Q

その他
回答しない

グループディスカッションで役割を決めないのは良くないですか?

近々グループディスカッションに参加する就活生です。

グルディスは役割分担をおこなうことが一般的だそうですが、個人的には役割を相談する時間をわざわざ作るよりも話し合いを始めたほうが効率が良い気がしています。

もし役割を決めずにディスカッションを始めた場合、企業の方から良くない印象を持たれてしまうでしょうか?

友人のなかには、役割分担の指示などが特にされなかった人もいるそうなので、そもそも決めない形式でおこなわれるグループディスカッションもあるのかについても気になっています。

役割を決めない場合のメリットとデメリットや、役割を決めずに進める場合に意識すべき点など、アドバイスがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

プロフィールを見る

一概に悪いとは言えない! メリットとデメリットを理解しよう

グループディスカッションで役割を決めずに進めるのは、必ずしも悪いことではなく、有効な戦略の一つです。しかし、その進め方にはメリットとデメリットの両方が存在します。

メリットとしては、特定の役割に縛られないことで全員が当事者意識を持ち、議論が活発になる点が挙げられるでしょう。

一方でデメリットとして、議論が拡散してまとまらなくなったり、時間管理が疎かになったりするリスクもともないます。

他責や時間超過に注意! 見えない配慮が重要

この方法を提案する際は、まずほかのメンバー全員の同意を得ることが不可欠です。そのうえで、提案者自身が議論の脱線や時間配分に裏で気を配り、議論をまとめる責任を暗黙的に負う覚悟が必要となります。

企業側の評価としては、事前に役割分担の指示がない限り、役割を決めなかったこと自体がマイナス評価につながることはありません。

ただし、「役割を決めてください」という指示があったにもかかわらず従わなかった場合は、指示を聞けないと判断されるため注意が必要です。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

プロフィールを見る

役割決めは手段! 本質を見極めて議論の深化を目指そう

グループディスカッションにおける役割決めは、あくまで議論の目的であるグループで納得解を導き出すための手段に過ぎません。

したがって、役割を決めなくてもスムーズに話し合いが進むのであれば、無理に決める必要はないでしょう。

役割を決めたかどうかで企業が評価の点数をつけることは考えにくく、あくまで議論の内容が深まっているかが評価対象となるのです。

企業によっては、話し合いに参加できない人が出ないよう、参加を保証する意味で役割設定をうながすケースもありますが、参加者の自主性に任せるグループディスカッションも存在します。

評価されるのは議論の質! 一人ひとりが進行役の意識を持とう

役割を決めないメリットは、役割決めに時間を費やすことなく、その分を議論に有効活用できる点や、役割に縛られず自由な意見が出やすくなる点です。

一方でデメリットとしては、進行がうまくいかなかったり、一部の人だけが話し続けてしまうリスクが挙げられます。

役割を決めずに参加する際は、常に議論全体を俯瞰し、円滑な進行を意識するファシリテーターとしての視点を持って臨むことが重要です。

グループディスカッションの役割を決める際、「そもそもどのような役割があるのか」や「どのようにして決めれば良いのか」など疑問を持つ人もいると思います。以下の記事ではグループディスカッションの役割の種類や決め方などを解説しています。

関連記事

グループディスカッションの役割完全ガイド! 種類や役割の決め方も

グループディスカッションの役割は、自身の適性を理解して決めることが重要です。本記事ではグループディスカッションの役割をキャリアコンサルタントとともに解説します。各役割に向いている人も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

記事を読む

グループディスカッションの役割完全ガイド! 種類や役割の決め方も

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”“改善点”が明確になります。

もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
・まだ面接を受けたことがない人
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア