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ガクチカが一つしかないのですが大丈夫ですか?

現在、就職活動を進めていますが、学生時代に熱心に取り組んだ経験(ガクチカ)が一つしかなく、選考で不利にならないか不安です。

周りの友人は複数のエピソードを話しているため、自分ももっと経験を積んでおけば良かったと後悔しています。

しかし、一つしかないガクチカでも、内容を深掘りして工夫することで十分アピールできるのではないかとも思っているのですが、実際どうでしょうか?

また、どのようにその経験を魅力的に伝えれば良いでしょうか? ほかに補足できるポイントがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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ガクチカは量より深さで勝負! 7要素で掘り下げよう!

ガクチカが一つしかない場合でも、心配する必要はありません。量よりも深さで勝負すると割り切るのが良いでしょう。

企業は、あなたがどれだけ多くの経験をしたかよりも、一つの経験から何を学び、どのように成長したのかという質を重視するからです。

一つの経験を背景→目標→障害→行動→成果→学び→再現プランの7要素に展開して、数字・他者評価・再現性の3つの証拠を添えるなら、十分に説得力があるでしょう。

どんなに「バカバカしい」と思うような日々の小さな出来事でも、このフレームワークに当てはめて書き出す練習をすることが非常に重要です。そうすることで、自己分析が深まり、自己PRとして活用しやすいエピソードが生まれます。

あなたの課題解決能力、行動力、学習能力、そして将来の貢献可能性を示すことができるでしょう。

小さなエピソードもフル活用! バリエーション不足を解消しよう

しかし、一つだけのガクチカでは面接で話が広がりにくいと感じるかもしれません。

そこで、小さなエピソードでもガクチカに昇華できるため、保険としていくつか持っておけると良いでしょう。

たとえば、アルバイトでのちょっとした工夫や、学業での特定の課題への取り組みなど、普段意識しないような出来事にも、あなたの強みが隠されていることがあります。

補足として学業や趣味の小ネタを質問対応用に準備しておくと、バリエーション不足の不安も解消できるでしょう。

これにより、あなたの多面的な魅力や、興味関心の幅広さをアピールすることができます。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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ガクチカは一つで十分! 多角的に語る準備を

ガクチカが一つの経験でも、そこからさまざまな角度で語ることができれば問題ありません。

大切なのはエピソードの数ではなく、一つの経験から何を学び、どのような力を身に付けたかを深く語れることです。

たとえばアルバイトリーダーの経験であれば、周りをまとめた経験を話せばリーダーシップのアピールになります。また、無遅刻無欠勤を続けたことを話せば自己管理能力や継続力の証明になるでしょう。

見せ方次第! 一つの経験が複数の強みに

このように、一つのエピソードから複数の強みを引き出し、企業の求める人物像に合わせてアピールする内容を変えられるよう準備しておくと良いでしょう。

面接で複数のエピソードを求められることは稀ですが、万が一「ほかに何かありますか」と聞かれたときに備えて、大学での経験と、アルバイトなど学外での経験の二つくらいを準備しておくとより安心です。

一つの経験を深く掘り下げ、自信を持って語れるようにしておきましょう。

「アピールできるガクチカがない」と悩みを抱えている人は、以下の記事を参考にしてください。ガクチカを見つけ出し、就活で存分にアピールできる方法を解説しています。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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