この記事を訪問した理由は?
- 入社後にやりたいことの伝え方の流れを知る
- 入社後にやりたいことを伝える内定者例文を見る
- 入社後やりたいことを見つける方法を知る
「入社後にやりたいことは何ですか?」という面接では定番の質問ですが、多くの就活生が頭を悩ませる「難問」の一つです。「そもそもやりたいことがない」「第一志望群じゃないから思い浮かばない」など行き詰まってしまう就活生は多くいます。
難しく感じる人も多い「入社後にやりたいこと」の回答ですが、大切なのは企業の意図を把握すること。コツさえ押さえれば、どんな業界や企業にも対応できる回答を作れます。
この記事では、キャリアアドバイザーの鈴木さん、早川さん、富岡さん、岩﨑さんのコメントを交えつつ、企業の意図やそれをふまえた回答方法を解説。また入社後にやりたいことが浮かばない人に向けて見つけ方も解説します。面接官に活躍イメージを印象付ける回答を考えていきましょう。
また実際のOK&NG例文も紹介するので、自分の考えた内容と照らし合わせながら参考にしてくださいね。
アドバイザーコメント
やりたいことはヒントを得ながら考えてみよう
入社後にやりたいことについては、無理に自分で一から考えることができなくても大丈夫です。入社後やりたいことがなかなか見つからない、そんな就活生におすすめの方法を紹介します。
まず1つ目は、企業のWebサイトや就活サイトに掲載されている先輩社員たちの仕事内容をチェックしてみることです。たとえば入社3年目の先輩の仕事や、5年目、10年目の先輩がどんな仕事をしているのかを知ることで、何となく自分の入社後のキャリアステップがイメージができるかもしれません。
2つ目は会社説明会やOB・OG訪問の機会があったときに、会社や業界の展望を先輩社員に聞いてみることです。それによって多少なりとも将来のイメージができます。そこに自分がやりたいことのヒントがあるかもしれません。
将来像を見つけるために大切なのは情報収集
以上2つの方法にトライして、わからないことや知らない言葉などがあれば積極的に調べて勉強しましょう。やったことのない仕事について「やりたい仕事」を見つけるのはとても難しいことです。まずは情報収集から入って、少しでもヒントになるものを探してくださいね。
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入社後にやりたいことの伝え方
入社後にやりたいことの伝え方
- やりたいことを結論から伝える
- エピソードを交えて理由を伝える
- 会社への貢献の仕方を伝える
それでは実際に「入社後にやりたいこと」の効果的な回答の作成するには適切なステップを踏みましょう。
伝える順番が間違っていたり、具体性がなかったりすると面接官の印象に残りにくくなるかもしれません。
面接官に好印象を与えるためにも、 入社後にやりたいことの回答の作り方の3つのステップを事前に覚えておきましょう。
①やりたいことを結論から伝える
まずは結論から伝えることが基本。なぜなら、話の内容が伝わりやすくなるためです。
たとえば、自分の強みや企業に興味を持った理由から話し始めて結論が見えてこないと、「結局、何の話をしたいのか」とせっかくの魅力的な話もうまく伝わりません。
②エピソードを交えて理由を伝える
次に入社後にやりたい理由をエピソードを交えましょう。採用担当者によっては一日に数十人以上の面接を担当します。ここが他と差別化できるポイントなので、しっかり練りこみましょう。
たとえば、なるべく具体的な仕事内容や事業内容について言及するのも手です。「社会貢献したい」のような抽象的な内容だと、「自社である必要はないのでは」と思われてしまいます。
具体的な仕事内容や事業内容の例
- 化粧品会社のCM作りに携わりたい
- 最先端の技術と搭載した掃除機を開発したい
- 語学力を活かして貿易事業で活躍したい
「入社後にやりたいこと」という質問には正解はありません。
しかし具体的な理由やエピソードがあれば、志望理由の裏付けも生まれ、面接官に対しての説得力が増します。それが他の就活生との差別化にもつながり、一歩リードすることができるのです。
③会社への貢献の仕方を伝える
やりたいことを実現できる勝算がなければ、あまり効果的なアピールになりにくいかもしれません。そこで自分の強みを活かしてどう企業の業績に貢献できるかで締めましょう。
自分の経験を棚卸しするなど自己分析をおこなうのがおすすめです。そのうえで強みや経験を企業へ貢献できるかを伝えてみてください。
そもそも強みが思いつかないという人は、こちらの記事もおすすめです。短所から長所を見い出す方法を解説しています。
自分の強みを活かして会社に貢献できることが示すことができればアピールになります。以下の記事ではアピールのコツをまとめているので参考にしてみてください。
面接対策には回答作成ツールを活用してください
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
そこで、活用したいのが無料の「面接回答作成ツール」です。この資料があれば、穴埋めをしていくだけで面接でよく聞かれる質問の答えが一発で作成できます。
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入社後にやりたいことのOK・NG例文(内定者の回答付き)
入社後にやりたいことのOK例文とNG例文を業界・企業別に紹介していくので、参考にしてください。
①コンサルティング業界(アビーム内定者)
コンサルティング業界
私の目標は、AIを活用したデータ分析や多角的なアプローチを通じて、スポーツ界の新たなビジネスモデルを構築し、業界全体の盛り上がりに貢献することです。
私はこれまで約15年間サッカーに熱中してきました。その中で、現在のスポーツ界を持続的に発展させるには、「チームの勝利」へのコミットだけでなく、観客やサポーターを巻き込み、ビジネスとしてしっかりと収益(マネタイズ)を生み出す仕組み作りが不可欠だと感じています。
大学の研究では、多角的な視点からAIを用いて、共同研究者やクライアントの抱える複雑な課題を解決してきました。入社後は、この「AIを用いた課題解決能力」と「多角的な分析力」を最大限に活かし、スポーツビジネスという新たな領域において、収益の柱となるような価値創出に挑戦したいと考えております。
「何がしたいのか」といった本音の部分がわかりやすい構成ですね。 活躍したい分野や発揮できる力、それをふまえた成果まで具体的に語れているのもポイントです。
コンサルティング業界を志望している人は、以下の記事も参考にしましょう。コンサル業界の志望動機の書き方を解説しています。
NG例文①コンサルティング業界
コンサルティング業界
入社後はさまざまな企業の手助けになるような仕事をしたいと考えております。
コンサルタントは下調べが予想以上に必要な仕事です。社員の方とは比べものになりませんが、私もゼミナールのグループ活動では徹底した情報収集をよるデータに基づいたプレゼンが得意でした。この情報収集能力を活かして、御社の業績に貢献できるようになります。
全体的に抽象的すぎる印象です。「調べ物が得意なので貢献できます」 よりももっと踏み込んだアピールをしましょう。
コンサルティング業界ではどんな分野でどんな企業にかかわっていきたいのか、その企業に何をするのかなど、もう少し具体性を持たせると企業への熱意が伝わります。
②金融業界(三菱UFJモルガン・スタンレー証券内定者)
金融業界
入社後は、まず営業として多様なお客様と接し、確かな商品知識や市場分析力を身につけながら実績を積みたいと考えております。
ゆくゆくは、現場の最前線で培った顧客視点と相場観を武器に、投資銀行部門やグローバルマーケッツ部門など多様なフィールドで活躍したいです。営業経験という揺るぎない土台を持ったうえで、より影響力の大きな業務へとキャリアを広げ、貴社の成長に貢献していきたいと考えております。
志が素敵で、これまでの経験が活かせそうだとイメージできます。これまでの経験やそこでの考え方が明確で、非常にわかりやすい内容ですね。
NG例文②金融業界
金融業界
私は困っている人に積極的に融資できる銀行員になりたいと考えています。御社は中小企業へ積極的に融資をおこなっており、融資する相手を資金力では選ばないと感じました。
私は児童ボランティアでいじめに合っている子供を助けた経験があります。弱い立場にある人を救い出すことが一番の社会貢献です。この精神を忘れずに、困っている人に手を差し伸べられるような銀行員を目指します。
銀行の融資業務は慈善事業ではありません。返済してもらわなければ銀行がつぶれてしまうため、企業側に利益がなければ融資はしないですよね。今の内容では、利益という点で企業に貢献するイメージがなかなか湧かないでしょう。
③メーカー業界(本田技研工業内定者)
メーカー業界
入社後はまず、生産管理として「現場」と「本社」をつなぐ架け橋の役割を全うしたいと考えております。自身の強みである周囲を巻き込む関係構築力を活かして多様な方々と信頼関係を築きながら、現場における技術への理解を深めていきます。
そして将来的には、現場で培った「専門性」と「リアルな知見」を武器に、貴社を世界的なモビリティメーカーへとさらなる成長に導く中核人材を目指します。社内にとどまらず、国内外のあらゆるステークホルダーと協働し、グローバルな視点から貴社のビジネス発展に貢献していく所存です。
「まずは現場で信頼と技術を培う」→「それを武器にグローバルに活躍する」というキャリアの段階を、論理的かつ説得力を持たせて伝える王道の構成です。
これなら魅力も十全に伝わるでしょう。「しっかり活躍してくれそう」と思わせる力強さを随所に感じられるのもポイントです。
面接以外でも志望動機を問われる場の一つとして、リクルーター面談が挙げられます。リクルーター面談を予定している人や、そもそもリクルーターについてよく知らないという人は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
リクルーター面談の実態は? おすすめ逆質問30選と必須準備を解説
NG例文③メーカー業界
メーカー業界
入社後は顧客の生活が良くなる商品を開発したいです。御社の商品は安価で一人暮らしの際にお世話になりました。私も単身世帯向けの商品を考えたいと思っています。
私は家電製品を選ぶ際は必ず御社のものを選んでいます。御社の商品知識を活かして、新商品の開発できるように頑張ります。
非常に抽象的な自己PRだと感じます。この製品が好き、というのは企業との出会いとしてよくある話です。そこから一歩踏み込んだ自分なりの考えがあまり出てきません。
どんなふうに生活が豊かになったのか、ほかの企業で叶えられな いことは何なのか、企業研究をしっかりとしてから考えをまとめてみましょう。製品が好きというのはいわば情熱を持っていることになるので、企業研究もしっかりと取り組めるのではないでしょうか。
「入社後やりたいこと」のほかに以下のような質問に対するコツを知りたい人は、それぞれの記事で答え方のコツを解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
「自分を一言で表すと」の答え方
例文20選|「自分を一言で表すと」の回答を考える簡単な3つの方法
「10年後の自分」の答え方
就活の「10年後の自分」の答え方! 採用経験者のアドバイス付き
「将来の夢」の答え方
面接で聞かれる将来の夢で好印象を残すコツ4選|業界別の回答例あり
「キャリアプラン」の答え方
例文14選|面接で聞かれるキャリアプランを効果的に伝えるコツ4選
「入社後にやりたいこと」は面接の質問だけでなく、小論文の選考のテーマにもなり得ます。小論文で答える際の例も見ておきたいという人は以下の記事をチェックしてみてください。
④商社
商社
入社後は営業職として新規事業にかかわりたいと考えています。
御社では年齢や社歴に関係なく、新規開拓した事業は自分がプロジェクトリーダーとして経験を積めると伺いました。他社にはない実践の中で覚えていくスタイルが自分にぴったりだと思いました。
私は3県の災害ボランティア活動に参加しました。ボランティア活動は内容を即座に把握して、主体的に動けないと足手まといになってしまいます。常に本番の意識を持って臨む必要がありました。この経験で培った対応力を活かして、御社の成長に貢献していきたいです。
学生時代のボランティア活動での経験から、主体的に動くことや現場での対応力を学んだということが明確に書かれています。
その経験の中で具体的にどのような動き方をして、周囲の反応はどうだったのかも盛り込むともっと状況がわかりやすくなりますよ。
ボランティア経験のアピール方法はこちらの記事も参考にしてください。高評価につなげるコツを解説しています。
NG例文④商社
商社
入社後は優れた商社の営業職になりたいと思っています。御社には尊敬できる先輩がたくさんいます。早く先輩方のような顧客と円滑なコミュニケーションを取れるようになりたいです。
私は学生時代は居酒屋アルバイトで店長から「誰とでも仲良くなれる」と言われた経験があります。その能力を活かして、顧客とより良い関係性を作り、御社の業績に貢献していきます。
顧客と仲良くなれたら企業の利益が上がるわけではありません。アルバイトと社会に出ることを同義に捉えていて、覚悟ができていないと思われてしまう可能性があります。
また「先輩のようになりたい」というのは先輩のどういった部分なのかも気になるところです。
⑤広告・マスコミ業界
広告・マスコミ業界
入社後はアニメのCM制作に携わりたいと考えております。御社はどの大手広告会社よりアニメビジネスに力を入れています。アニメコンテンツ活かした他のメーカー企業とのコラボなど、他社にはできない豪華な組み合わせが私の琴線に触れました。
私は映像研究会でアニメを制作していて、アニメ作りよりアニメを活かした販促の方に興味が出てました。実際、昨年の文化祭ではアニメコンテンツを活かした動画や地下鉄内の広告出稿など販促をおこない、当日は大盛況でした。この行動力を生かして、御社の業績に貢献していきたいです。
アニメ作りではなくアニメの販促に携わりたいという明確な考えが語られています。 一見目立たない仕事にも目を向けて興味を持っているところは非常に好感が持てますし、業界への理解度が高いことが感じられます。
販促に関して、せっかくならどういったマインドで取り組んでいたか、売り上げにどの程度貢献したかも加筆するとなお良いですね。
広告業界の志望動機の書き方も対策しておきたい人は、以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
NG例文⑤広告・マスコミ業界
広告・マスコミ業界
私はインターネット広告に精通する人材になりたいと考えています。御社はネット広告に力を入れており、私の好きなネット広告のほとんどが御社の制作でした。
私は暇さえあれば、気になった情報を調べていたり、動画を閲覧したりしています。人と話すのは苦手ですがアイデアを出すのは得意なので、インプットした広告事例を活かしたネット広告を作成できる自信があります。
この自己PRでは、あなたを採用しても良いのかがわかりません。企業はさまざまな人が共に働く場なので、「人と話すのは苦手」とあえて公言してしまうと良い印象につながりにくくなります。ネガティブな表現は避けましょう。
入社後にやりたいことを見つける方法
入社後にやりたいことを見つける方法
- 「やりたくないこと」を明確にする
- 自分の性格と価値観を分析する
- 苦労した体験を棚卸しする
- フレームワークで適性のある仕事を知る
- 理想像から逆算して考える
入社後にやりたいことは見つけることは「どんなキャリアを歩みたいか」といった自分の人生を考えることにもつながります。選考対策ではありますが、ぜひ自分のキャリアを見つめ直す機会としてください。
入社後にやりたいことは、漠然と考えていてもなかなか見つかるものではありません。しかし、これから解説する見つけ方を試してみれば、ぐっと具体的になるはずです。
どんなキャリアを歩みたいかは、キャリアビジョンを見出すことにもつながります。以下の記事では、キャリアビジョンの描き方やキャリア形成の意味などについて詳しく解説しているので、ぜひチェックしてくださいね。
キャリアビジョンの描き方
キャリアビジョンとは|就活のプロが意義と描き方を徹底解説!
キャリア形成の意味
キャリア形成とは? 4ステップでこの時代を生き抜く方法を考えよう
「やりたくないこと」を明確にする
「やりたいこと」の正反対の「やりたくないこと」を考えてみる方法は非常に有効です。「やりたくないこと」をピックアップすると、「やりたいこと」が明確になる場合があります。
やりたくないことの例
- あまり残業はしたくない
- ルーティンワークの仕事は嫌だ
- BtoBの仕事はやりたくない
やりたいことの例
- 全国のさまざまなところへ行ってみたい
- 営業職や販売職などで人とかかわりたい
- BtoCの仕事をやりたい
自分の性格と価値観を分析する
まずは自分の性格と価値観を分析してみてください。なぜなら、自分の性格や価値観に沿った目標は将来的に大きなモチベーションになるためです。
一方、好きなことだけで目標を立ててしまうと、現実とのギャップがあった際に仕事を続ける気力がなくなる可能性があります。
そこで以下のような質問から自分の性格と価値観に沿ったやりたいことを探しましょう。
自分の性格と価値観を分析するための質問
- 課題解決のためにどんな行動を取ってきたのか
- グループ活動ではどんな役回りを担当してきたか
- どんなことでモチベーションが上がるのか、下がるのか
やりたいことを見つけるためには、自分の性格と価値観をしっかり把握することをおすすめします。
アドバイザーコメント
自己分析で有効なのは考えるよりも「書き出す」こと
自分の性格や価値観は、フレームワークを使用して見つけ出しましょう。自分自身を客観的に把握するためには、頭で考えるよりもまずは書き出すことが大切です。フレームワークによって「自分はこんな人間なんだ」と客観的に分析することができますよ。
モチベーショングラフを用いて性格の共通項を知ろう
このフレームワークの中でも「モチベーショングラフ」は非常に使いやすくおすすめです。モチベーショングラフは、縦軸がモチベーションで、横軸が時間の流れを表しています。幼少期から現在に至るまでの自分のモチベーションを折れ線グラフで書き出します。
どういうイベントでモチベーションが上がっていたのか、上がった理由は何かを考えることができます。また逆に下がったところから挽回できた場合は、そうした状況の乗り越え方を明らかにすることができます。
あなた自身の性格や価値観の特徴を理解するために、まずは考えるのではなく、書き出すことで客観的に自己分析をすることが重要です。
自分の好きなことを仕事にしたいと考えている人には、以下の記事もおすすめです。自分の希望に沿った仕事を見つける効果的な方法を、キャリアの専門家が解説しています。
こちらの記事では長所・短所を見つける方法としてモチベーショングラフの作り方を詳しく解説しています。入社後にやりたいことを見つける場合も方法は同じなので、ぜひ参考にしてください。
面接が迫っている人は、頻出質問の回答例だけでも予習しておこう!
面接でどんな質問がされるか、そして答えられるか不安ですよね。ただ、企業によって何を質問されるか分からない人も多いはず。
そこで活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、森永製菓や伊藤忠商事、トヨタ自動車などの人気企業の面接で、実際に聞かれた質問とその答え方がわかるようになっています。
どんな質問にも自信をもって答えられるようになれば、面接も怖くなくなります。今すぐ活用して、面接突破の力を手に入れましょう!
苦労した体験を棚卸しする
成功体験より苦労した体験を棚卸しするのもおすすめです。
普段の生活や課外活動では苦手を避けることができますが、社会人になると苦手な業務も任される場面が増えてきますよね。
そこで過去の苦労した体験を棚卸しすることで、自分がやりたいことを実現する際にも当てはまる内容がないか確認することができるのです。
苦労した体験の例
- ゼミのグループ発表でスケジュール管理ができなかった
- 営業インターンで顧客の前で緊張しすぎて上手く話せなかった
- 課題に取り掛かるのがいつも遅い
フレームワークで適性のある仕事を知る

フレームワークの中でもWILL・CAN・MUSTの3つの輪を活用する思考整理方法は特におすすめです。適職に沿ったやりたいことを把握している学生は、客観的に自分を理解していると評価されやすくなります。
WILL・CAN・MUSTのフレームワークとは?
WILL(現在の自分がやりたいこと):今の自分が描く将来像のこと
CAN(現在の自分ができること):今の自分のスキルでできること
MUST(現在の自分がやらなければならないこと):優先的に取り組むべき課題のこと
たとえば、CANとMUSTに共通する部分があれば「現在の自分ができること」「現在の自分がやらなければならないこと」が適職です。
WILLに共通点が見つけられれば、より満足のいく適職かもしれません。紙に3つの輪を描くだけでできるので、試してみましょう。
理想像から逆算して考える
入社後にやりたいことを見つけるには、自分の理想像から逆算して考えましょう。なぜなら、今やるべきことが明確化されるためです。3・5・10年後のビジョンを明確化しましょう。
仕事のビジョンを知るための質問
- どんな仕事をしていたいか
- どんな役職に就いていたいか
- 年収がいくらほしいか
たとえば、「10年後までに課長へ昇進するのが目標だから、5年目までに〇〇事業で結果を出す」などビジョンが固まれば、やりたいことも把握しやすくなります。
- 仕事における理想の将来像が特に決まっていません。この場合どのように考えれば良いでしょうか?
「良いな」と感じた社員から考えてみよう
仕事に実際に就く前に、将来像を描くことは非常に難しいことですよね。将来像が決まらないことに対し、あまり卑下することはありません。
このような場合は、その会社の企業研究、OB・OG訪問、インターンシップなどをおこなったときに、ロールモデルとなるような社員を発見し覚えておくと良いですよ。ぼんやりと良いなと思った社員像を、自分の将来像とすることによって理想のイメージを描くことができます。
2年生からインターン参加について考えている人もいるかもしれませんね。気になる人は、以下の記事を参考にしてくださいね。
特別な動機がなくても大丈夫!
ツールを使えば魅力的な志望動機が作れます
「第一志望以外の志望動機が思い浮かばない……」と感じたことはありませんか?そんな時にぜひ活用してほしいのが「志望動機作成ツール」です。
簡単な質問に答えるだけで、特別な動機がなくても採用したいと思われる志望動機が簡単に作成できます。
志望動機で困ったら、まずはツールを活用してみましょう。
(人材業界の場合)
入社後にやりたいことを伝える際の注意点
入社後にやりたいことを伝える際の注意点
- 仕事とつながらない目標を伝えない
- 目標の設定値を低くさせすぎない
- 他の企業でも実現可能な目標を答えない
- ネガティブな表現を使用しない
せっかく入社後やりたいことの回答を考え準備していたのに、伝え方で印象を下げてしまう就活生も中にはいます。ありがちなNGポイントを事前に把握して、自分の回答に当てはまる部分がないか確認してくださいね。
仕事とつながらない目標を伝えない
入社後にやりたいことの回答NGポイントは、仕事とつながりの薄い目標を伝えていることです。企業は業績に貢献できる人材を欲しています。
たとえば、金融機関で「地域の子供を支援する活動をしたい」などと実際の業務内容と関連の薄い内容を伝えると、企業での活躍イメージが見えないですよね。また入社意欲に懸念を持たれる可能性もあります。
目標の設定値を低くさせすぎない
すぐに達成できそうな目標だと「達成後に転職してしまうのでは」と疑問視されてしまうかもしれません。
たとえば、「ビジネスパーソンとして必要なスキルを身につける」などすぐに達成できそうな目標などです。また、同じように「3年後まで続くプロジェクトが参画して経験を積む」など直近で終わってしまう目標も印象が良くありません。
短期スパンでの転職を考えていると捉えられる可能性もあります。企業は長期的に業績へ貢献できる人材を求めているので、長期スパンをイメージした目標を伝えましょう。
- 自分が掲げた目標が企業の求めるレベルに達しているのかわかりません。どのように判断すれば良いですか?
実際の社員に聞いてみるのがおすすめ
企業が求めているレベルは、自分1人で考えても答えを出すのが難しいですよね。これについては実際に働いている社員に聞いてみるのが最も近道です。
たとえばOB・OG訪問の機会を利用して、会社で求められるレベルの目標について先輩社員に聞いてみましょう。あらかじめ企業側の期待値を把握しておくことは、その後の選考においても有利に働くため、やっておいて損はないですよ。
他の企業でも実現可能な目標を答えない
入社後にやりたいことの回答NGポイントは、他の企業でも実現可能な目標を答えていることです。競合他社と業務内容が近い企業も多く、それでは志望度の高さはアピールしにくいですよね。
たとえば、「インターネット広告に精通する人材になりたい」と返答しても、どのIT広告会社でも力を入れており、志望企業にこだわりがないと判断されてしまうかもしれません。
応募企業が力を入れている事業や独自開発している分野にフォーカスした内容を伝えましょう。
ネガティブな表現を使用しない
「入社後やりたいこと」という前向きな質問にもかかわらずネガティブな回答をしてしまうと、自信がないような印象を持たれてしまいます。
以下のような謙遜する前置きもネガティブな表現だと捉えらえる可能性があるので、注意しましょう。
ネガティブな表現の例
- 人と話すのは苦手ですが
- 自分はまだ初歩的なレベルですが
- 知識不足ですが
謙虚な姿勢は評価されやすいですが、謙遜しすぎると後ろ向きな印象がついてしまう可能性があります。そのため、伝える必要のない表現はわざわざ言わないでおきましょう。
- 謙遜しすぎることは良くないとわかりましたが、かといって入社もしていないのに大きな目標を言うのは身の程知らずだと思われそうです。どのように伝えるのが適切か教えてください。
実現に向けた小さな目標まで伝えよう
最近よく言われる言葉で、「Think globally,act locally(地球規模で考え、足元から行動せよ)」というものがあります。
大きな目標を立てつつ、それを達成するためにどのようなステップを踏んでいけば良いか、小さな目標も一緒に伝えてみてはいかがでしょうか。
その際は、すでに小さな目標達成に向けて努力をしているなど具体的なエピソードを用いて話せると、「有言実行できる人」という印象にもつながります。
入社後にやりたいことの回答を具体的に用意して選考を突破しよう!
入社後にやりたいことへの回答は、採用担当者に自社で働く姿をイメージしてもらいやすいので、上手に回答できれば内定獲得にグッと近づきます。企業研究を徹底したうえで具体的なエピソードを加えて、志望度の高さをアピールしましょう。
アドバイザーコメント
自分と企業を知ることで入社後やりたいことが見えてくる
「入社後にやりたいことは何ですか」という質問は、私が就活をしていたときに苦手な質問の一つでした。銀行を受けた際に「人事をやりたいです」と答え、やり直しをさせられたことがあります。他にもこの質問で落ちたなと心当たりのある企業がいくつかあります。それくらい当時の企業研究が足りなかったと自覚をしています。
月日が経って今思うのは、企業を知ることで選択肢が広がり、世の中への興味関心が深まっていくということです。「入社後にやりたいことなんてわからない」と思考停止をしてしまわずに企業を知ることから始めてみてください。
自分の気持ちと向きあったうえで企業と照らし合わせてみよう
そしてもう一つ重要なのが、自分自身を知ることです。「やりたいことはなに」と問われているため、自分の気持ちはどこに向いているのかを、過去を振り返りながら分析することが不可欠です。自分自身のやりたいことが見えてくると、企業と過去の自分が重なる部分が見つけられるようになりますよ。
どちらの「知る」も時間をかけることで、熟成され、より本質に近づいていきます。最初に時間をかけることであとが楽になってきますよ。友人やキャリアセンターなど周囲の力も借りて、納得のいく「やりたいこと」を見つけてください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi















4名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Junko Tomioka〇南箕輪村のキャリア教育推進コーディネーターに就任後、独立。現在は地方中高生やベトナム人留学生の就活支援、企業内キャリアコンサル、地方就職のサポートをおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/HR&Sパートナーズ代表
Chinatsu Iwasaki〇大学理系学部卒業、大手インフラ企業の人事として勤務。開業後、企業の採用コンサルティングや就職支援などをおこなう。現場感と対話を大切にしている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/留学カウンセラー
Shun Hayakawa〇大手就活メディアの営業を経て、現在は留学支援をおこなうアナザーストーリーの代表取締役を務める。キャリアコンサルタントとして学生の強みの発見から選考対策など幅広く支援
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
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