Q

大学2年生
男性

生徒会活動の経験を自己PRでどうアピールすべきですか?

私は、大学で生徒会活動に積極的に取り組み、さまざまなイベントの企画・運営などをおこなってきました。この経験を、就職活動の自己PRでアピールしたいと考えているのですが、どのように伝えるのが良いと思いますか?

「生徒会でいろいろ頑張りました」と伝えるだけでは、ほかの学生と内容が似てしまいそうだなとも思っています。

生徒会活動の経験を、ビジネスシーンでどのように活かせるのかなど、人事の方に評価してもらえそうな伝え方のアイデアをいただきたいです。

また、こういった経験では、具体的にどういったスキルをアピールすると評価されやすいでしょうか? ご回答お待ちしてます。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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生徒会経験は実務的スキルに変換して伝えよう!

自己PRで大切なことは、生徒会活動をしたことやインターンをしたこと自体ではありません。

それらの体験を通して、どんな価値を生み出したのか、企業に入ってからビジネスでどのように活用できるかということをアピールする必要があります。

生徒会活動のイベントの企画、運営をおこなうなかで、課題を解決する経験や人を巻き込む工夫などがあれば、取り組んだことなどを伝えましょう。

また、その経験をマーケティングや商品企画などに活かすことができるようであれば、活かせそうなことも合わせて伝えましょう。

企画立案のなかで先生や生徒、外部機関とのやりとりをおこなっていたのであれば、その経験をプロジェクトのマネジメントや社内外の調整に活かすことができるとアピールすることもできます。

過去の活動をビジネスでどう活かせるかを明確にすることが鍵

過去の生徒会活動が、どのようにビジネスシーンに活かせるかどうかを考慮したうえで自己PRを作成すると、人事の方に評価してもらうことができますよ。

就活塾「我究館」副館長/キャリアコンサルタント

吉田 隼人

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目的を見誤らないで! 自己PRが主役、経験は脇役

生徒会活動の経験をアピールする際に陥りがちな間違いは、生徒会活動の経験を話すことが目的になってしまうことです。これは大きな勘違いです。

面接官が聞きたいのは、あなたの強み、つまり自己PRです。生徒会活動の経験は、その強みを裏付けるための手段に過ぎません。

まずは自己分析を徹底し、自分のPRポイントが何なのかを明確にすることが一丁目一番地、最も大事なことなのです。

まず強みを明確に! エピソードは後からついてくる

自分の強みが明確になって初めて、その強みを発揮したエピソードとして、生徒会活動の経験をどう盛り込めるかという段階に進みます。

場合によっては、アピールしたい自分の強みが、生徒会活動ではあまり発揮されていなかったということもありえます。

その場合は、生徒会の話はしないという判断も必要です。あくまであなた自身の話をするのだということを忘れず、その手段として最適なエピソードを選びましょう。

面接における自己PRで採用担当者に好印象を残す方法は以下の記事で解説しています。「どのような自己PRをしたら良いかわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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