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Z世代の仕事観はどのように変化していますか?

私たちZ世代の仕事観がこれまでとは異なると聞きました。

具体的に、Z世代は仕事に対してどのような価値観を持っているのでしょうか? 自分もZ世代ですが、周りのことも把握しておきたいです。

安定志向やワークライフバランスを重視すると言われることが多いですが、それ以外にも特徴はありますか?

たとえば、キャリアパスの考え方、企業に求めること、転職に対する意識など、詳しく知りたいです。

もし、Z世代特有の仕事観があるとして、就職活動において、この価値観を企業にどのようにアピールすれば良いのか教えていただきたいです。

また、逆に注意すべき点などがあれば、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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ワークライフバランスや安定を重視している重視

今、いわゆるZ世代はちょうど社会に出始めていて、若手社員くらいの年代の人もいるでしょう。

彼らの特徴として最もいわれるのが、ワークライフバランスを非常に重視する点です。

仕事よりもプライベートを優先したり、仕事が1ならプライベートは9というように明確に答える人もいるほどです。

ひたすら仕事という考え方は、Z世代にはほとんど見られないといわれています。

また、安定志向が強く、タイムパフォーマンスやコストパフォーマンス、いわゆるタイパやコスパを重視する傾向も強いです。これは実際に顕著な傾向です。

就職活動において、このようなZ世代特有の価値観を企業にどのようにアピールすれば良いかという質問ですが、正直なところ、企業側にとっては「困ったな」と感じる部分が強いでしょう。

「タイムパフォーマンスが悪いから嫌だ」とか「コスパが悪いからやらない」といった発言は、企業としては非常に困るというのが正直なところです。

逆張りして希少価値が高い人材になれば有利になる

むしろ、これは「あなたを採用するくらいの年代の人の価値観ってどんな感じだと思いますか?」と私から逆に問いたいです。

内定をもらいたいのであれば、むしろ相手(企業)に合わせていくことが最も重要です。

自分の価値観だからといって貫き通すこともできますが、それにはそれなりの実力がないとなかなか言いづらいことだといえるでしょう。

よくいわれる、コスパやワークライフバランス、あるいは「やりたくないことはやらない」という考え、そして「この人はパワハラされるから絶対に一緒に働きたくない」というような発言は、PRするとおそらくマイナスにつながってしまうことを、ある程度年齢を重ねた人としては伝えなければなりません。

むしろ、そのような考え方をする人が増えている現代において、その逆を行くことができる人は非常に希少価値が高いです。

若いけれどタフで、多少怒られてもへこたれない、1日や2日なら徹夜も平気といった昭和の猛烈サラリーマンのようなタイプであれば、むしろ非常に有利でしょう。

そのような視点も踏まえて、就職活動をしてほしいと思います。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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教育制度やスキルアップへの関心が高い傾向

Z世代の仕事観についてですが、安定志向やワークライフバランス重視の傾向は昔から存在し、Z世代に特有のものではありません。

しかし、最近の傾向として、企業に対して教育制度を強く求めたり、自身の成長やスキルアップに強い関心を持つ人が多いように見受けられます。

短期離職の怒りやすさや不満を抱えやすい側面も傾向としてある

一方で、入社後すぐに「想定と違う」と判断して短期間で退職したり、些細なことで不満を感じやすいといった側面も指摘されることがあります。

これは、情報化社会や時代の流れがそうさせている部分もあるでしょう。

Z世代の仕事観を企業にアピールするというよりも、自分自身がどのように仕事をしたいのか、どのような価値観を抱いているのかを世代に囚われずに明確にすることが重要です。

周囲の意見を聞いたり、本を読んだりしながら、自分自身の価値観を確立し、それを企業に伝えるようにしましょう。

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