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自己分析でなぜなぜ分析は有効ですか?

就職活動の自己分析で、なぜなぜ分析という手法が良いと聞きました。これは本当に有効なのでしょうか?

私はこれまで自己分析をしても、なかなか自分の強みや弱み、本当にやりたいことを見つけることができませんでした。表面的な理由で止まってしまい、深掘りできないのが悩みです。

なぜなぜ分析を使うことで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか? また、効果的に自己理解を深めるための、具体的なやり方やコツについて教えていただけますか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

鈴木 洵市

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なぜなぜ分析は超有効! 自分の強みを深く掘り下げよう

自己分析において、なぜなぜ分析は非常に有効な手法です。特に自身の強みやアピールポイントの根拠を明確にし、説得力を持たせるうえで大きく役立ちます。

多くの学生が「私の強みは〇〇です」と結論だけを伝えがちですが、面接官が本当に知りたいのは、その強みがどのような経験に裏打ちされているのかという点です。

そこでなぜなぜ分析が活きてきます。たとえば、「コミュニケーション能力が高い」という強みに対して、「なぜそう言えるのか?」と問いかけることから始めます。

すると、「アルバイトで活かせた経験があるから」という答えが出てくるかもしれません。

一つのエピソードに対して「なぜ?」を繰り返して説得力のある自己PRにしよう

さらに「どのようにアルバイトで活かせたのか?」と掘り下げると、「顧客一人ひとりのニーズを汲み取り、最適な提案を心掛けた結果、売上目標の達成に貢献できた経験がある」といった具体的なエピソードにたどり着くでしょう。

このように、「なぜ?」を5回ほど繰り返すことで、一つの事象を深く掘り下げ、行動の動機や背景を言語化できます。

このプロセスを通じて、誰にも真似できない、あなただけのオリジナルな自己PRを構築できるのです。

国家資格キャリアコンサルタント

畠山 千春

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なぜなぜ分析で自分の価値観を見つける! 過去の意思決定を掘り下げよう

なぜなぜ分析は、自身の核となる価値観を見つけるうえで非常に有効な手法です。自分の強みや弱みを直接考えようとしても、なかなか思いつかない人は多いと思います。

しかし、過去の意思決定の場面、たとえば「なぜその大学を選んだのか」「なぜそのアルバイトを始めたのか」といった具体的な行動に対して「なぜ?」を繰り返していくと、その根底にある自分特有の考え方や価値観が浮かび上がってくるのです。

他者の視点を入れるとさらに効果的! 新たな自分を見つけてみよう

この分析は、感情の起伏が大きかった点を掘り下げるモチベーショングラフと組み合わせると、より効果的です。

モチベーションが上がったとき、下がったときに「なぜ?」と問うことで、自分の原動力やストレス要因が明確になります。

また、一人でおこなうだけでなく、友人や家族など第三者に協力してもらい、「なぜそう思ったの?」と客観的な視点で深掘りしてもらうと、自分では気付かなかった新たな発見があるでしょう。

「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。

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