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グループワークの司会は評価されますか?
グループワークで司会に立候補しようか考えているのですが、採用担当者の方に評価されるのか気になっています。
正直なところ、あまり目立つのが得意ではなく、周囲の就活生は積極的なタイプが多いため、埋もれてしまうのではないかと不安です。一方で、司会はグループをまとめる重要な役割だと思うので、うまくこなせれば評価につながるのではないかと思っています。
グループワークで司会を上手く務めることは、選考で評価につながるのでしょうか? また、その役割を担うメリットや、評価されるために意識すべきポイントについても、具体的なアドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業や職種によって評価軸は異なる! チームへの貢献姿勢でアピール
司会だから、あるいは積極的だからといって、それだけで良い評価になるとは限りません。評価されるのは役割そのものではなく、その役割にどう向き合ったかというプロセスです。
企業が見ているのは、話す内容はもちろんのこと、協調性、積極性、傾聴力、受容性、そして論理的思考力や課題解決能力といった多角的なスキルとなります。
たとえば、周囲の意見に真摯に耳を傾ける傾聴力や、異なる意見も一度受け入れる受容性を示せているかなどが見られているポイントです。
また、自分の意見を発言する積極性だけでなく、発言できていない人に話を振るなど、全員が参加できる雰囲気をつくれる協調性も見られています。
積極性も大切ですが、度を越して自己主張が強すぎると逆効果になる場合があるので要注意です。
議論の目的を理解し、時間内に結論を出すために、メンバーの意見をまとめて方向性を示す調整力や課題解決能力も重要となるでしょう。
企業の特性を理解することが大切! 求められる力を発揮しよう
これらの評価軸は、企業や職種によって求める特性が異なるため、一概にはいえません。
たとえば、営業職のように自ら発言する力が求められる職種もあれば、ディレクターのようにメンバーの意見をまとめる調整力が評価される職種もあります。
また、ベンチャー企業や社員数が10〜20人くらいの小規模な会社では、一人ひとりが主体的に行動し、人を引っ張っていく力や意見をまとめる力といった、より幅広い能力が重視される傾向がある場合も多いです。
企業研究をおこない、その企業や職種がどのような特性を学生に求めているのかを理解したうえで、グループワークに参加することが対策の一つになります。
やっただけでは評価されない! 議論を進めることで評価につながる
グループワークで司会を務めたからといって、自動的に評価が高くなるわけではありません。重要なのは、その役割をきちんと遂行し、チームの議論を前進させたかどうかです。
良い司会とは、開始時に議論の目的と時間配分を共有し、話がそれたら軌道修正をおこない、全員に発言機会をうながすなど、議論の質を高めるための行動がとれる人のことを指します。
これらの役割を果たせれば高く評価されますが、一方で、一人で結論を押し切るような進め方は逆効果になるため、注意しましょう。
無理に司会をしなくてもOK! 得意な役割で貢献しよう
もし司会に自信がなければ、無理に引き受ける必要はありません。
タイムキーパーや書記、アイデアを出すことに専念する人など、自身の強みを活かせるほかの役割で貢献することでも、十分に評価されます。
大切なのは、与えられた役割のなかで、チームの成果を最大化するために自分がどう動くべきかを考え、実行することです。
どの役割でも、チームへの貢献度を見られていることを忘れないようにしましょう。
グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できていなく悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。
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