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グループワークはどんな目標を立てるべきですか?
就職活動のグループワーク選考で、どのような目標を持って臨むべきかわかりません。選考なので、個人的には自分が合格することが目標ではあるのですが、グループワークはチームで協力するものでもあります。そのため、チームのことにも配慮した目標にすべきなのか迷っています。
チーム全員で合格することを目指すべきなのでしょうか? 以前グループワークに参加した友人が、自己紹介の際にその日の目標も言うように指示されたと言っていたので、今から決めておきたいです。
また、もしチームでの合格を目標にするとしたら、どのような行動を心掛ければ良いか知りたいです。個人としての評価とチームとしての評価のバランスをどのように取れば良いのか、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
グループワークはあくまで個人が評価される場である
グループワークでは、「チーム全員で合格すること」を目標にしがちですが、企業側が見ているのは、チームの成果そのものよりも、過程における一人ひとりの動きやチームへの貢献度です。
チームとして良い結論が出たからといって、全員が合格するわけではありません。
逆に、議論がまとまらなくても、そのなかで光る言動をしていた学生は個人として高く評価されます。
あくまで個人が評価される場だということをまずは認識してください。
課題達成という共通目標で協力を示そう
そのうえで立てるべき目標は、「チームで協力して、課題を成し遂げる」ことです。
この共通目標に向かって、自分がどのように貢献できるかを考えることが重要になります。
たとえば、議論をリードする、多様な意見をまとめる、時間管理をおこなう、書記に徹するなど、貢献の仕方はさまざまです。
「チームの目標達成のために、自分は〇〇という役割を果たした」と、面接官に伝わるような具体的な行動をとることが、あなた個人の評価につながります。
個人とチームの2つの目標で貢献意欲を示そう
グループワークに臨む際は、個人の合格を最優先に考えつつ、チーム全体の成果を最大化するという二段構えの目標設定がおすすめです。
もし目標発表を求められた際には、まず「個人としてチームにどう貢献したいか」を明確に述べることが基本となります。
「議論を円滑に進めるため、私自身、積極的に意見を出すことを目標とします」というように、具体的な貢献意欲を示しましょう。
さらに余裕があれば、「チームとしては、時間内に質の高い結論を出すことを目指します」といったチーム全体の目標にも言及できると、大局的な視点を持つ人材として高く評価されます。
評価されるのは発言量より議論の推進力
評価は成果物とプロセスの両面からおこなわれるため、単に発言量を増やすよりも、論点を整理したり他者の意見を可視化したりする行動が重要です。
議論の開始直後にゴールや役割、時間配分を宣言したり、終了間際に論点の漏れを確認したりする行動は、チーム全体の完成度を高め、評価向上にも効果的です。
グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できていなく悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。
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