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グループワークの時間配分にいつも失敗してしまいます……。

現在就職活動中で、これまで3回ほどグループワークに参加しているのですが、いつも時間配分がうまくいきません。議論が盛り上がりすぎて時間オーバーになったり、逆に余ってしまったりと、毎回効率的に課題を進められていないと感じます。

効率良く議論を進め、課題の作業時間やまとめの時間などをきちんと確保するには、どのような時間配分がおすすめなのでしょうか? 30分・40分・60分など、グループワークごとに全体の制限時間がはバラバラだったのですが、だいたいどのくらいの割合で時間を決めるべきなのか教えていただきたいです。

また、議論が盛り上がるなど予期せぬことが起きた際、どんなことに気をつけながら進めると良いのかについても、ぜひアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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初めにフェーズごとの時間配分をチームで共有しよう

まず、グループワークは一般的に、前提の共有、アイデア出し、結論のまとめという3つのフェーズに分けられます。

時間配分に失敗する原因として、議論を始める前にこの時間配分をチームで共有していないことが考えられます。

テーマによって、どのフェーズに時間をかけるべきかは異なるため、最初に「今回はアイデア出しに時間を使いましょう」といったすり合わせをおこなうことが非常に重要です。

時間を気にするならタイムキーパー役で議論を導こう

もし時間配分が特に気になるのであれば、自らタイムキーパー役を引き受けるという具体的な解決策も有効です。

議論が盛りあがって脱線することはよくありますが、タイムキーパーという役割があれば、「すみません、残り〇分なので、そろそろまとめに入りませんか?」といった軌道修正がしやすくなります。

何が起きても動揺せず、自分の軸を保ちつつも、チーム全体のために気付いたことを発信し、議論を前に進める姿勢を持ちましょう。

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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グループワークは4つの時間区分で進行しよう

グループワークでの時間配分は多くの人が難しいと感じる課題です。しかし、これは会議など実際のビジネスシーンでもとても大切なスキルなので、この機会にぜひ身に付けましょう。

効果的な時間配分のコツは、まず全体の時間を4つのパートに分けることです。

まず、グループワークの冒頭でテーマの確認作業に約3~5分、そして最後に発表準備に約3~5分を確保します。

残りの時間を議論に充てますが、そのなかでも前半は意見出しやアイデア出し、後半は出た意見をまとめる時間にすると良いです。この時間配分を最初にホワイトボードなどに書き出し、チーム全員で共有することをおすすめします。

また、進行役とは別に必ずタイムキーパーを決め、時間を意識して声かけをしてもらうことで、スムーズに進行できます。

軸を見失わないこと! 時間への意識を忘れずに進めよう

議論が白熱しすぎた場合は、最初に設定した「このテーマに対して、どのような解決策を出すのか」という明確な軸をチーム全員で再確認し、議論の方向性を修正するように促しましょう。

完璧を目指しすぎず、ある程度の意見が出たら次に進む意識も大切です。タイムキーパーに「残り10分、5分、ラスト1分で声かけをお願いします」と事前に依頼しておくことで、メンバーも時間への意識を高めることができます。

もし時間内にまとまらなくても、それを反省点として「発表時間が足りなかったので、次回は時間配分を見直したい」というかたちで振り返りに活かす姿勢を見せましょう。

こちらの記事では、グループワークの目的や進め方、種類、事前準備の方法などを網羅的に解説しています。これからグループワークに臨む人は参考にしてみてください。

グループディスカッションの時間配分術については、次の記事で詳しく解説しています。時間配分に不安を感じている人はチェックしておきましょう。

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