この記事のまとめ
- 「仕事をする上で大切なこと」は類似の質問があるので注意が必要
- 「仕事をする上で大切なこと」は入社後の活躍が見極められている
- 「仕事をする上で大切なこと」の回答例15選
- 面接力診断ツール
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面接でよく聞かれる「仕事をする上で大切なことはなんですか」という質問。これまで社会人経験がない皆さんにとって、なんて回答すれば良いかわからないと悩む人も多いのではないでしょうか。
「仕事をする上で大切なこと」の質問は、企業の質問意図をしっかりと押さえたうえで、見つけ方や回答方法をしっかりと把握する必要があります。
この記事では、キャリアアドバイザーの鈴木さん、横山さん、富岡さんのアドバイスを交えつつ、「仕事をする上で大切なこと」の回答方法や注意点について解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
「仕事をする上で大切なこと」は入社後の活躍が見極められている!
「仕事をする上で大切なこと」の質問で企業が見ているのは、あなたの入社後の姿です。その意図を理解したうえで、入社後に活躍できるということを、伝え方に注意しながら最大限アピールする必要があります。
この記事では、まず「仕事をする上で大切なこと」とは何かについて、似たような質問と比較しながら解説していきます。就活ではさまざまな質問が聞かれるため、違いをしっかりと理解して、適切な回答ができるようにしていきましょう。
次に、「仕事をする上で大切なこと」を企業が質問する意図について解説していきます。意図を押さえたうえで、「仕事をする上で大切なこと」の見つけ方や伝え方について、注意点を交えて解説していきます。社会人経験がない学生の皆さんにとっては、なかなか見つけづらいものですが、適切な回答やアピール方法を理解していきましょう。
また、実際の例文も解説するので、回答を作成するうえでの参考にしてみてくださいね。
就活で聞かれる「仕事をする上で大切なこと」とは
「仕事をする上で大切なこと」とは、周囲との人間関係や仕事への向き合い方、捉え方など、業務をおこなううえで大切にしたい価値観を指します。
仕事を進めるにあたって、コミュニケーションを大事にする人や効率を重視する人など、大事にするものは人それぞれです。
企業は、入社後に仕事を進める中で学生が大切にしたい価値観やポリシーを知るために、面接で「仕事をする上で大切なこと」の質問を実施します。
似たような質問がいくつか存在するので、次で解説する内容を踏まえて、違いをしっかりと理解し、面接で適切に答えられるようにしていきましょう。
「大切にしている価値観」との違い
「仕事をする上で大切なこと」は、仕事を進めるうえで大切にしたい価値観を指しますが、単に「大切にしている価値観」について質問された場合は、仕事に限らず生きるうえで大切にしたい普遍的な価値観を質問されています。
そのため、社会貢献や自己成長といった仕事にまつわるものから、お金や安定性など人生において大切にしていることなど、回答の幅が広いという特徴があります。
「大切にしている価値観」の回答例
- お金
- 家族を大切にすること
- 新しいチャレンジをすること
大切にしている価値観については以下の記事を参考にしてみてください。答え方について詳しく解説しています。
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「あなたにとって仕事とは」との違い
「あなたにとって仕事とは」という質問は、仕事を通して実現したいことや将来的に成し遂げたいことに関する質問です。そのため、「会社に求めること」を聞くための質問となります。
「仕事をする上で大切なこと」と同様に仕事に関する質問ですが、「仕事をする上で大切なこと」は業務レベルでの質問であるのに対して、「あなたにとって仕事とは」という質問では、将来的なビジョンに関する質問です。
主な回答例として次が挙げられます。
「あなたにとって仕事とは」の回答例
- 自己成長のためのもの
- 夢を実現するためのもの など
「仕事をするうえで大切なこと」は、自分がチームやグループなど組織で何かをおこなう時に「組織の中で必要だと思うこと」と、置換して考えることで、より明確な回答に近づけることができます。
組織で重要な要素はたくさんあるので、その中から自分に合うものを見つけると良いです。
次の記事では、「あなたにとって仕事とは」という質問に対する回答の見つけ方や適切な伝え方について、例文を交えて解説しています。参考にしてみてください。
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「仕事をする上で大切なこと」を面接で聞く意図
「仕事をする上で大切なこと」を面接で聞く意図
- 仕事への意欲を知りたい
- 社風とマッチするか知りたい
冒頭に「仕事をする上で大切なこと」の回答を通して、企業の採用担当者は学生が入社後に活躍できるかどうかを見極めていると解説しましたが、具体的には上記の2つが見られています。
質問された時に的外れな回答をしないためにも、2つそれぞれについて次で詳しく解説するので、意図を理解して、回答するべき内容の方向性を押さえてくださいね
仕事への意欲を知りたい
どんなに立派な志望動機や自己PRがあっても、仕事への意欲がなければ、企業のメリットはありません。
志望動機では、なぜその会社を志望するのかをアピールしたり、自己PRでは、自分のストロングポイントをアピールしますが、仕事への意欲は伝わりづらいものです。
「仕事をする上で大切なこと」の質問は、どのようなスタンスで仕事に臨んでいくかといったように、仕事に対する姿勢を知ることができます。
仕事へのモチベーションが高ければ、入社後の活躍が期待できるため、働くことや仕事への意欲を見るために「仕事をする上で大切なこと」の質問がなされるのです。
社風とマッチするか知りたい
企業にはそれぞれ社風と呼ばれる企業特有のカルチャーが存在します。これは仕事の進め方などにもあらわれているため、社風と異なる人が入社すると足並みが揃わなくなってしまい、事業運営に支障をきたしてしまう場合があります。
また、学生視点でみても会社が仕事を進めるうえで大事にしている価値観と自分が大切にしている価値観が合わない場合、入社後に仕事を進める中でギャップに苦しんでしまうこともあります。
「仕事をする上で大切なこと」の質問は仕事への向き合い方に関する質問のため、学生の回答と自社の社員を照らし合わせ、学生の仕事における価値観や姿勢が自社の社風とあっているかを見て、学生・企業双方の認識齟齬を防いでいるのです。
志望動機はなぜ志望企業に入りたいのかを述べるものです。一方で、「仕事をする上で大切なこと」は仕事に対する取り組み姿勢や信条が問われます。
志望動機は成長過程で変化していきますが、「仕事をする上で大切なこと」は更に根本の部分で、あまり変わることない本質的なものです。会社の風土とマッチしているかを知るうえでは効果的な質問といえます。
次の記事では、社風を志望動機にする際の注意点やメリットなどを例文を交えて解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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「仕事をする上で大切なこと」の見つけ方3選
「仕事をする上で大切なこと」の見つけ方3選
- 課外活動などにおける集団の中での立ち回りから探す
- 「志望企業で活躍できるかどうか」から考える
- 自分のなりたい像から考えてみる
「仕事をする上で大切なこと」は仕事を円滑に進めるための責任感や意欲、社風との相性、人とのかかわり方を見るために質問されます。
これまで仕事をしてこなかった皆さんにとって、どのように選定していけば良いかわからないと悩んでしまうものですが、過去の経験から導き出すことができるので、次で解説する方法を参考に、「仕事をする上で大切なこと」を見つけていきましょう。
①課外活動などにおける集団の中での立ち回りから探す
「仕事をする上で大切なこと」を見つけるための方法の1つが、集団での経験を振り返ってみることです。
バイトや部活、サークルといった課外活動など組織の中で、「どのように立ち回っていたか」や「周囲に対してどのような価値を提供していたか」、「どんな役割を担うことが多かったか」を考えてみましょう。
これらを考える方法は大きく2つに分けられるので、次で詳しく解説していきます。
- 1人でできる趣味に時間を割くことが多く、部活やサークルなどこれといった集団の活動もありませんでした。そういう場合はどのように考えればいいですか?
「ライフチャート」で自分の考え方を整理しよう
仕事をするうえで大切なことを見出す為の自己分析方法としては、「ライフチャート」を使用することをおすすめします。
「ライフチャート」は自分の中での良い出来事、悪い出来事を時間軸と感情で書き出すもので、その時に感じたこと、起こった事実を客観視することができ、自分の考え方を整理して気づくことができます。
この気づきから、仕事をするうえで大切なことを見出してみてください。
自己分析を実施する
集団における自分の立ち回り方を知る方法の1つが自己分析です。
すでに自己分析をおこなったという人もいるかもしれませんが、改めて「集団の中での自分」という枠組みで自己分析をおこなってみましょう。
具体的な方法としては、自分史の作成がおすすめです。
自分史とは
自分自身の生涯あるいは半生の出来事を文章化したもの
上記の表を参考に、「部活動」「アルバイト」「人間関係」といった項目に加え、「学校」「サークル」などを追加して、それぞれ集団の中でどんな役割だったかを洗い出してみましょう。
洗い出した結果、共通する点が集団において自分自身が大切にしている価値観、つまり「仕事をするうえで大切にしていきたいこと」につながるはずです。
たとえば、自己分析の結果、何事も注意深く、よく考えてから物事に取り組むことが多いという人は「慎重さ」「計画性」などが挙げられます。そのため、「仕事をする上で大切なこと」は「慎重さ」や「計画性」をチョイスしていくと良いでしょう。
わかりやすい手法として、自分史を作成する方法を解説していきましたが、自己分析の方法はほかにもいくつか存在します。次の記事では、自己分析の方法について詳しく解説しているので、参考にしてみましょう。
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自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
自己分析は就活の明暗を分ける重要なポイント。自己分析をするメリットや自己分析のやり方、注意点などをキャリアコンサルタントが解説します。自分に合った自己分析方法を見つけて選考や企業選びに活かしましょう。
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他己分析を実施する
集団の中での立ち回りを知るために、実際に部活やサークルのメンバー、バイト先の人に話を聞いてみることもおすすめです。
他己分析と呼ばれる手法ですが、集団で一緒に活動したメンバーに以下の質問をしてみましょう。
他己分析を通して、集団での立ち回りを聞く際の質問例
- 集団での役割はどうか
- 自分はあなたにとってどんな存在か
- 印象に残っている出来事はあるか
- 自分に助けられたエピソードはあるか
注意点として、他己分析は、特に友人に依頼する場合、相手の関係値を気にして一般的な質問になりがちです。本来の自分を見極めるために、具体的なエピソードも併せて聞いてみましょう。
一人ではなく、複数人に聞けるといいですね。回答が集まると自分という人間が他人にはどのように映っているのか全体像が見えてきます。
同じような立場の人だけでなく、先輩や先生、年上、年下などいろいろな人に聞いてみましょう。
②「志望企業で活躍できるかどうか」から考える
企業が「仕事をする上で大切なこと」を質問する理由の1つとして、社風とマッチしているかどうかを知りたいという観点があります。
そのため、企業の特徴などを押さえて、志望企業で求められることを知り、そこから自分が活かせる強みを考えてみるのも手段の1つです。
事前に自己分析をし、自分の強みをいくつかピックアップしたうえで、次で解説する方法を参考に企業の特徴を押さえていきましょう。
企業の社風や事業の特性を押さえる
まずは企業の求める人物像を押さえていきましょう。「求める人物像」は採用サイトや採用パンフレットに記載してあるので、参考にしてみてください。
また、実際の業務や事業の特性を考えてみることも重要です。
たとえば、チームで進めていく仕事が多い企業では「協調性」や「チームワーク」を大事にします。チームで仕事を進めていくことが多い企業を志望する場合は、自分の過去の経験の中に「協調性」や「チームワーク」にまつわるエピソードがないかを探してみると良いでしょう。
- 同じ業界でも企業によって社風が異なるかと思いますが、その場合、仕事をする上で大切なことの回答は都度変えたほうが良いのでしょうか?
それぞれの企業にフィットした回答をしよう
志望する企業の社風が真逆なものであるのならば変えた方が良いでしょう。
ですが、企業の求める人物像や社風を調べたうえで、自分に重なる大切なことが見つかったら、それをそれぞれの志望企業にどうフィットさせていくかを考えてみてください。
上記で紹介している「協調性」や「チームワーク」はどのような職場でも大切にされているものです。
仕事をする上で大切なことを自分自身がしっかり理解できていると、急な質問がきても筋の通った説得力のある回答ができるようになりますよ。
OB・OG訪問を実施する
OB・OG訪問とは
実際に志望企業で働いている人に話を聞きにいき、企業についての情報を得ることができる機会
OB・OG訪問を実施し、その会社の社員から「仕事をしていくうえで大切にしていること」や「活躍する社員の共通点」などを聞いてみましょう。これにより、企業が求める人物像に沿った「仕事をしていくうえで大切にしていること」の参考にできます。
また、OB・OG訪問をした旨も合わせて「仕事をする上で大切なこと」を説明することで、説得力がある回答をすることができますよ。
OB・OG訪問を実施して、ホームページ(HP)や説明会だけでは得られない情報を盛り込み、周囲と差別化を図っていきましょう。
いざOB・OG訪問を実施しようと思ってもどのようにやればいいのかわからない人も多くいると思います。次の記事では、OB・OG訪問に向けた事前準備から当日の流れ、実施後にするべきことなど網羅的に解説しているので参考にしてくださいね。
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③自分のなりたい像から考えてみる
前述の通り、学生の皆さんはまだ社会人を経験していません。なので、サークルや部活動などでの活動だけでは、大切なことと言い切れない人もいるかもしれません。
また、どのような職種で働くかによって、求められるスキルは異なります。
そのため、自分が就きたい職種や将来的に実現したいことが明確な人は、やりたいことから「仕事をする上で大切なこと」を考えても良いでしょう。
希望する職種から考えてみる
希望する職種がある場合、そこで求められるスキルや能力、特徴から「仕事をする上で大切なこと」を考えることも手です。
たとえば、営業職の場合、課題発見力やヒアリング力、行動量などが求められますが、自分自身の過去の経験から課題発見力やヒアリング力、行動量が活きたエピソードを探してみてください。
人の話を聞くことを重視してきたのであれば、傾聴力が仕事をするうえで大切な価値観ですし、部活動でとにかく自主練習を重ねてきたのであれば、行動量を大事にしているといえます。
このように自分が就きたい職種で重視されていることを踏まえて、過去の経験を深掘りしてみると「仕事をする上で大切なこと」が見えてきます。
自分が将来的に実現したいことから考えてみる
「将来的に独立したい」、「新規事業の立ち上げをしたい」といったように実現したいことがある場合、そこで必要なスキルを洗い出してみましょう。
洗い出したスキルや求められるスタンスが、過去の自分自身の経験とつながっていることで、一貫性が増します。そのため、やりたいことへの説得力や再現性を高めることができます。
また、尊敬している人や憧れている人などがいる場合は、その人が仕事をするうえで大切にしていることも参考になるかと思います。働くことがイメージしづらいからこそ、将来を念頭に置いて考えてみるのもおすすめですよ。
次の記事では、「入社後にやりたいこと」の見つけ方や回答方法について解説しています。例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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企業が入社後にやりたいことを質問するのは、就活生の希望を知りたい意向が強いためです。入社後にやりたいことを見つけるための方法やどうしても見つからなかったときの対処法をキャリアコンサルタントが解説します。
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「仕事をする上で大切なこと」を伝える際のポイント
どんなに秀逸な「仕事をする上で大切なこと」があったとしても、しっかりと伝えられなければ意味がありません。
冒頭で解説したように「仕事をする上で大切なこと」は、入社後に自社で活躍できる可動化を見極める質問です。そのため、どのように活かしていくかなどを、端的かつ論理的に伝える必要があります。
では、具体的にどのように伝えていけばいいのでしょうか。次で解説していくので、参考にしていきましょう。
端的な言葉で表現する
「仕事をする上で大切なこと」を伝えるにあたり、端的に何を意識するのか述べていきましょう。
回答の方向性として、大きく3つのカテゴリーに分けられます。これは働くうえで大切なことを考える際に軸となる言葉です。次で解説するカテゴリーを参考に、自分を最大限にアピールする言葉を探していきましょう。
周囲との関係性に関する言葉
仕事は1人で進めていくものではありません。誰かに何かを教えてもらったり、誰かと協業して進めたりと、基本的に周囲と関係値を構築していく必要があります。
そのため、仕事をする上で大切なこととして、周囲との信頼関係を選択することも要素の1つです。周囲との関係値を大事にする場合の軸となる言葉は次の通りです。
周囲との関係性に関する言葉
- 協調性
- 信頼関係
- 思いやり
- チームワーク
- 責任感
- 誠実さ
これまでの経験でチームで何かを成し遂げることに価値を見出してきた人や仲間を想うことを大切にしてきた人は、上記の言葉を参考に働くうえで大切なことを述べていきましょう。
周囲との関係性に関する言葉で、大事な言葉として考えられるものは、「個性を認める」があります。
仕事はたくさんの人との関係で進めていきます。それぞれ個性があり、特徴があるので、その人となりを認めることが重要です。
仕事への向き合い方に関する言葉
基本的にビジネスは「誰かに商品・サービスを提供する」という目的のもと成り立っています。
ですが、誰かに商品・サービスを提供する際に、「なぜやるのか」「誰のためにやるのか」「何のためにやるのか」といった目的は人それぞれです。
自分が仕事をする目的を「仕事をする上で大切なこと」として伝えることも良いでしょう。仕事への向き合い方に関連した軸となる言葉は次が挙げられます。
仕事への向き合い方に関する言葉
- 顧客に幸せを届ける
- 困っている人に寄り添う
- 顧客の課題に寄り添う
- 顧客の期待に応える
- 世の中の利便性向上
- 豊かな社会の実現
- 社会になくてはならないものを作る
私は、日頃仕事をする上は、「解決できない問題はない」という考え方をしています。時間がかかっても、どんな苦境に立たされても、必ず打開できると信じています。
加えて悲観的にならず、「なんとかなるさ」というポジティブな気持ちをいつも持つようにしています。
自己成長に関する言葉
若手のうちから成長していきたいなど、仕事の目的として自己成長を掲げる人もいることでしょう。
自分の目標達成や能力向上、実現したいことに対して、努力し続けることができる人は、自己成長に関する言葉を軸にするのがおすすめです。自己成長に重きをおいている人は、次のような言葉を述べていきましょう。
自己成長に関する言葉
- 向上心
- 謙虚さ
- モチベーション
- 行動力
- 計画性
- 効率
- 論理的思考力
私は「学び続ける」という姿勢を大切にしています。
仕事を探究していくと次々と問題や問いが生まれてきます。いい仕事をしていくためには常に自分自身をアップデートさせることが必要であり、そのためには学びが不可欠です。
大人になっても仲間と学べる日々は刺激的で楽しく感じます。
結論ファーストで伝える
「協調性」「信頼関係」「顧客の課題に寄り添う」「豊かな社会の実現」といったように、仕事をする上で大切なことの回答は、抽象度が高くて回答の幅が広いという特徴があります。
結論が見えない話は、聞き手にとって意図がわかりづらいものとなってしまいます。特に抽象度の高い「仕事をする上で大切なこと」の回答は、回りくどい言い方ではなかなか相手に伝わりません。
そのため、まずは結論として「仕事をする上で大切なこと」を伝え、そのうえで選んだ背景や理由を述べていくようにしましょう。
たとえば、「仕事をする上で大切なこと」が協調性だった場合、次のような伝え方をしましょう。
「仕事をする上で大切なこと」の回答の始め方
私が仕事をするうえで大切にしていることは、協調性です。
これはPREP法と呼ばれ、「物事を伝える時のフレームワーク」です。結論から話すことで、途中で多少上手く伝えられない部分があっても一番伝えたいことはわかるので、聞き手も内容を汲み取りやすくなります。
結論ファーストは、社会人の基本となる話し方です。
結果から過程を話すことで、なぜその結果に結びついたのかを、わかりやすく論理立てて伝えることができます。
根拠となる具体的なエピソードを盛り込む
「仕事をする上で大切なこと」を回答する際は具体的なエピソードを盛り込むことが必須です。具体的なエピソードがないと回答に説得力がなく、入社後の再現性が伝わりにくくなってしまうからです。
「仕事をする上で大切なこと」を見つける際に参考にした過去のエピソードを端的に伝えていきましょう。伝え方については、後ほど解説する例文を参考にしてみてくださいね。
アドバイザーコメント
横山 慶一
プロフィールを見るただの失敗談にならないように注意
多くの場合、具体的なエピソードは、強く印象に残っているものを盛り込むと思いますが、多くが失敗したことや、挫折感を感じたことではないでしょうか。
注意点としては、自分が苦しんだ「体験」ばかり語ってしまい、失敗談の話になってしまうことです。
失敗から何を学び、どんな気づきを得たかが重要
採用担当者は、「どんな失敗をしたか」に興味を持ったり、「かわいそうだなあ」と同情することはまずありません。(この2つは学生側の一方的願望だと思ってください。)
採用担当者が知りたいこととは、失敗から何を学び、意識や心情がどのように変化したのか、その経験を通してどのように成長したり人生に対して何らかの決意を持ったのかなどです。
それは一時的な体験としてではなく、人間形成として、仕事をしていく上での信条として影響があった経験なのかを問います。
仕事をする上での大切なこととは、仕事に向きあうその人の姿勢、信条そのものなのです。
入社後にどう活かしていくかを伝える
「仕事をする上で大切なこと」は入社後の活躍を見極められているので、仕事をするうえで大切にしていることを、入社後にどのように活かしていくかも述べましょう。
入社後の活かし方を盛り込むことにより、聞き手である面接官はより具体性を持って、話の内容をイメージすることができます。より印象に残すためにも締めの言葉として述べてください。具体的な内容は後半の例文を参考にしましょう。
「仕事をする上で大切なこと」を面接で伝える際の注意点
「仕事をする上で大切なこと」は伝える内容を誤ると思った以上に印象を残せなかったり、社会人としての心構えがなっていないという見られ方をしてしまいます。
次では、「仕事をする上で大切なこと」を面接で伝える際に注意するべきことについて解説するので、しっかりと押さえていきましょう。
志望する職種に合わせた内容にする
営業職であれば、活発な人材や課題解決力がある人材を企業は求めますし、事務職であれば、効率的に動くことができる人材が求められます。このように、志望する職種によって、求められる人物像は異なってきます。
そのため、事務職を志望する人が「仕事をする上で大切なこと」についての回答として、「顧客の課題を解決する課題発見能力」と述べても業務とのつながりが見えづらいものです。
希望する職種が明確になっている人は、自分が志望する職種に合わせた内容にしていきましょう。
中には希望職種がまだ定まっていないという人もいるかと思います。次では面接でよく聞かれる「入社後やりたいこと」の見つけ方や回答方法について解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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例文10選|入社後にやりたいことの回答で押さえるべきコツは?
企業が入社後にやりたいことを質問するのは、就活生の希望を知りたい意向が強いためです。入社後にやりたいことを見つけるための方法やどうしても見つからなかったときの対処法をキャリアコンサルタントが解説します。
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次の記事では、80種類以上ある職種についてそれぞれ解説しています。また、職種の選び方や業種との違いなどについても解説しているので、なりたい職種が見つからない人は参考にしてみてくださいね。
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就活の軸を決めるために、さまざまな職種の種類について理解を深めましょう。この記事では職種の種類を紹介するだけでなく、向いている職種の選び方をキャリアコンサルタントが解説します。自分のキャリアを明確にして職種を選択するカギにしてください。
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当たり前のことは避ける
「遅刻はしない」「嘘はつかない」など、社会人として当然に求められるものは避けましょう。基本的に就活や社会人では、これらの当たり前のことは「できていること」が前提とされています。
そのため、入社後もわざわざ「遅刻はしないようにしましょう」などと言われることはありません。個人的に大事にする分には問題ありませんが、「仕事をする上で大切なこと」を通して企業が知りたいのは、入社後に仕事を進めていくうえでどのような立ち振る舞いをするか、どのように周囲と関係を作っていくかという点です。
「遅刻はしない」「嘘はつかない」など、当たり前のことを述べてしまうと、実際の働きぶりがイメージしづらいので避けてくださいね。
他にも、学生との面談で印象に残りにくいものは、「がんばります」「反省して〜」「努力してきました」といった抽象的なものや「〜と人から言われた」という自分自身の価値観が見えない他人事のような表現です。
いずれも学生の人間像が見えません。
内容別! 「仕事をする上で大切なこと」の回答例15選
実際に面接の場で「仕事をする上で大切なこと」を質問された際の回答について、例文を解説していきます。
先ほど解説した「軸となる言葉」別に15個紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①協調性
協調性
私が仕事をするうえで大切にすることは、常に相手の視点に立って物事を考える「協調性」です。これは、私が大学時代にフットサルサークルの代表として、チームをまとめる中で意識していたことです。
私が所属していたフットサルサークルは初心者から経験者まで幅広い層が所属しているサークルでしたが、経験者の方が実力があることから初心者の参加率が下がっていました。
そこで私は初心者に対して、初心者・経験者が一緒におこなうことが出来る練習メニューにしたり、ミニゲームではパワーバランスが整うようにチーム分けするなど、できるだけサポートしたり、楽しめる環境づくりをおこないました。その結果、サークルの参加率はOB・OGの代よりも向上させることができました。
この経験から何かを進めるうえで協調性を持つことの重要性を学びました。御社に入社後も持ち前の協調性を活かして、利益や社内の雰囲気づくりに貢献していきます。
一部の人だけが楽しむサークルではなく、初心者にも配慮したチーム運営を心がけていたことが伝わってきます。
経験者に納得感を持ってもらうようにどのような働きかけをしたのか、また実際のチームメイトの声も加えられるといいですね。
②傾聴力
傾聴力
私が仕事をするうえで大切にすることは、常に相手の意見を積極的に聞き入れる「傾聴力」です。これは、私が大学時代にサッカー部主将として、チームをまとめる中で意識していたことです。
部として、全国大会出場を目標にしていたことから、主将に就任した当初は目標に対しての焦りから、自分の意見を強引に押し付けてしまっていました。ですが、チームの成績は向上せず、チーム全体のモチベーションも低下してしまっていました。
そこで私は改めて部員への接し方を見直し、一人ひとりに寄り添い、相手の意見を聞いたうえで意見したり、時には意見を聞くことを意識しました。その結果、主将としての求心力が高まり、チーム全体のレベルアップにもつなげることができました。
この経験から他者からの信頼を得るには、まず相手の話や意見を聞くことが必要だと考えます。御社に入社後も、独りよがりに仕事するのではなく、まずは上司や同僚の意見を聞いたうえで適切に行動し、利益に貢献していきます。
自分の強みである「傾聴力」が養われたストーリーがわかりやすい内容になっています。
人が成長するキッカケは自分自身の失敗について反省し、改善しようと思い、行動した時に起きます。成長できる人材という評価が得やすい内容です。
③主体性
主体性
私が仕事をするうえで大切にすることは、何事も率先して取り組んでいく「主体性」です。学生時代にアルバイトをしていた携帯ショップでは、マニュアルがなくサービスの質に個人差がありました。
そのため、新人がなじめずにすぐに辞めてしまうことが続いていました。そこで私は店長に対して、マニュアル作成をさせてもらい、誰もが働きやすい環境を作ることを意識しました。
結果、サービスの質に個人差がなくなり、顧客満足度も全国トップになることができ、アルバイトでも主体的に行動することで、誰かのためになることを学びました。
御社はベンチャー企業であるからこそ、若手のうちから手を上げればさまざまな仕事を任せてもらえるとOB・OG訪問で伺いました。入社後は主体的に行動し、利益に貢献していきたいです。
踏み込んだすばらしい行動をされていますね。
「主体性」を押し出すためには、提案をおこない、そこで終わりにせず自ら実際のマニュアルを作成し、先頭に立って行動したことを強調できると良いですね。
④改善力
改善力
私が仕事をするうえで大切にすることは、粘り強く試行錯誤しながら最適な方法を見つける「改善力」です。これは大学時代のウォーターサーバーのテレアポのアルバイトで意識していたことです。
私は当初、まったく売ることができませんでした。そこで電話でのトークを見直し、毎回電話直後に5分で振り返りをおこない、次につなげていくようにしました。
その結果、売上が向上し、全国トップ10に入ることができました。この経験から、常に改善を重ねて、試行錯誤していきながら最適な方法を探すことの重要性を学びました。入社後に課題にぶつかっても常に課題を見つけ、アクションを起こしていきながら、高い売り上げ目標を達成していきます。
「粘り強く、試行錯誤しながら」と言っていますが、5分の振り返りをおこなったという説明しかなく、どのような改善力を持っているのか伝わりづらいので、エピソードの部分をもう少し具体的にしてみると良いですね。
⑤生産性の向上
生産性の向上
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、常に効率的な方法を模索しながら、生産性を向上させていくことです。学生時代のテニスサークルで会計を担当していましたが、私の前任者までは手書きによるアナログな方法でサークルの会計を実施していました。
私も当初は手書きで会計を実施していましたが、非効率的なやり方に違和感を感じ、無料の外部ツールを導入し、業務の効率化を計りました。
その結果、自分自身の作業時間を短縮するだけではなく、誰でも簡単に会計業務をおこなえるようになり、競技に専念できるようになりました。この経験から、どんなことに対しても常に効率化できないか考えてみることの重要性を学びました。
御社はベンチャー企業なので、1人で多くの仕事をこなしていくとOB・OG訪問で伺いました。入社後も常に効率的なやり方を模索し、生産性を向上させ、売上に貢献していきます。
「生産性」が仕事をするうえで大切なことという内容で展開されていますが、生産性の向上については、目で見えづらいものです。
学生時代の経験に数値を加えることで、どれくらいの貢献ができたかが伝わりやすくなりますよ。
⑥責任感
責任感
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、与えられた範囲にとどまらず、何事も自分ごととして捉える「責任感」です。これは高校時代のサッカー部で意識していたことです。
私は高校3年時に大きな怪我をしてしまい、選手としての高校サッカー人生が終わりました。試合に出られないことでチームでの自分の存在意義を見失い退部も検討しました。
しかし、ほかの部員がサッカーに集中できる環境を作ることがチームの成長につながると考え、これまで皆があまりやりたがらなかった裏方業務を責任持っておこなうようにしました。
怪我人の自分がチームのために誰よりも働くことでチーム全体の士気も上がり、負け越していたリーグ戦で勝ち星を重ね残留を果たすことができました。
この経験から与えられたポジションに関係なく、何事も自分ごととして、責任感持って取り組むことの重要性を学びました。御社に入社後は自分の業務にとどまらず、会社の一員として責任感持ってあらゆることに取り組み、会社の拡大に貢献していきます。
責任感はどのような行動に現れますか? 文中の「みんながやりたがらなかった裏方業務〜」という表現は、責任感からの行動とは少し違うので、「少しでもチームの成長に貢献したいという思いから裏方業務を率先してやった」という表現の方が良いでしょう。
「責任感」はアピールの仕方を間違えるとあまり評価されないこともあります。次の記事では、失敗パターンや周囲と差別化できるアピール方法などを解説しているので、参考にしていきましょう。
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⑧向上心
向上心
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、現状に満足せず、常に成長し続ける向上心です。
私は小学生の時からずっと野球をしてきました。高校時代は強豪校の野球部に入部しましたが、それまでレギュラーだったのとは一転して、レギュラーに入れず、ベンチ入りすらできない時期が続きました。
野球を辞める選択肢も考えましたが、悔しさから、自分の苦手としていた守備において、毎日自主練習を重ねた結果、最後の夏の大会ではレギュラーを取ることができました。
この経験から御社に入社後も現状に満足せず、常に向上心を持って、業務に取り組んでいきます。
コンパクトにまとまってはいるのですが、高校で初めてレギュラーを取れなかった時の悔しさについてもう少し具体的な説明があるとわかりやすいですね。
さらにそこからどんなことに気づき、諦めずに取り組もうと思ったかを言えるようになるとより向上心をアピールできますよ。
⑨信頼関係
信頼関係
私は、業務を円滑に進めていくために、周囲と信頼関係を構築することを大切にしていきたいと考えます。
私は大学時代、学園祭実行委員に所属し、3年次からは代表を務めていました。学園祭では、さまざまな部活やサークルが出店しますが、大学からの決まり事が多いため、毎年部活やサークルからのクレームが多く出る傾向にありました。
そこで私は部活やサークルの代表者と関係構築をおこない、「どのような学園祭にしていきたいか」ということを伝え、皆が同じ目標に向かっていけるように信頼関係を築くことをしました。
その結果、部活やサークルからのクレームが減り、代表者からも「今年はやりやすかった」といってもらうことができました。この経験から社会人になっても、独りよがりになることなく、相手との信頼関係を大事にしていきながら、仕事を進めていきます。
「信頼関係」の構築という一番難しい役回りを、学園祭という一大イベントの中から気づいたということが良い点です。
この場合、他者の意見を入れるのであれば、何故良かったのかを第三者の言葉として伝えることで、内容にリアル感を持たせることができます。
⑩計画性
計画性
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、見切り発車するのではなく何事も段階を踏んで取り組んでいく計画性です。
大学時代に私は経営学のゼミに所属していました。所属していたゼミでは、毎年チームに分かれてビジネスコンテストに出場するのですが、私のチームではコンテスト当日から逆算して、スケジュールを立て、改善を重ねながら、進めていきました。
その結果、コンテストでは「ツッコミどころがなく網羅性が高い内容」と評価いただき、優勝することができました。
この経験から物事は見切り発車ではなく、計画的に進めていくことの重要性を学びました。社会人になってからも業務を円滑に進めるため、計画性を重視していきながら進めていきます。
「計画性」が少し抽象的なので、「緻密な情報収集」「合理的なスケジュール策定」「メンバー間の報連相」など、自分が考える計画性がどのような行動になっていたのかを具体的に伝えるようにしましょう。
計画性を大切にしている人は、その価値観や強みを自己PRにつなげることも可能です。詳しい自己PR方法はこちらの記事で解説しているので、併せて参考にしてください。
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⑪推進力
推進力
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、何かに行き詰まった時でも組織を前進させていく「推進力」です。
私は大学時代にIT企業で長期インターンシップをおこなっていました。そこで私はインターンメンバーと全社総会でおこなうコンテンツの企画を任されました。企画にあたり方針を定める段階でメンバー間の意見が食い違い、プロジェクトを前に進めることができずにいました。
そこで、私は「潤滑油」として、それぞれの意見を聞き妥協点を見つけることで、皆が納得する方針を定め、企画を無事に成功させることができました。
先日御社の〇〇さんにOB・OG訪問を実施した際に、御社はチームで活動することが多いと伺いました。入社後も持ち前の推進力を活かして、プロジェクトに行き詰まっても組織を前進させていきます。
「推進」にも色々な方法がありますが、この例文は「潤滑油」として協調性を発揮したとアピールしていますね。
おそらくこの経験の中ではあなたの他の要素も「推進」に影響していると思います。3つほどキーワードをあげてバリエーション豊かな推進力を持っていることをアピールしてみるとさらに良くなりますよ。
⑫思いやり
思いやり
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、常に相手の視点に立って物事を考える「思いやり」です。
これは私が大学時代トライアスロン部で主将としてチームをまとめる中で意識していたことです。
それまで結果でチームに貢献してきた歴代の主将の方々と比べると、私は競技力が低く背中でチームを引っ張ることができませんでした。
そのため、自分にしかできないことは何か考え、一人ひとりに寄り添い相手の立場に立って行動し、悩んでいる部員の相談に乗ったり、チームのビジョンをメンバーに発信していくなど、後ろからチームを支えることを意識しました。その結果、主将としての求心力が高まり、チーム全体の競技力の底上げにもつながりました。
この経験から他者からの信頼を得るためには常に相手を思いやって行動することが必要だと考えました。仕事においてもこの考えを大切にして、信頼される社会人になりたいと思います。
自分が「思いやり」が必要であるということに気づいた、キッカケのエピソードが書かれており、信頼感を得やすい内容になっています。仕事は自分本位で進まないことがほとんどなので、成長してくれる人材だなという印象を受けます。
次の記事では、人を笑顔にする仕事について例とともに解説しています。思いやりや人のためになる行動を大切にしてる人は、ぜひ読んでみてくださいね。
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⑬謙虚さ
謙虚さ
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、何事も驕ることなく取り組んでいく「謙虚さ」です。これは私が高校時代のサッカー部での経験から意識していることです。
高校時代、私はサッカー部でFWとして、チームでも一番点を決めていました。当時は完全に驕っており、練習も不真面目に取り組む部分がありました。その結果、愚直に練習に取り組んでいた後輩にレギュラーの座を奪われてしまいました。
そこで練習では一番声を出すようにし、自主練習もおこなうようになったりと、自分自身を見直し謙虚にサッカーに向き合うようになりました。
その結果、レギュラーに戻ることができ、所属していたリーグでも得点王となることができました。この経験から、謙虚に取り組むことの重要性を学びました。
社会人になってからも上手くいっている時ほど謙虚に物事に取り組み、会社の利益に貢献していきます。
謙虚さとは、自分がひた向きに努力することとは少し異なります。謙虚さは「相手本意」になって配慮したり役立とうという貢献意識を持つことで現れます。
行動はしっかりできているので、その行動がチームへの貢献という強い思いがあることをしっかりと伝えましょう。
⑭チャレンジ精神
チャレンジ精神
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、困難にぶつかってもめげることなく取り組む「チャレンジ精神」です。これは私が大学時代に常に意識していたことです。
もともと、高校まではあまり積極的に活動するタイプではなかったのですが、このままではいけないと思い、大学時代は英会話やフットサルサークルの立ち上げ、長期インターンなど、さまざまなことにチャレンジしてきました。
特に長期インターンでは営業を任され、当初は電話での提案に苦手意識を感じていたのですが、先輩にロープレをお願いしたり、自分の営業トークを録音して振り返るなど、めげずに苦手を克服していった結果、社内で売上1位を記録しました。
この経験から何事もまずはトライしてみることの重要性を学びました。御社は若手のうちから抜擢や手を上げた社員に対して挑戦の機会を提供すると伺いました。
入社後はまず目の前の業務に全力を出すことはもちろんですが、さまざまなことに挑戦し、御社の売上拡大に貢献していきます。
このままではいけないと思ったきっかけやチャレンジすることが、あなたにとってどんな意味を持っているのか知りたいです。
個人のキャリアにおいてチャレンジすることと、企業にチャレンジでどのような貢献をしていくのかを、売上拡大で終わらせずに、理念やビジョンを盛り込んで語れると良くなります。
キャリアを築く中の目標の一つに、役職に就くことが挙げられるのではないでしょうか。次の記事ではプロジェクトマネージャーについて解説しているので、気になる人はチェックしてみてください。
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⑮チームワーク
チームワーク
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、常に周りとコミュニケーションを取りながら同じ目標に向かっていく「チームワーク」です。これは大学時代のゼミでの経験から意識していることです。
私が所属していたゼミはフィールドワークとして、地元企業と協業して商品開発をおこなっていました。当初メンバー間で役割を割り振っていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、メンバーがかけてしまうなど、不十分な状態で取り組むことがありました。
そこで私は、既存の役割を超えてそれぞれをサポートできるようにするため、メンバーに情報共有を積極的におこない、メンバーの進捗なども積極的に聞いて、シェアするようにしました。
その結果、メンバーも積極的にコミュニケーションをおこなってくれるようになり、無事にフィールドワークを成功させることができました。
この経験から、組織で動く際のチームワークの重要性を学びました。御社はチームでプロジェクトを進めていくことが多いと伺いました。入社後はチームワークを大事に御社の成長に貢献していきます。
「チームワーク」について、何故重要なのかに気づいて自発的に取り組んだエピソードがわかりやすい内容です。また自分が学んだチームワークが、志望企業でも重要であるというように展開されていて良い内容です。
職種別! 「仕事をする上で大切なこと」の回答例5選
先ほど解説したように職種によって求められる人物像は異なるので、希望職種がある場合は回答内容も職種によって異なります。
次では職種別の回答方法について解説していくので、自分の希望する職種がある場合はぜひ参考にしてみてくださいね。
①営業職
営業職
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、どんな状況でも柔軟に動くことができる対応力です。
私は大学時代に飲食店でアルバイトをしていました。私が働いていた店では、マニュアルが存在しましたが、私は店長に許可をとったうえで、マニュアルに加えて顧客に合わせた対応を心掛け、スーツの顧客にはおしぼりと一緒に紙エプロンを出したり、子どもには飴を渡すなど、顧客の状況に合わせて臨機応変に対応しました。
その結果、顧客からお褒めの言葉をいただき、追加の注文やリピートしていただくことができました。
この経験から現状に満足せず、柔軟に対応することで新しい道が開けることを学び、日々の生活でも状況に応じて臨機応変に対応することの重要性を学びました。御社に入社後は顧客の要望に対して、柔軟に対応できる営業職になりたいと考えます。
このケースは、顧客本位、ホスピタリティを尊重する姿勢がよく表れています。営業職という観点から、顧客満足度を意識して、あらゆる気配りをした結果、臨機応変な対応ができ顧客に褒めてもらえたことを伝えてください。
もし、臨機応変さを主旨としたい場合は、顧客対応で困難を切り抜けた経験を話すとよいでしょう。
営業職はさまざまな種類が存在します。次の記事では、営業職の種類別に志望動機の作成方法や構成などを例文付きで解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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例文18選|営業職の志望動機で採用担当者を惹きつけるコツ
営業職の志望動機では、仕事内容を理解したうえで、採用メリットまで伝えることが重要です。営業職の種類や仕事の流れ、求められる力を理解しましょう。この記事では志望動機の書き方や採用担当者を惹きつけるコツをキャリアコンサルタントが解説します。
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②マーケティング職
マーケティング職
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、どんな状況でも冷静に対処できる「論理的思考力」です。
私は大学時代に携帯ショップでアルバイトをしていました。個人の顧客相手にプランの提案や契約周りの手続きを実施していたのですが、携帯のプランは複雑であることから内容がわからず困ってしまう顧客が多くいました。
そこで、提案内容を見直し、顧客の立場に立って筋道を立てた説明をおこなったり、伝え方の工夫をおこないました。
その結果、顧客からはわかりやすかったという言葉をいただき、職場の社員からも論理的で伝わりやすいといった言葉をいただきました。
この経験から常に課題は何かを考え、それに対する一番近道は何かを分析し、論理的に解決策を提示していくことの重要性を学びました。
御社は新規事業を次々と創出しており、チャレンジングな風土が魅力的であると感じています。入社後は新しい挑戦に対しても、冷静に状況を把握しながら、常に最適な手段を取り、行動していきたいと考えます。
顧客や社員からの言葉をうまく織り交ぜていて、客観的に評価されていることが伝わってきます。さらにデータを活用、分析した事例なども織り交ぜられるといいですね。
③技術職
技術職
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、失敗を恐れず自ら積極的に物事に取り組む「チャレンジ精神」です。私が大学時代の長期インターンで意識していたことです。
大学時代のインターンでは主に営業を任されていましたが、スタートアップということもあり、手を上げればなんでも任せてもらえる風土がありました。
そこで私は開発のプログラミングに興味を持ち、未経験ながら独学でHTMLを学習し、サービスサイトの改修に貢献しました。この経験から、プログラミングにのめり込み、Javaなどほかの言語も習得することができました。このように、チャレンジ精神を持って何事にも取り組んでみることで、自分の可能性が広がることを感じました。
御社に入社後は、難しい仕事でも失敗を恐れずにチャレンジ精神を持って、積極的に取り組み、サービス開発に貢献していきます。
「チャレンジ精神」が自分にとって仕事をするうえで大切なこととしてあげらていますが、経験の中でなぜプログラミングに興味を持ったのかというキッカケを記載することで、説得力をより増すことができる内容になります。
④事務職
事務職
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、効率です。これは大学時代に私がバスケットボールサークルの会計として、任務を遂行していくうえで意識してきたことです。
無駄なことが嫌いだった私は、紙での管理やサークルの会計情報をすぐに把握できない環境など、これまでの進め方に違和感を感じ、ツールの導入を実施しました。その結果、業務がスムーズになり、競技に集中することができるようになりました。
この経験から常に効率の良いやり方を模索することの重要性を学びました。事務職は企業の事業運営を支える存在であると認識しています。より効率的なやり方を常に模索し続けることが企業成長につながると考え、入社後は効率を重視して、業務を遂行していきます。
前例を踏襲せず、常により良い方法がないか考え実践していく姿勢は、今後仕事をしていくうえでの再現性があっていいですね。ツールで何を使用したかを加えるとPCスキルのアピールにもつながりますよ。
⑤公務員
公務員
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、責任感です。これは私が大学時代にカフェでバイトリーダーをしていた時に意識していたことです。
バイトリーダーは新しいアルバイトの人に業務を教えたり、店長がいない日に店長に代わって、アルバイトをまとめるのが主な業務でした。ですが、店舗が円滑に回るように、シフトの作成や在庫管理なども率先しておこなうようにしました。その結果、店長から感謝され、カフェの本社からも表彰してもらうことができました。
この経験から職務に限らず、ほかの業務も責任感持って全うすることの重要性を学びました。公務員は市民の生活を守るために仕事をするものです。
市民の生活を第一に考え、市民の悩みに対して責任持って向き合い、1人でも多くの市民の役に立てる公務員になります。
本来、責任感はやるべきことを完遂する意志の強さになりますが、このケースは、責任感以上のこと、つまり、自分の責任の範囲を超えて提案をおこない、それを自らが率先して積極的に実行しているという内容を含んでいます。
公的機関の仕事は責任感が重要ですが、更にこのような積極性や提案力が加わることで、責任感を更に際立たせることができます。それを意識して表現してください。
「仕事をする上で大切なこと」回答後に想定される質問と対策
「仕事をする上で大切なこと」の質問では、回答後に面接官から深掘りをされることがあります。
次では想定される質問について解説していくので、参考にしたうえで、実施の面接を想定して、回答を用意しておきましょう。
「違う価値観の人とどのように働くか」という質問
冒頭で解説したように、「仕事をする上で大切なこと」の質問意図として他者とのかかわり方を見ています。会社で働く人はすべて同じ価値観で働いているわけではありません。
「少ない時間で効率よく働きたい」という人もいれば、「とにかく時間をかけてじっくりと進めていきたい」という人がいるため、それを想定して「異なる価値観とどのように働いていくか」という質問をされる場合があります。
異なる価値観の他者と仕事を進める際にどのようにコミュニケーションを取っていくかを回答していきましょう。
「違う価値観の人とどのように働くか」という質問に対しての回答例①
もし異なる価値観の人と一緒に働くことになったら、私は相手の主張を聞いたうえで自分の考えを伝え、妥協点を見つけにいきます。
仕事を進めていくうえで必ずしも正解はないと考えています。新卒1年目や2年目の段階であれば、諸先輩方の意見の方が大事である可能性もあります。
ですが、仕事を進めていくうえで一定の納得感は必要なので、まずは相手の意見を聞き、自分の考えと照らし合わせて最適な方法を考えることがベストであると考えます。
実際の業務シーンを想定した質問
「仕事をする上で大切なこと」の回答は過去の経験に基づいたうえで回答していくものですが、面接官はより回答をイメージしやすくするために、実際の業務シーンを想定した質問を実施します。
たとえば、次のようなものが挙げられます。
実際の業務を想定した質問の例
今月の目標達成までこのままだと未達になってしまいます。今月は残り半月しかありません。どのように解消していきますか?
実際の業務を想定した質問に対する回答例
まずは、つなげてもらえる企業はないか、同僚や他部署の人に相談します。
同時に未達になってしまう要因は自分の営業スタイルにあるかもしれないので、自分自身の営業スタイルを見直して、課題を見つけ、PDCAサイクルを回しながら改善していくようにします。
実際に働いているわけではないので、回答しづらいものですが、実際の業務での立ち回りだけではなく、企業研究ができているかも評価されています。企業は明確に答えを持ったうえで質問しているので、しっかりと企業研究をおこない、実際の業務について押さえておきましょう。
先ほど解説したOB・OG訪問では、実際に働く社員から普段の業務内容について詳しく聞くことができるので、実施しておくことがおすすめですよ。
「仕事をする上で大切なこと」の意図や回答方法をしっかりと押さえて選考を突破しよう!
これまで社会人経験がない皆さんにとって、「仕事をする上で大切なこと」の質問は回答しづらいものと感じるかと思います。ですが、質問を実施する企業には意図があります。
意図に沿って、適切な回答方法で回答することで入社後の活躍をアピールすることができます。
この記事で解説した内容をしっかりと押さえて、適切な回答をして、ぜひ選考を突破してくださいね。
アドバイザーコメント
富岡 順子
プロフィールを見るまずは行動して今の自分を見つめよう
記事で紹介したプロセスを踏んでもらうと、自分が今までどんなことを大切に行動してきたかを知ることができます。難しそうと思わずまずはやってみてください。
過去を振り返り少しずつ今の自分が見えてくると、未来もイメージしやすくなります。そして今後どんな風にキャリアを築いていきたいかを描けるようになっていきます。自分が大切にしたい軸が定まることによって、どんな企業で働きたいかも今までよりも鮮明に見えるようになります。
「大切にしたいこと」は十人十色
「仕事」と言われると、今まで仕事なんてしてきていないし、何を言えばいいのかわからない、こんなことを言ってしまっていいのだろうかと不安に思ってしまうかもしれませんが、今までの経験を元に感じたこと、考えたこと、それを自信を持って語ってください。
実際に企業で働いている人も、何を大切にして働いているかは十人十色です。唯一の解はないので安心してくださいね。
就活という経験を通しても大切にしたいことは変わっていくかもしれません。
それもまた素敵なことです。自分の中の変化も楽しみつつ、面接官との対話を楽しんできてください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/インテグラルキャリア研究所所長
Keiichi Yokoyama〇20歳後半からカウンセリングの勉強を始め、キャリアに比重をおくコンサルティング、人材育成を企業内で推進。独立後は大学のキャリアセンターで学生の就職支援にもかかわる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Junko Tomioka〇南箕輪村のキャリア教育推進コーディネーターに就任後、独立。現在は地方中高生やベトナム人留学生の就活支援、企業内キャリアコンサル、地方就職のサポートをおこなう
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