30秒で読める!AI要点まとめ
評価される問題解決能力の定義とタイプ別言い換え
- 解決の実績よりどの力を使って解決したかの過程を伝える。
- 発見・分析・実行の中から自身の強みを具体的に言い換える。
- 抽象的な表現を避け入社後に発揮できる場面を明確にする。
説得力を高める自己PR作成の4ステップ
- 問題解決能力の中でどの力が強いのかを冒頭で言い切る。
- 指示待ちではなく自分から違和感に気づいた経緯を述べる。
- 特定した原因の根拠と周囲を巻き込んだ実行内容を語る。
評価を下げる3つのNGパターンと注意点
- 起きた問題に指示通り対処しただけの受け身な話は避ける。
- 施策の根拠を示せず偶然解決したように見える内容は防ぐ。
- アイデアを提案しただけで実行を他人に任せた話は厳禁。
※AIの特性上、間違いが含まれている場合があります。記事本文と併せてご確認ください。
この記事を訪問した理由は?
「問題解決能力」の自己PRで、「課題を解決した経験をどう話せば良いかわからない」と悩む人もいるのではないでしょうか。
問題解決能力は、「発見→分析・立案→実行」という3つの力が必要な複合スキルです。
そのため、自己PRでは、3つの力を活かして解決した経験を語ったうえで、「そのなかでどの力が特に自分の強みなのか」まで伝えることが大切です。
この記事では、4人のキャリアコンサルタントとともに、「問題解決能力」の自己PRの言い換え表現や例文12選を解説します。
問題を見つけて実行するまでの道筋を自分の言葉にして、選考突破を目指しましょう。
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就活のプロに聞く! 自己PR「問題解決能力」 で高評価だった実例
問題解決能力の自己PRは、「何を解決したか」よりも「どの力を、どう使って解決したか」が伝わるかで評価が分かれます。
これは、面接官が知りたいのは「入社後も課題を見つけて動ける人か」だからです。
ここでは、キャリアコンサルタントの山田さんに、問題解決能力の自己PRで高評価だった実例と評価された理由を聞きました。
「問題解決能力」をアピールするなら、自己PR作成ツールを活用しよう
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(リーダーシップが強みの場合)
「どういう自己PRが好印象なのか分からない」という人は、内定者の実際の回答を厳選した「自己PR例文集」をお手本にしましょう!
「問題解決能力」の言い換え一覧
「問題解決能力」という言葉は、そのままだと「何をどのように解決できる人なのか」が面接官に伝わりません。
そこで、「発見→分析・立案→実行」のうち、自分が特に強い力を具体的な言葉に言い換えましょう。
なぜなら、「原因を特定できる」「周囲を巻き込んで動ける」のように言い換えることで、入社後にどの場面で力を発揮できるのかがイメージしやすくなるからです。
ここでは、問題発見力・分析力・実行力の3つに分けて、言い換え表現を紹介します。自分のエピソードに近い表現を選び、自己PRの冒頭で使いましょう。
| 問題解決能力の種類 | 言い換え例 |
|---|---|
| 問題発見力 | 課題発見力 本質を見抜く力 現状の違和感に気付ける 真の課題をとらえられる 状況を俯瞰して見られる |
| 分析力 | 原因を特定できる 論理的に考えられる 情報を整理して判断できる 仮説を立てて検証できる データをもとに考えられる |
| 実行力 | 解決策をやり遂げる力 改善まで導ける 周囲を巻き込んで動ける 計画を行動に移せる 課題解決まで責任を持てる |
大学でキャリア講義を10年実施・遠藤さんのアドバイス
問題解決能力という言葉から、さまざまな強みが想像できます。
問題の本質を見抜く力、現状を分析する力、解決策を考える力、そして解決に向けて実行する力。物事に主体的に取り組むことができる人材は、どの職場でも求められます。
【関連記事】問題発見力を言い換えたい人向け(タップで開閉)
問題発見力を「本質を見抜く力」や「状況を俯瞰して見られる」と言い換えてアピールしたい人は、以下の記事やQ&Aを参考にしましょう。
洞察力の自己PR
洞察力の自己PRの伝え方|10例文付きで就活のプロがコツを解説
視野の広さの自己PR
自己PRで「視野が広い」はどう伝えるべきですか?
状況把握力の自己PR
自己PRで「状況把握力」をアピールするには、どうすれば良いですか?
【関連記事】分析力を言い換えたい人向け(タップで開閉)
分析力を「論理的に考えられる」や「仮説を立てて検証できる」と言い換えてアピールしたい人は、以下のQ&Aを参考にしましょう。
分析力の自己PR
自己PRで「分析力」を伝えても評価されますか?
論理的思考力の自己PR
自己PRで「論理的思考力」を伝えると、理屈っぽい印象になりますか?
仮説検証のガクチカ
研究職の選考で評価される「ガクチカ」の書き方を教えてください。
【関連記事】実行力を言い換えたい人向け(タップで開閉)
実行力を「周囲を巻き込んで動ける」や「計画を行動に移せる」と言い換えてアピールしたい人は、以下の記事を参考にしましょう。
行動力の自己PR
自己PR「行動力」の伝え方&例文30選! プロ直伝のアピールのコツ
人を巻き込む力の自己PR
「人を巻き込む力」とは|自己PRの伝え方を専門家が例文付きで解説
計画性の自己PR
計画性の自己PRの伝え方|内定者例文付きで就活のプロがコツを解説
責任感の自己PR
責任感の自己PRの伝え方|例文付きで採用経験者がポイント解説
自己PR「問題解決能力」の作り方
問題解決能力の自己PRは、「結論→発見→分析・実行→成果と活かし方」の順で組み立てることが重要です。
なぜなら、問題解決に至った順番が整っていないと、問題の大きさや結果の説明がメインになり、「どの力が強みなのか」が埋もれてしまうからです。
ここでは自己PR「問題解決能力」の作り方と例文を解説します。
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(リーダーシップが強みの場合)
①結論:問題解決能力のうちどの力が強いか
最初に、「発見・分析・実行」のどの力が自分の強みなのかを、一文で言い切りましょう。
「問題解決能力が強みです」で始めると、面接官は「問題に気づく人なのか、原因を突き止める人なのか、実行まで担う人なのか」を判断できません。
問題解決の流れのうち、どの段階で力を発揮した人なのかを具体的に述べることで、続くエピソードが「その力を示す根拠」として聞いてもらえます。
まず強みを選ぶ際は、最も自分らしさが出た経験を振り返ります。
たとえば、周りの人が気づいていない違和感に最初に気づいた経験がある人は、問題発見力が強みになり得ます。
なお、3つすべてを強みとして並べると、結局どれも印象に残らなくなるため、ほかの力はエピソードのなかで自然に示す程度にしましょう。
例文
私の強みは、データから問題の本質を見抜き、改善まで導く力です。
②発見:なぜその問題に気付いたのか
発見の段階では、「なぜそれを問題だととらえたのか」というきっかけを述べましょう。
なぜなら、面接官が見たいのは、問題を解決した結果よりも、どのように考え行動したかだからです。
たとえば、「売上が下がっていた」という事実は、誰でも気づける問題です。
数字の変化や現場の様子など、自分が違和感を持った具体的な根拠を示すことで、本質に気づく力があると伝わります。
また、「店長に指示された」のような与えられた課題ではなく、自分から気づいた経緯を話すと、受け身ではない印象になります。
例文
アルバイト先の喫茶店では、3ヵ月連続で売上が前年を下回っていました。
スタッフの間では「天候のせい」と受け止められていましたが、私は平日の夕方だけ客席が空いていることに違和感を覚え、本当の原因は別にあるのではないかと考えました。
3,000人以上の学生と面談経験有り・上原さんからのアドバイス
問題解決に進む前には、問題発見が必要です。仕事は、問題を発見し解決していく繰り返しと言っても過言ではありません。
そのため、自ら問題を発見し、チームで協働して問題解決することが求められます。
③分析・実行:原因をどう特定し何を実行したか
分析・実行の流れを伝える際は、「何を根拠に原因を特定し、なぜその施策を選んだのか」を述べましょう。
分析・実行の流れは面接官が「たまたまうまくいっただけではないか」と疑う可能性があります。
そこで、根拠と施策のつながりを説明することで、入社後も再現できる力だと判断されるのです。
原因を思い込みで決めていないことを示すために、集めた情報とそこからわかった事実を具体的に話しましょう。
実行では、自分が動いた部分と周囲をどう巻き込んだのかを分けて伝えます。
「提案しただけ」で終わらせず、自分で実行につなげた行動まで入れると、問題解決力を活かして自ら動ける人物だとアピールできます。
例文
そこで店長の許可を得て、3ヵ月分のレシートを時間帯別に集計しました。すると、夕方の来店客の約6割が近隣の大学の学生で、その数が前年より減っていることがわかりました。近くのチェーン店が学割セットを始めた時期と重なっていたため、価格と入りやすさが原因だと考えました。
そこで、学生向けの軽食とドリンクのセットメニューと、新しい看板デザインを考え、集計結果を示して店長とスタッフに提案しました。実行にあたっては、セットの説明POPを自分で作成し、接客でも案内を続けました。
テンプレを活用すれば受かる自己PR文が作れます
自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
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④成果と活かし方:入社後どのように活かせるか
成果は、「売上が回復した」ではなく、施策の前後で何がどう変わったのかを数字で述べましょう。
なぜなら、数字で示された変化があることで、本当に問題が解決されたという根拠になるからです。
そのうえで、入社後の活かし方は、強みとした力が志望企業のどの業務で役立つのかまで結びつけて話します。
たとえば、データから原因を特定する力であれば、顧客の課題を分析して提案する場面など、志望職種の仕事の流れに沿って述べると、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。
例文
施策を始めて2ヵ月で、夕方の売上は約15%増え、全体の売上も前年の水準まで回復しました。
御社でも、現場で感じた違和感を数字で確かめ、原因を特定したうえで、改善策の実行までやり遂げることで、お客様の課題解決に貢献したいです。
以下の記事では、自己PRの締め方を解説しています。入社後の貢献につなげる表現のパターンがわかるため、自己PRを作る際の参考にしてみてください。
- アピールできるほどの問題解決能力を発揮したエピソードがありません……。
不具合を解消した経験がないか振り返ってみよう
問題解決という言葉のイメージから、難しくて高度なことを言わなければならないのではないかという心配を抱くかもしれません。しかし、必ずしも高尚なことでなければアピールできないとは限りません。
問題解決とは、理想と現実の乖離を解消することです。誰もが日々の生活の中でおこなっていることであり、難しい理論やフレームワークを知らなくても無意識におこなっていることがあるものです。
これまでの人生で、何か目標を達成した経験、不具合を解消した経験がないかを振り返ってみてください。
クラスやゼミ、部活動、サークル、アルバイト先などで、人間関係のトラブルを解消したり、創意工夫のある活動をおこなったり、目標達成に向けて努力した経験があれば、それらは言い換えれば問題を解決していると言えます。
エピソード別|自己PR「問題解決能力」の例文8選
問題解決能力の自己PRは、エピソードによって「発見・分析・実行」のどの力が見せやすいかが変わります。
たとえば、アルバイトやインターンで数字で原因を追った経験は分析力、サークルや部活動で仲間を動かした経験は実行力が示しやすくなります。
なぜなら、面接官は「どの場面で、どの力を使ったか」を具体的に聞くことで、入社後に力を発揮する場面をイメージするからです。
ここでは、エピソード別で自己PR「問題解決能力」の例文8選を紹介します。
問題解決能力のうち強みにする力を決めたうえで、例文を参考に自分の言葉に置き換えてみましょう。
自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう
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作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
①インターン
例文
私の強みは、顧客の言葉の裏にある本当の課題を見抜き、自社の商品による解決へ導く力です。
食品会社の長期インターンで営業に同行した際、顧客から「オフィスにお菓子コーナーを設置したい」と相談を受けました。しかし、私はお菓子という要望だけでは、顧客が解決したい問題が見えないと感じ、その背景を確かめる必要があると考えました。
そこで、設置したい理由を丁寧にヒアリングしました。すると、「午後になると社員が疲れて集中力が保てない」という課題が本当の問題だとわかりました。お菓子の設置は、あくまで手段の一つにすぎないと気づきました。
そこで上司に相談し、集中力の低下を解消する手段として、自社が販売するリラックスドリンクの設置を提案しました。お菓子では解決できない課題に対する提案であることを、ヒアリング内容を示しながら説明しました。
その結果、提案が採用され、リラックスドリンクを設置していただけることになりました。顧客の言葉をそのまま受け取らず、本質的な課題を分析したことが、自社の取引につながったと考えています。
御社でも、顧客の要望の背景にある課題を見抜き、最善の提案をすることで、顧客と会社の双方に貢献したいです。
キャリア形成に向けた企業研修を実施・小松さんの例文添削
上記は、顧客の発言の真意を掴み、自社に提供できる解決策を提示できた良い例ですね。
②ゼミ
例文
私の強みは、「なぜ」を繰り返して問題の真の原因を特定し、メンバーを巻き込んで改善まで導く力です。
私が所属するゼミでは、授業時間内に予定していた内容が終わらない状態が続いていました。ゼミ長として、発表の時間が足りなくなるたびに議論が打ち切られ、メンバー全員が消化不良のまま終わることに問題意識を持ちました。「時間が足りないのは仕方ない」で済ませず、本当の原因を探る必要があると考えました。
そこで、「なぜ終わらないのか」を繰り返し考え、数回分の授業の流れを記録しました。すると、開始が毎回3分遅れていることと、2分以上の雑談が何度も入っていることが原因だとわかりました。
この結果を教授とメンバーに共有し、開始時間の厳守と、雑談の時間を区切るルールを提案しました。雑談を禁止すると雰囲気が悪くなると考え、授業の最後に雑談の時間を設けて、交流の場は残しました。
その結果、予定していた内容を時間内に終えられるようになり、議論も最後まで深められるようになりました。メンバーからも「質問や意見を出しやすくなった」という声があり、ゼミの雰囲気も前向きに変わりました。
御社でも、「なぜその問題が起きているのか」を常に問い、真の問題を見つけて関係者を巻き込みながら解決することで、顧客に貢献したいです。
大学でキャリア講義を10年実施・遠藤さんの例文添削
問題解決に向けて、原因を特定し解決策を実行したという流れがよくわかります。
【関連記事】ゼミ経験の自己PRを作りたい人向け(タップで開閉)
ゼミで問題解決能力を発揮した経験をアピールしたい人は、以下の記事でエピソードの作り方を確認しましょう。
ゼミの自己PR
自己PRでゼミはアピール可能? 人事の印象に残る秘訣を解説
ゼミのガクチカ
例文8選|ガクチカでゼミ経験を魅力的にアピールする8ステップ
ゼミで取り組んだ内容
例文12選|「ゼミで取り組んだ内容」がさくっと書ける作成のコツ
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③アルバイト
例文
私の強みは、競合店と比べて自店の課題を発見し、仲間と協力して改善まで導く力です。
約半年間アルバイトしていた繁華街の居酒屋では、近所の店に比べて平日の客数が少ない状況でした。アルバイトという立場ではありましたが、「立地のせいだから仕方ない」で済ませず、同じ繁華街で客を集めている店との違いを探る必要があると考えました。
そこで、仕事帰りに周辺の店を歩いて回り、店名や店頭の様子を比べました。すると、周りの店は店名や店先のメニューで「何を提供しているか」がひと目でわかるのに対し、自店は通行人に伝わっていないことが原因だと考えました。
そこで店長に、店の前にメニューを置くことを提案しました。ほかのスタッフにも比べた結果を共有し、メニューの内容や置き方について意見をもらいながら、全員で準備を進めました。提案後は、私も開店前の設置と、雨の日の片づけを担当しました。
その結果、平日の客数が約1.2〜1.3倍に増加しました。自分一人の力ではなく、スタッフの意見を取り入れながら進めたことで、現場で続けられる施策になったと考えています。
御社でも、自社の問題と原因を見つけ、周囲と協力しながら解決策の提案と実行までやり遂げることで、貢献したいです。
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上記の例文から、問題を発見し、その解決のために情報を収集して方策を実行することで、成果を上げたことがよくわかります。
【関連記事】アルバイト経験の自己PRを作りたい人向け(タップで開閉)
アルバイトの経験を自己PRに活用したい人は、以下の記事をチェックしておきましょう。アルバイトのエピソードの作り方やアピール方法を解説しています。
アルバイトの自己PR
【10例文】アルバイト経験の自己PRの伝え方を就活のプロが解説
アルバイトのガクチカ
例文15選|アルバイトのガクチカの作り方と印象に残すコツ
④サークル
例文
私の強みは、練習以外の要因まで視野を広げて原因を特定し、メンバーの合意を得て改善を実行する力です。
私が所属するバスケットサークルでは、大会で勝てない日々が続いていました。メンバーは練習に真面目に取り組み、技術にも自信があったため、「練習量や技術以外に原因があるのではないか」と考えました。
そこで、試合の後半に足が止まる場面が多いことに着目し、体力の低下が原因ではないかと仮説を立てました。そのうえでメンバーに承諾を得たうえで、1ヵ月間の食事内容と睡眠時間を記録してもらいました。すると、夜遅い時間の食事や睡眠不足が多く、体力の低下につながっていることがわかりました。
しかし、私生活への指摘に「そこまで干渉されたくない」と反発する声もありました。そこで一人ひとりと話し、責めるのではなく「勝ちたい」という全員の目標に立ち返って、生活を見直す必要性を伝えました。最終的に、全員が生活改善に取り組むことで合意しました。
実行にあたっては、「練習前日は夜12時までに寝る」「試合前は炭水化物を中心にとる」というルールを決めました。私自身も食事の写真をグループチャットに共有し続け、続けやすい雰囲気をつくりました。
その結果、2ヵ月後から試合の後半でも足が動くようになり、10連勝を達成できました。御社でも、問題が起きたときには目に見えない部分まで視野を広げて原因を特定し、関係者の合意を得ながら解決策の実行までやり遂げることで、貢献したいです。
キャリア形成に向けた企業研修を実施・小松さんの例文添削
上記は、思わぬところにあった原因を特定し、問題を解決した好例ですね。
自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!
「自己PRで伝えたいことはあるのに、言葉にできない」そんな悩みがある方には「自己PR作成ツール」が強い味方になってくれます。
表現に悩んでいても、AIがあなたの考えを汲み取り、わかりやすく効果的なPR文にまとめてくれます。
ぜひ効率的に自己PRを仕上げ、選考の準備を整えましょう。
⑤部活
例文
私の強みは、チームの停滞の原因を「考え方」にあると見抜き、メンバーを巻き込んで行動を変える力です。
私が所属する野球部では、強豪校として知られていますが、勝てない時期が長く続いていました。練習量も十分にあるのに結果が出ないため、「技術や練習量以外に、原因があるのではないか」と考えました。
そこで、ミーティングで交わされる発言を振り返ると、「なぜ勝てないのか」という、勝てない理由を探す話ばかりになっていることに気づきました。原因探しが続くほど、メンバーは「やっぱり自分たちは弱い」と考えてしまい、前向きな行動が減っているように感じました。「強豪校なのに勝てない」という焦りが、チームを後ろ向きにしているのではないかと考えました。
そこで、このままではチームの力を出し切れないと強く感じ、メンバーにこの気づきを共有しました。そのうえで、話し合いのテーマを「どうやったら勝てるのか」に切り替えることを提案しました。反省ばかりを求められると、かえって意欲が下がるという自分自身の経験から、前向きな問いのほうが行動につながると考えたためです。
その後は、試合ごとに「次に勝つために試す工夫」を一人一つ出し合い、練習で実行しました。すると、練習中の声が増え、雰囲気が明るくなりました。その結果、チームは5連勝するまで回復しました。
御社でも、問題が起きたときには、原因探しだけにとらわれず、あらゆる角度から解決策を考え、周囲を巻き込んで実行することで貢献したいです。
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上記の例文から、ポジティブな発想で問題解決に向かえることが伝わり、良い印象を受けました。
【関連記事】部活経験の自己PRを作りたい人向け(タップで開閉)
部活の経験を活かした自己PRを作りたい人は、以下の記事を参考にしましょう。キャリアコンサルタントが例文とともに解説しています。
⑥留学
例文
私の強みは、現地の人とうまく話せない原因を分析し、自分から環境を変えて改善まで導く力です。
カナダへ1年間留学した際、当初の私は授業中の議論にほとんど参加できませんでした。語学学校で文法や単語は学んできたため、「英語力以外にも原因があるのではないか」と考え、「なぜ発言できないのか」を振り返ることにしました。
そこで、2週間分の授業を振り返り、発言できなかった場面を毎日ノートに書き出しました。すると、「議論の展開についていけず、話したい内容がまとまる前に話題が移っている」場面が大半だとわかりました。単語や文法の不足ではなく、英語で意見を組み立てる練習が足りないことが原因だと考えました。
そこで、授業前に教材のテーマについて自分の意見を英語で3文書く習慣をつけました。さらに、現地の学生に頼んで週2回、授業の内容について15分ほど話す時間をもらい、意見を即座に伝える練習を重ねました。
その結果、3ヵ月後には毎回の授業で1回以上発言できるようになり、教授からグループ発表のリーダーを任されました。原因を英語力の不足と決めつけず、場面ごとに分析したことで、効果的な練習方法を見つけられたと考えています。
御社でも、課題に直面したときには原因を決めつけず、状況を細かく分析して解決策を実行することで、貢献したいです。
✔例文の評価ポイント
①「発言できなかった場面を2週間分書き出した」と記録をもとに分析し、英語力の不足という思い込みから、「意見を組み立てる練習不足」という本当の原因にたどり着いた過程が、客観的に伝わる点。
②原因の特定にとどまらず、「授業前に意見を3文書く」「現地の学生と週2回話す」と具体的な練習を実行し、発言回数やリーダー任命という成果につなげた点。
【関連記事】留学経験の自己PRを作りたい人向け(タップで開閉)
留学中に問題を解決した経験がある人は、エピソードの組み立て方を、以下の記事で確認しましょう。
留学経験の自己PR
自己PRで留学経験を無駄なく活かすコツ! 長期・短期別の7例文も
留学経験のガクチカ
留学経験のガクチカの書き方! 強み・期間・国別の例文20選
⑦資格取得
例文
私の強みは、不合格の原因を数字で分析し、学習方法を変えて改善まで導く力です。簿記2級の取得に向けて、1回目の不合格の原因を突き止め、勉強方法を見直して2回目で合格しました。
簿記2級を目指して3ヵ月間勉強しましたが、1回目の試験は不合格でした。毎日2時間の勉強時間は確保していたため、「勉強量の不足ではなく、勉強の進め方に原因があるのではないか」と考えました。
そこで、試験の自己採点結果を大問ごとに整理しました。すると、商業簿記は得点できている一方で、工業簿記の得点が大きく低いことがわかりました。振り返ると、得意な商業簿記の問題集ばかりを繰り返していたことが原因だと考えました。
そこで、勉強時間の配分を見直し、工業簿記に全体の6割を充てる計画に変更しました。さらに、間違えた問題を専用のノートにまとめ、週1回、同じ問題を解き直して理解できているか確かめました。計画は、同じ試験を目指す友人にも共有し、進み具合を週1回確認してもらいました。
その結果、2回目の試験では工業簿記の得点が約2倍になり、合格できました。勉強時間を増やすのではなく、不合格の原因を特定して配分を変えたことが、合格につながったと考えています。
御社でも、うまくいかなかったときには感覚で判断せず、結果を数字で振り返って原因を特定し、改善策を実行することで貢献したいです。
✔例文の評価ポイント
①「大問ごとに自己採点結果を整理した」と数字をもとに分析し、勉強量の不足という思い込みから、「工業簿記の得点が低い」という本当の原因にたどり着いた過程が、客観的に伝わる点。
②原因の特定にとどまらず、「工業簿記に6割の時間を充てる」「間違えた問題を週1回解き直す」と具体的な改善を実行し、2回目での合格という成果につなげた点。
⑧日常生活
例文
私の強みは、人間関係の衝突の原因を見抜き、当事者が納得できる形で行動の改善を促す力です。
私には仲の良い3人組の友人がいます。私は二人の両方と良好な関係でしたが、ほかの二人はたびたび喧嘩をしていました。「相性の問題だから仕方ない」と見過ごさず、二人が楽しく過ごせるよう、喧嘩の本当の原因を探る必要があると考えました。
そこで、二人が喧嘩になる場面を思い出し、会話の流れを振り返りました。すると、どちらも相手の話を聞かないまま、自分の話したいことを一方的に話していることが原因だとわかりました。
そこで、どちらか一方を責めることのないよう、それぞれと個別に話す機会をつくり、気づいたことを丁寧に伝えました。「確かにそうかもしれない」と納得してもらえたため、お互いが話し終えるまで聞くことを意識してもらうようお願いしました。
その結果、二人が互いの話を聞く姿勢を意識するようになり、喧嘩が減りました。原因を決めつけず、当事者に直接問いかけて確かめたことが、納得感のある解決につながったと考えています。
御社でも、顧客に直接問いかけることで課題の背景を確かめ、解決策を見出して提案し、顧客と会社の双方に貢献したいです。
大学でキャリア講義を10年実施・遠藤さんの例文添削
上記の例文にある身近なエピソードからは、難しい状況から逃げずに問題を解決できるコミュニケーション力があることが伝わりました。
以下の記事では、特別な経験がなくてもガクチカを作る方法を解説しています。日常の出来事を自己PRにする際の参考にしてみてください。
職種別|自己PR「問題解決能力」の例文4選
問題解決能力は、職種によってアピールすべき力が異なります。志望先企業の業務を把握したうえで、問題解決能力のうち何を打ち出すべきか考えることが大切です。
なぜなら、各職種で日々向き合う問題の種類が違うため、面接官は「自社の業務で活かせる能力を学生が持っているか」を確かめているからです。
ここでは、職種別で自己PR「問題解決能力」の例文を紹介します。志望職種の仕事内容を踏まえて強みにする力を決めて、自分の経験に置き換えてみましょう。
①営業職
例文
私の強みは、顧客の要望の背景にある本当の課題を見抜き、納得してもらえる提案を実行する力です。
私が働いていた店では、試着までは進むものの、購入に至らないお客様が多くいました。「価格が高いから仕方ない」と片づけず、お客様が迷う本当の理由があるのではないかと考え、接客を通じて探ることにしました。
そこで、1ヵ月間、試着後に購入されなかったお客様に「どの点が気になりましたか」と質問し、その内容を毎日メモしました。すると、価格そのものよりも「手持ちの服と合わせられるかわからない」という不安が理由の約6割を占めていることがわかりました。
そこで、お客様が持っている服を聞いたうえで、着回しの例を2パターン提案する接客に変えました。先輩にもメモの内容を共有し、店舗全体で同じ接客を試してもらえるよう、着回しの例をまとめた資料を作成しました。
その結果、私の接客での試着後の購入率は約3割から5割に上がり、店舗全体でも購入率が改善しました。お客様の言葉をそのまま受け取らず、本当の理由を確かめたことが、購入につながったと考えています。
御社でも、顧客の要望の背景にある課題を直接問いかけて見抜き、納得いただける提案を実行することで、顧客と会社の双方に貢献したいです。
✔例文の評価ポイント
①「価格が高いから」という表面的な理由で終わらせず、1ヵ月間お客様に直接たずねて記録し、「着回しへの不安が約6割」という本当の課題を数字で特定した過程が、客観的に伝わる点。
②課題の特定にとどまらず、「着回しの例を2パターン提案する」接客へ変え、資料を作って店舗全体に広げたことで、購入率の改善という成果と周囲を巻き込む実行力が伝わる点。
以下の記事では、営業職の自己PRの作り方を営業経験者が解説しています。強み別・経験別の例文もあるため、参考にしてみてください。
②コンサルタント・企画職
例文
私の強みは、複数の課題のなかから解決すべき本質を絞り込み、周囲を巻き込んで施策を実行する力です。
私が担当した学園祭の企画は、前年から来場者数が横ばいで、委員会では「宣伝を増やそう」「出店を増やそう」と、さまざまな案が出ていました。しかし、課題が整理されないまま案だけが増えている状況に違和感を覚え、まず何が最も大きな原因なのかを明らかにする必要があると考えました。
そこで、前年の来場者アンケート約300件を、年代や来場のきっかけ別に整理しました。すると、来場者の約7割が学生の家族や友人で、地域の住民や近隣の高校生はほとんど来ていないことがわかりました。宣伝の量ではなく、地域の人が来たいと思える企画が不足していることが原因だと考えました。
そこで、解決策の候補として「地域向けの体験企画」「近隣高校への告知」「出店の増加」を挙げ、費用と来場者への効果を比べて、体験企画に絞ることを提案しました。委員長や各担当者には、アンケートの結果を示して説明し、近隣の商店街に協力を依頼する役割は私が担いました。
その結果、商店街と共同で開いた体験企画が好評で、来場者数は前年の約1.3倍に増え、地域住民の来場者は約3倍になりました。案を増やすのではなく、原因を絞り込んで施策を選んだことが、成果につながったと考えています。
御社でも、顧客の課題を数字で整理して本質を見極め、複数の解決策から最適な施策を選んで実行することで、顧客の成果に貢献したいです。
✔例文の評価ポイント
①「宣伝や出店を増やす」という案が並ぶなかで、アンケート約300件を整理し、「来場者の約7割が身内で、地域の人が少ない」という本当の課題を数字で特定した過程が、客観的に伝わる点。
②複数の解決策を費用と効果で比べて1つに絞り、商店街への協力依頼まで自分で担って、来場者数の増加という成果につなげた点。論理的に施策を選ぶ力と実行力が伝わる点。
コンサルを志望している人は、以下の記事をチェックしておきましょう。
志望動機に関する記事ですが、コンサルで求められる能力を自己PRにする際の参考になります。
③エンジニア職
例文
私の強みは、不具合の原因を一つずつ切り分けて特定し、改善まで実行する力です。
私は大学の授業で、4人のチームで予定共有アプリを作る課題に取り組んでいました。完成間近の確認で、「ボタンを押しても予定が登録されないことがある」という不具合が見つかりましたが、毎回起きるわけではありませんでした。メンバーは「パソコンの調子が悪いのだろう」と受け止めていましたが、私は再現する条件があるはずだと考え、原因を突き止めることにしました。
そこで、不具合が起きた場面を、メンバー全員に日時と操作の手順つきでメモしてもらいました。すると、予定のタイトルを空欄のまま登録しようとしたときに限って起きていることがわかりました。
そこで、空欄の場合は「タイトルを入力してください」と表示する処理を追加しました。修正後は、空欄や長すぎる文字など、ほかにも不具合が起きそうな入力を10パターン考えてメンバーと試し、同じ不具合が残っていないか確認しました。
その結果、発表当日までに不具合は再発せず、デモも問題なく進められました。原因を「調子が悪いだけ」と決めつけず、起きる条件を絞り込んだことが、解消につながったと考えています。
御社でも、不具合が起きたときには推測で判断せず、記録をもとに原因を特定し、ほかにも起きないかまで確認して、サービスの品質向上に貢献したいです。
✔例文の評価ポイント
①メンバーに操作状況を記録してもらい「空欄で登録したときだけ起きる」という再現条件を特定した過程が、客観的に伝わる点。
②原因の修正にとどまらず、ほかにも不具合が起きそうな入力を10パターン試して確認し、発表当日まで再発させなかった点。再発を防ぐような責任感ある実行力が伝わる点。
以下のQ&Aでは、SEが問題解決能力を自己PRで伝える方法を解説しています。エンジニアの自己PRのエピソードを作る際の参考にしてみてください。
④マーケティング職
例文
私の強みは、データをもとに仮説を立てて検証し、成果が出る施策まで実行する力です。
私はゼミの課題で、3人のチームで地元の和菓子店のSNS運用を任されました。開始から1ヵ月、商品写真を毎日投稿していましたが、「いいね」はほとんど増えませんでした。メンバーは「投稿の数が足りないのだろう」と話していましたが、私は数を増やす前に、反応が伸びない本当の理由を確かめる必要があると考えました。
そこで、過去30件の投稿を「いいね」の数が多い順に並べて比べました。すると、商品だけを写した投稿よりも、店主が和菓子を作っている様子を写した投稿のほうが、平均で約3倍の反応を得ていることがわかりました。「商品の見た目よりも、作り手の顔が見えることに関心が集まっている」という仮説を立てました。
そこで、仮説が正しいかを確かめるため、2週間、作る工程の投稿を週3回に増やし、反応を比べることにしました。店主には、撮影の許可と協力をお願いし、撮影と投稿文の作成はチームで分担しました。
その結果、フォロワーは2ヵ月で約200人から約350人に増え、投稿を見て来店したというお客様の声も聞けるようになりました。投稿数を増やすという思い込みに頼らず、データから仮説を立てて検証したことが、成果につながったと考えています。
御社でも、施策がうまくいかないときには、数字をもとに原因の仮説を立てて検証し、成果が出る施策を見つけて実行することで、顧客の事業の成長に貢献したいです。
✔例文の評価ポイント
①「投稿の数が足りない」という思い込みに頼らず、過去30件の投稿を反応の多い順に比べ、「作り手が写る投稿は約3倍の反応」という傾向から仮説を立てた過程が、客観的に伝わる点。
②仮説を立てるだけで終わらず、2週間の検証期間を設けて投稿を増やし、フォロワーが約350人に増えたという成果で確かめられた点。仮説と検証を回して実行まで担う力が伝わる点。
以下の記事では、マーケティング職で評価されやすい強みと志望動機の例文を解説しています。
論理的思考力や分析力をアピールした例文もあるため、マーケティング職を志望する際の参考にしてみてください。
「問題解決能力」の自己PRのNG例文3選
問題解決能力の自己PRは、「発見・分析・実行」のどれかが抜けると、強みとして伝わりづらくなります。
特に、起きた問題に対処しただけの話や、たまたま解決できたように見える話は、評価を下げる原因になります。
なぜなら、面接官は「入社後も自分で問題を見つけ、原因を分析して実行できるか」を見ているため、再現性が感じられない内容は、強みと判断できないからです。
ここでは、「問題解決能力」の自己PRのNG例文を3つ紹介します。
起きた問題に対処しただけになっている
起きた問題に対処したことだけをアピールした自己PRは、「指示された問題を片づけた人」という受け身の印象になります。
なぜなら、問題解決能力の自己PRで面接官が見たいのは、どのように問題を解決したかという過程だからです。
そのため、「誰に言われて動いたのか」ではなく、「自分はなぜその問題に気づいたのか」から話し始めてみましょう。
NG例文
私の強みは、問題解決能力です。
カフェのアルバイトで、お客様から「注文した商品と違うものが出てきた」というクレームを受けました。店長から「すぐに対応して」と言われたため、お客様に謝罪し、正しい商品をお出ししました。お客様には許していただくことができ、問題を解決できました。
この経験から、問題が起きたときに素早く対応する力を身につけました。
御社でも、問題が起きたときには素早く対応し、解決に貢献したいです。
✔例文のNGポイント
①店長に指示されて動いただけで、「なぜクレームが起きたのか」を考えた過程がないため、発見・分析の力が見えず、受け身な人という印象になっている点。
②クレームへの謝罪と商品の交換で終わっていて、同じ注文ミスを防ぐための改善が語られていない点。
たまたま解決できたように見える
「たまたま問題を解決できたように見える」自己PRは、成果が出ていても再現性のない話として受け取られます。
なぜなら、面接官が確かめたいのは、結果の良し悪しではなく、入社後に別の問題が起きたときも、同じように原因を分析して解決できるかだからです。
「何を根拠に原因を考え、なぜその施策を選んだのか」を盛り込んで、運が良かっただけの人に見えないようにしましょう。
NG例文
私の強みは、問題解決能力です。
サークルの新歓イベントで、参加者が例年より少ないという問題がありました。そこで、SNSでの告知を増やしたり、ポスターを新しく作ったり、先輩に声をかけてもらったりと、思いつくことをすべて試しました。
その結果、参加者が前年の1.5倍に増え、問題を解決することができました。この経験から、問題が起きたときにあきらめず、いろいろな方法を試すことが大切だと学びました。
御社でも、あきらめずに粘り強く取り組み、問題の解決に貢献したいです。
✔例文のNGポイント
①参加者が少なかった原因を調べた過程がなく、「思いつくことをすべて試した」だけになっている点。
②成果が「1.5倍」と数字で示されていても、「なぜその施策で増えたのか」という根拠が語られていない点。
解決策を考えただけで自分が実行していない
解決策を考えただけで自分が実行していない自己PRは、「提案はできても実際に動かない人」という印象になります。
なぜなら、面接官は入社後に自分で改善までやり遂げられる人かどうかを確かめているからです。
そのため、「自分はどの部分を担い、どう動いたのか」を具体的に話すことで、自身が問題解決のためにとった行動をアピールしましょう。
NG例文
私の強みは、問題解決能力です。
ゼミのグループ発表で、メンバーの準備が遅れ、本番前に資料が完成しないという問題がありました。私は原因を考え、「役割分担があいまいで、誰がどの資料を作るか決まっていないからだ」と気づきました。そこで、メンバーに「担当を決めて、締め切りを設けたほうが良いと思う」と伝えました。
その後、メンバーが担当を決めてくれて、発表は無事に終わりました。この経験から、問題の原因を考えて解決策を提案する力を身につけました。御社でも、問題の原因を分析し、解決策を提案することで貢献したいです。
✔例文のNGポイント
①原因の分析と提案はできているものの、「メンバーが担当を決めてくれた」と、実行を周囲に任せている点。
②締め切りを設けたあとの進み具合を確認するなど、定着させるための行動が語られていない点。
問題解決能力がある人は、主体性を持っている人材だと判断してもらえる可能性があります。
以下の記事ではキャリアコンサルタントが主体性の自己PRの伝え方を解説しているので、チェックしておきましょう。
自己PR「問題解決能力」で想定できる深掘り質問
問題解決能力の自己PRでは、「発見・分析・実行」のうち自身が特にアピールした点や、逆にアピールしていない部分について、深掘り質問をされやすくなります。
なぜなら、面接官は「たまたまうまくいっただけか」を確かめるために、判断の根拠や自分が動いた部分を細かく聞いて、再現性があるかを見極めるからです。
ここでは、想定できる深掘り質問を紹介します。質問に対して自分の言葉で答えられるように、確認しておきましょう。
自己PR「問題解決能力」で想定できる深掘り質問
- なぜそれを「問題」だと気づいたのですか?
- 周りの人は問題だと感じていましたか?
- その問題の原因を、どのように特定しましたか? ほかに考えた原因はありましたか?
- 解決策はいくつか考えましたか? そのなかから、なぜその方法を選んだのですか?
- 実行するなかで、想定どおりにいかなかったことは何ですか?
- 解決する過程で、周囲の協力を得るために工夫したことはありますか?
- 解決後、問題が再発しないようにしたことはありますか?
- 仕事で、正解のわからない問題に直面したら、その力をどう発揮しますか?
「問題解決能力」の自己PRは問題発見から分析・実行までアピールしよう
問題解決能力の自己PRで大切なのは、「問題を解決しました」という結果だけで終わらせないことです。
これは、面接官が見ているのが解決した問題の大きさではなく、入社後も同じように問題を見つけて原因を分析し、自分の手でやり遂げられるかどうかだからです。
具体的には、「発見→分析・立案→実行」のうち、どの力を使って解決したのかを、順を追って伝えましょう。
この記事で紹介した作り方を参考に、まずは自分の経験を「気づいたきっかけ」「原因を特定した根拠」「自分が動いた行動」の3つに分けて書き出してみてください。
そして、そのなかでもっとも自分らしさが出た能力を、強みとして言い切り、自分の言葉で語れる問題解決の経験を武器に、選考突破を目指しましょう。
アドバイザーからあなたにエール問題解決に至るまでの過程をわかりやすく説明しよう
問題を発見し、解決策を考えて実行できる能力が問題解決能力です。問題をまず発見し、実行可能な解決策を考え実行に移した過程をわかりやすく説明することが必要です。
自分なりに独自の着眼点で問題を解決したことを述べるとさらに効果的です。同じ問題であっても着眼点はさまざまなので、着眼点とその解釈の仕方の違いが個性を表現することにつながります。
仮に期待する結果が得られなかったとしても、独自の着眼点と解釈をしていることは、問題解決能力をアピールするうえで有効だといえます。
問題解決能力を発揮したエピソードは簡潔に論理的にまとめよう
また、問題は常に生じるものです。障害にめげることなく、どのように考え対応することで何を学んだのかもアピールポイントになります。問題を的確に捉えて解決できる能力は、どんな仕事にも活かせます。
そして、問題解決能力を語るからには、論理的思考力が高いのだろうと想像してしまいます。だからこそ、エピソードは簡潔に筋道立ててわかりやすくまとめる必要があります。
長々と語るのでは言いたいことが伝わりづらく、アピールするつもりが逆効果になるかもしれません。問題解決能力を効果的にアピール材料として活用しましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi













アドバイザーのリアル・アドバイス!問題解決能力をより具体的な能力に言い換えよう!
国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
山田 圭佑
プロフィールを見る面接の場で高評価を得た実例として、「アルバイトをしていたカフェの売上低下の要因を客層データから分析し、ターゲットに合わせたセットメニュー・看板デザインなどを提案して売上を改善した」というものがあります。
「問題解決能力」というのはきわめて抽象的な言葉ですが、これを「多くのデータから重要な部分を見抜く分析力と、改善策の企画力および実行力」と言い換えたことで、面接官にわかりやすく伝わりました。
問題解決能力を発揮したプロセスを説明することが大切
構成は「現状把握→課題特定→施策立案→結果」と論理的に展開し、面接では単なる結果の報告ではなく、「なぜその原因に目をつけ、その施策を選んだのか」というプロセスを丁寧に説明したことが評価されています。
このような能力は特に、正解のない課題に対して論理的なアプローチが求められるコンサルティング業界やIT業界、企画・マーケティング職などで特に重視されるでしょう。