Q
その他
回答しない
グループディスカッションでの前提条件の決め方はどうすれば良いですか?
就職活動のグループディスカッションで、いつも前提条件の設定に戸惑っています。
与えられたテーマに対して、どのような前提条件を設定すれば良いのか、また、その前提条件をチーム内でどのように合意形成すれば良いのかがわかりません。
前提条件が曖昧なままだと、議論が発散したり、後から意見が食い違ったりすることがよくあります。
効率的で建設的な議論を進めるためには、どのような前提条件を設定すべきでしょうか? また、チームメンバーと協力して前提条件をスムーズに合意形成する具体的な方法や、注意すべき点についてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
目的・制約・評価指標の3つを整理! 認識を揃えよう
グループディスカッションでは、議論を始める前に、開始5分で「何を達成すれば良いのか」という目的を定め、「時間・予算・ターゲットはどのようなものか」という制約を確認し、評価指標などを合意するのが鍵となります。
この前提条件の明確化は、議論の方向性を定め、メンバー間の認識のズレを防ぐために非常に重要です。
ホワイトボードを活用! 視覚共有で合意形成を促進しよう
前提条件を決める方法としては、可視化のためにホワイトボードに「目的= 」「制約= 」と空欄を描き、各自一つずつ提案を箇条書きにするか、あるいは付箋で貼ってから多数決や多く出た意見をまとめるのがおすすめです。
視覚的に共有することで合意形成が早くなり、その後の議論のブレも減らせます。
もし前提条件の定義に迷う場合は、「採用側は顧客満足と実現性を重視すると推測しますが?」などと仮説を提示し、異論が出たら数値基準で折り合ったり、さらなる意見を時間を見ながら募ったりすると、より建設的な議論ができるでしょう。
これにより、論理的思考力とリーダーシップを示すことができます。
前提条件は3つのポイントを意識! スムーズに議論を進めよう
前提条件は、議論の方向性を定めるために不可欠です。
おもに曖昧な言葉の定義を明確にする、議論の範囲を限定する、ゴールの認識を合わせるという3つの点を、メンバー全員の合意を得ながら進めることが重要となります。
たとえば「将来性」といった抽象的な言葉は、人によってとらえ方が異なるでしょう。
その定義を最初にそろえておかなければ、議論がすれ違ったまま進んでしまいます。この作業は、議論開始から5分程度で設定するのが理想的です。
理由を添えた提案が必要! メンバーの合意を得よう
もし自身から提案する場合は、「こうしませんか」と一方的に言うのではなく、理由もセットで話すと良いと思います。
たとえば「今後の飲食業界の将来性を考える」というテーマなら、「将来性という言葉を良い面に限定すると偏るので、リスクなどの悪い点も考慮しませんか」といった形で、理由を添えて提案するとスムーズに議論を進められるでしょう。
丁寧な合意形成のプロセスは、協調性のアピールにもつながります。
グループディスカッションの進め方や突破のコツなどは以下の記事で解説しています。突破して次の選考に進めるようにするためにも、コツを確実に押さえておきましょう。
関連記事
グループディスカッションの進め方|選考を通過する7つの極意
ディスカッション経験の少ない多くの学生が悩まされる、グループディスカッションの進め方。「仕切ろうとしてもなかなか思う通りに進まない」「どう進めるのが正解かわからない」と、流れを作るのに苦戦する人も多いでしょう。 グループ […]
記事を読む

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人