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面接でうまく答えられない6つの原因と克服方法
- 質問の意図を誤解せず内容を確認してから結論を述べる。
- 文章の丸暗記を避けてキーワードで覚え自分の言葉で話す。
- 過去の経験と自らの強みを事前にセットで整理しておく。
答えに詰まった際に使える面接官に伝わるフレーズ
- 思考時間が必要な時は正しく伝えるために時間置きを申し出る。
- 意図が不鮮明な場合は確認の問いかけをして齟齬を防ぐ。
- 知識不足の際は素直に勉強不足を認め今後の学ぶ姿勢を示す。
答えられなかった場面を好印象へ変える挽回策
- 回答の不足に気づいたら区切りの良いタイミングで訂正する。
- その場で課題に向き合う姿勢を見せ知ったかぶりを避ける。
- 面接後のお礼メールにて簡潔に補足説明を添えて提出する。
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面接で「頭が真っ白になった」「的外れな回答をしてしまった」という苦い経験から、次の面接に恐怖心を感じてしまう人もいるでしょう。
「また失敗して落ちるのではないか」と不安になるかもしれませんが、面接で答えられなかったとしても、即不採用につながるわけではありません。
企業が見ているのは完璧な回答を用意できているかではなく、想定外の事態に直面したときに誠実に対話を続けられるかです。
この記事では、10人のキャリアコンサルタントとともに、面接で答えられないときの原因や対処法について解説します。
答えられない自分を責めるのではなく、原因を特定して一つずつ対策していきましょう。
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面接で上手く答えられず不安なあなたへ! 就活のプロからのエール
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【原因と対策がわかる】 面接でうまく答えられない原因
原因と対策
面接で答えられない原因がわからないまま対策しても、同じ失敗を繰り返してしまうリスクがあります。
なぜなら、答えられない原因は人によって異なるため、原因を特定せずに闇雲に練習しても、自分のつまずくポイントを改善できないからです。
まず自分がなぜ答えられないのかを理解することが、次の面接でに向けて改善するための第一歩です。
ここでは、面接でうまく答えられない6つの原因とそれぞれの対策を解説します。
原因①質問の意図を誤解⇒面接官の質問をそのまま口に出す
質問の意図を正確に理解できていないまま答えようとすると、的外れな回答になってしまいます。
例文
面接官:「あなたが仕事をするうえで大切にしたいことは何ですか?」
学生:「私が仕事をするうえで大切にしたいことは、コミュニケーションです。学生時代、アルバイト先の先輩とよくお話をしていました。」
この回答は、「コミュニケーションが得意である」という表面的なエピソードに留まってしまっているため、回答としては不十分です。
これは質問の意図を考える前に、質問に含まれるキーワードだけを拾って焦って答え始めてしまうことが原因です。
対策として、質問が来たら、「〇〇ということについてお答えすれば良いでしょうか」と確認しましょう。
なお、緊張して意図がわからなかった場合、曖昧なままで的外れな回答をするほうがマイナス評価になるため、質問を聞き返すことがおすすめです。
就活塾・転職塾で副館長の経験あり・吉田さんのアドバイス
質問の意図を理解できていない学生は、むしろ非常に多い印象です。
表面的な就活対策をしている学生は、この状態に陥りやすいです。相手の意図を理解し、端的かつ的確に返答できるかが評価ポイントになります。
原因②回答の丸暗記⇒キーワードで覚える
回答を丸暗記していると、本番で少し言葉に詰まっただけで頭が真っ白になってしまう可能性があります。
回答を暗記してしまうと、次のセリフが出てこなかったときに、焦ってパニックになったり、沈黙してしまったりする原因になるのです。
対策として、「強み→エピソード→貢献」のようにキーワードだけを覚えて、その場で自分の言葉として組み立てる練習をしましょう。
3,000人のキャリア支援実績あり・山田さんからのアドバイス
回答の丸暗記をしている学生は、回答文を思い出そうとして「目が上側に泳ぐ」ため、すぐわかります。この際、評価をワンランク下げざるを得ません。
回答は「キーワード」のみを覚えて、その場で回答文を作り、ゆっくり話す練習をしてみてください。
緊張から頭が真っ白になり、何も答えられない経験をした人は、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントの解説を参考にしてみてください。
原因③自己分析の整理不足⇒出来事と強みを結びつける
「自分の強みは〇〇です」と言えても、それを裏付けるエピソードがすぐに出てこない場合、自己分析が十分でない可能性が高いです。
面接官に深掘り質問をされた際、自己分析をして強みとエピソードが紐づいていないと、スムーズに答えられなくなってしまうのです。
対策として、まずは自己分析をして、自分が過去に努力したことや何らかの成功を得た経験を洗い出しましょう。
そのうえで、洗い出した経験1つひとつに対して「この出来事からどんな強みが生まれたか」を書き起こし、出来事と強みをセットで整理します。
こうして事前に紐づけを済ませておくことで、面接本番でどんな角度から深掘りされても、すぐに具体的なエピソードを添えて答えられるようになります。
企業の人事部で採用の経験あり・野村さんのアドバイス
自己分析ができていない学生は、面接官が何を聞きたいのかを考える前に、用意した経験をそのまま話してしまいがちです。
そのため、何を学び、どんな強みを仕事に活かせるのかが伝わりにくくなります。評価では、質問に合った答えになっているかを見ています。
【関連記事】自己分析の種類・やり方(タップで開閉)
さまざまな自己分析やり方について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
自己分析のやり方
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
自己分析シートのテンプレ
自己分析シートのテンプレ6選! 作成手順から活用法まで徹底解説
自分史の作り方
自分史とは? 作り方と完成イメージを3つのテンプレートで解説
ノートを活用した自己分析
ノートを使った自己分析のやり方! 就活での活用法も解説
面接が迫っている人は、頻出質問の回答例だけでも予習しておこう!
面接でどんな質問がされるか、そして答えられるか不安ですよね。ただ、企業によって何を質問されるか分からない人も多いはず。
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原因④自分優先のアピール⇒まずは質問の答えだけ述べる
「自分をアピールしなければ」という意識が強すぎると、質問に答える前に伝えたいことを詰め込みすぎてしまいます。
たとえば、面接官が強みを聞いているのに、志望動機まで話してしまうと、聞かれていない内容を答えているために、評価が下がる可能性があるのです。
まず、面接官からの質問に対する結論だけを端的に述べたうえで、必要に応じてエピソードを補足するという順序を意識しましょう。
幅広い世代の就労支援を実施・冨永さんのアドバイス
面接でのアピールは大切ですが、質問の意図と逸れると面接官が知りたいことを知ることができません。
質問の意図をくみ取れないと判断され、評価が下がる可能性があります。
原因⑤完璧主義⇒面接はテストではなく会話と意識する
「完璧に答えなければ」という思い込みはプレッシャーを生み、詰まった際のパニックや過剰な自己否定を引き起こします。
その結果、次の質問に答えられなくなる悪循環に陥ってしまうのです。そもそも、面接はお互いを知るための、会話の場。
このように意識を切り替えることで「言い直せば良い」と余裕が生まれ、自然な受け答えが可能になります。
企業が求めているのは完璧な解答ではなく、一緒に働きたいと思える人柄や思考プロセスです。会話で自分らしさを伝え、相互理解を深めましょう。
行政機関で職業相談員の経験あり・前田さんのアドバイス
面接のふりかえりで「準備した回答と同じ形で質問されなかったため、うまく話せなかった」と話す学生がいました。
このような場合、同じエピソードや自己分析の結果を、質問の意図に合わせて表現を変えながら回答しましょう。
面接で「苦手なこと」を聞かれて回答に困った人もいるのではないでしょうか。以下の記事では「苦手なこと」を聞かれたときの回答方法をまとめているので参考にしてみてください。
原因⑥想定外の質問⇒近い体験を探して応用する
面接での想定外の質問に焦る必要はありません。
突発的な質問をする意図は、プレッシャーがかかる場面で自分の頭を使って対話できるかを見極める点にあります。
したがって、完璧な回答を出せなくても、落ち着いて考えようとする姿勢そのものが高く評価されます。
焦りを感じたら、まず「少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか」と落ち着いて一言置きましょう。
そして「似たような状況が過去になかったか」を整理し、「直接の経験はありませんが、〇〇という場面で近い経験をしました」と正直に伝えます。
これにより、誠実さと思考力を同時にアピールできます。
学生や社会人のUIターン就職支援を実施・藤原さんのアドバイス
よくあるのが頭が真っ白になり固まったり、支離滅裂に話し続けたりしてしまう状態です。
どちらも評価を下げる原因になるため、焦ったときこそ、「少し考える時間をいただけますか」と伝えて頭を整理しましょう。
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面接で答えられないときの便利なフレーズ
面接で答えに詰まったとき、どう言葉をつなげば良いかわからないという人も多いのではないでしょうか。
答えに詰まる場面ごとの対処フレーズを事前に知っておくことで、面接でのパニックを防げます。
ここでは、面接で答えられないときの便利なフレーズを解説します。
考える時間が欲しい場合
答えられない質問をされたとき、焦って的外れなことを話すよりも、整理をしてから答えるほうが、面接官に与える印象は良くなります。
ビジネスの現場でも、わからないことや曖昧なことをその場でごまかすよりも、慎重に考えてから正確な回答をするほうが信頼されるからです。
ビジネスの現場では、不確かな情報のまま即答してしまうと、後から誤りが発覚し、周囲を巻き込むトラブルに発展しかねません。
だからこそ企業は、わからないことに対して誠実に向き合おうとする姿勢を評価するのです。
以下のフレーズを活用して、落ち着いて回答する時間を確保しましょう。
考える時間が欲しいときのフレーズ
- 「少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか」
- 「少し頭のなかを整理しておりますので、1分ほどお時間をいただけますか」
- 「大切な質問ですので、しっかりお答えするために少し考えさせていただけますでしょうか」
- 「時間をください」と言っても本当にマイナスな印象にならないのでしょうか?
面接は早く答えれば評価が良いというわけではない
実際に私も採用担当として面接をしていたときに、学生から「考える時間をください」と言われたことが何度かありますが、マイナスな印象を持ったことはありません。
考えがまとまらないまま慌てて回答をされても、面接官側も理解しきれず、評価しづらくなってしまいます。
面接は学生と企業のマッチ度を測るためのものなので、早く答えれば良いというものではなく、学生の考えや人柄がきちんと伝わることのほうが重要です。
スムーズに受け答えできるに越したことはありませんが、無理に答えられるよりも、ちゃんと考えてから回答をもらえたほうが良い印象を持ちます。
面接官からの評価が点数でわかる! 本番に備えて面接力を測定しよう!
自分が面接官の目にどう映っているか、きちんと把握できていますか?
「面接力診断」では、あなたが面接本番でどれほどの力を発揮できるかを100点満点で測ります。
39点以下だと実力を発揮できていない可能性が高いです。診断結果から改善策を提案するので、本番に向けて対策しましょう。
- もうすぐ初めての面接がある人
- 自信のあった面接に落ちてしまった人
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質問の意図がわからない場合
質問の意図を誤解したまま答えてしまうと、的外れな回答になってしまいます。
そもそも面接は面接官との対話の場であるため、わからないことを確認することは自然なコミュニケーションです。
むしろ、意図を確認せずに的外れな回答を続けるほうが「相手の意図を汲み取れない人材」という印象を与えてしまいます。
質問の意図がわからないときは、以下のフレーズを使って、質問の内容を確認しましょう。
質問の意図がわからないときのフレーズ
- 「ご質問の意図を正確に理解したいのですが、〇〇ということについてお答えすればよろしいでしょうか」
- 「恐れ入りますが、もう少し具体的に教えていただけますか」
- 「〇〇という観点でお答えしてよろしいでしょうか」
大学でキャリア講義を10年実施・遠藤さんのアドバイス
一度聞き返しても質問の意図が理解できなかった場合は、「○○についてでしょうか」と言って一息ついて、答え始めてみてください。
解釈が違う場合は改めて質問してくれるか、最後まで話を聞いて別の角度から掘り下げてくれることもあります。
わかりませんと答える場合
知ったかぶりをして嘘をつくことは、面接官の信頼を一気に失うリスクの高い行動です。
なぜなら、面接官はプロとして多くの学生と対話した経験があるため、その場しのぎの嘘や辻褄の合わない回答はすぐに見抜かれてしまうからです。
答えられない質問をされたときは、わからないこと素直に認め、以下のフレーズを活用して学ぶ姿勢を見せましょう。
わかりませんと答えるときのフレーズ
- 「その点については不勉強で、正直に申し上げるとわかりません。入社までに必ず勉強いたします」
- 「現時点では知識が不足しており、わからないのですが、〇〇から学んでいきたいと考えています」
- 「大変恐縮ですが、その点については把握できておりませんでした。ご指摘いただきありがとうございます」
曖昧だが一部わかる内容を答える場合
完全にはわからないものの、一部だけ把握していることがある場合は、わかる範囲を正直に伝えたうえで不確かな部分を補足する形で答えましょう。
なぜなら、中途半端な知識で全部答えようとすると、面接官からの深掘りで知識の浅さが露呈してしまうからです。
一方で、正直にわからない部分を伝えることで、市式の範囲を伝えられる誠実さと、わかる部分をきちんと言語化できる思考力をアピールできます。
以下のフレーズを活用して、自身がわかる範囲を伝えましょう。
曖昧だが一部わかる内容を答えるときのフレーズ
- 「詳しくは把握できていないのですが、〇〇という点については理解しております」
- 「正確にはお答えできませんが、〇〇という認識でおります。もし誤りがあればご指摘いただけますと幸いです」
- 「〇〇については理解しておりますが、その先の部分については勉強不足です。入社後に理解を深めてまいります」
以下のQ&Aでは「勉強不足です」の回答に添えるべき言葉をキャリアコンサルタントが解説しているので、参考にしてみてください。
面接の不安を解消! 本番前に面接力を測って弱点を発見しよう
不安を抱えたまま面接本番に臨むと、面接官に好印象を残せず、内定が遠のいてしまう可能性があります。
そんなときこそ「面接力診断」を受けましょう。
簡単な質問に答えるだけで自分の弱点がわかり、改善方法も提案してもらえます。ぜひ活用して面接を突破してください。
- 近く面接本番を控えている人
- 自分の面接の改善点を知りたい人
- 過去の面接で力を発揮しきれなかった人
改めて回答したい場合
一度答えた内容が不十分だったと気付いたり、考え直したいと感じたりした場合は、素直に補足や訂正を申し出ることで誠実さをアピールできます。
これは黙って誤魔化すよりも、自分の回答を振り返って修正できる姿勢がビジネスパーソンとして評価されるからです。
以下のフレーズを使って、改めて回答したいことを伝えましょう。
改めて回答したいときのフレーズ
- 「先ほどの回答に補足させていただいてもよろしいでしょうか」
- 「改めて考えたところ、先ほどの回答に加えて〇〇という点もお伝えしたいのですが、よろしいでしょうか」
- 「先ほどの回答が不十分でしたので、改めてお答えさせていただけますか」
ただし、ほかの質問の途中で急に前の質問に話を戻すと、会話の流れを乱してしまい、面接官を混乱させる可能性があります。
そのため、改めて回答したい場合は、逆質問のタイミングや次の質問に移る前の区切りの良いタイミングで申し出るようにしましょう。
「答えられない」を防ぐための実践的な対策
面接で答えられない場面を減らすためには、事前の準備と実践の積み重ねが欠かせません。
なぜなら、面接の準備不足や過度な緊張は、どちらも事前の対策によって改善できるからです。
頻出質問への回答の流れを覚えるだけではなく、実際に声に出して練習することで、本番でも落ち着いて話しやすくなります。
ここでは、答えられない場面を防ぐための4つの実践的な対策法を解説します。
頻出・応用質問への回答を作成しておく
面接の頻出質問は準備を徹底することで答えやすくなります。なぜなら、頻出質問はある程度予想でき、対策しやすいからです。
「自己PR」「志望動機」などは確実に答えられるように、準備しておきましょう。
回答の準備をする際は、文章をそのまま丸暗記するのではなく、質問ごとにキーワードの流れを覚えておくことで、本番で言葉が自然に出てきやすくなります。
たとえば「志望動機」を答える際は「志望理由→きっかけのエピソード→入社後にやりたいこと」というキーワードを頭に入れて、その場で自分の言葉で話しましょう。
なお、応用質問は予測することが難しいため、どんな質問にも対応できるように徹底した自己分析をおこなうことが重要です。
自己分析が深いほど、「苦手な人はどんな人ですか」といった想定外の質問にも自分の言葉で答えられるようになります。
【関連記事】面接の質問対策と回答例(タップで開閉)
面接の質問対策をしたい人は、以下の記事を参考にしましょう。頻出質問を回答例とともに解説しています。
面接質問150選・回答例の完全網羅
面接の質問150選!回答例から答え方まで質問対策を完全網羅
新卒面接の頻出質問と対策
新卒の面接の質問&回答例15選! 3つの必須対策も解説
模擬面接で練習する
頭のなかで回答を考えるだけでは、本番で言葉がスムーズに出てこないことがあります。
面接は「話す」というアウトプットが求められる場であるため、実際に誰かを相手に受け答えをすることではじめて本番に近い感覚を掴めるのです。
友人や家族、キャリアセンターの職員などに面接官役を依頼し、「それはなぜですか」「どのようにおこなったのですか」といった深掘り質問も投げかけてもらいましょう。
第三者から実際に質問を受けることで、一人での練習では気付けなかった「言葉に詰まるポイント」や「回答の矛盾」が明確になります。
可能であれば、その様子を録画・録音しておくと、自分の話し方の癖を客観的に振り返ることもできます。
- 面接で伝えたいことを整理して言葉にするのが苦手です……。
文章を伝えるときはキーワードを意識して話してみよう
話すことをわかりやすく伝えることは大切なことですが、スラスラと話すことだけに意識が集中しすぎるとうまく話せないものです。
そのため、話すことのキーワードを意識すれば良いと思います。
つなぎ言葉や言い方は、アドリブで話す感じで良いと思います。そのほうが自分らしさを表現でき、気持ちも伝わります。
面接で仮面を被っている自分よりも、ありのままの自分を知ってもらうことが大切だと思います。
面接回数を重ねる
面接に場慣れしていないと、過度に緊張してしまう可能性があります。
そのため、志望度の一番高い企業だけではなく、練習としてほかの企業の面接にも3〜5回ほど参加しましょう。
回数を重ねることで、緊張のなかでも自分の言葉で話せるようになります。
面接で失敗した際は「どの質問で詰まったか」を振り返り、話す流れの改善・詰まった箇所の練習をすることで、次の面接までに改善しましょう。
緊張を和らげる方法を実践する
面接での緊張が強すぎると、準備していた内容が思い出せなくなり、答えられなくなる可能性があります。
対処法としては、面接前の深呼吸や軽いストレッチなど、自分なりのルーティンを持っておくことで、過度な緊張を和らげられます。
また「完璧に答えなければ」と思うほど緊張しやすいため、「答えられない場面があっても、誠実に対話を続ければ挽回できる」という意識を持っておきましょう。
面接で話す内容をすべて覚えて臨もうと考えている人は以下のQ&Aのアドバイスもチェックしてみましょう。
面接対策をおこなううえで話す内容を暗記しようとしている人にキャリアコンサルタントが企業の印象などについて解説しています。
すべての回答の要! 頻出質問集
面接で答えられない場面を減らすためには、頻出質問への回答を事前に整理しておくことが効果的です。
なぜなら、頻出質問はすべての回答の土台となるものであり、自己PRや志望動機が整理されていないと、深掘り質問や応用質問にも対応できなくなってしまうからです。
ここでは、面接で聞かれる5つの頻出質問と、それぞれの回答のポイントを解説します。
①就活の軸
就活の軸とは、「どんな会社で・どんな仕事を・なぜしたいのか」という自分の価値観や優先基準のことです。
この質問にしっかり答えられないと、志望動機や自己PRとの一貫性も崩れてしまいます。
なぜなら、就活の軸が定まっていないと面接全体を通じて「この学生は自分が何をしたいのかわかっていない」という印象を与えてしまうからです。
就活の軸に関するおもな質問例には以下のようなものが挙げられます。
就活の軸に関する質問例
- あなたの就活の軸はなんですか?
- 仕事や企業を選ぶときに大切にしていることはなんですか?
- 将来どんな社会人になりたいですか?
- 将来のキャリアプランはどのように考えていますか?
回答する際は軸を一言で述べて、なぜその軸を持つようになったのかという原体験を添えましょう。
これにより、興味があるからなんとなく応募したのではなく「自分の経験から生まれた就活の軸」を持って応募していることが面接官に伝わります。
就活の軸が具体的に思いつかない人は、以下の記事もおすすめです。
キャリアコンサルタントが、企業・仕事選びで後悔しないための就活軸の見つけ方について解説しています。
②自己PR
自己PRとは、自分の強みや特徴を企業への貢献と結びつけて伝える質問です。
自己PRは「強みは何か」「入社後どう活かすか」など、切り口を変えて聞かれることもあるため、事前に整理しておくと対応できるようになります。
自己PRに関するおもな質問には以下のようなものがあります。
自己PRに関する質問例
- 1分程度で自己PRをお願いします。
- あなたの強みはなんですか?
- 志望職種で活かせる強みはなんですか?
回答内容は「結論→それを裏付けるエピソード→御社での活かし方」という流れで話せるように、整理しておきましょう。
この流れで話すことで面接官が「この強みはどんな場面で発揮されたのか」「入社後にどう活きるのか」を自然に理解できるようになるからです。
特に、強みを発揮した具体的な場面と結果をセットで語ることで、入社後の活躍イメージを面接官に持たせることができます。
自己PRをこれから考える人は、以下の記事を参考にしましょう。キャリアコンサルタントが自己PRの作り方を例文とともに解説しています。
面接の自己PRの作り方
面接の自己PRの作り方|大手内定者の例文と面接官の評価基準も公開
4ステップで作る自己PR
自己PRは4つのステップで簡単に書ける! テンプレートと例文付き
1分の自己PR
1分の自己PRの伝え方と回答例|就活のプロがベストな練習法を伝授
③志望動機
志望動機とは、「なぜその企業でなければならないのか」を答える質問です。
志望動機は深掘りされやすいため、「なぜこの業界・企業か」を整理しておかないと矛盾や言葉詰まりの原因になります。
志望動機の質問例
- なぜ弊社を志望しましたか?
- なぜこの業界・職種を志望しましたか?
- 競合他社ではなく弊社を選んだ理由はなんですか?
- 入社後にやりたいことはなんですか?
回答する際は「その企業に応募した理由→きっかけとなったエピソード→入社後にやりたいこと」という流れで話せるように、整理しておきましょう。
この流れで話すことで「なぜ他社ではなくこの企業なのか」という差別化のポイントが明確になり、面接官に志望度の高さを伝えられるからです。
志望先の企業理念や事業内容と自分の価値観が重なる部分を具体的に示しましょう。
大学でキャリア講義を10年実施・遠藤さんのアドバイス
志望動機はどの業界でも職種でも深掘りされると考えておきましょう。
「ビジネスモデルを理解しているか」「他社と比較したうえで志望しているか」「入社後の働き方をイメージできているか」などを確認します。
志望動機がうまく書けないと悩んでいる人は以下の記事もおすすめです。
多くの就活生をサポートしてきたキャリアコンサルタントが、志望動機を考える方法を解説しています。
志望動機が書けない
「志望動機が書けない」から確実に卒業する3ステップ|例文付き
志望動機の作り方
志望動機の作り方大全|就職支援のプロが好印象を残すコツを解説
④学生時代に頑張ったこと・大変だったこと
ガクチカのエピソードを絞り込めていないと、本番で「何を話すべきか」迷って言葉に詰まってしまうため、話すエピソードを1つに絞っておきましょう。
学生時代に頑張ったこと・大変だったことの質問例
- 学生時代に最も頑張ったことはなんですか?
- 学生時代に大変だったことやつらかったことはなんですか?
- 学生時代に失敗した経験について教えてください。
これらの質問で面接官が知りたいのは、「困難にどう向き合い、どう乗り越えたか」という思考と行動のプロセスです。
回答する際は「取り組んだこと→直面した課題と行動→得た学びと入社後の活かし方」という流れで話せるようにしておきましょう。
なお、「大変だったこと」を聞かれた際は、どう立ち直り成長したかまで語ることで、「困難を糧にできる人材」としてアピールしましょう。
- ガクチカのエピソードは絶対に大学時代じゃないとだめですか?
エピソードは必ずしも大学時代である必要はない
私も新卒採用の面接ではガクチカについて必ず質問していましたが、3人中1人は高校時代のエピソードを話していたように思います。
自分が一番アピールできることを話してしまって問題ありませんが、「大学時代は何に力を入れましたか?」と追加で質問される場合もあります。
ここで回答に詰まってしまうと、「大学ではあまり何もやってこなかったのかな?」という印象を持たれてしまいかねません。
そのため、大学時代に力を入れたことについて聞かれても答えられるように事前に準備しておいたほうが良いでしょう。
面接の準備をしていて、自己PRとガクチカの違いがよくわからないという人もいるのではないでしょうか。
以下のQ&Aでは同じ悩みを持つ就活生に対してキャリアコンサルタントが詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
⑤逆質問
面接で逆質問の時間がある場合は、必ず質問しましょう。
なぜなら、逆質問は学生が企業への関心や理解度を示せる場面であり、踏み込んだ質問が「本気で入社を考えている」という印象につながるからです。
本当に入社したい企業であれば聞きたいことが何もないという状況は考えにくいです。逆質問は事前に3つ以上用意しておきましょう。
質問内容としては、Web上で調べてもわからないような踏み込んだ内容を用意することで、企業研究の深さや入社意欲の高さをアピールできます。
逆質問の例
- いち早く成長して貢献していきたいのですが、御社で活躍されている方々にはどのような人がいますか?
- 御社が成長していくためにどのような人材が必要だとお考えですか?
- 私の志望している〇〇職の具体的な目標や仕事内容について教えてください。
- 〇〇さんご自身が社会人として大切にしている信念などはありますか?
- 御社は、社員の成長を重んじる社風だとお聞きしましたが、成長基準やキャリアプランについて具体的に教えてください。
人事・採用責任者としての経験あり・秋田さんのアドバイス
向上心の高さや企業に対する興味関心の深さが伝わるような質問をしましょう。
ホームページ(HP)などで開示されている内容などの質問はしないように注意してください。
逆質問についてもっと詳しく知りたいという人は以下の記事がおすすめです。
自分の意欲をアピールしつつ、企業とのマッチ度を見極める逆質問についてキャリアコンサルタントが解説しています。
面接の全体的なコツについて知りたいという人は、以下の記事を参考にしてみてください。多くの就活生に面接のアドバイスをしてきたキャリアコンサルタントが受かる面接のコツを解説しています。
想定外をゼロにする! 応用質問集
面接の応用質問集
頻出質問の次は応用質問への対策が重要です。
予測が難しく思考停止に陥りやすいためですが、徹底した自己分析と企業研究があれば十分対応できます。
ここでは代表的な5つの応用質問と回答のポイントを解説します。
①ほかの学生と比べてあなたの方が優れていると思う点はどこですか?
この質問は、単なる自己分析だけではなく他者との比較が求められる答えづらい質問です。
この質問では「なぜほかの学生より優れているといえるのか」の根拠まで求められるため、より深い自己理解と具体的なエピソードが必要になります。
回答する際は、自己PRとは別のエピソードを用意しておきましょう。
同じ内容を繰り返してしまうと「アピールできる強みが一つしかない」という印象を与えてしまうリスクがあるためです。
回答例
私の強みは、目標に向かって諦めずに改善を続けられる粘り強さです。
大学のゼミ発表では、資料の構成や伝え方に苦戦しましたが、過去の発表を見返して改善点を洗い出し、先輩や教授からのフィードバックを取り入れながら繰り返し練習を重ねました。
その結果、他の研究室の教授から「熱意が伝わる発表だった」と評価をいただきました。この経験から、困難な状況でも改善を諦めずに努力し続ける力はほかの学生にも負けないと自負しています。
深掘りされた質問への対策については、こちらのQAでキャリアコンサルタントが詳しく解説しています。あわせて参考にしてみましょう。
基本的な質問だけではなく、ユニークな質問も対策したい人は以下の記事がおすすめです。実際の面接であった面白い質問と答え方をキャリアコンサルタントが解説しています。
面接での面白い質問50選
本当にあった面接での面白い質問50選!印象アップする答え方を解説
「自分を動物にたとえると?」への答え方
「自分を動物にたとえると?」への答え方|40種類の動物を一挙紹介
②当社での業務のなかであなたの強みをどのように活かしますか?
この質問は、会社の業務と自分自身について深く理解していなければ答えられない質問です。
強みだけでは業務への活かし方が見えず、業務内容だけでは適性や強みが伝わりません。企業研究と自己分析の両方を徹底しておくことが必要です。
回答する際は、自分の強みを最初に述べたうえで「どの業務でどう活かせるのか」を具体的に語りましょう。
回答例
私の強みは、相手の立場に立って物事を考える力です。
御社の営業職では、この強みを活かしてクライアントが本当に求めていることを丁寧にヒアリングし、最適な提案につなげたいと考えています。
大学の教育実習で算数の授業をおこなった際、自分基準で授業を組み立てた結果「難しすぎる」という声が相次ぎました。そこで教科書を読み直して生徒目線で内容を見直したところ、「先生のおかげでわかった」と言ってくれる生徒が増えました。
この経験から、相手の立場を起点に考えることの重要性を学びました。御社でもクライアントの視点に立ちながら、本質的なニーズを引き出す提案で貢献したいと考えています。
大学でキャリア講義を10年実施・遠藤さんのアドバイス
企業がこの質問をするのは「働く場面をイメージできているか」と、「自分の強みを理解できているか」を確認するためです。
就職後のミスマッチを防ぎ、活躍への期待を高めたいという思いで質問しています。
面接を通して企業は、応募者がどの程度自社で活躍できるのか、貢献してくれそうかなどを確認しています。
そのため、以下の記事を参考に、どのような貢献ができるかを答え得られるようにしておきましょう。
③苦手と感じる人はどんな人ですか?
苦手な人の特徴を聞かれた際、正直すぎれば好感度を下げ、「いません」と答えれば嘘っぽくなるためバランスが難しい質問です。
事前に感情を整理しておかないと回答に詰まってしまいます。
答える際は、苦手な人の特徴を結論から話しましょう。容姿など本人が変えられない要素を挙げるのは厳禁です。
また、重要なのは「その相手とどう関わるか」まで語ること。建設的な歩み寄りを示すと、入社後も社内で良好な人間関係を築ける人材だとアピールできます。
回答例
私が苦手と感じるのは、相手の意見を聞かずに一方的に否定する人です。
大学のグループワークで「それは無理だ」と決めつけるメンバーがいたとき、議論が止まりチームの士気も下がってしまいました。
そこで私は「どうすれば実現できるか」という視点で話し合いに臨むよう意識を変えました。その結果「その方法があったのか」という声が増え、議論が前向きに進むようになりました。
苦手に感じる相手に対しても、「こうすればできるのでは」と提案することで互いの意見を尊重し合える関係を築いていきたいと考えています。
「苦手な人は? 」という質問への回答は、答え方によってはマイナス評価につながる可能性があるため注意が必要です。
こちらの記事では、好印象を残せる回答のコツを解説しているため、参考にしてみてください。
④周りの人からどんな人だと言われることが多いですか?
この質問は、自分では意識していない「他己評価」を問われるため、自己分析だけでは答えを準備しきれないという難しさがあります。
だからこそ、事前に家族や友人に「自分はどんな人か」を聞いて把握しておかないと、いざ質問されたときに何も浮かばず、答えに詰まってしまいます。
回答する際は、周りからどういう人と言われるかを最初に述べたうえで、その性格がよく表れているエピソードを添えましょう。
これは具体的なエピソードを盛り込むことで回答に信憑性が生まれ、「本当にそういう人材なのだ」という納得感を面接官に与えることができるからです。
回答例
周囲からは「周りをよく見て冷静に判断できる人」と言われることが多いです。
大学の学園祭運営でリーダーを務めた際、直前に主要メンバーが体調不良で欠席するというトラブルが発生しました。
私はまず欠員によって何が不足するかを素早く洗い出し、余力のあるメンバーに的確に作業を振り分けました。その結果、大きなトラブルなく学園祭を終えることができ、メンバーから「的確な指示を出してくれてありがとう」と感謝の言葉をいただきました。
御社でも冷静な状況判断力を活かし、業務をより円滑に進めるための提案を積極的におこないたいと考えています。
- 周りの人からの意見がさまざまあり、どれかに選ぶことができません。面接では、複数のエピソードを話しても良いのでしょうか?
企業の求める人材にマッチしたエピソードを2つ選んで話そう
優先的に選択するエピソードは、応募先企業の求める人材にマッチしているものです。
複数のエピソードを話すことはNGではありませんが、あれもこれもとなるとアピールポイントの印象が薄れてしまいます。
また、多くのエピソードを話すと面接時間が長くなるため、2つ程度を目安にすると良いでしょう。面接官からほかのエピソードを要求されたら話す感じで良いと思います。
その場の状況で臨機応変に対応できる様に事前準備が大切になります。
周りからどう思われているかの質問は、企業がなぜ聞くのか、質問の意図を知ることで適切な回答ができます。
こちらの記事では、この質問に対してどのように回答するべきなのかを17個の例文付きで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
⑤仕事をするうえで大切にしたいと思っていることはなんですか?
この質問は抽象度が高く、「誠実さ」「成長」などの回答を自分の言葉で根拠とともに語ろうとすると、上手く語られないという難しさがあります。
そのため、事前に自己分析をおこない、過去の経験から自分の価値観を明確にしておく必要があります。
なぜなら、「大切にしたいこと」は原体験に基づいて語ることで説得力が生まれるからです。
回答を考える際は、自分が大切にしたいと思っていることを伝えるだけではなく、「なぜそれを大切にしたいのか」という理由を一緒に伝えるようにしましょう。
理由がない回答は「なんとなくそう思っている」という印象を与えてしまい、面接官に価値観の深さや一貫性が伝わりません。
回答例
私が仕事をするうえで大切にしたいのは、社内外を問わず信頼関係を築くことです。
信頼関係が築けていない職場ではチームワークが乱れ、情報共有が滞ることで期日に間に合わないといったリスクが生まれます。
また、社外との信頼関係が不十分だと、取り引きにも支障が出てしまいます。こうした経験や考えから、信頼こそが仕事を円滑に進める土台だと実感しています。
御社に入社後は、依頼された仕事に素早く対応することや、こまめな報告・連絡・相談を徹底するなど、小さな行動の積み重ねから信頼関係を築いていきたいと考えています。
仕事をするうえで大切なことを聞かれたときに、どう答えたら良いのか迷う人も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、「仕事をするうえで大切なことはなんですか」という質問への回答方法を例文付きで解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
アドバイザーのリアル・アドバイス!面接では答えられない状態や沈黙を恐れないことが大切
面接の場面でありがちなのは、話をした後に「以上です」と最後に言い忘れることです。
「以上です」の一言がないと面接官は話が続くと思うので、何も言わずに待ち続けます。それが沈黙の原因になることがあるため、忘れずに合図を送りましょう。
沈黙が発生すると焦ってしまい、さらに言葉が出ずに深みにハマることがあります。面接官は気付いているので安心してください。一言かけてきっかけを作ってくれるはずなので、沈黙を恐れる必要はありません。
回答につまったら無理はせず次の質問に臨む勇気を持とう
もし回答につまったら、諦めることも大切です。無理に言葉を探そうとせずに、正直に言葉が出てこないことを伝えてみてください。
面接官は質問を切り替えてくれます。そのことを引きずらないようにして、次の質問に気持ちを切り替えましょう。
面接でうまく答えられなかった後の挽回策
面接で答えられなかったからといって、すぐに不採用が決まるわけではありません。その後の対応こそが、面接官の評価を左右するポイントです。
企業が面接で見ているのは「完璧な回答ができるか」だけではなく、「想定外の事態に直面したときに対応できるか」だからです。
ここでは、答えられなかった場面を挽回するための3つの方法を解説します。
その場で訂正する
一度答えた内容が不十分だったと気付いた場合は、その場で素直に訂正しましょう。
これは、誤魔化したまま面接を続けると、後の回答との矛盾が生まれ、かえって信頼を失うリスクがあるためです。
「先ほどの回答を振り返ったところ、補足させていただきたい点があります」と一言添えることで、自分の発言を客観的に見直せる誠実さをアピールできます。
ただし、面接官が次の質問を話し始めた後に割り込んで訂正すると、会話の流れを乱してしまいます。
訂正を申し出るタイミングは、面接官の質問と質問の合間、もしくは面接官が「以上でよろしいですか」などと一区切りをつけたときにしましょう。
その場で「学ぶ姿勢」をアピールする
質問に対して知識不足で答えられなかった場合は、その場で「学ぶ姿勢」を見せることで挽回できます。
なぜなら、ビジネスの現場では、知ったかぶりをせず課題を認めて改善できる姿勢が高く評価されるからです。
「その点については不勉強でした。入社までに必ず勉強します」と素直に伝えることで、「自分の課題を認めて前向きに取り組める」という印象を与えられます。
面接でわからないことが会った際は、正直にわからないことを伝えて今後学ぶ姿勢をアピールしましょう。
面接後にメールで補足する
面接中に十分に答えられなかったと感じた場合は、面接後にお礼メールを送る際に補足内容を添えることも選択肢の一つです。
ただし、メールでの補足はあくまで面接の内容を補うものです。そのため、以下のように長文になりすぎないよう簡潔にまとめましょう。
送信メッセージ
TO〇〇〇〇@theport.jp
CC
件名本日の面接のお礼と質問への回答について 〇〇大学・山田太郎
株式会社〇〇
人事部 採用担当
〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の山田太郎と申します。
本日はお忙しい中、面接の機会をいただきありがとうございました。貴重なお話を伺えて、貴社についてより深く理解することができました。
事前準備が至らず、面接中にご質問いただいた内容にお答えできず大変申し訳ありませんでした。お答えできなかった質問について、回答させていただきます。
【質問内容】
当社に足りないと思う部分はどこですか?
【回答】
国内シェア第一位という強みをお持ちの貴社において、今後さらなる成長を加速させるためには、海外市場の拡大体制の強化が重要ではないかと考えています。
国内人口の減少が見込まれるなか、現地企業との提携や現地向け製品のカスタマイズによる新市場開拓が、中長期的な売上拡大につながると思います。入社後は語学力を活かして海外事業に貢献したいです。
お手数をおかけいたしますが、ご確認いただけますと幸いです。
改めて、本日は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
何卒よろしくお願いいたします。
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〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年
氏名:山田太郎(やまだたろう)
電話番号:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@yyyy.co.jp
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人事・採用責任者としての経験あり・秋田さんのアドバイス
面接後のメールは、できるだけ早く送信したほうがベターです。最低でも2、3日以内には送信してください。
また、面接でフレンドリーな関係になっても友人に送信するような内容にならないように注意しましょう。
面接で答えられないときこそ素直な自分でアピールして合格を目指そう
面接で答えられない場面は、誰にでも起こりうることです。
知ったかぶりで誤魔化すのではなく、「少し考えさせてください」と素直に伝えたうえで誠実に対話を続ける姿勢こそが、企業が本当に評価するポイントと言えます。
なぜなら、企業は完璧な回答を求めているのではなく、「プレッシャーがかかった場面でも誠実にコミュニケーションを取れるか」を見ているからです。
答えられなかった質問があっても、その後の対応が面接官の記憶に残り、評価される可能性もあります。本記事で紹介した原因分析・便利なフレーズ・挽回策を参考に、素直な姿勢を武器にして面接突破を目指しましょう。
アドバイザーのリアル・アドバイス!面接は企業と自分の相互理解を深めることを意識して答えよう
面接は、学生と企業の相互理解を深める場です。質問に対する答えに正解はなく、回答の内容だけではなく質問への考え方や答え方も含めて見られています。
「わからない質問をされたときにきちんと質問の意図を聞き返せるか」「答えづらい質問が来たときにむきになったり適当に流したりしないか」がチェックされているのです。
面接の受け答えでの印象は入社後の評価にもつながる
採用面接での対処の仕方はその場の評価だけに留まらず、入社後の振る舞い方を評価することにもつながっています。
「業務の指示がわからないときにきちんと聞けるか」「予想していない問い合わせの内容に丁寧に向き合おうとできるか」などです。
すらすらと答えられなくても、一生懸命考えながら自分の言葉で答えられれば大丈夫です。落ち着いて対応することを心掛けましょう。
面接は、さまざまなやりとりをするなかでお互いを理解していくキャッチボールととらえてみてください。想定問答を心ゆくまで練習したら、あとは怖がらずに、その場でのやりとりに集中していればきっとうまくいきますよ。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi


















アドバイザーからあなたにエール緊張=脳内の処理が一時的に混み合っているだけ
国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー
百田 千穂
プロフィールを見る面接で言葉に詰まるのは、能力不足ではありません。 「緊張下で頭が整理しきれない」だけ、というケースが大半です。
真面目に準備をしてきた人ほど、不意の質問に驚きやすい傾向にあります。 その結果として、動揺から焦りが出て、うまく答えられなくなるのです。
対話を続ける姿勢が好印象につながる
大切なのは、正解を「即答」することより、対話を「続ける」姿勢です。
「もう一度、質問を確認させてください」「結論からお話しします」と一呼吸置き、その間に回答を導き出せば大丈夫です。
面接は不得手をあぶり出す時間ではなく、あなたらしさを伝える場です。
戸惑った際には、その旨を正直に述べることで誠実さが伝わり、むしろ好印象につながることもあります。