Q

グループワークで喋らない人への対処法を教えてください。

大学の授業でのグループワークやインターンでのグループワークで喋らない人に困っています。

皆でやるグループワークのはずなのに、私1人でほとんどのことをして何もしていない人も同じ評価をされているのでしょうか。

誰かが意見を出してくれないか待つ時間が苦痛です。周りが楽しそうにグループワークをしているのを見ると自分の力不足に思えたり、盛り上がっているところがうらやましいなとも思います。

私は今大学3年生でこれから就活が本格的になるのですが、本番のグループワークでもそういう状況になったらどうしよう、と不安でいっぱいです。インターンの評価される場ですら喋らない人がいて、そんなの絶対イメージが悪くなるのに意味がわかりません。

もし就活でもグループワークで喋らない人がいた場合、どうすれば良いのか教えてほしいです。逆にやってはいけないこともあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

ベストアンサー

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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同じグループだからといって一括で評価されることは基本的にない

グループワークを通して採用担当者は、役割を認識して積極的にグループ内でコミュニケーションをとったり、チームで協力しながら意見をまとめている姿勢を高く評価します。

質問者さんが心配しているようなことは基本的になく、グループワークで話さない人や何もしていない人と、積極的に取り組んでいる人では、同じグループであっても違う評価をされます。

ただ、採用担当者はほかのメンバーに対しての気配りも評価しています。

グループワークでは、司会進行、タイムキーパー、書記などの役割を分担することがあり、どういった役割を担うかによりますが、ほかの人が話さないからといって自分だけ話すのではなく、「どう思いますか?」と意見を引き出すことも大切です。

それでも黙っているようならば仕方がないでしょう。

協調性を発揮しながら話し合いを進めよう

やってはいけないのは、高評価を得たいと考えて自分だけ話をして目立とうすることです。協調性が欠けていると受け取られる可能性があります。

グループワークは、お互いの意見やアイデアをまとめて発表することが目的です。メンバーのアイデアや意見を強く否定するのもNGです。

喋らない人がいるから評価が悪くなると考えず、いろいろなタイプの人がいると捉えましょう。喋らない人がメンバーならば、自分だけなぜと捉えず、自分のアイデアや意見が言いやすいと考えてみると良いですね。

逆に自己主張が強く喋る人が多いグループは、アイデアや意見がまとまらずチームワークが欠けていると評価されることもあります。

メンバーの状況に応じて対応していく能力も、グループワークでは評価されていますよ。

協調性の自己PRで他の学生と差別化を図るポイントは、こちらの記事で解説しています。応募企業の職種や社風に合わせて適切なアピールをして内定をつかみ取りましょう。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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積極的なメンバーと協力して全員でワークを進めよう

グループワークで話さない人がいるということでお困りなのですね。そして就活のグループワークでも同じように話さない人がいれば、グループ全体ひいては自分の印象も悪くなるのではないかと不安な気持ちがあるとのこと。

まずは最初の質問にあった「私一人でほとんどのことをして、何もしていない人も同じ評価をされているのでしょうか」について、おそらく評価は異なるでしょう。

そしてもう一つの質問「グループワークで喋らない人がいた場合、どうすれば良いか」についてですが、まずはその中でも話せる人と場を進めるという手があります。

ただし注意すべきなのは、話さない人を無視しておいてけぼりにしないということ。

中心となる人で進めつつも、話さない人に質問を振ってみたり、意見を聞いたり、もしくは単純に話すのが苦手な人もいるので、そのような場合は「挙手」をしてもらって意見を表明してもらうなどの工夫もできます。

大切なのは、チームで話し合いをしているので、置いてけぼりを作らないということです。

自分が成長できる機会だと捉えて前向きに臨もう

今質問者さんが困っていることは仕事でも起こりうることです。

たとえばチームで取り組んでいる仕事に非協力的な人、熱量の低い人がいる状況など。そこで自分がどのような行動を取るのがチームとして成果を上げるために必要なのか。就活での苦労が社会人になって活きる日がくるかもしれません。

最後に気になった点として「私一人でほとんどのことをして」や「誰かが意見を出してくれないか待つ時間が苦痛」という表現です。

つまり質問者さんの言動によって、結果的にほかの人が発言しにくくなっていることがないかということです。

質問者さん自身はそのような自覚がなくても、ほかの人からするとそう感じている可能性はゼロではありません。

大学の授業でのグループワークの後、客観的に見ている人から自分の動きについてフィードバックをもらうのもありかもしれません。

グループワークの進め方など、基本的な対策方法は以下の記事で詳しく解説しているので、不安がある人はぜひチェックしてください。

選考にグループディスカッションがある人は、こちらの記事もチェックしてみてください。グループディスカッションの選考通過率を上げる効果的な進め方を解説しています。

グループディスカッションで上手く話せないのではないかと不安な気持ちを抱いている人も多いと思います。こちらのQ&Aでは、グループディスカッションでうまく話せない人へのアドバイスをしているので、併せて参考にしてくださいね。

グループディスカッションが苦手な人はこちらのQ&Aも参考にしてみてください。キャリアコンサルタントがコツを回答しています。

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