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学生時代に頑張ったことの書き方の正解がわかりません。

大学3年、現在就職活動中の者です。エントリーシート(ES)で「学生時代に頑張ったこと」を書く欄があるのですが、書き方がわからず手が止まっています。

部活やバイト、ゼミなどいくつか就活に使えそうな活動歴はありますが、どれを「頑張ったこと」として選ぶべきか、ほかの就活生とかぶらないようにするにはどう書けば良いのか、などいろいろ悩むポイントがあります。

企業に好印象を残せるような「学生時代に頑張ったこと」の書き方のコツがあれば、詳しく教えてください。

また、過去に皆さんが見た就活生のガクチカで良かったエピソードがあるなら、参考にさせてもらえないでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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頑張ったことは何をどう工夫し成長したかで伝えるのが正解

エントリーシート(ES)って、どうしても他の就活生と被らないようにしようと意識してしまいますよね。私も学生の頃はそうでした。

ただ、キャリアコンサルタントになって、実際に採用を担当するようになり、ESで大切なのは部活やバイト、ゼミなど、どのコンテンツでも良いということを痛感しました。

テーマよりも行動と想いのストーリーが選考では見られている

それらの経験を通して、「何を感じ、どんな工夫をして、どのように成長したか」などのストーリーを伝えることで、あなたのことを知ってもらうことの方が大切なのです。

ストーリーのなかの課題への向き合い方から、困難なことと向き合う姿勢、責任感や思考力を判断します。

また、周囲とのかかわりから、協調性や主体性、巻き込んでいく力などを判断します。また、成長や成果を通して、実行力や継続力、やり抜く力などを判断します。

書き方のコツとしては、専門性がなくてもその場面がイメージできるようなテーマを選びます。

成長や成果など、自分自身の行動によってできた違いや「どうしてそうしたのか?」という背景となる想いや考えを伝えることを意識しましょう。

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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エピソードよりも自分の成長を軸に書くのが正解

エントリーシート(ES)を書く際は、まずエピソードや出来事を思い出す前に、「何を一番伝えたいのか」という結論から整理してみましょう。

企業が知りたいのは、学生時代に成長・変化した点、そこから導かれる自分の強みについてです。

企業が見ているのは出来事よりも変化と強みの本質

高校時代と比べて、今の自分は何が一番変わったでしょうか。責任感が強くなった、自立心が芽生えた、物事を広い視野で考えられるようになったなど、人として成長した部分があると思います。

そんな風に自分を成長させてくれた経験は何だったでしょうか。その経験が、学生時代に頑張ったこととして伝えるのにふさわしいエピソードになります。

私が今まで見て印象的だったのは、「〇〇を通じて、他人への感謝が足りてない自分に気づいた。成長した点は、ありがとうを言う回数がとにかく増えたことだ」というアピールです。

仕事に通じる大切な姿勢を身につけたのだな、と感じ、一緒に働きたい人だと思いました。たとえほかの就活生と切り口が似ていても、実感のこもった文章は読み手の心を打つものです。

以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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