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自己分析で過去の経験をどう整理すれば良いですか?

自己分析に取り組もうと思っています。基本的に過去の経験を思い出していく作業だと思っていますが、具体的にどのようなポイントを思い起こし整理するべきでしょうか?

過去といっても、今まであったことをすべて思い出すのはきりがないので、どのように整理すべきか教えていただきたいです。

具体的には、どれくらいの時期から、どれくらいの具体性で、どのようなポイントで振り返るべきか教えていただけないでしょうか? ここに挙げた以外にも気を付けるべきポイントがあればそちらも教えていただきたいです!

もしかしたら自己分析の目的がわかっていないのかもしれませんが、過去の経験の整理の仕方がわからず、アドバイスをお願いします!

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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自己分析の過去の経験では得た考えや影響を掘り下げよう

自己分析で過去の経験を整理する際の最も重要なポイントは、出来事を通じて「あなたがどう感じ、どう考え、どう行動し、その結果どうなり、何を学んだか」という心の動きや思考プロセスを深掘りすることです。

単に「何があったか」という事実だけを伝えるだけでは不十分です。

たとえば、ある出来事があったときに、以下の一連の流れを具体的に掘り下げていきましょう。

・あなたはどんな感情を抱いたのか
・その感情があなたにどういう思考をもたらしたか
・その思考からあなたはどんな行動を起こしたか
・その行動の結果、何が起こり、あなた自身はどう変わったか

印象深い出来事から整理! 自分の記憶は他人にも聞いてみよう

具体的にどれくらいの時期から、どの程度の詳細さで整理するかは、あなたが無理のない範囲でかまいません。幼少期から振り返ることもできれば、直近の学生生活や職務経験に絞ることもできます。

小学校の頃、中学校の頃、大学の頃といったざっくりとした区切りから始め、そのなかで印象に残る出来事を書き出してみましょう。それを「勉強関係」「アルバイト」「部活動」「家庭内の出来事」など、ジャンル別に分類していくと整理しやすいですよ。

特に、他人の意見をよく聞くことが大切です。自分自身の記憶は案外曖昧なものです。よっぽど感情が強く残っている出来事でなければ、記憶が勝手に組み変わってしまうこともよくあります。そうした記憶の曖昧さを防ぐためにも、当時の状況を知る人に話を聞いて、客観的な情報を得るようにしましょう。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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自己分析での過去の経験は6~8割の理解度を目指そう

自己分析は「ここまでやったら終わり」というものではなく、常にアップデートしていくものです。

現時点で「これくらいは表現できるかな」という、6~8割くらいの自己理解があれば、まずは次のステップである業界・企業研究に進んで問題ありません。

業界・企業研究を進めたり、実際に面接を受けたりするなかで新たな気づきが生まれ、自己分析がさらに深まることはよくあります。一人で抱え込まず、必要であればキャリアセンターや第三者に相談することも考えましょう。

感情を振り返る! 出来事を通した自身の考えや行動を深掘ろう

効果的な自己分析の方法としては、漠然とキャリアを振り返るだけでなく、「出来事」に紐づく「感情」や「感覚」も一緒に書き出すことです。

たとえば、仕事名だけでなく、具体的な作業や行動ベースで振り返り、その時に感じた「ワクワク」「しんどさ」「うれしさ」などを記録することで、自分の強みや興味が明確になります。

過去の経験を整理する際は、特に心に残っている頑張ったこと、苦労したこと、楽しかったことなどの出来事をピックアップし、その出来事を通して「どう考え、どう行動したか」を深掘りしましょう。

就職活動においては、基本的に大学時代の出来事を軸に振り返り、特に大きなインパクトがあった場合は高校時代まで遡っても良いでしょう。

こちらの記事では自己分析の基本的な知識や実施すべきタイミング、具体的なやり方などを詳しく説明しています。すぐに実践できるフレームワークも掲載しているので、チェックしてみてください。

自己分析で経験を深掘りする方法については、以下のQ&Aの回答が参考になります。過去の経験の整理で迷っている人は参考にしてみましょう。

自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください

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