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海運大手3社を比較したいのですがどこに注目すべきでしょうか?
海運業界への就職を考えており、特に日本の大手3社である日本郵船、商船三井、川崎汽船に注目しています。
それぞれの企業について、売上高や事業内容、平均年収などの表面的な情報はある程度調べたのですが、企業文化や社風、具体的な働き方、将来性といった部分で、どのような違いがあるのかがつかめずにいます。
インターンや説明会にも参加していますが、なかなか各社の本質的な違いが見えてきません。
それぞれの企業には、どのような違いがあるのでしょうか? また、これらの3社を比較検討する際に、特に注目すべきポイントや、企業選びの軸とするべきことについて、キャリアコンサルタントの方からのアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
まずは自己分析! なぜ海運業界なのかを明らかにしよう
まず、「なぜ自分は海運業界を志望するのか」を明確にすることが最も重要です。その軸が定まらないと、企業ごとの特徴を調べても、どこに注目すべきかわからなくなってしまいます。
日本は島国ですから、海運は経済の根幹を支える重要な産業です。そのなかで、自分がどのような形で貢献したいのかを考えてみましょう。そうすることで、企業選びの基準がはっきりしてきます。
各社の特徴を押さえて自分の興味と照らし合わせよう
そのうえで、各社の特徴を見ていきます。
たとえば、日本郵船はLNG(液化天然ガス)輸送など国のエネルギーを支える役割、商船三井は発電事業など新規事業にも積極的なイメージ、川崎汽船は自動車輸送に強みがある、といった特徴があります。
各社が何を運び、どのような事業展開をしているかを調べ、自身の興味ややりたいことと照らし合わせてみてください。会社の規模や給与だけでなく、事業内容にまで目を向けることが大切です。
海運大手3社へ実際に訪問! 違いを実感して比較しよう
会社比較をするなら、社会人訪問をして本質的な違いを明確にしましょう。
質問にある通り、海運大手3社である日本郵船、商船三井、川崎汽船を比較する際、表面的な数値情報を比較しても違いはつかめないと思います。
なぜなら、表面的な違いがわかっても、その要素が志望動機に結びつかないからです。
たとえるなら、牛丼チェーン3社を比較したときに、値段やカロリーを比較してもほぼ意味がなく、実際に食べてみて違いを明確にしないと、自分と合っているかどうかがわからないのと似ています。
企業の本質的な違いを知るには社会人訪問をしよう
企業文化、社風、具体的な働き方、将来性、これらのような本質的な違いを知るには、ネットではなく現場の声を知ることが大切です。
そのためには、社会人訪問がベストなアクションですし、内定している学生のほとんどが数人〜数十人の社会人訪問をして、各企業の違いを明確にしています。
他業界の就活においても、社会人訪問は業界理解、企業理解、仕事理解のすべてにおいて非常に有効なアクションであり、人気企業や大手に内定している学生ほど、数十人の社会人訪問を実施しています。
ぜひ、社会人訪問をどんどんしていき、それぞれの企業の違いを明確にしていきましょう。
以下の記事では海運業界の特徴や向いている人などを解説しています。海運業界への就職を視野に入れている人は、事前にチェックしておきましょう。
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