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ガクチカが家事というのはありですか?
就職活動でガクチカを考えているのですが、サークルやアルバイトなどの特別な活動経験がなく、勉強も苦手であまり熱心にはやっていませんでした。
毎日きちんと続けてきたことといえば家事くらいです。仕送りと奨学金をもらいながらの一人暮らしで、料理や洗濯、掃除などの一通りの家事をこなし、自分なりに工夫をしたり、頑張って節約したりはしていました。
アルバイトやサークル活動など、一般的なガクチカとして語られるような経験がない場合、家事をガクチカとして成り立つでしょうか? 家事を普段からよくしている人なら興味を持ってくれそうですが、そうでない人からは「何もしてない」と思われそうで不安です。
皆さんが面接官だったらどう思いますか?
また、もし家事をガクチカとして話す場合、どのようにアピールすれば、面接官に評価してもらえるでしょうか? アドバイスよろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
家事も立派なガクチカになる! 家事の中で工夫したことをアピールしよう
ガクチカとして、アルバイトやサークル活動といった華やかな経験がないと悩む必要はまったくありません。
家事という日常的な活動のなかからでも、あなたの強みや人柄をアピールすることは十分に可能です。
大切なのは、「何をしたか」ではなく、「どのように取り組んだか」です。
ただ家事をこなしていたのではなく、そのなかにどのような工夫や努力があったのかを具体的に説明できれば、それは立派な自己PRになります。
背景や目的を深掘りして家事から仕事につなげよう
たとえば、「家族の健康を考えて栄養バランスの取れた献立を工夫した」経験からは、計画性や課題解決能力を、「毎月の食費を〇円節約するために、効率的な買い物の仕方を考案した」経験からは、目標達成意欲や管理能力をアピールできます。
「なぜ工夫しようと思ったのか」「その取り組みを通じて何を学んだのか」といった背景や目的を深掘りし、そこから得られた能力が仕事でどのように活かせるのかを伝えましょう。
日々の業務を改善していく姿勢は、どんな仕事でも求められる重要な能力です。
家事経験はプロジェクト管理能力としてアピールしよう
家事の経験も、伝え方次第で十分にアピールポイントとなります。
家事そのものとしてではなく、一人暮らしを管理するプロジェクトととらえ直すことで、企業が評価するスキルを抽出しやすくなります。
たとえば、「仕送り額から食費を月1万5000円以内に抑える目標を設定し、特売日のリスト化や週末のまとめ調理という施策を実行しました。その結果、年間の食費を4万円削減し、家事時間も短縮して学習時間を年間40時間捻出できました」というように、背景、目標設定、施策、成果を具体的な数字で語ることで、計画性や継続力という汎用的なスキルが伝わります。
協調性は別のエピソードで補強
企業が求める能力は多様なので、一つのエピソードですべてを語る必要はありません。
このエピソードではチームで協力する姿勢が伝わりにくいため、グループワークでの経験など、他のエピソードで補強すると、多面的な魅力をより効果的にアピールできるでしょう。
以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。
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