時間がかかる8つの理由」としてほかに挙げられるものとしては、就活生の待つ気持ち側にあることも散見されます。
これは就職活動の面接という行為が、普段とはまったく異なった環境によって実施されるものになっているからです。
自身の将来の仕事が決まるという精神的な不安により、企業からは普段通りの合否結果を通達する期限であっても、待っている就活生側からすると不安な気持ちが勝ってしまうのです。
それにより、待つ時間が必要以上に長く感じてしまい、「何故連絡が来ないのだろう?」「自分に連絡をよこさないのは失礼なのではないか?」とまで考え込んでしまうケースが多いのです。
事前に確認しておけば不安が軽減される可能性もある
合否の連絡時期については、企業側に面接などでたずねておくことは問題ないので、もし企業から連絡がなければぜひ自分から聞いてみましょう。
自分から聞かないでただ待っているだけでは、なかなか気持ちも落ち着かず、ほかの会社の就職活動試験にも悪影響を及ぼしかねません。面接の最後などに簡単に聞いてみてください。
落ちついて対応しよう! 面接の結果が来ないときの対処法
落ちついて対応しよう! 面接の結果が来ないときの対処法
- メールボックスや着信履歴を確認してみる
- 面接案内のメールや資料で連絡の期日を確認する
- 採用担当者に直接連絡をしてみる
面接の結果がなかなか来ないと、結果ばかりが気になってしまいほかの選考に集中できないことがあります。
そのような状態になっている人に向けて、面接の結果が来ないときの対処法を3つ紹介します。今すぐにできる方法なのでぜひ実践してみてください。
面接官からの評価が点数でわかる! 本番に備えて面接力を測定しよう!
自分が面接官の目にどう映っているか、きちんと把握できていますか?
「面接力診断」では、あなたが面接本番でどれほどの力を発揮できるかを100点満点で測ります。
39点以下だと実力を発揮できていない可能性が高いです。診断結果から改善策を提案するので、本番に向けて対策しましょう。
- もうすぐ初めての面接がある人
- 自信のあった面接に落ちてしまった人
- 面接への不安を和らげたい人
①メールボックスや着信履歴を確認してみる
まずできる行動は、メールや電話の履歴を確認することです。
面接結果の連絡方法は企業によって異なります。たとえば、電話で来ると思い込んでしまうと、メールの確認を疎かにしてしまうケースもあります。
間違って着信拒否をしていたり、迷惑メールフィルターに登録していたりするケースもあるので、スマートフォンの設定も一通り確認してみてください。
面接結果がメールで届く場合もあるので、メールアドレスが迷惑フォルダーに入らないように設定をして、採用担当者からの連絡がわかるように連絡先を登録しておくといいですね。またメールや電話の履歴を忘れずに確認をしましょう。
②面接案内のメールや資料で連絡の期日を確認する
面接結果がなかなか来ないときは、面接案内のメールや企業説明会で配られた資料を見て、合否連絡の期限が記載されていないか確認してみてください。メールや資料に「〇日以内に連絡します」や「合格者のみに連絡します」などと記載されている可能性があるからです。
企業の採用ページは、手持ちのパソコンやスマホですぐにアクセスできるので、気になる人はすぐに確認してみてください。
③採用担当者に直接連絡をしてみる
明確な期日を指定されていたのにもかかわらず連絡が来なかった場合は、採用担当者に直接連絡をして確認してみましょう。採用活動中の採用担当者は多忙であるため、連絡するのを忘れている可能性もあるからです。
連絡の期日が明確に設定されていない場合は、2週間ほど経ったタイミングで連絡をしてみましょう。あまりにも早く確認の連絡をすると、せかしているように見えてしまうので注意が必要です。
採用担当者に合否の確認を連絡するタイミングは、期日が設定されている場合は翌日に連絡を入れると連絡の入れ違いを防げますよ。
また期日が設定されていないときは、本文で解説されているとおり2週間ほどの期間を空けるとマイナス印象を避けられます。
面接の結果を待つ時間はほかのことに集中できませんよね。以下の記事では、面接の合否連絡が来るタイミングや待つ間にできることをまとめているので参考にしてみてください。
面接の合否連絡はいつくる? 適切な問い合わせのタイミングも解説
面接の結果を採用担当者に確認する際の注意点
面接の結果が来ない場合は、採用担当者に確認しても問題ありませんが、何も考えずに連絡してしまうと、相手に迷惑をかける可能性があるので注意してください。
時間帯や連絡手段など気を付ける点が多くあるので、これから解説する点を守って連絡するようにしてください。
就業時間外に連絡をしない
採用担当者に確認するときは、相手が返事をしやすい時間帯に送るのが一般的なビジネスマナーです。
当然のことですが、就業時間外は採用担当者が対応できないため、返事が返ってくる可能性は低くなります。また就業時間外に連絡をすると、「ビジネスマナーがない人」というイメージを持たれかねません。
また就業時間内であっても、業務が忙しくなる時間帯や昼休みを取っている時間帯での連絡は避けましょう。
たとえば、9時から18時が就業時間となっている企業であれば、午前中は10時から12時、午後は14時から17時ぐらいを目安に連絡するようにしてください。なぜなら、始業したての9時は朝会や業務の準備、12から14時は昼休憩、17時以降は会議や業務日報などでバタバタすることが多いからです。
企業の就業時間は企業のホームページ(HP)に書いていることが多いので、連絡する前に一度確認してみてください。
企業に連絡すると良い時間帯としては、よほどのことがない限りはやはり企業の就業時間内が適しています。特に10時くらいが朝のバタバタした作業を終えているので良いかもしれないですね。
連絡は電話ではなくメールにする
電話で直接聞いた方が早いと考える人もいますが、電話だと採用担当者が忙しいときに迷惑になってしまう可能性があります。
そのため連絡の手段は、採用担当者のタイミングで返信ができるメールでおこなうようにしてください。基本的に1日の業務のスケジュールの中にメールチェックの時間が入っているので、メールでも十分気付いてくれます。
- 企業に面接結果を確認するメールをしても返信がありません。この場合、どのような対応を取ればいいですか?
電話でメールが届いているか確認をしよう
企業への確認メールに返信がないときは、まずは宛先に誤りがないかを確認してください。
宛先が間違っていないことを確認したうえで、電話でメールが届いたかどうかの確認をしましょう。もしかしたら迷惑メールフォルダにメールが振り分けられていたり、ほかのメールに埋もれてしまったりしている可能性があります。
何度もメールを送るとマイナス印象になりかねないので、電話で確認をするのがおすすめです。
面接の不安を解消! 本番前に面接力を測って弱点を発見しよう
不安を抱えたまま面接本番に臨むと、面接官に好印象を残せず、内定が遠のいてしまう可能性があります。
そんなときこそ「面接力診断」を受けましょう。
簡単な質問に答えるだけで自分の弱点がわかり、改善方法も提案してもらえます。ぜひ活用して面接を突破してください。
- 近く面接本番を控えている人
- 自分の面接の改善点を知りたい人
- 過去の面接で力を発揮しきれなかった人
合否をその場で聞かないようにする
結果の連絡が来ていないということは、合否がまだ決まっていない可能性があります。合否が決まっていない状態で結果の催促をするのは、相手を困らせる行動になるので、合否を直接聞くような表現は避けましょう。
合否の催促をしてしまうと、「自分のことしか考えられない人なのかな?」と思われる恐れがあります。
確認する際は、「合否はどうなっていますが?」ではなく、「いつ頃結果が出ますか?」というようなニュアンスにして、相手が答えやすいような質問にしましょう。
採用担当者に結果を確認するときのOK例
面接の結果につきまして、ご連絡いただける時期の目安をご教示いただくことは可能でしょうか。
採用担当者に合否を催促しているNG例
先日受けた面接の結果がまだ届いていないのですが、合否をご教示いただけませんか。
アドバイザーコメント
鈴木 洵市
プロフィールを見る面接の合否確認をすることは避けよう
面接の結果を確認する際の注意点の中で一番気を付けておかなければならないことは、「合否をその場で聞かないようにする」という点です。
学生の立場からすると、自分の面接の合否を不安に思った結果、つい聞いてしまいそうになるかもしれません。しかし、企業に結果を問い詰めるように連絡をすると「ビジネスマナーや礼儀がなっていない人」というレッテルが貼られてしまう可能性もあります。
このようなレッテルを貼られてしまうと、次の採用ステップ時に良い印象を残せていないため、悪い結果を招いてしまうことも考えられるのです。
就職活動の面接での不安感というものは、私も感じた経験はあります。しかし、軽いつもりで結果について聞いてしまうことだけは避けるようにしてください。
面接結果を聞くときのメール例文
採用担当者にメールを送る際に、「面接結果の確認メールはどんな文章で送ればいいの?」と悩んでしまう学生は多くいます。
面接結果を確認するメールを作成する際は以下の点を意識することが重要です。
メールで企業に問い合わせる前に確認したいチェックポイント
- 件名だけを見て内容がわかるようにする
- はじめは宛名、終わりは署名を入れる
- 挨拶と相手に対する配慮の言葉を入れる
- 本題を簡潔な文章でまとめる
上記のポイントを踏まえたメールの例文を作成したので、こちらを参考にしてメールを書いてみてください。
送信メッセージ
TO〇〇〇〇@theport.jp
CC
件名新卒採用 二次面接の結果について(○○大学 港太郎)
○○株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
○月○日に二次面接をしていただいた○○大学の港太郎と申します。
先日はご多忙の中、貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました。
二次面接の結果につきまして、●月●日までにご連絡をいただけると伺っていたので、状況を確認させていただきたくメールをお送りいたしました。
本来であれば、面接時にご確認すべきところ、メールでのご確認となり申し訳ございません。
お手数をお掛けしてしまい大変恐縮ですが、ご対応よろしくお願いします。
——————————————————
港 太郎(みなと たろう)
◯◯大学 ◯◯学部 ◯◯学科 4年
携帯電話:090-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メールアドレス:◯◯◯◯@xxx.com
——————————————————
上記のように合否を確認するような文面にはせず、選考状況の確認をする趣旨の内容にしてください。また相手を責めるような表現は使わず、自分にも落ち度があったという文章を入れて、相手を思いやるメールを送りましょう。
採否がどうなっているのかと選考結果を問うのではなく、選考状況の確認をしたいといった文章にしましょう。
件名は、最終面接の選考状況の確認など採用担当者がわかるようにして、大学名と氏名も記載しておくと良いでしょう。本文は、宛名、挨拶文、署名を忘れずに記載してください。
面接の結果を待っている間にやっておきたいこと
面接の結果を待っている間にやっておきたいこと
- 面接の振り返り
- 他社の選考状況の確認
- 次の選考に向けた準備
面接の結果が来ないとそのことばかり考えてしまいがちですが、結果が来ていないということは、不合格の場合も考慮しなければいけません。
「面接結果が来てからほかの企業について考えよう」といった気持ちでいると、他社の選考準備が後手に周り、準備不足により思うような結果を出せないことにもつながります。
そうならないように、面接の結果を待っているときにやってほしい行動を3つ紹介します。
①面接の振り返り
面接が終わってすぐやってほしいのが、その面接の振り返りです。面接の振り返りをしないと、良い点も課題点もわからない状態になってしまいます。
特に課題点がわからないと、次回以降の面接でも同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高くなるので、記憶が鮮明のうちに振り返りをすることはとても重要です。
面接の振り返りをする際のポイント
- 何の質問をされたか
- 深掘りをされた質問はなかったか
- 上手く答えられた質問はあったか
- 上手く答えられなかった質問はなかったか
- 上手く答えられなかった原因は何なのか
- 声の大きさや話すテンポは問題なかったか
このように細かく振り返りをすると、現状の課題点が見えてくるはずです。上手く回答できなかった質問がある場合は、次にその質問をされたとき答えられる状態にしておく必要があります。
面接が終わったからといって、就活そのものが終わるわけではありません。面接の結果が来るまでは、油断しないように注意してください。
面接の結果ばかりを気にしてしまって、面接の振り返りを怠ることは就活生にとって大きな失敗につながります。
面接では100%うまくいくことはほぼありません。その失敗の中から次回の面接に活かすことが一番重要です。
採用面接でよくされる質問についてはこちらでまとめてあります。回答例も載っているので、対策に役立ててみてください。
面接の質問150選! 回答例から答え方まで質問対策を完全網羅
②他社の選考状況の確認
面接の結果待ちのときは、他社の選考状況をいったん確認して整理をしましょう。「志望度の高い企業の選考はいつか」「選考中の企業は後いくつあるか」などを考え、今後のスケジュールをチェックしてください。
今後の日程がわかれば、次にどの企業の選考準備をすれば良いのか明確になります。また選考を受けている企業が少なくなっているなら、ほかの企業にエントリーすることも検討しなければいけません。
時期が進むほどエントリーできる企業も絞られてきてしまうので、リスクヘッジのためにも定期的に選考を受けている企業数は確認するようにしてください。
結果を待っている間は、不合格になる可能性も考慮して他社の選考状況の確認をおこない、必要な対策をしておくことが重要です。
他社の選考が進んでいる場合は面接対策などをおこない、選考が進んでいる企業が少なければ新たなエントリーの検討をしてください。
もしほかに選考を受けている企業がない場合は、再度企業を絞ってエントリーをしてみましょう。企業の選定の仕方は下記記事で解説しています。
就活のエントリー数で間違うと悲惨! あなたに合った選び方を解説
③次の選考に向けた準備
次に選考を受ける企業がわかったら、その企業の選考対策をしていきましょう。面接の結果を待っている間に他社の選考対策を何もしないと、不合格だった際に何も準備ができていない状況になってしまいます。
面接の結果は学生がコントロールできるものではないので、結果が出るまでは気を抜かず、次の選考の準備を怠らないようにしてください。
エントリーシート(ES)や筆記試験対策、そして面接対策というように、選考段階に合った対策を引き続きおこなって準備万端な状態で次の選考に臨めれば、それだけ結果が出る可能性が高くなりますよ。
これからESを書く人は、ESに必ずといって良いほど聞かれる「志望動機」と「自己PR」の書き方について知っておくと、書類選考を突破できる確率を上げられます。以下の記事で、詳しい書き方を解説しているので参考にしてください。
志望動機の書き方
例文12選|受かる志望動機をエントリーシートに書く4つのステップ
自己PRの書き方
例文15選|エントリーシートの自己PRで人事を惹き込むコツを解説
就活の筆記試験は適性検査ともいわれ、さまざまな種類があります。以下の記事で適性検査の種類や内容を詳しく解説しているので、これから受ける人は参考にしてください。
適性試験完全ガイド|試験内容から合格必至の勉強方法まで解説
他社の選考を受ける場合は、面接対策は必須といえます。以下で一次、二次、最終面接の対策を紹介しているので、参考にしてください。
一次面接
一次面接を突破する4つの秘訣|頻出質問や落ちる人の特徴も解説
二次面接
二次面接は深掘り質問に注意! 回答例や失敗する学生の特徴を解説
最終面接
最終面接の合格率を高める6つの対策|頻出質問と回答例文で徹底解説
面接の結果がいつ来るのか面接終了時に聞くのも一つの選択肢
もし面接の結果がいつ来るのか気になるのであれば、面接の最後に聞いてみるのも一つの選択肢です。基本的に面接の最後には「最後に何か質問はありますか?」と面接官が聞いてくれます。
このタイミングで、「選考結果は何日ぐらいで通知されますか?」と聞けば答えてくれる可能性があります。ただ、このときに明確な日にちを答えてくれないケースもあるので、その場合は大人しく引き下がりましょう。
しつこく聞くと印象が悪くなってしまうので、「少し気になったため聞いてみました」程度のニュアンスに押さえてください。
面接の結果がいつ来るかを質問するときは、前述のとおり最後の逆質問のタイミングにしましょう。
面接の途中に聞いてしまうと、面接官も面接に力が入らなくなってしまうことがあるので、適切なタイミングを見極めましょう。
結果連絡を聞く以外にも有効な逆質問はたくさんあります。以下で一次、最終面接で役立つ逆質問を紹介しているので、こちらも併せて参考にしてください。
一次面接の逆質問集
一次面接の逆質問例60選|4つのポイントを押さえて好印象をつかもう
最終面接の逆質問集
最終面接の逆質問30選! 内定をつかむ必須準備と差別化のコツを解説
面接の結果がいつ来るのかは気にしすぎないで今できることに集中しよう
面接の結果がいつ来るのかは、誰もが気になるところです。しかし、終わった面接の結果はコントロールできるものではないので、その面接の振り返りをして次の選考にいち早く備えることが重要です。
もし結果連絡の期限が過ぎて、どうしても結果が気になる場合は、採用担当者に連絡をして聞いてみましょう。連絡手段は採用担当者の都合が良いタイミングで返信ができるメールにしてください。
手ごたえがあった面接ほど、連絡がないと気になるものですが、気にしすぎず適切な対応をして、納得できる状態で就活を終えられるよう進めていきましょう。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見る自分がコントロールできる就活対策に集中しよう
記事の内容を読んでもなお、面接の結果がこなくて後ろ向きになっている学生もいるのではないでしょうか。
たしかに、志望度が高ければ高いほど不安になりますよね。しかし、選考結果が来るかどうかはあなたがコントロールできることではありません。そのため、自分がコントロールできる就活対策に取り組みましょう。
入社後も自分でコントロールできないことは多くある
就活だけでなく入社後にも自分ではコントロールできないことが多々あります。たとえば、社内の評価や取引先からの評価も同じです。
自分でコントロールできないことばかりに気を取られると、自分の努力で変えられることに取り組めなくなってしまいますよね。そうなると、自分の成長の機会を失ってしまいかねないのです。
就活においても、マイナスな結果が出たとしても次に備えられるように、自己分析や企業分析など自分がコントロールできることに注力することで内定獲得に近付きますよ。また、このようなマインドを就活を通じてトレーニングすることで、就職後にも結果に一喜一憂せず成長できる人材になります。就活を通じて社会人に必要なマインドを身につけましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者
Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる
プロフィール詳細キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
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