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文系の女子でもSEになれますか?
現在文系の大学に通っている女子学生です。最近、SEの仕事に興味を持ち始めたのですが、やはり理系じゃないと就職は無理なのでしょうか?
もちろん、プログラミングの経験など文系の私にはありませんし、エンジニア系の会社は男性が多いイメージが強いです。そのため、文系でかつ女性の私が就職を目指したとして、やっていける世界なのか、不安を感じています。
皆さんは、文系出身の女性でSEとして活躍している方を見たことはありますか?
必要なスキルや勉強方法、企業選びや就活の方法など、文系女子がSEを目指すうえでの現実的なアドバイスがあればぜひお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
文系でもSEは可能! 熱意と自己分析で道を開こう
文系の女性が未経験からSEになることは、結論として十分に可能です。
これは文系の男性にもいえることで、性別や文系・理系といった学問分野は関係ありません。実際に私がこれまで見てきたなかでも、選択肢の一つとしてSEを目指す文系の学生は一定数います。
ただ、新卒の段階では、いわゆる総合職や一般職といった職種に進む人のほうが圧倒的に多いのも事実です。
だからこそ、採用選考においては「なぜ数ある職種のなかからSEを選んだのか」という志望動機が必ず問われることになります。そこを乗り越えるための準備が何よりも重要です。
自己分析の深さが重要! 強みと適性を客観的な言葉で示してアピール
その準備とは徹底した自己分析です。なぜ自分がSEになりたいのかという思いを深掘りし、自身のどのような強みや適性がSEという職務に合っているのかを、具体的に言語化しなくてはなりません。
SEに対する適性がどこまであるのかをしっかりと自分の言葉で語れなければ、ただ「やりたい」という気持ちだけでは仕事として成り立たないからです。
単なる憧れや意欲だけでなく、客観的な自己評価にもとづいた説得力のある説明ができるよう、自分自身と向き合う時間をつくりましょう。
「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。
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文系や女性の強みが活きるITキャリアはたくさんある!
文系出身や女性というバックグラウンドは、チームでのコミュニケーション力や課題を整理する力といった面で大きな強みになることがあります。近年、IT業界では多様な人材が求められており、文系出身や女性のSEも増えてきている傾向があるのです。
ビジネス要件を的確に把握し、エンジニアとユーザーの橋渡し役を担うビジネスアナリストや、プロジェクトマネジメント、テスト設計など、文系出身者や女性が活躍する事例も増えています。
まずは、自分の手でコードを書いてみる体験から始めてみましょう。オンラインのプログラミング講座や無料のチュートリアルを活用し、PythonやJavaなどの基礎文法を学ぶことで、小さなアプリや自動化スクリプトを作ることができます。
こうした経験を通じて、作る楽しさや仕組みを理解する力が身に付くのです。
未経験でも学び続ける姿勢と発信力でSEに挑戦できる
さらに、成果物や学習内容をポートフォリオとしてまとめ、日本でエンジニアの間で広く利用されているQiitaやZennに技術記事として投稿したり、noteやWantedlyのストーリー機能やプロフィール欄で実績を発信したりしてみましょう。
そうすることで、エントリーシート(ES)や面接で「自分で調べて実装し、動かせた」という経験をアピールでき、やる気や学習能力を評価してもらえる場合もあります。
企業選びの際は、SIerやWeb系ベンチャー、社内SE、DX推進部署など、未経験者向けの研修制度が整っている会社を選ぶと安心です。
また、女性エンジニアのコミュニティやTech勉強会(IT勉強会)に参加することで、先輩からのリアルなアドバイスや横のつながりが得られ、モチベーションの維持にもつながります。
IT業界では、理系出身かどうかよりも、学び続ける姿勢やチームで成果を出す力を重視する企業も増えてきているので、文系出身や女性だからこそ発揮できる強みを活かして、ぜひチャレンジしてみてください。
以下の記事では未経験からIT業界への就職を実現する方法を解説しています。必要なスキルや対策方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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