Q
大学3年生
男性
2時間の面接では一体何をするんでしょうか?
今度、志望している企業で面接を受けることになったのですが、所要時間が2時間もあるようです。
これまでの面接は長くても1時間程度だったので、2時間もの面接で一体何を話すのか、特に内容の詳細は教えてもらえなかったので、今から不安で仕方ありません。
面接で2時間も時間をかける場合、具体的に何をするのでしょうか? 普通の質疑応答が続くのか、テストやワークなどがあるのかなど、傾向をご存知の方がいたら教えていただきたいです。
また、一般的な面接と違い、2時間もの長時間に及ぶ面接に臨む場合、どのような準備や心構えが必要になると思いますか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
2時間の面接は複合型! 筆記試験などの対策も忘れずに
2時間という長時間の選考は、私もぶっ続けで面接だけをおこなうケースはほとんど聞いたことがありません。なので、おそらく面接以外の何かが含まれていると考えるのが自然です。
最も多いパターンは、Webテストや筆記試験とセットになっているケースです。たとえば、適性検査に1時間から1時間半、その後に面接が30分から1時間、という時間配分が考えられます。
また、航空業界の客室乗務員などの職種では、身体検査などが含まれ、全体として2〜3時間に及ぶこともあります。
不安なら問い合わせてOK! 事前に内容を確認しよう
いずれにせよ、面接だけで2時間ということは考えにくいので、その点は安心しても良いと思います。もし、どうしても内容がわからず不安な場合は、企業の人事担当者にたずねてみてもかまいません。
内容を事前にたずねることはまったく失礼にはあたりませんし、むしろ詳細を明記していない企業側の配慮が足りないとも考えられます。
気になるのであれば、勇気を出して聞いてみましょう。
2時間の面接はじっくり見てもらえるチャンス
2時間の面接といっても、ずっと質問攻めというわけではありません。考えられるケースとしては、複数の内容が組み合わさっていることが多いです。
2時間の面接の構成例
①アイスブレイクや自己紹介(10〜15分)
②個人面接(30〜60分)
③グループディスカッションやケースワーク(30〜45分)
④逆質問やフィードバック、案内(10〜15分)
理解を深めたいがゆえの長時間! 面接官はあなたの味方
特にベンチャー企業や丁寧な選考をおこなう企業では、「人物理解を深めたい」「コミュニケーション力や思考の深さを見たい」という意図で、複数形式を組み合わせて実施することがあります。
長時間面接で大切なのは、面接官もあなたの味方というスタンスを持つことです。短時間では伝えきれないあなたの良さを知りたいと思っているから、時間をかけてくれているのです。
想定質問への対策と見せたい自分を考えて準備しよう
準備としては、どんな質問が来るかに加え、どんな自分を見てほしいかも意識しておくとベストです。
また、グループワークがある場合は協調性や発言の質が見られます。主張だけでなく、他者の意見を拾う姿勢もポイントですよ。
緊張すると思いますが、2時間あるからこそ、ゆっくり自分を伝えられるチャンスです。
以下の記事では面接対策の基礎を解説しています。これから面接対策を始める人で「何から始めたら良いかわからない」と悩む人は、参考にしながら対策に取り組んで、面接に臨みましょう。
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