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転職の二次面接で役員がいる場合、どんな準備が必要ですか?
転職活動中で、志望企業の一次面接が通り、二次面接を受けることになりました。企業からは役員面接と聞いており、一次面接とは雰囲気がかなり違うのではないかと正直かなり緊張しています。
一次面接ではどちらかというと現場寄りの人とある程度ラフに会話ができたのですが、役員との面接はやはり張り詰めた空気のなかでおこなわれるのでしょうか?
質問についても、これまでの実務経験やスキルだけでなく、もっと踏み込んだことを聞かれるのではしょうか?
役員の方がいる面接ならではの質問傾向や、事前に準備すべきこと、面接中の立ち振る舞いなど、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
転職の役員面接は貢献意欲と企業文化への共感が鍵!
転職の二次面接、特に役員が相手となると、ほぼ最終面接ととらえて良いでしょう。一次面接とは異なり、より多角的な視点から評価されますので、しっかり準備して臨みましょう。
役員は、あなたの実務経験やスキルはもちろんのこと、それらを通じて「なぜ当社なのか」「入社後にどう貢献できるのか」という具体的な貢献意欲を見ています。
また、即戦力としての能力だけでなく、企業の文化に合う人物かも厳しく見極めているのです。自身の価値観と、企業の経営理念が重なる部分を語れると、非常に良い印象を与えられます。
最後まで気を抜かない! 経営視点の逆質問で高い評価を狙おう
過去の実績を話す際は、プロジェクトの規模の大きさよりも、自身が数字や行動をどう変えたかを強調しましょう。「再現性」のある強みだと示すことが重要です。
職務経歴書に記載した数字の根拠も、すぐに答えられるよう頭に入れておくと、自信を持って応答できます。
そして、面接の終盤で最も重要なのが逆質問です。ここでは、高い視座からの質問を準備しましょう。
たとえば、「会社が今後特に注力する分野はどこですか」「入社した場合、どのような役割を期待されますか」といった、企業の未来と自分の役割を結びつける質問は評価が高くなります。
さらに踏み込んで、「経営の視点から見て、入社後に特に意識すべき姿勢はありますか」といった質問は、あなたの視座の高さと意欲を示す絶好の機会です。
最後に、逆質問への回答を受け、「それであれば、私の〇〇という経験は、特に△△の領域で貢献できるかと存じます」のように、自身の強みと結びつけてアピールできると完璧でしょう。
これにより、面接官はあなたが入社後に活躍する姿を具体的にイメージでき、好印象につながります。
相手が役員でも基本は同じ! 一貫性を示そう
役員の個性は企業によってさまざまですが、どのような役職の人が面接官であっても、基本的な準備と姿勢は変わりません。
重要なのは、一次面接で聞かれたことと自分がどう答えたかを必ず振り返っておくことです。
面接官が代わっても回答に一貫性を持たせることで、社内で情報共有されたときに回答内容の乖離が見られるといった事態を防ぎ、不信感につながるのを避けられます。
また、相手の役職にかかわらず、常に丁寧な対応を心掛けることも大切です。
経営層の視点を意識! 共感点や貢献力をアピール
一次面接では実務経験やスキルといった即戦力としての側面が見られがちですが、役員が参加する二次面接では、経営層の視点が加わります。
たとえば、会社の事業や理念をどれだけ深く理解し共感しているか、長期的な視点で会社に貢献してくれるか、また自社とカルチャーフィットするかといった人間性や将来性も評価の対象となるのです。
ときには、仕事と直接関係ないような雑談や意表を突く質問をされることもあります。
これは予期せぬ事態への対応力や瞬発力を見ている可能性がありますので、特定の質問を想定するより、どんな質問にも落ち着いて対応できる心構えが大切です。
二次面接で深掘りされる質問や落ちてしまう人の特徴などは以下の記事で解説しています。突破して次の面接につなげるためにも以下の記事を確認して入念な対策に取り組みましょう。
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