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理系の就活生です。ガクチカがない場合はどうすれば良いですか?

理系大学院で研究中心の生活をしていたため、ガクチカと言えるような経験がなく、エントリーシート(ES)で何を書けば良いのか悩んでいます。

サークルやアルバイトもほとんどやっておらず、研究以外でアピールできる内容が思い浮かびません。周囲と比べて、自分には何もないような気がして焦っています。

理系で研究ばかりしていた場合、どのようにガクチカを見つけて書けば良いのでしょうか? 研究の話をどう展開すれば評価されるのか、アドバイスをいただけると助かります。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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理系学生の研究活動は最強のガクチカになる! 構成を意識しよう

理系の学生にとって、研究活動そのものが立派なガクチカになります。面接官として話を聞いていても、仕事で求められるものに近い水準で動いている学生も多く、かなりプラスに働くことが多いです。

研究活動は、論理的思考力、課題解決能力、忍耐力、そして専門知識の習得能力を示す絶好の機会と言えるでしょう。

研究活動をガクチカとして話す際は、次の5つの点で説明すると、専門外の面接官にも伝わりやすくなります。

一つ目は、○○領域において◎◎の測定を正確化したことなどの目的、二つ目は装置誤差や予算制約などの困難、三つ目はアルゴリズム改良や他学科との協業などの工夫、四つ目は誤差15%削減、学会発表、賞の受賞などの成果、そして五つ目は学びと企業貢献です。

この構成で話せば、あなたがどのように課題に立ち向かい、解決に導いたのかというプロセスが明確に伝わるでしょう。

数字や第三者評価を必ず入れて研究周辺の経験もアピールしよう!

特に、数字や第三者評価を必ず入れるのがコツです。

たとえば、「誤差を15%削減した」という具体的な数字や、「学会発表で賞を受賞した」という客観的な評価は、あなたの成果に説得力を持たせてくれます。

さらに補足材料が欲しい場合は、後輩指導、学会運営、研究費申請など、「研究周辺」の経験をミニエピソード化すると話に厚みが出るでしょう。

これらの経験はあなたのリーダーシップや協調性、計画性などをアピールできるチャンスです。

まずは実験ノートや発表資料を見返して、試行錯誤のプロセスを抽出し、ストーリーを組み立ててみてください。

あなたの研究活動の具体的なプロセスを語ることで、面接官はあなたが企業でどのように活躍できるかをイメージしやすくなるはずですよ。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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自分の努力を言語化して伝えよう! 研究活動は立派なガクチカ

理系の就活生が「ガクチカ」がないと悩む必要はまったくありません。皆さんが真剣に取り組んできた研究活動そのものが、最も説得力のある立派なガクチカだからです。

単に「研究を頑張った」と事実を伝えるのではなく、そのプロセスをストーリーとして語りましょう。

具体的には、「どのような課題に直面し、それを乗り越えるために自分なりにどう工夫したのか」を明確にすることで、あなたの主体性や思考力が伝わります。

研究活動を通じて培われた論理的思考力や計画性、そして何度も失敗を繰り返しながら成功を目指す粘り強さは、社会に出てからも高く評価される貴重なスキルです。

自分の価値を再確認することが必要! 取りこぼしなくアピールしよう

たとえば「予期せぬデータが出た際に別の視点から原因を分析した」といった具体的なエピソードを交えれば、話に説得力が生まれ、面接官もあなたが働く姿を具体的にイメージできるでしょう。

もし研究以外の内容で伝える場合も、特別な経験は必要ありません。日常の小さな努力や継続してきたこと自体が、あなたの人柄を示す立派なアピールポイントになります。

重要なのは、自身の経験を深く掘り下げ、その価値を再発見することです。あなたの研究経験は強みの宝庫ですから、自信を持って語ってください。

「アピールできるガクチカがない」と悩みを抱えている人は、以下の記事を参考にしてください。ガクチカを見つけ出し、就活で存分にアピールできる方法を解説しています。

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