Q
その他
回答しない
グループディスカッションでおすすめの役割はありますか?
就職活動でグループディスカッションがあると聞き、どのような役割があるのか、またどの役割を選ぶべきか悩んでいます。
インターネットで調べると、書記、タイムキーパー、ファシリテーターなどさまざまな役割があるようですが、それぞれの役割で求められる力や、評価されやすい役割とそうでない役割があるのかを教えて下さい。
自分はどちらかというと発言が得意ではありませんが、それでも活躍できるおすすめの役割はあるのでしょうか? また、苦手な役割でも積極的に挑戦したほうが良いのか知りたいです。
グループディスカッションで良い評価を得るための役割選びのポイントや、各役割で意識すべき点についてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
発言が苦手なら全体像をつかみやすい書記がおすすめ
グループディスカッションで発言が得意でない人には、書記+構造化サポーターというハイブリッドな役割をおすすめします。
この役割は、議論の場全体を把握し、裏方で大きな貢献をすることができる役割です。
議論をリアルタイムで可視化しながら、「今の論点は①ですね」「次に②について話しませんか?」と整理したり、話の節目で「ここまでの決定事項は〇〇で、残っているタスクは△△ですね」といった形で、議論の枠組みを整理したりしてメンバーに提示する役割となります。
議論の羅針盤として存在感を発揮できるでしょう。
これにより、議論が迷走するのを防ぎ、効率的に進行させることが可能です。
グループディスカッションの評価軸は、個人の貢献度×チームの協調性であることを考慮して行動しましょう。
個人で活躍よりチームへの貢献! 自分の得意分野でアピール
要所で「今、◎◎と▼▼の2案に整理できましたが、ほかの観点はありますか?」などと質問で場を回すことも有効です。
これにより、議論に参加を促し、多様な意見を引き出すことができます。
最後に決定事項を読み上げてサマリーをおこなうことで、発言量が少なくても、議論全体の整理と進行に貢献したとして高評価につながるでしょう。
発言の量よりも、議論の質とチームへの貢献が重要視されることを理解しておいてください。
また、職種に合わせるか、自分の得意な役割に合わせるかで言えば、自分の得意な役割に合わせたほうが良いでしょう。
たとえば、営業職だとファシリテーターをしたほうが評価につながるのではないかとイメージする人もいるかもしれません。ですが、営業と一口に言っても、綿密な計画を立てるのが得意な営業もいれば、コミュニケーション能力に長けている営業もいます。
リテール担当か否かなど、細かい役割によっても発揮すべきスキルは異なるのです。学生が自己判断で特定の役割に寄せていくよりも、自分が最も得意な役割で取り組むほうが良い結果につながります。
目立つ役割だけじゃない! 自分に合った貢献を
一般的にファシリテーターや発表者は、目立つため評価につながりやすいといわれています。
議論を整理したり、チームの意見を代表して発表したりする役割は、リーダーシップやプレゼンテーション能力を示す良い機会になるでしょう。
ただし、これらの役割がすべてではありません。
もし発言が苦手な場合は、議事録係に回るのも一つの手です。議論の流れを正確に記録することも、チームにとっては重要な貢献となります。
苦手でも大丈夫! 発言のきっかけをつかもう
逆に、ファシリテーターやタイムキーパーといった、自らは長く話さずとも常に議論に参加できる役割を積極的に引き受けるのも有効です。
たとえばタイムキーパーとして「残り何分です」と声をかけることは、議論に貢献しつつ、その流れで「最後に私も意見よろしいですか」と自然に発言するきっかけを作りやすくなります。
自分に合った役割を見つけ、そのなかで最大限のパフォーマンスを発揮することが、結果的に良い評価へとつながるでしょう。
グループディスカッションの役割を決める際、「そもそもどのような役割があるのか」や「どのようにして決めれば良いのか」など疑問を持つ人もいると思います。以下の記事ではグループディスカッションの役割の種類や決め方などを解説しています。
関連記事
グループディスカッションの役割完全ガイド! 種類や役割の決め方も
グループディスカッションの役割は、自身の適性を理解して決めることが重要です。本記事ではグループディスカッションの役割をキャリアコンサルタントとともに解説します。各役割に向いている人も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
記事を読む

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人