Q
その他
回答しない
ボーナスがない会社のメリットはありますか?
転職を考えているのですが、求人を見ているとボーナスがない会社も少なくないことに気づきました。ボーナスは年収を大きく左右するイメージがあったので、正直なところ「ボーナスがないのはデメリットしかないのでは」と考えてしまいます。
ただ、ボーナスがない会社がこれだけ多いのにも、何かメリットがあるのではないかとも感じています。
ボーナスがない会社を選ぶことで、具体的にどのようなメリットが考えられるのか教えて頂きたいです。また、転職先を選ぶ際に、ボーナスがないことをどう捉え、どのような点に注目して企業を判断すれば良いか、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ボーナスの支給額には差があるのが事実
正直なところ、ボーナスはあるに越したことはないと思います。雇用形態でも違ってはくるものの、ボーナスは企業の業績に影響されるため、必ず支給される訳ではないことも理解しておきましょう。
また、ボーナスについては「支給額〇カ月分」などと表記されていることが多いです。しかし、これはあくまで実績の平均を示しているにすぎません。実際には、支給額に個人差があります。
そのため、この情報だけを鵜呑みにして企業選びの判断基準にしてしまうと、「思っていたのと違った」と後悔する可能性もあるため、注意が必要です。
仕事内容や月給・福利厚生などほかの要素も総合的に見よう
基本的な考え方として、仕事内容を優先して転職活動をしている場合は、ボーナスの有無をあまり重要な条件としない方が良いでしょう。たとえボーナスがなくても、「やりたい仕事に就けるのであれば問題ない」と考えるのも一つの選択です。
一般的にはボーナスを支給している企業が多いものの、支給のない会社でも、福利厚生が充実していたり、月給が高めに設定されていたり、インセンティブ制度があるなど、ほかの形で還元されているケースもあります。そういった点をしっかり確認することが大切です。
また、現時点でボーナスがない場合でも、業績が上がれば今後支給される可能性もあります。条件は変化していくものであるという前提を持ったうえで、やりたい仕事内容を軸に企業を選ぶ姿勢をおすすめします。
ボーナスなしのメリットは月給の高さと安定性
ボーナスがない会社は、年俸制を採用している場合が多く見られます。年俸制では、年間の給与総額を12カ月で均等に分けて支給するため、ボーナスのある会社と比べて、月々の手取り額が高くなる傾向があります。
また、年俸制の給与は固定されているため、企業の業績によって左右されるボーナスとは異なり、収入が安定しやすいというメリットもあります。
そのため、「ボーナスをあてにしていたのに、業績悪化で大幅に減ってしまった」といったリスクが少なく、安定した生活設計を立てやすいのが特徴です。
給与制度だけでなく総合的に企業を選びをしよう
ただし、給与制度だけで企業を判断するのは早計です。昇給制度や福利厚生、働きがいや職場環境といった要素も含めて、総合的に検討することが大切だといえます。
以下の記事ではボーナスがない会社の特徴や隠れた魅力などを解説しています。興味のある会社がボーナスがなく、就職・転職に迷っているという人は、事前にチェックしておきましょう。
関連記事
なぜボーナスのない会社がある? 隠れた魅力や転職の基準を解説
ボーナスを支給しない会社と聞くと、年収や業績を心配する人もいるかもしれませんが、実はボーナスがないことで社員が得をすることもあるのです。記事ではボーナスのない会社の本音や、ボーナスを軸にした会社の見極め方をキャリアコンサルタントとともに解説します。
記事を読む

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります。
自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。