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介護職の面接では、どのような質問内容が多いでしょうか?

介護職への就職を検討しているのですが、面接でどのような質問をされるのかあまりイメージできません。

志望動機や自己PRなど基本的なことはイメージできますが、それらの質問以外に、介護業界ならではの質問があれば具体例をいくつか教えていただけると嬉しいです。

また介護職の採用面接では、どのような点が特に重視されるのでしょうか?

よく聞かれる質問例や、それに対する効果的な回答のポイント、企業側に特に重視される点などについて、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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介護職の面接では人柄と実践力が見られている! 前向きな姿勢をアピール

介護職の面接では、志望動機や自己PRといった基本的な質問に加えて、介護現場ならではの具体的な質問が多く見られます。

たとえば、「高齢者や障がい者とかかわった経験はありますか」、「ストレスを感じたとき、どのように対処しますか」、「利用者やご家族とトラブルがあった場合、どのように対応しますか」といった、実際の現場で起こりうる状況への対応力を問う質問が特徴的です。

また、「夜勤やシフト勤務に対応できますか」、「チームで働く際に心掛けていることは何ですか」といった、働き方や協調性についての質問もよく出されます。

ただし、夜勤やシフト勤務については、日勤専従の募集など施設によっては問われない場合もあるため一概には言えません。

企業側が特に重視しているのは、応募者の人柄やコミュニケーション力、そして相手の立場を思いやる姿勢です。

介護の現場では、利用者やその家族との信頼関係が非常に大切なため、誠実さや柔軟な対応力、困難な状況でも前向きに取り組む姿勢が高く評価されます。

具体的なエピソードで思いやりや対応力を伝えよう! 自分の言葉で語る準備を

面接で回答する際は、具体的なエピソードを交えて自分の強みや経験を伝えることが効果的です。

たとえば、学生時代のボランティア活動やアルバイト経験から、相手の気持ちを尊重しながら行動した経験、チームで協力して課題を乗り越えた体験などを話すと、より説得力が増します。

さらに、志望動機や自己PRに加えて、介護業界の現状や課題について自分なりの意見を持っていることも、場合によってはアピールポイントになるでしょう。

事前に業界研究をおこない、応募先の施設や法人の理念や特色を理解したうえで、「自分がどのように貢献できるか」を具体的に伝えると、面接官の印象に残りやすくなります。

緊張するかもしれませんが、自分らしい言葉で誠実に伝えることが大切です。自信を持って面接に臨んでください。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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ストレス耐性を見極められる! 業界への理解を示す志望動機の作成が大切

介護の現場は心身ともに大変な側面があるため、面接ではストレス耐性やタフさ、しんどい状況からの回復力などが見られます。

そのため、困難な状況でもめげずにやり遂げた経験などを通じて、粘り強さをアピールできると良いでしょう。

志望動機が「社会貢献」といった綺麗な言葉だけで薄くなっていないか、厳しい現状への理解があるかという点は深く問われます。

知識や覚悟が問われる! 具体的なエピソードで伝えよう

また、普段から高齢者とのかかわりがあるか、介護についてどの程度の知識をもっているかといった点も確認されるでしょう。自身の具体的なエピソードを交えて、覚悟を伝えることが重要です。

意外と介護保険制度など時事ネタに関する知識を問われることもあるので、準備しておきましょう。

以下の記事では、介護職の採用選考で刺さる志望動機の書き方を解説しています。「介護職を志望しているがどう志望動機を作れば良いかわからない」と悩む人はチェックしておきましょう。

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