Q
その他
回答しない
精神的にきつくて仕事に行けないのですが、鬱なのでしょうか?
現在、仕事に行くことができず、精神的に非常に不安定な状態が続いています。朝起きるのがつらかったり、体が重かったりして、ふとしたときに気持ちが落ち込んで涙が出ます。
このままでは会社に迷惑をかけてしまうし、自分の将来も不安で、どうすれば良いかまったくわかりません。まさか自分がこんな状態になるなんて思っていなかったので、周りに相談することもためらってしまっているのですが、これって鬱なのでしょうか?
仕事に行けないほど参ってしまっている場合、まず何から手をつければ良いのでしょうか? 病院に行くべきなのか、会社に相談すべきなのかなど、具体的なアドバイスをお願いします。
この状況を乗り越えるために、今、私ができることや、今後のキャリアについて考えるうえで大切なことなど、教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
仕事に行けないのときはすぐに専門の医療機関に行こう
精神的に不安定で出社できない状態なのであれば、まず真っ先にすべきは、精神科や心療内科といった専門の医療機関を受診することです。
これはキャリアコンサルタントや会社の人事が判断できる領域ではなく、完全に医療の領域だからです。
私たちは専門家ではないので、「うつかもしれない」といった判断はできません。これはリファーといって、専門家に任せするべき案件なのです。
健康を最優先! 診断を受けて何もなければ会社に相談しよう
専門医の診断を受け、もし病気であると診断されれば、それにもとづいて休職などの対応を取ることになります。
病気でないと診断された場合は、そのとき初めて、上司や私たちのようなキャリアコンサルタントに相談するというステップに進むべきです。
診断を受けることによるキャリアへの影響を心配する気持ちもわかりますが、心身の健康が何よりも大切です。まずは専門家の判断を仰ぎましょう。
一人で悩まない! 仕事に行けないなら休息を取ろう
仕事に行けないというそのつらさ、一人で抱え込まないでください。
朝起きるのがつらい、体が重い、涙が出るといった症状で仕事に行けない状況は、心身が限界に達しているSOSのサインです。それは決して甘えや怠けではなく、適応障害やうつ病などの精神疾患の可能性があります。
うつ病は気分や意欲の低下といった精神症状に加え、睡眠障害や倦怠感などの身体症状もともない、日常生活に大きな支障をきたします。
私の過去の支援でも、乗り越えるためにまず最優先すべきは心身の休息と回復と案内してきました。
医療機関の受診や会社への相談を通して心身を休めよう
具体的なステップは以下の通りです。
一つ目に、医療機関の受診です。まずは心療内科か精神科を受診し、適切な診断と治療を受けることが回復への一番の近道です。必要であれば休職のための診断書を発行してもらいましょう。
二つ目に、会社への連絡、相談です。診断書が出たら、直属の上司や人事部に、体調不良で休職が必要な旨を簡潔に伝え、休職制度や傷病手当金について確認しましょう。
三つ目に、しっかりと休養を取ることです。罪悪感を感じるかもしれませんが、仕事から完全に離れ、心身を休ませることに専念してください。
休養中には、自分を責めず、小さなできたことを認め、ストレスの原因を整理し、完璧主義を手放すことが回復を助けます。
復職だけがゴールではありません。心身が回復したら、働き方や価値観の多様性を知り、自身のキャリアの軸を見つけることが大切です。
無理に同じ環境に戻る必要もなく、転職や働き方を変えることも視野に入れましょう。この経験を、これからの人生を豊かにするための貴重な機会ととらえ、一歩ずつ進んでいきましょう。
以下の記事では「仕事に行けない」と悩んでいるときの対処法を解説しています。さまざまな対処法を紹介しているので、自分に合った方法を試して現状を乗り越えましょう。
関連記事
仕事に行けないときはどうすればいい? 転職も含めた対処法5選
仕事に行けない状態になったら、まずは原因を特定してすぐにそれを解消することが肝心です。無理して仕事を続けたり放置したりしていると、うつ病や職場でのトラブルにつながるケースがあります。記事では仕事に行けない人が取るべき行動や、自分らしいキャリアを再スタートさせる方法を具体的に解説しています。キャリアコンサルタントの見解も交えてわかりやすく解説するので、ぜひチェックしてみて下さい。
記事を読む

自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる多いはず。
そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人