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ガクチカに自信が持てないです……。

就活中で選考を間近に控えているのですが、正直ガクチカに自信が持てません。

周りの友達はインターンや留学、リーダー経験などすごいエピソードを話していて、自分のアルバイトやサークルの話なんて見劣りしそうです。

何か頑張ったと胸を張って言えるわけでもないのが大きいと思います。たとえばアルバイトやサークルはそれぞれ週3回、多くの時間を割いてはきたものの、時間を割いただけで、目標を持っていたりとか、ストイックに頑張ったわけでもありません。

「これってアピールになるのかな?」という思いがずっとあり、うまく話せなくなってしまいます。

ガクチカに自信がない場合、どうすれば自信を持てるようになるでしょうか? 内容の考え方や話し方の工夫など、できることがあれば教えていただけるとうれしいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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内容の派手さで評価されるわけではない! 具体的な行動を伝えよう

ガクチカに自信が持てないと感じるかもしれませんが、ガクチカは派手さよりも一貫性が評価の基準です。たとえ派手な経験がなくても、十分にあなたの強みとしてアピールできます。

企業は、あなたがどのような環境で、どのような課題に直面し、それに対してどのように考え、行動したのかというプロセスを重視するものです。

具体的な手順としては、まず事実を時系列で書き出し、作業量、役割、具体的な数字などを明記します。あなたの取り組みの規模や具体性が明確になるでしょう。

次に、課題→工夫→結果を因果関係で結び付けます。この部分は、あなたが問題解決能力を持っていることを示す大切な要素です。

継続した努力自体が評価の対象! 自信を持って伝えよう

最後に、そこで得たスキルを志望職種に具体的に関連付けることで、ごく普通のアルバイト経験なども立派な強みとして提示できます。

基本的に、仕事で使わないスキルはほとんどありません。たとえば、コミュニケーション能力や段取り力など、基礎的な社会人スキルは汎用性が高いと考えて良いでしょう。

スキルを結びつけられないと感じるときもあるかもしれませんが、どのようなスキルも何らかの形で志望職種に結びつく、という考え方が近いと思います。まったく逆のスキルでなければ、ほとんどのスキルは何らかの職種で活かせると考えてください。

また、「週3回・延べ〇時間」という投入量を示すことは、あなたの努力の裏付けとなり、自信を持って語る助けとなるはずです。

ストイックに頑張ったわけではないと言うかもしれませんが、継続してきたこと自体が何よりの努力の証と言えます。

この一貫した姿勢を忘れずに、自信を持って面接官に伝えましょう。あなたの継続する力が、入社後も困難に立ち向かう姿勢につながることをアピールできるでしょう。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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他人との比較は不要! 君のなかにある価値を探そう

「ガクチカ」に自信が持てない、という悩み、本当によくわかります。周りの友人の経験が輝かしく見えて、不安になってしまいますよね。

ですが、まず一番に伝えたいのは、企業は大きな実績や特別な経験だけを評価しているわけではない、ということです。むしろ、どんなに華やかなエピソードでも、その中身が伴っていなければ評価されません。

大切なのは、経験の大小ではなく、その「中身」なのです。

平凡な経験こそが自分らしさを伝える最高の材料となる

そのため、まずは自身にとって一番身近なエピソード、たとえばアルバイト経験などで構いませんので、一つ選んで深く掘り下げてみてください。

「なぜそのアルバイトを選んだのか」「具体的にどんな仕事をして、そのとき何を感じたのか」など、どんなに些細なことでも大丈夫です。一つひとつ丁寧に経験の棚卸しをしてみましょう。

そうすることで、その経験を通して培われた、あなただけの能力や価値観がきっと見えてきます。

あなた自身の言葉で具体的に語ることこそが、何よりものアピールになるのです。友人と比較するのはやめて、自身の経験と真摯に向き合ってみてください。それで十分伝わりますよ。

以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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