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OB訪問の所要時間はどれくらいが一般的ですか?
OB訪問の予定が決まったのですが、どれくらいの時間をいただいて良いのかわかりません。
あまり長くなってしまうと失礼かなとも思いますし、逆に短すぎると何も聞けないまま終わってしまいそうで心配です。訪問先が忙しい社会人の方なので、失礼のない範囲で、でもしっかり話を聞きたいです。
OB訪問では、一般的にどのくらいの時間を確保してもらうのが適切でしょうか? また、限られた時間で効果的に話を聞くためのコツがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
OB訪問は60分設定で効率的に情報を引き出そう!
OB訪問は、60分に設定するのが最も一般的です。これは、忙しい社員の人でも昼休みを割いて会ってくれるくらいの時間だからですね。
また、この所要時間は、学生側から提示するようにしましょう。先方もOB訪問に慣れていないケースもあるため、「60分程度が妥当かと思いますが、ご都合に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ご教示ください」というように、一旦目安を提示するのが親切です。
企業のリアルな情報や社員の生の声を聞ける貴重な機会なので、限られた時間を最大限に活かせるよう、しっかり準備しておきましょう。
冒頭の5分で自己紹介を済ませて、残りの55分は質問と深掘りに充てるつもりでいると良いですよ。
自己紹介は簡潔に、そしてあなたの興味を明確に伝えることで、OBの人とスムーズなコミュニケーションが取れるはずです。
事前に共有が吉! 質問シートは4領域×2問ずつでバランスよく準備しよう
質問シートを作成できそうなら、仕事内容・キャリア・社風・アドバイスの4領域からそれぞれ2問ずつ、合計8問用意するとバランスが良いと思います。
このようにバランスの取れた質問構成は、あなたが企業やOBの人のさまざまな側面に興味を持っていることを示すことができるでしょう。
事前に質問の優先順位を星印などで示して渡しておくと、OBの人も回答準備がしやすくなり、効率的に本音を引き出せます。
口頭で説明しても問題ありませんが、事前に共有するほうが、OB訪問の時間をより有意義に使えるでしょう。相手にも好印象を与えられますし、次のステップへとつなげられる可能性も高まりますよ。
30分が基本! 相手への配慮と準備が有意義な時間にするためのコツ
OB・OG訪問の時間ですが、相手の貴重な時間をもらうわけなので、30分程度でお願いするのが最も適切でしょう。長くとも1時間以内には終えるのがマナーです。
訪問の冒頭で、まずは時間を取ってもらったことへの感謝を述べ、「本日は30分ほどお時間をいただけますと幸いです」と、こちらが想定している所要時間を伝えるようにしましょう。
その短い時間を有意義なものにするため、質問は3〜5つほど事前に準備しておくと良いですね。
企業のWebサイトを見ればわかるような質問は避け、自身で調べたうえで、さらに気になった点や、自身の学生時代の経験と仕事を結びつけるような質問をすると、より深い話が聞けますよ。
「今後、どのような行動をしていけば良いでしょうか」といったアドバイスを求める質問も良いでしょう。
お願いする立場であることを忘れない! 誠意のある対応をしよう
事前にお願いする際の伝え方ですが、単に「30分お願いします」と言うよりも、丁寧な枕詞を添えると、より良い印象を与えられます。
たとえば、「お忙しいところ恐縮ですが、30分から1時間ほど、お話を伺えますと幸いです。貴重なお時間となるよう、事前に質問を準備して参ります」といった形で、相手への配慮とこちらの熱意を伝えてみてください。
OB・OG訪問のアポの取り方や実際の流れなどについては以下の記事で解説しています。「どのような流れで進めれば良いかわからない」と疑問を持つ人は、事前にチェックしておきましょう。
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