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就活のグループワークの謎解きは何をするのですか?

今度の選考で、初めてのグループワークがありますが、それが「謎解き形式」だと聞いて驚いています。こうした形式では一体どのようなことをするのでしょうか?

通常のグループワークとは異なり、どのような点が評価されるのかわからず、不安を感じています。

謎解き形式のグループワークで評価されやすいポイントや、対策としてどんな準備をしておくべきか、具体的なアドバイスをいただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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謎解きグループワークは解き方よりチームの動き方が重視されている!

近年、一部の企業の採用選考において謎解き形式のグループワークが導入されるケースが増えています。

これは単に謎を解く能力を測るものではなく、グループでの共同作業の進め方やコミュニケーション力、役割分担の巧みさなど、チームワークに関する総合的な力を評価する場として活用されているのです。

この形式では、まず複数のヒントや暗号が提示され、グループで相談しながら段階的に解読し、ゴールを目指す過程が重視されます。

情報の共有と役割分担を最初にできるかどうかで評価が変わる

重要なのは、自分一人で答えを急ぐのではなく、最初に「どんな情報があるか」を全員で共有し、誰が地図を読むか、誰が計算やメモ取りを担当するかなど、役割分担を迅速に決めることです。

また、進捗や発想を適切に共有し合う姿勢も評価されます。

自分のアイデアを伝える際には、その根拠や着眼点を簡潔に述べ、仲間の意見には「なるほど」、「では次はこう試してみませんか」といった建設的な反応を心掛けましょう。

たとえば「このキーワードは日付に見えるので、カレンダーや六曜(「大安」、「仏滅」など)を調べてみては?」と提案したり、「ここまで進めたら一度答えを仮置きして、間違い探しに移りましょう」と軌道修正を図るなど、柔軟な対応が好印象につながります。

対策としては、パズル雑誌やウェブ上の謎解きサイトを活用し、実際に仲間と時間を区切って問題演習を重ねるのが効果的です。

こうした経験を通じて、焦って黙々と暗号を追うのではなくまずは全体像をつかむ、5分ごとに進捗を振り返るといった習慣が身に付き、本番でも自然とリーダーシップや協調性を発揮できるようになります。

企業側は、知識量そのものよりも限られた時間でいかにチームとして成果を出せるかを重視しているのです。

謎解きグループワークは、自己PRや自己理解を深める絶好の機会ととらえ、積極的に練習に取り組んでみてください。

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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謎解きはチームでの協力姿勢を見せるチャンス!

企業によって内容は異なりますが、一般的に謎解きは、ゲーム感覚でチームの課題解決能力を見るワークだと考えられます。

一見するとゲームのようですが、企業側はチームでどのように協力し、答えを導き出すかというプロセスを観察しているのです。

最終的に正解にたどり着けなくても、議論の進め方や協力する姿勢が高く評価されます。これは、入社後に仕事で困難な課題に直面した際の対応力を予測するためです。

評価される4つのポイントを意識して取り組もう!

謎解き形式のグループワークであっても、見られている評価ポイントはほかのグループワークと大きく変わりません。

評価されるのは、タイムキーパーや書記といった役割を各自が担えているか、積極的にアイデアを出しつつほかのメンバーの意見を引き出す傾聴力があるか、そして感情的にならずに論理的に議論を進められるかといった点です。また、制限時間内に結論を出そうと、チーム全体で集中して取り組む姿勢も重要です。

謎解きという特殊な形式に戸惑うかもしれませんが、本当に大切なのはその「過程」です。チーム一丸となって課題解決に向かう姿勢を忘れないようにしましょう。

グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できなくて悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。

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