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就活中のオワハラ対策を教えてください。
就職活動を進めるなかで、オワハラという言葉を耳にしました。内定が出た企業から、「他社の選考を辞退するように」とか、「他の会社は受けずにうちに来てほしい」といった圧力をかけられることがあると知り、とても不安です。
もし実際に就活中オワハラに遭ってしまった場合、どのように対処すれば良いのか、そもそもオワハラを避けるための対策はあるのか教えていただきたいです。
断る方法や、トラブルになった際の相談先など、具体的な対策があればアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
その場では受け流し水面下で続けて問題ない!
まず大前提として、企業からの「就活を終えてほしい」という要求(オワハラ)には、一切の法的強制力はないことを知っておきましょう。学生には「職業選択の自由」が保障されています。
企業側の心理として、多くはハラスメントという意識はなく、「本当に自社に来てほしい」という熱意の表れであることが多いです。会社によっては、そう言うように指示されているケースもあります。
上手に受け流し、困ったら大学に相談しよう
具体的な対策としては、その場で波風を立てる必要はありません。馬鹿正直に「就職活動を続けます」と宣言するのではなく、「ありがとうございます。検討します」などとその場は受け流し、水面下で活動を続けてもまったく問題ありません。内定辞退はごく一般的なことなので、気に病む必要はないです。
「熱心に誘ってくれているんだな」くらいに軽く受け流す心構えも大切です。もし、あまりに執拗であったり、トラブルに発展しそうになったりした場合は、一人で抱えこまず、大学のキャリアセンターに相談するのをおすすめします。
考える時間をもらおう! あなたには就職先を選ぶ権利がある
就職活動中に「オワハラ」に遭遇するのは、精神的にとてもつらい経験ですよね。しかし、冷静に対応することが大切です。企業からの「うち以外は辞退してほしい」という強い働きかけや、すぐに返事をしないと内定を取り消すといったプレッシャーは、オワハラの一種です。
まず、就職先を選ぶ権利は学生自身にあることを忘れないでください。就職活動を続けるかどうか、どこの企業に入社するかは、あなたが決めることです。これは法律でも保護されています。焦って即答する必要は全くありません。
企業から圧力を感じたら、「大変ありがたいお話ですが、大切な決断なので、もう少しお時間をいただけますでしょうか」と伝え、考える時間をもらいましょう。複数の内定を持っていても、何も問題はありません。
一人で抱え込まないで! 信頼できる人や公的機関に相談しよう
もしプレッシャーが強くてつらいと感じたら、一人で抱え込まずに信頼できる人に相談することが大切です。大学のキャリアセンターや、利用している転職エージェントがあれば担当者に相談してみましょう。状況に応じて、具体的なアドバイスやサポートをしてくれます。
厚生労働省の総合労働相談コーナーなど、外部の相談窓口を利用することもできますよ。
あまりにも強いプレッシャーをかけてくる企業は、入社後も似たような社風である可能性があります。もし体質的に問題があるとみるようなら、その企業を見送るという判断も選択肢の一つです。これはあなた自身の未来を守るための重要な決断です。
最終的な決断は、あなた自身のタイミングで納得のいくように下してくださいね。キャリアセンターを通じて紹介された求人ではない場合でも、状況を伝えれば相談に乗ってくれますよ。
オワハラ対策についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。オワハラをする企業の理由やおもな手口、オワハラを受けたときの対処法を解説しているので、チェックをしておきましょう。
こちらのQ&Aでは就活で企業からの電話がしつこい場合の対処法についてキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。
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