Q
その他
回答しない
看護インターンに行かないと不利ですか?
看護学生です。周りの友人は夏休みにこぞって看護インターンに参加しているようですが、私は興味のある病院のインターンの日程が合わなかったり、学業との両立が難しく、結局どこにも参加していません。
このままインターンに行かないと、就職活動でかなり不利になりますか? インターンに参加している友人たちと比べて、情報収集や病院の雰囲気を感じる機会が少ないことに不安を感じています。
今からでもできることや、インターンに行かない場合の就職活動の進め方について、何かアドバイスがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
インターンに行けなかった不安は今からの行動で挽回できる
不安な気持ち、とてもよくわかります。
看護インターンに参加できなかったことが「就活で不利になるのでは」と心配されているようですが、結論からお伝えするとインターンに行っていなくても挽回することは可能です。
まず、インターン参加が採用の絶対条件ではありません。
看護師採用では、病院側も学校の実習や学業で忙しいことを十分に理解しています。インターンは参加していればその病院の雰囲気を知ることができますが、行っていない=不採用ということはありません。
インターンに行かなかった場合、以下のような懸念がありますが、対応策はあります。
病院の雰囲気がわからない:病院の公式サイトやSNS、看護師の声などで情報収集する。合同説明会にも参加する。
志望動機が浅くなりがち:自分なりに調べた内容と、「なぜその病院で働きたいか」を深掘りしておく。
現場のイメージが持ちづらい:実習での経験をもとに「自分がどう働きたいか」の軸を言語化する。
以下は今からでもできるアクションの例です。
説明会に参加する:病院側の考え方や求める人物像が分かり、質問することで関心度もアピールできます。
実習の振り返りを深めておく:インターンに代わる臨床経験として、どんな看護をしたか・感じたかを自己分析しましょう。
病院研究に力を入れる:理念・教育制度・病棟構成などをしっかり調べ、自分との接点を探すことで説得力のある志望動機になります。
行けなかった事実よりもその後どう動いたかが重要
インターンに行けなかった事実よりも、行けなかったなかで何をしたか、今どう準備しているかが大切です。
焦らず、自分なりの視点や経験を丁寧に言語化していくことが、就活成功のカギになります。今からでも間に合います。一歩ずつ、一緒に進んでいきましょう。
インターンに行かなくても不利にならないために今すべきこと
不利になる人もいるので、注意が必要です。
まず、就活においてインターンだけがすべてではないので、安心してください。
しかし、就職に向けた何らかの準備はやはり必要です。どんな準備が必要かを考える際には、まずインターンに参加する目的や効果を考えてみましょう。
その後、その目的や効果がインターン参加以外でもリカバリーできるかを検討してみてください。
目的を分解すれば、インターン以外でも準備は可能
たとえば、看護師の声を聞きたいのであれば、看護師の先輩にSNSを通じてアプローチしたり、OB訪問したりしてみましょう。
また、病院に関する情報をインターネットで調べたり、志望する病院の選考フローや過去問を調査したりすることも可能です。
インターン参加以外でも目的や効果を得る手段はいくつかあるので、ぜひトライしてみてください。
一方で、なんとなくインターンに参加する人もいるのが事実です。周りの同級生が参加しているからという理由もあるかもしれません。
実は、そうした人たちにとっては、インターンに参加して部分的に情報を得ることで助けられることもあります。
そのため、無理せず就活を進めたい人は、インターンに参加しなければ不利になることもあるのです。
短期決戦で就活を進めるのであれば、準備=戦略が必須です。まずは、内定に向けてどのような準備が必要か、棚卸しから始めてみるのはいかがでしょうか。
以下の記事では、インターンに参加するメリットやインターンの選び方などを解説しています。インターンについてあまり理解できていない人は、事前にチェックしておきましょう。
関連記事
インターンは就活に不可欠? 8つのメリットと選び方を詳細解説
インターンは、効率的な企業研究とスキルアップが可能な、一石二鳥の就活対策です。まずはインターンに参加するメリットデメリットを押さえましょう。この記事ではインターンの探し方や選考対策、おすすめのインターンなどをキャリアコンサルタントと解説します。
記事を読む

あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人