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面接で話す志望動機がエントリーシート(ES)と違うのは良くないですか?

就職活動中の大学3年生です。先日、面接で志望動機を話す際、ESに書いた内容と少し違った観点から伝えてしまいました。ES提出から時間が経ち、企業研究を深めたり、OB訪問をしたりするなかで、当初考えていた志望動機に新たに感じたことやエピソードができたためです。

皆さんから見て、志望動機の内容が面接とESで違うのはありだと思いますか?

面接用に考えた新しい志望動機のほうが、より熱意を伝えられると思ったのですが、ESと違う内容を話したことで、一貫性がないとマイナスに思われていないか心配です。

面接で志望動機がESと違う場合、企業はどのように受け止めるのでしょうか?

もし違う内容を話す場合、どのように説明すれば良いかについてもアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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選考を通して考えが変化するのはOK! ただし伝え方に注意

ESを提出してから面接までの間に、企業研究が進むことで企業の新たな魅力に気付くことはよくあります。

そのため、面接で話す志望動機がESの内容と少し異なること自体は、決して悪いことではありません。

むしろ、企業への理解が深まった証拠として、ポジティブにとらえることもできます。

ただし、伝え方には工夫が必要です。何の脈絡もなくESとまったく違う話を始めると、面接官から「一貫性がない」などと不信感を抱かれてしまうかもしれません。

大切なのは、正直に、そして論理的に変化の経緯を説明することです。

前置きの一言で企業理解への熱意や成長性を伝えよう

まずはESに書いた志望動機が基本にあることを伝えたうえで、「その後の説明会で〇〇様のお話を伺い、貴社の△△という文化にさらに強く惹かれました」というように、考えが深まったきっかけを具体的に述べましょう。

このように、ES提出時から現在までの時間の経過を意識させ、「ポジティブな心境の変化」として伝えることで、学習意欲の高さや熱意をアピールすることにもつながります。

何も言わずに内容を変えるのではなく、ワンクッション置くことで、あなたの誠実な人柄も伝わるはずですよ。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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考えの変化は成長の証! 伝え方に工夫してアピールしよう

面接で話す志望動機がESの記載内容と異なっていても、なぜ内容が変わったのかをきちんと説明できれば問題ありません。

就職活動を進めるなかで考えが変化するのは自然なことなのです。

ただし、企業はあなたのESを評価して面接に呼んでいるため、伝え方は少し工夫しましょう。

心境の変化をエピソードを交えて伝えることで成長性の評価につながる!

話の冒頭で「ESに書いた内容から、さらに企業研究を進めるなかで少し視点が変わったのですが」と前置きをすると、面接官も話を聞く準備ができるためおすすめです。

そのうえで、考えが変わるに至った経緯やストーリーを具体的に語ることができれば、むしろ短期間で成長し続けている姿勢としてプラスに評価される可能性もあります。

面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。

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