この記事のまとめ
- 志望動機を作成する前に臨床検査技師と応募先の特徴を理解しよう
- 臨床検査技師の仕事内容は職場によって異なる
- コツやNG例を押さえて高評価を得られる臨床検査技師の志望動機を作成しよう
- 志望動機作成ツール
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この記事を読んでいる人に
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病院やクリニック、医療メーカーなど、臨床検査技師として働ける環境は多くあります。採用活動の中では「なぜそこを志望したのか」という志望動機が非常に重要です。志望先ならではの特徴や、自身が志望する背景となった具体的なエピソードを交えて志望動機を考えなければいけません。
しかし、「具体的にどう臨床検査技師の志望動機を書けば良いかわからない」「コツやポイントがあれば知りたい」と疑問や不安を持つ人もいるでしょう。
この記事では、キャリアコンサルタントの田邉さん、板谷さん、古田さんと一緒に、臨床検査技師の志望動機の書き方やコツ・ポイントを例文付きで解説します。臨床検査技師の志望動機に悩みを抱えていた人は、最後まで読んで参考にしてください。
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臨床検査技師と応募先の特徴を理解したうえで志望動機を作成しよう
一概に臨床検査技師といっても、就職先によって仕事内容が異なります。同じ業務の場合でも、病原菌を発見したり、標本を作ったりするなど目的が異なることもあります。そのため、志望動機を作成するにあたって応募先の特徴をよく理解することが大切なのです。
しかし、「具体的にどのようなポイントを押さえるべきかわからない」「記載してはいけない内容はあるのか」など、臨床検査技師の志望動機について疑問を持つ人は多いでしょう。
この記事では、前半で臨床検査技師の基本情報や志望動機を作成する際のコツなどをキャリアコンサルタントからのアドバイスも含めて解説。実際に文章を作成する前に押さえるべきポイントを把握しておきましょう。
そして、記事後半では臨床検査技師の志望動機の例文を就職先別・理由別・NG例文の3パターンに分けて紹介します。自分と似た状況の例文を見つけて、実際に作成する際の参考にしましょう。
志望動機を作る前に確認! 臨床検査技師の基本情報
臨床検査技師の基本情報
- 臨床検査技師とは
- おもな仕事内容
- おもな就職先
臨床検査技師になるには、国家試験の合格が必要です。そのため、これから臨床検査技師になりたいと考えている人は、臨床検査技師についてある程度の理解はしているでしょう。
しかし、志望動機の作成には、「臨床検査技師」という基礎を振り返ることが大切です。基礎的なことを理解することで、志望動機を作成する際の視野が広がるからです。
ここからは、臨床検査技師の仕事内容や就職先などの基本的な情報を解説します。志望動機を考える前に、臨床検査技師について振り返ってみましょう。
臨床検査技師とは
臨床検査技師とは、医師の指示にしたがって患者の血液や尿などを検体したり、身体の検査をおこなったりする仕事です。
病院に勤務する臨床検査技師も多いですが、検体の検査を専門とした検査センターで働く人も少なくありません。
なお、臨床検査技師になるには臨床検査技師という国家資格を取得する必要があります。臨床検査技師の資格は、大学の医療系学部や短期大学の医療検査学科などを卒業することで受験資格が得られます。
おもな仕事内容
臨床検査技師の仕事内容は、大きく分けて検体検査と生体検査の2種類に分けられます。
検体検査と生体検査の違い
- 検体検査:患者の血液や尿などの検体から細菌やウイルスなどを調べて、病気の原因を見つけたり、細胞の標本を作ったりする仕事
- 生体検査:脳波検査や心電図検査など、患者の身体の表面や器官からデータを採る仕事
なお、必ずしも新しい病原菌を発見したり、データを分析したりするなど、研究職のような検査をするわけではありません。健康診断や腹部エコー検査も臨床検査技師の仕事内容に含まれることがあります。
具体的な仕事内容は就職先によって異なります。では、次にどのような就職先があるのかを見てみましょう。
臨床検査技師の仕事には、他にも検査試薬の作成や在庫管理などが含まれます。そのため、マニュアル的に仕事を進めるのではなく、検査対象ごとに臨機応変な対応が求められることを覚えておきましょう。
おもな就職先
臨床検査技師として働けるおもな就職先とそれぞれの仕事内容はこちらです。
就職先 | 仕事内容 |
---|---|
病院 | 検査業務全般を担当する |
クリニック | 生体検査を実施することが多い |
検査センター | 検体検査を実施することが多い |
健診センター | 検体検査と生体検査の両方をおこなうことがある |
保健所 | 細胞やウイルスなどの検体検査や、食品の理化学検査をおこなうことがある |
治験関連機関 | 治験業務の監視や確認などを担当する |
医療機器メーカー・製薬会社 | 業務内容は会社によって異なり、自社製品の開発に必要な研究を担当する |
大学研究室・研究所 | 企業や医療機関と連携して、研究・開発をおこなう |
このように、就職先によって仕事内容やその仕事の目的が異なります。自身に合った仕事をするためにも、臨床検査技師は就職先選びも非常に重要なことがわかりますね。
- まだ志望する就職先も決められていません…。どのような基準で選べば良いでしょうか。
自己分析をおこない自分が仕事に求めることを掘り下げよう
応募先を絞り込めていないということは、自己理解、自己分析が不十分である可能性があります。なぜこの仕事に就きたいと考えたのか、自分は仕事に何を求めているのか、まずはそこをしっかり明確にする必要があります。
具体的な方法として、以下のようなマトリックス表を活用してみましょう。
縦軸に臨床検査技師に関する求人を出している応募先を入れ、横軸に仕事に対して求める譲れない条件などを入れます。この方法なら、就職先機関を比較的簡単に絞り込むことができるのでおすすめです。
給与 | 休日 | 残業 | やりがい | 社風 | 評価制度 | |
---|---|---|---|---|---|---|
応募先A | ◎ | △ | ◯ | × | △ | ◯ |
応募先B | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ | × | △ |
応募先C | × | ◯ | △ | ◯ | ◎ | ◯ |
自分に合った仕事の見つけ方がわからないと悩む人は、こちらの記事を参考にしてください。
自分に合った仕事を簡単4ステップで発見! 後悔しない方法を解説
臨床検査技師の志望動機を作成する際のポイント・コツ
臨床検査技師の志望動機を作成する際のポイント・コツ
- 応募先ならではの特徴を踏まえた内容にする
- その応募先を選んだ理由を明確にする
- 入職後の臨床検査技師としてのビジョンを明確にする
臨床検査技師はさまざまな職場で活躍できるため、就職することがゴールであれば特別な対策はいらないかもしれません。ただ、前述のとおり、就職先によって仕事内容が大きく異なる場合があるため、やりたいことができるところに確実に就職するには、対策が必須です。
ここからは、臨床検査技師の志望動機を作成する際のポイントやコツを解説します。臨床検査技師の志望動機の作り方を理解できていない人は参考にしてください。
なお、志望動機の基本的な構成や書き方などがわからない人は、こちらの記事を参考にしてください。
志望動機はこの構成で決まり! 盛り込む6要素と伝える順番を解説
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応募先ならではの特徴を踏まえた内容にする
どこの職場でも言える内容や、その職場の特徴を押さえられていない志望動機は評価されにくくなります。「ほかの職場でも同じことを言っているのではないか」や「志望度が高くないのではないか」など、疑問を持たれる可能性があるからです。
一方で、その応募先にしかない「ならでは」の特徴を踏まえた内容にすることで、「我々のことをよく調べてくれている」や「熱意が伝わる」など、高評価を得られる可能性が高くなります。
応募先ならではの特徴はホームページ(HP)などからも把握できますが、実際に見学したり、職員の声を聞いたりすると、より正確な情報が得られるためおすすめです。
応募先の臨床検査技師の働き方をよく理解する
応募先の特徴を把握するだけでなく、その職場で臨床検査技師の働き方まで理解できていると、より内容の濃い志望動機を作成できるようになります。
応募先の臨床検査技師の働き方もHPの事業内容ページや採用ページの社員インタビューが掲載されているページなどで調べられるかもしれません。一方で、その職場で実際に臨床検査技師として働く人を見たり、声を聞いたりするのがおすすめです。
応募先の臨床検査技師の働き方を理解して、まずは自分と合いそうかを確かめ、志望動機に落とし込みましょう。
先輩の中で、応募先企業に就職している人がいるようであれば、学校のキャリアセンター経由でOBやOG訪問をおこない実際に話を聞いてみると良いでしょう。
また、応募先の事業内容や社員情報のページを確認したうえで、LinkedInやXで臨床検査技師として働く人々の投稿やコメントを読むことで仕事の実情について理解することができますよ。
その応募先を選んだ理由を明確にする
就職先を選ぶ際、直感で見極める人もいるでしょう。直感で見極めること自体はまったく問題ありません。ただ、志望動機を作成するにあたって「なぜそこを選んだのか」という理由を明確に言語化する必要があります。
応募先を選んだ理由を明確にする方法としておすすめなのが、魅力を感じた部分を書き出し、それぞれに「なぜ魅力に感じたのか」を自問することです。
たとえば、仕事内容に魅力を感じた場合は「〇〇というこの職場でしかできない仕事があるから」、職場の雰囲気に魅力を感じた場合は「アットホームだけど皆仕事は真面目に取り組むため楽しく成長できる」など、自問することでさらに自分の考えを深掘りできるようになります。
この作業を繰り返すことで、「その応募先の何に魅力を感じて選んだのか」という本質的な部分が見えてきますよ。
入職後の臨床検査技師としてのビジョンを明確にする
臨床検査技師の志望動機は「なぜ志望したのか」だけを伝えるだけでは評価を得られない可能性があります。志望動機をもとに、入職後にどのように活躍したいかというビジョンも明確にして、伝える必要があります。
面接官が気になっていることは志望者の現状だけではありません。入職後に活躍するイメージができるかどうかも見ています。面接官に自分が活躍する姿をより鮮明にイメージしてもらうためにも、「どのような働き方をするか」「どの分野で活躍したいか」など、入職後の臨床検査技師としてのビジョンを伝えることが重要です。
的を得たビジョンを描くためにも、やはり応募先の研究は欠かせません。
- 面接官に一緒に働いているイメージを持ってもらうためのコツはありますか。
志望先の「具体的な仕事」で入社後のビジョンを伝えよう
まだ社会人として働いた経験がないと、志望動機の何から面接官が一緒に働いているイメージを持つのかわからないですよね。面接官が一緒に働いているイメージを持つのは、学生が「実際の仕事で活躍できることをアピールしたとき」です。
たとえば、「貴社の病理部にて手術中に適切な判断をおこない手術に貢献します」と伝えると、具体度が増して働くイメージが持ちやすくなりますよね。
具体的な仕事を伝えるためには、SNSで情報収集をしたりOBOG訪問を活用したりして、企業分析に力を入れましょう。
キャリアビジョンの描き方がわからない人は、こちらの記事を参考にしてください。
キャリアビジョンとは|就活のプロが意義と描き方を徹底解説!
入社後にやりたいことの見つけ方や回答方法がわからないと悩む人は、以下の記事を参考にしてください。
例文10選|入社後にやりたいことの回答で押さえるべきコツは?
臨床検査技師に活かせる経験を具体的にする
ビジョンを明確にするにあたって、これまでの経験から臨床検査技師の業務に活かせるものを明確にし、具体的にするのがおすすめです。
「〇〇がやりたい」や「がんばります」と伝えることは誰にでもできます。ただ、面接官はその人がどのような経験を経て、臨床検査技師としてのビジョンを描いているのかを具体的に把握したいと考えるのです。
臨床検査技師に活かせる経験を具体化するためには、まずは臨床検査技師の仕事内容を網羅的、かつ具体的に把握し、そのうえでこれまでの経験を振り返ることが大切です。臨床検査技師の業務内容と自身の経験の両方を深掘りし、方向性がマッチする経験を伝えましょう。
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キャリアの専門家直伝! 臨床検査技師の志望動機のコツ
臨床検査技師の志望動機は、ポイントやコツを押さえることでほかの志願者との差別化ができ、高評価を得られる可能性が高くなります。
上記で解説したポイントやコツに加えて、面接官が何を考えているのかを把握しながら志望動機を作成することで、より良い文章になるでしょう。
そこで、キャリアの専門家であり、実際に採用経験のあるキャリアコンサルタントの板谷さんに、臨床検査技師の志望動機を作成する際のコツを聞いてみました。さらにより合格率アップを見込める志望動機を作りたいと考えている人は参考にしてください。
アドバイザーコメント
板谷 侑香里
プロフィールを見る臨床検査技師の志望動機は伝えるべき要点を具体的に書き出すことから始めよう
臨床検査技師の志望動機を作成する際は、まずはじめに、臨床検査技師としての具体的な将来像や興味のある専門分野、貢献方法について書き出してみましょう。
次に、応募先ならではの特徴を踏まえるために、応募先の仕事内容や設備、研修制度などを理解し、応募先の求めるスキルや方針と自分自身との合致点を明確にします。
「なぜその応募先を選んだのか」を明確にしつつ、自分がどのような貢献をすることができるか、入職後の臨床検査技師としてのビジョンまで伝えることがポイントです。
たとえば、自社製品の開発への意欲や、検査の効率化、がん細胞の早期発見への貢献、専門性を高める成長意欲や貢献意欲など、具体的な将来像を描いてみてください。
応募先への貢献度や理解の深さを自分の言葉で伝えることが大切
志望動機では、自己理解と応募先への理解をもとに、自分が将来貢献できるポイントを明確にし、自分ならではのエピソードと共に言語化することが大切です。この後の具体例を参考にしながら、魅力的な志望動機を作成しましょう。
就職先別! 臨床検査技師の志望動機の例文8選
臨床検査技師の志望動機の例文
前述のとおり、臨床検査技師の仕事内容は就職先によって異なります。そのため、就職先の特徴に沿った志望動機を作成する必要があるのです。しかし、実際にどんな志望動機を作成したら良いかわからない人もいるでしょう。
ここからは、臨床検査技師の志望動機の例文を8選紹介します。自分の状況に合った例文を見つけ、作成する際の参考としてください。
例文①病院の志望動機
病院の志望動機の例文
私が貴院を志望する理由は、患者とのコミュニケーションに重きをおいた臨床検査技師になり、患者が安心して治療を受けられるようにしたいと考えているからです。
このような考えを持った背景には、私の入院生活が挙げられます。
私は大学2年生のとき、幼少期から持っている持病が一時的に悪化して入院したことがあります。その際、臨床検査技師に血液や尿などを検査されました。説明は受けたものの、当時は何を目的に検査をするのか理解できず、不安になったことを覚えています。
そのとき、「自分だったら、患者ともっと綿密にコミュニケーションを取って、安心して検査を受けてもらえるようにしたい」と考え、志望するようになりました。
貴院を利用したことがあるのですが、患者とのコミュニケーションに重きを置いているように感じられました。私もその一員になり、患者に寄り添った対応を取りたいと考えています。
貴院に入職後は、医療に詳しくない患者でもわかりやすい説明をして、誰もが安心して検査に臨めるように努めてまいります。
自身の経験から一つの価値観が生まれ、それに基づいたスタンスを持ち、それを実行できる場所として選択したことがよく伝わる内容ですね。少々長く感じるため、もう少し要約しても良いでしょう。
例文②クリニックの志望動機
クリニックの志望動機の例文
私が貴院を志望する理由は、患者が自分の状態を具体的に把握できるようにしたいという思いがあるからです。
このような考えに至った背景には、私がクリニックで診療してもらった際の経験が挙げられます。
私は、幼少期から軽い症状の病気が多く、よくクリニックを利用していました。しかし、軽い症状とはいえ、幼少期の私にとっては不安が大きく、いつも泣きながらクリニックへ行っていたのを覚えています。
しかし、その際、臨床検査技師の方が丁寧かつ子どもでもわかるように私の状態を説明してくださり、安心して帰宅していました。このような経験から、私もどんな患者でも自分の状態を具体的に把握できるよう説明できる臨床検査技師になりたいと思いました。
貴院は〇〇市で最も患者数が多く、多くの患者と接することができると思います。たくさん経験を積んで、患者の状態を素早く判断できるようになりたいと考えています。
貴院に入職後は、まずは詳細まで分析できるよう入念に検査して、その内容をしっかり説明できるようになりたいです。
自分自身の経験やクリニックの特徴が詳しく書かれていて、熱意が伝わる志望動機です。
より熱意が伝わる志望動機にするためには、自分自身の強みや経験を根拠に「自分の状態を具体的に把握できるようになる」ことを伝えましょう。そうすることで説得力が生まれ、就職後に活躍するイメージを与えられますよ。
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「この職種に就きたい!」と思っていても、なぜそうなのか学生時代に培ったスキル・経験を踏まえて伝えるのに苦戦する学生は多いです。
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例文③検査センターの志望動機
検査センターの志望動機の例文
私が貴センターを志望する理由は、臨床検査技師としての技量を高め、質の高い検査を実施したいと考えているからです。
このような考えに至った背景には、私の兄の存在があります。
私の兄も臨床検査技師として貴センターで働いています。私も同じ臨床検査技師を目指しているため、一度働いている様子を見学させてもらったことがあります。そのとき、兄が同僚に頼りにされている様子に憧れを持ち、私も技量を高めて頼られる存在になりたいと考えるようになりました。
私も兄やほかの方々の姿を見て、1日でも早く成長したいと思い、貴センターを志望いたしました。
貴センターに入職後は、まずは臨床検査技師としての技量を高めることに努めたいと思います。そして、周りにも良い影響を与えられるような存在になりたいです。
身近な兄の影響という個人的なエピソードから、臨床検査技師としての技量を高め、質の高い検査を実施したいという熱意が伝わり、前向きな印象を受けますね。
志望理由に関して、応募先センターの持つ教育制度や価値観について言及することでより、完成度を高めることができるでしょう。
例文④健診センターの志望動機
健診センターの志望動機の例文
私が貴センターを志望する理由は、子どもから大人まで安心して検査を受けられるようにしたいと考えているからです。
このような考えに至った背景には、臨床検査技師の話術によって、注射に対する苦手意識がなくなったという経験が挙げられます。
小学生から現在まで、学校が用意してくれた健康診断を受けてきました。小学生の頃は注射が嫌いでいつも泣いていました。しかし、中学1年生のときの健康診断で、注射を担当していた臨床検査技師の方の話術が長けており、注射に対する恐怖がなくなったのを今でも覚えています。
この経験から、検査に対する苦手意識をなくし、誰もが毎年積極的に健康診断を受けられるようにしたいと考えるようになりました。
そして、貴センターの健康診断を受けたことがあるのですが、親身に寄り添っていただき、私もこのような臨床検査技師になりたいと感じたことがあります。
貴センターに入職後は、臨床検査技師としての技量を高めることはもちろんですが、患者が安心して検査を受けられるようにコミュニケーションにも重きを置いて取り組みたいと考えています。
注射が好きな子供はあまりいないと考えられますので、この志望動機を見て共感しない人はいないかもしれませんね。採用担当者がイメージしやすい内容ですが、少々長い印象があります。要約してみましょう。
例文⑤保健所の志望動機
保健所の志望動機の例文
私が貴所を志望する理由は、地元である〇〇市の人々がより安全で安心して過ごせる街にしたいと考えているからです。
このような考えを持った背景には、小学生のときに受けた講習があります。
小学生のとき、保健所で働く人が小学校で食中毒に関する講習をしてくれました。その講習では「食中毒とは何か」という基本的なことから、〇〇市の住民が食中毒にならないために、保健所の従業員がどのように働いているのかなどを教えてくれました。
このとき、保健所の重要性を認識し、「将来は保健所で働いて〇〇市を安心して暮らせる街にしたい」と考えるようになりました。そして、〇〇市にある保健所は貴所だけであるため、貴所で〇〇市に貢献したいと考えています。
貴所に入職後は臨床検査技師として、細菌やウイルスなどを徹底して検査し、〇〇市の住民が安心して暮らせるよう努めてまいります。
自身の経験や地域に関する情報が具体的に書かれており、好印象が与えられる志望動機です。
具体的な仕事内容をリサーチして、臨床検査技師として活躍する熱意をアピールするとより良いでしょう。
例文⑥治験関連機関の志望動機
治験関連機関の志望動機の例文
私が貴社を志望する理由は、治験業務のサポートをして、病気で悩まされている人を一人でも減らしたいと考えているからです。
私の曽祖母は、私が幼少期の頃にある病気で亡くなりました。当時、その病気を治療できる薬は開発されておらず、ただ時間が経過するのを待つしかないという状況でした。
このとき、幼少期ながら「薬があったら元気になっていたのかな」と思うことが多々ありました。
現在でもこのような状況にある人は少なくないと思います。病気で悩まされる人を減らすためには薬の開発が必要であり、薬を開発するにあたって治験は必要不可欠です。
そして、貴社は日本で最大級の治験関連機関であり、数多くの薬の開発に携われると思います。
貴社に入社後は臨床検査技師として治験のサポートをし、一人でも多くの人が病気に関する不安をなくせるよう努めてまいります。
個人的な経験を通して、治験業務への関心を伝えると共に、応募企業が日本で最大級の治験関連機関であることを認識したうえで、数多くの薬の開発に携われることを伝えている点で好感が持てます。
これまで学んできた事柄や貢献方法を具体的に述べることでさらに説得力を高めることができるでしょう。
例文⑦医療機器メーカー・製薬会社の志望動機
医療機器メーカー・製薬会社の志望動機の志望動機の例文
私が貴社を志望する理由は、貴社の理念に沿って薬の開発に携わりたいと考えているからです。
私は貴社の理念である「環境と人々に笑顔を取り戻す」に非常に共感しています。薬を開発する過程で環境に悪影響を与えてしまったら、それが原因で病気になる人が増える可能性があるからです。
私は高校生のときに海外に行ったのですが、環境汚染が原因で体調を崩しました。薬を開発する過程で環境が汚染されたとは限りませんが、やはり環境も健康に大きく影響します。
このような事実を知ってから、薬で健康を取り戻すだけでなく、環境への配慮が必要であることも実感しました。
そして、貴社は環境への配慮にも注力して取り組んでいると存じます。
貴社に入社後は、臨床検査技師としてただ薬の開発に携わるだけでなく、環境にも配慮して業務に取り組みたいと考えています。
環境汚染や健康に対する思いが伝わる点は評価できます。しかし、海外に行くと環境が変わって体調不良になることはよくあることなので、読み手によっては環境汚染が原因とは言い切れないと思われてしまうかもしれません。
必ずしも企業理念への共感を経験談に結びつける必要はないため、別の視点からも応募先の共感を伝えられると良いでしょう。
例文⑧大学研究室・研究所の志望動機
大学研究室・研究所の志望動機の例文
私が貴研究室を志望する理由は、臨床検査技師としての研究をさらに深め、これまで解決できなかった問題にチャレンジしたいと考えているからです。
私は大学・大学院時代は細胞やウイルスなどに関する研究をメインで取り組んでいました。これらは奥が深く、研究が尽きることはありません。研究に取り組む中で、「まだまだ研究できそう」や「もっと〇〇したら結果が得られそう」など、思うことが多々ありました。
このような経験から、大学院卒業後は研究室でさらに研究を深め、これまで解決できなかったことを解決したいと考えるようになりました。貴研究室は私がこれまで研究していた分野の研究もおこなっているため、貢献できるのではないかと考えています。
貴研究室の一員として研究に没頭し、医療のさらなる発展に貢献できるよう努めてまいります。
研究を深めたい熱意は伝わりますが、「まだまだ研究できそう」などは少し抽象的な表現のようにも受け取れます。
研究期間が十分で設備が整っていることで、研究の成果が得られることと貢献ができることを論理的に説明できるとさらに良くなるでしょう。
理由別! 臨床検査技師の志望動機の例文4選
理由別臨床検査技師の志望動機の例文
- 自分・知人の治療がきっかけ
- 病院で裏方として働きたい
- 予防医療にかかわることに携わりたい
- 新薬の開発に携わりたい
「臨床検査技師として働きたい理由は明確にあるけど、どう志望動機を作成すれば良いかわからない」と悩む人もいるでしょう。
ここからは、臨床検査技師の志望動機の例文を理由別に紹介します。理由が明確だけど志望動機の書き方がわからない人は、自分の理由に近いものを参考にしてください。
例文①自分・知人の治療がきっかけ
「自分・知人の治療がきっかけ」の例文
私が貴院を志望する理由は、患者の病気の原因をすぐに分析し、早期治療ができるようにしたいと考えているからです。
このような考えを持った背景には、私自身の入院経験が挙げられます。
私は中学1年生のとき、突然体調が悪くなり、緊急入院したことがあります。このときは不安で仕方なかったのですが、私を担当してくれた臨床検査技師の方が素早く検査・分析をしてくれて、すぐに対処することができました。
この経験から、病院で臨床検査技師として働くことに憧れを持ち、私と同じ境遇にいる人の不安を少しでも和らげたいと思うようになりました。
貴院は小学生から高校生までの患者が多く、私と同じ境遇にいる人の対応ができると思い志望しました。
貴院に入職後は、臨床検査技師として素早くかつ正確な検査をし、一人でも多くの人の不安を取り除けるように努めてまいります。
臨床検査技師として働くことに憧れを持ったところから、「貴院は小学生から高校生までの患者が多く、私と同じ境遇にいる人の対応ができる」という点まで一貫性のある志望動機で説得力がありますね。
専門性について言及することで、さらに完成度を高めることができるでしょう。
例文②病院で裏方として働きたい
「病院で裏方として働きたい」の例文
私が貴院を志望する理由は、病院の裏方として働き、医師が正確に診断できるようサポートしたいと考えているからです。
私がこのような考えを持つようになったのは、私自身の性格と経験が理由です。
私は幼少期から表に立って何かに取り組むことが苦手でした。一方で、表に立つ人を裏方としてサポートするのは好きで、サポートした人が成功を収めるときは同じくらい喜んでいました。
また、臨床検査技師になるべく専門学校に通っているのですが、私自身の成功よりも、サポートした先輩や教えた後輩がうまくいったときの方が喜びを感じることが多々あります。
貴院では職種によって役割分担が明確に分けられており、裏方として働くということが可能だと思います。
このような性格や経験から、貴院に入職後は積極的に医師のサポートをして、医師が正確な診断ができるよう裏方として取り組みたいと考えています。
自分の性格を客観視できているのは良いですが、医療の現場で働く人すべてが「裏方」なのでしょうか?
「裏方」という伝え方は読み手によっては失礼だと受け取られる可能性があります。縁の下の力持ちといった表現をしてみると良いでしょう。
例文③予防医療にかかわることに携わりたい
「予防医療にかかわることに携わりたい」の例文
私が貴センターを志望する理由は、病気を未然に防げる世の中にしたいと考えているからです。
私自身、これまで一度も大きな病気やけがをしたことがありません。今まではこのことについて深く考えたことがなかったのですが、専門学校に通ってから予防を徹底していたからということがわかりました。
毎日の手洗いうがいは当たり前のようにおこない、毎年健康診断を受けて、結果に合わせて生活や食事を変えたりしていました。このことに気がついてから、予防の重要さを認識し、「多くの人が予防に努めたら、病気は確実に減らせるだろう」と考えるようになりました。
そして、貴センターでは予防医療に積極的に取り組まれていると思います。貴センターの一員として、多くの人が予防の重要さを認識し、取り組めるよう努めてまいります。
志望動機の作成ポイントが押さえられており、読みやすい志望動機です。しかし、予防医療に携わりたい熱意が少し伝わりづらい内容になっています。
たとえば、「家族が予防で防げた病気にかかってしまった」など予防の重要性を感じた具体的な経験について書いてみると良いですね。ほかにも、就職後にかかわりたい仕事を具体的に書くことで、より熱意をアピールできるでしょう。
例文④新薬の開発に携わりたい
「新薬の開発に携わりたい」の例文
私が貴社を志望する理由は、新薬の開発に携わりたいと考えているからです。
新薬の開発に携わりたいと考えるようになった背景には、兄の存在があります。
兄はトップアスリートとしてスポーツに取り組んでいます。しかし、あるとき相手選手との接触が原因で大けがをしてしまいました。治療の際、アスリートを専門とする医療機関に入院したのですが、そこで新しい薬を処方され、素早く回復できたと聞きました。
この話を聞いてから、新薬には大きな可能性が秘められており、病気やけがで悩む人を一人でも多く減らしたいと考えるようになりました。
そして、貴社はアスリートでも服用できる新薬の開発に積極的であるため、兄と同じ境遇にいる人の役に立てるのではないかと思いました。
貴社に入社後は、臨床検査技師として新薬の開発に携わり、一人でも多くの人の悩みを解消できるように努めてまいります。
兄の経験を通してアスリート向けの新薬開発に携わりたいということから、仕事理解を示すことや将来への展望について伝えることができています。
アスリートでも服用できる新薬の開発に関してのより具体的な言及をすることで応募先への深い理解を示すことができるでしょう。
加えて、自身のこれまでの経験がどのように新薬開発に貢献できるのかについて言及するなどして、さらに印象付けができるように工夫できると良いですね。
避けよう! 臨床検査技師の志望動機のNG例文4選
臨床検査技師の志望動機のNG例文
- 就職先の特徴と志望理由がマッチしていない
- 臨床検査技師を志望するに至った具体的なエピソードがない
- 応募先の待遇の良さばかりを志望動機としている
- 志望動機を何個も羅列している
臨床検査技師に限らず、志望動機は思ったことを落とし込めば良いわけではありません。応募先を理解し、応募先の意向に沿った内容にするのが鍵です。しかし、それを知らずに志望動機を作成すると、高評価を得られない可能性があります。
ここからは、臨床検査技師の志望動機のNG例文を4選紹介します。「せっかく考えたけど評価を得られなかった」ということがないように、NG例も把握しておきましょう。
NG例文①就職先の特徴と志望理由がマッチしていない
「就職先の特徴と志望理由がマッチしていない」のNG例文
私が貴院を志望する理由は、一人の患者に寄り添って検査したいと考えているからです。
貴院は患者数が1,000人を超える大規模な病院だと思います。しかし、私は複数ではなく一人の患者に寄り添って検査したいと考えています。
このような考えを持った背景には私の入院経験があります。その病院は地域密着型の小規模な病院だったのですが、スタッフの方が朝から晩まで丁寧に診てくれました。このような経験をもっと多くの人にしてもらいたいと考えています。
貴院に入職後は、臨床検査技師として、一人の患者を徹底的に検査し、病院と患者両方に貢献したいと考えています。
大規模な病院であれば、数多くの患者の検査をしなければいけないことがほとんどです。一方で、この志望動機では一人を徹底的に検査したいと述べられています。
このように応募先の特徴を理解せずに自分の考えを述べると、「当院には向いていない」と判断される可能性があるため、注意しましょう。
企業研究をしているはずなのに「患者数が1,000人を超える大規模な病院だと思う」という表現をしてます。
病院の規模は明白であり「思う」ものではありません。細かいですが、この例文を読んだ人が不信感を抱く可能性があるでしょう。
NG例文②臨床検査技師を志望するに至った具体的なエピソードがない
「臨床検査技師を志望するに至った具体的なエピソードがない」のNG例文
私が貴センターを志望する理由は、臨床検査技師として働きたいという思いが強かったからです。
私は臨床検査技師になるべく専門学校に入学しました。そして来年で卒業し、社会人となるのですが、貴センターは私の地元である〇〇市にあり、かつ積極的に募集していると伺ったため、応募いたしました。
貴センターに入職後は、臨床検査技師として技量を高め、多くの人の健康に貢献できるよう努めてまいります。
臨床検査技師を目指したきっかけを覚えていない人もいるでしょう。しかし、覚えてないからといってそれを志望動機に反映するのは良くありません。なぜ臨床検査技師を目指したのか、なぜそこに応募したのかまで具体的なエピソードを添えることで、熱量や人柄を伝えられるようになります。
他にも最終文の「技量を高め」や「多くの人の健康に貢献できるよう」は具体性に欠けていますよね。すると、センターについてリサーチしていないと思われてしまい、熱意が伝わらない志望動機になってしまうので注意しましょう。
NG例文③応募先の待遇の良さばかりを志望動機としている
「応募先の待遇の良さばかりを志望動機としている」のNG例文
私が貴社を志望する理由は、他社と比較して貴社の待遇が圧倒的に良かったからです。
臨床検査技師として働くにあたって、就職先にはさまざまな選択肢があると思います。就職先を考える中で、やはり待遇面の良さは重要度の高い項目でした。
その中で、貴社は研究所から半径2km以内であれば家賃補助が出たり、高額の賞与をもらえたり、休日が多かったりするなど、待遇面は他社と比較して非常に良いと感じました。
私も貴社の一員としてワークライフバランスを保ちながら仕事に取り組みたいと考えています。
待遇面の良さを気にする人も少なくないと思います。しかし、待遇面の良さばかりを志望動機とすると「当社の良い部分しか見れていない」や「待遇以上の仕事をしないのではないか」など、不安に感じられる可能性があります。
待遇を気にすることは決して悪いことではありません。しかし、志望動機では熱意や人柄が伝わるエピソードを選ぶのがおすすめです。
待遇面の良さを志望動機にすることで、会社で何をしてどのように貢献したいのかが伝えにくくなってしまう懸念があります。
また、待遇面の良さが重視されていることで仕事内容や企業文化が合っていない可能性や、より良い待遇の企業へ転職してしまう危険性があるため、評価されづらくなってしまいます。
NG例文④志望動機を何個も羅列している
「志望動機を何個も羅列している」のNG例文
私が貴社を志望する理由は、以下のようにたくさんあります。
・臨床検査技師としての技量を高められる
・コミュニケーションを重視している社風であるため自分に合っていそう
・研修が充実している
・貴社で働くことでキャリアが明確に見える
・待遇が良い
このような理由から、貴社を志望しています。入社後は貴社に貢献できるよう精一杯取り組みたいと考えています。
その応募先を選んだ要因がいくつもあるという人もいるでしょう。しかし、志望動機を作成する際は、一つに絞って、それを深掘りして伝えるのがおすすめです。志望動機を何個も羅列すると、話がまとまらずあなたの人柄や熱意が伝わりにくいからです。
前述のとおり、志望動機を選ぶ際は応募先の特徴に合ったものを選びましょう。そして、それについての具体的なエピソードも加えることで、あなたの性格や臨床検査技師の業務に関する熱意が伝わりやすくなります。
待遇面の良し悪しを志望動機にするのはあまりおすすめできません。医療系の仕事は特に、やりがいや献身的、社会貢献性の高さがある職種です。そのため、待遇が良いことを前面に出すと、印象が悪くなる傾向があります。
応募先を理解してマッチ度の高い臨床検査技師の志望動機を作成しよう
臨床検査技師として働ける職場は数多くあります。しかし、職場によって臨床検査技師として求められる業務が異なるため、まずは応募先の特徴を理解することが大切なのです。
応募先の特徴を理解したうえで、自身が臨床検査技師を目指したきっかけや、その職場でやりたいことなどを伝えると、よりマッチ度の高い志望動機が作成できるようになります。
応募先とマッチした志望動機を作成して、臨床検査技師としてのキャリアを歩んでいきましょう。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見る臨床検査技師に興味を持った経験を見つけて魅力的な志望動機にしよう
臨床検査技師に興味を持った経験が正直思い出せない、という人も多いのではないでしょうか。中には、自分の意思で決めたのではなく、深く知らずに学校で専攻して志望している人もいるかもしれませんね。
しかし、面接官が志望動機で重視していることは「臨床検査技師として活躍し続ける強い動機があるか」なのです。
そのため志望動機では、きっかけとなる過去の経験や、臨床検査技師にならなければ実現できない目標を具体的に伝えてみましょう。
臨床検査技師への意欲を自分自身の体験と紐付けられるかが鍵
たとえば、本文の例文のように「予防医療に取り組んだら医療費を削減できることを知り、課題解決する一助になりたいです」などはマイナスイメージになってしまいます。ネットで調べたら出てくる情報で、自分自身の体験に紐付いていないためです。
一方で、誰にでも納得してもらえるような志望動機の経験を探すのは簡単ではなく、人によってはとても時間がかかります。友人やキャリアアドバイザーなどとコミュニケーションを取り、時間をかけて説得力のある志望動機を作りましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者
Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー
Fumiko Furuta〇キャリアに関する記事の執筆・監修や、転職フェアの講演、キャリア相談、企業や学校でのセミナー講師など幅広く活動。キャリア教育に関心があり、学童クラブの支援員も務める
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/コラボレーター代表
Yukari Itaya〇未就学児から大学生、キャリア層まで多様な世代のキャリアを支援。大企業からベンチャー、起業・副業など、幅広いキャリアに対応。ユニークな生き方も提案するパーソナルコーチとして活躍
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