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就活の面接で学生時代頑張ったことをどのように話せば良いですか?
就活の面接対策で「学生時代頑張ったこと」について考えているのですが、どのように話せば良いのかわからず悩んでいます。
アピールできるような特別な経験がないと感じており、アルバイト経験やサークル活動など、どこにでもあるような内容では面接官の印象に残らないのではないかと不安です。かといって、盛って話すのも気が引けます。
面接官は「学生時代頑張ったこと」からどのような点を知りたいと考えているのでしょうか?
また、特別な経験がなくても面接官に響くように伝えるには、どのような点を意識して話せば良いかアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
特別な経験は不要! 日々学んだこと・乗り越えたことを伝えよう
学業以外に力を入れたこと、いわゆる「ガクチカ」について話す際、特別な経験がないと感じている人もいるかもしれません。
しかし、重要なのは経験の内容そのものよりも、その経験を通じてあなたが何を学び、どのように成長したかを伝えることです。
面接官は、あなたの人柄や考え方、そして「この人は成長できる人材か」という点を見ています。
そのため、単に「何をしたか」を羅列するのではなく、その経験があなたにどのような変化をもたらし、どのようにスキルアップにつながったのかを具体的に話すことが求められます。
大きな実績や輝かしい経験である必要はありません。アルバイトやサークル活動など、日々の出来事の中に「学び」や「気づき」は必ずあります。
たとえ失敗談や困難な経験であっても、そこから何を学び、どう乗り越えたかを伝えることで、あなたの学びの姿勢や課題解決能力をアピールできます。
PDCAを回した経験を示せるとアピールにつながる!
具体的な例を挙げてみましょう。たとえば、カフェのアルバイトでオーダーミスが多かったとします。
そこから、「顧客目線で考えることの重要性を学び、自分用のマニュアルを作成したり、先輩にアドバイスをもらって練習を重ねたりした結果、顧客から笑顔や感謝の言葉をいただけるようになり、やりがいを感じた」といったストーリーを話すことができます。
これは決して特別な経験ではありませんが、課題解決に向けた行動とそこから得られた学びが明確に伝わります。実は、このような「課題を見つけ(Plan)、行動し(Do)、結果を検証し(Check)、改善する(Act)」というPDCAサイクルを回す力は、仕事を進めるうえで非常に重要です。
面接官は、あなたが無意識のうちにでもこのサイクルを回せる人材であるかを見極めようとしています。
もし「特別な経験がない」と感じているなら、日々の生活や活動の中で、あなたがどのようにPDCAサイクルを回してきたかを具体的に振り返ってみましょう。
そうすることで、一見地味に見える経験も、あなたの成長や仕事への適応能力を示す魅力的なエピソードに変わるはずです。
ガクチカは成果よりもプロセスを重視して語ろう
学生時代に頑張ったことから面接官が知りたい点は、「学生時代にどのようなことを、どのように頑張ってきたのか」というところです。
物事がスムーズに進むときもあれば、スムーズに進まないときもあるなかで、スムーズに進むときはどのようなことを意識していたのか、スムーズに進まないときはどのように修正して、そのことをやりきれたのかといった話の内容から、「この人はこういう価値観があるんだな」とか、「こういう人間性を持っているんだな」というところを知りたいから聞いています。
過程での自分らしさのアピールが重要
したがって、成果とプロセスを天秤にかけた場合、過程における自分らしさの方が重要だと言えます。
結果は同じでも、人によってプロセスはまったく異なりますから、そこに人間性が最も出る部分だと感じます。
目標を持っているからといって内容が薄ければ意味がありませんし、目標を持っていない人も正直たくさんいます。
それが悪いことではありませんから、大丈夫です。
以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。
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