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グループワークで評価される能力は何ですか?
現在就職活動でグループワーク選考を控えているのですが、ここではどのような能力が評価されるのでしょうか?
これまでにチームで課題に取り組んだ経験はありますが、選考の場となると、どんな点に注意して行動するべきか知りたいです。
単に発言回数が多ければ良いというわけではないと思いますが、どのような姿勢が評価されやすいのか教えてください。
企業がグループワークで注目している能力や、それぞれの能力をうまくアピールする方法について、具体的に教えていただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
グループワークは4つの能力で評価! ゴールまで導く力が必要
グループワークでは、あなたのチーム推進力を構成する以下の4つの能力がおもに評価されるでしょう。
一つ目は「論点整理力」で、議論のポイントを的確に把握し、整理する能力です。二つ目は「巻き込み力」で、ほかのメンバーの意見を引き出し、議論を活性化させる能力となります。
三つ目は「意思決定スピード」で、限られた時間内で最適な結論を導き出す能力です。そして最後に「アウトプット品質」で、議論の成果をわかりやすく、説得力のある形でまとめる能力となります。
発言数よりも他者の発言を要約して意思決定へ導くなど、議論全体に貢献する行動が高く評価されるでしょう。
リーダーシップを発揮するだけでなく、ファシリテーターやタイムキーパー、書記といった役割を通じて、チームに貢献することも重要です。
グループワークでは特定の役割を担うことが必須ではありませんが、終盤3分くらいで成果物のチェックリストを提案し、まとめのドライブに貢献した人は特に評価されるでしょう。
これは、あなたが時間管理能力と、最終成果物へのコミットメントを持っていることを示すものとなります。
チームのなかでどのような役割を担っても、最終的な成果に貢献し、チームメンバーとの協調性を保ちながら、課題解決に向けて主体的に取り組む姿勢を示すことが最も重要です。
志望企業で求められる力を把握! 効果的にアピールしよう
グループワークで評価される能力や評価ポイントは、業界や職種によって変化することがあります。
たとえば、コンサルティング業界のグループワークでは、論理的な思考力や問題解決能力が非常に重視されるでしょう。一方で、営業職のような場合は、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力がより見られる傾向があります。
グループワークの選考には現場の社員が入ることも多いため、現場で活かせるスキルが念頭に置かれることが多いです。また、企業には採用要件があるため、その要件に合致しているかを見るうえで、評価の力点を置くポイントが変わってきます。
自分の目指す業界や職種で、どのような能力が必要とされているかを理解したうえで、その能力をグループワークで発揮することを意識すると良いでしょう。
ただし、突出した能力が求められる一部の業界(たとえば外資系のコンサルティング業界など)を除けば、そこまで特定のスキルに強く合わせに行く必要はありません。
メーカー企業などでは、突出した何かよりも、チームとの調和を保ちながらゴールまで導けるかといった点が見られることが多いからです。
評価されるのは協調性! チームへの貢献を示そう
グループワークでは、協調性やチームへの貢献意欲、そして他者への配慮といった姿勢が評価されます。
採用担当者は、発言内容そのものよりも、表情や聞く姿勢といった非言語的な部分から、チーム全体の空気を良くしようとしているかを見ているのです。
たとえば、腕を組んで人の話を聞いていたり、ほかのメンバーの意見を否定から入ったりすると、ネガティブな印象を与えかねません。
円滑な進行を意識! 話しやすい空気感を作ろう
グループが心地よく、ほかのメンバーも安心して過ごせるかどうかが見られているのです。
人の意見に対してうなずきながら耳を傾け、議論が円滑に進むようフォローする姿勢が重要でしょう。
リーダーシップというと先頭に立って引っ張るイメージがあるかもしれませんが、周りに気を配り、全体のパフォーマンスを最大化するような振る舞いも、立派なリーダーシップです。
業界を問わず、人柄やポテンシャルは一貫して見られていると心掛けましょう。
グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できなくて悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。
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