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面接で苦手な科目を正直に言うべきですか?
就職面接で、学生時代に苦手だった科目を質問された場合、どのように答えるのが適切でしょうか?
正直に答えることで、基礎学力や努力を避ける姿勢を疑われてしまうのではないかと心配です。かといって、嘘をつくのも気が引けます。
苦手な科目を伝える場合、どのようにフォローすればマイナスな印象を与えずに済むでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
正直に話してOK! 併せて克服する姿勢を伝えよう
面接で苦手な科目を正直に話すのは、基本的に問題ありません。完璧な人なんていませんし、誰にでも得意不得意はありますからね。
ただし、そのまま「苦手です」と言うだけではマイナスな印象となる可能性があります。大切なのは、その苦手をどうフォローするかです。たとえば、「苦手な科目ではありましたが、それを克服するために〇〇のような取り組みをしました」と伝えることで、あなたの課題解決能力や努力する姿勢をアピールできます。
あるいは、「苦手な科目ではありましたが、その分〇〇という分野に力を入れ、得意な部分を伸ばしました」と、別の強みに焦点を当てるのも良いでしょう。
職種との苦手科目の関連性を考慮して前向きに話そう
もし、応募する職種にとって、その苦手な科目が非常に重要である場合は、より慎重な説明が必要になります。たとえば、IT系の職種に応募しているのに「数学が苦手です」とだけ言うと、問題視される可能性がありますね。
その場合は、「数学は苦手でしたが、プログラミングの論理的思考力を高めるために、〇〇のような勉強をしました」といった具体的な取り組みを話すようにしましょう。
重要なのは、苦手なことを単なる弱点として終わらせず、そこから何を学び、どう対応したか、あるいは他にどんな強みがあるのかを伝えることです。あなたの課題に向き合う姿勢や、多角的なスキルをアピールする機会ととらえてほしいですね。
正直に話して大丈夫! 改善するための考えも伝えよう
正直に伝えてもらってかまわないので、変に嘘をつく必要はありません。ただし、単に「数学が苦手です」と答えるだけでなく、それを克服するため、あるいは少しでも改善するために、どのような努力や工夫をしたのかをセットで伝えることが重要です。
たとえば、「苦手だったので、毎日1時間必ず勉強する時間を設けた」など、具体的な行動を付け加えるのです。
苦手があっても問題ない! 向き合い方をアピールしよう
そもそも企業がこの質問をする背景には、応募者が自分の苦手な物事に対して、どのように向き合う人間なのかを知りたい、という意図があります。苦手なことから逃げるタイプなのか、それとも乗り越えようと努力するタイプなのか、その姿勢が見られています。
苦手があること自体は問題ではなく、そこへの取り組み方が評価されるということを覚えておきましょう。
こちらの記事では、応募書類や面接などで自分の苦手なことを聞かれた場合にどのように答えるとよいのかを解説しています。
こちらでも苦手なことの伝え方について回答例も踏まえて解説しています。
こちらの関連Q&Aでは、数学が苦手な場合にどのように伝えると良いかをアドバイザーが解説しています。
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