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グループワークでは、何が学びになりますか?
就職活動の選考でグループワークが課される企業が多いと聞きました。グループワークに苦手意識があり、本音で言うと参加したくないのですが、そも言っていられないので、どうせなら何かを学ぶ場にできればと思います。
就活のグループワークでは、どのようなことが学びになりますか? 人とのかかわり方や課題解決能力などでしょうか。
就活だけというよりも、今後の社会人人生にも活かせるような学びを習得したく、「こういう目線で参加すべき」などのアドバイスがあれば伺いたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
選考のためだけじゃない! 学びを得る意識で臨もう
苦手意識で終わらせず、「何かを学ぶ場にしたい」と考えるのは、とても良い姿勢です。
「選考に通過したい」という意識が強すぎると、自分を良く見せようとして本来の自分とは違う振る舞いをしてしまい、結果としてミスマッチを生んでしまうこともあります。
むしろ「社会人生活にも活かせるような学びを得たい」というフラットな意識で臨む方が、自然体でいられる可能性が高いです。
多様な人とのかかわりから自分自身を深く知ろう
グループワークは、普段かかわらない人と接することで、多くの刺激を得られる場です。
たとえば、自分とは違うさまざまな考えの人がいるということを、良い悪いという判断ではなく、客観的に知ることができます。
また、集団のなかで自分はどういう役割が向いているのかを知ることで、そこから新たな職業選択の幅が広がる可能性もあります。
ほかにも、ほかの人の発言内容や、発言による空気や話の流れの変化を感じとることで、言うべきことと言わない方が良いことを選別する力もつくのです。
「この人はすごいな」と思う人を観察して学ぶことや、逆に自分が理解できない、あるいは自分だったらしないと思うような行動をする人を観察し、自分がされたら嫌なことを認識することもできます。
目先の選考に通ること以上に、経験を積むという視点の方が、長い目で見ると重要だといえます。
グループワークでは結果よりもかかわり方が見られている!
グループディスカッションとは異なり、グループワークは成果物の作成、及び、発表があります。
しかし、グループワークは結果が重要ではありません。それよりも結果に至るプロセスを見られることを意識してください。
グループに対してどのようなかかわり方をしているのかがチェックされます。
相手に配慮した話し方ができているか、ほかの人が見落としている点に気づけて発信しているか、感情的になっていないか、意見を出せているのか、意見を集約しているか、などが全体的に見られています。
自己分析と照らし合わせて行動すれば大きな学びになる
人にはそれぞれ強み・弱みがあります。就活が始まった段階で、自己分析をしていると思いますが、グループワークではもろに自分の強みや弱みが出ます。
たとえば、自分の弱みが「知らない人となかなか話せない」ならば、それをどのようにしてグループワークで克服しようとしているのかを面接官はチェックしています。
入社した後も、チームで仕事をする場面が多々あります。担当者は「この学生を採用しても大丈夫だろうか」という視点で評価していることを前提に取り組むと、大きな学びが得られるでしょう。
グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できていなく悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。
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