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面接で深掘りされた質問に答えられない場合、どうすれば良いですか?
面接で自分の経験や考えを話していると、面接官から「なぜそう思ったのですか」「具体的にどのように行動しましたか」といった深掘りの質問をされることがよくあります。
しかし、事前に準備していなかった質問だと、頭が真っ白になってしまい、うまく答えられないことが多く、いつも焦ってしまいます。
面接で深掘りされた質問にスムーズに答えられないのは、どのようなことが原因なのでしょうか?
もし面接で深掘りされた質問に詰まってしまった場合、どのように対応すれば良い印象を与えられるのか教えていただきたいです。
また、深掘り質問にきちんと答えられるようになるためには、どのような準備や練習をすれば良いか、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
事前に自分自身の回答を深掘りして理由を準備しよう
まずは、そうならないように事前準備を徹底することが第一です。
自分のエントリーシート(ES)や職務経歴書に書いた経験について、「なぜそうしたのか」「なぜそう感じたのか」を何度も自問し、深く掘り下げておきましょう。
たとえば、昨日何を食べたか聞かれ「カレーです」と答えたあと、「なぜカレーだったの?」と聞かれて答えに詰まるようではいけません。
すべての行動には理由があるはずです。それを自分のなかで明確にしておくことが、深掘りへの一番の対策です。
面接で答えられない時は正直に伝えて時間をもらおう
それでも、当日に頭が真っ白になってしまった場合は、正直に「申し訳ありません。緊張で頭が真っ白になってしまいました。少しだけ考える時間をいただけますか」と伝えるのも一つの手です。
付け焼き刃で的外れな回答をするより、正直に状況を伝えるほうが誠実さが伝わることがあります。
真っ白になっている自分を客観的にとらえ、それを言葉にできる冷静さも、ときには評価の対象になり得るのです。
面接は落ち着いて臨んでわかない場合は時間をもらおう
面接で深掘りされた質問に答えられないおもな原因は、緊張、予想外の質問、良い評価を得たいというプレッシャー、またはその項目について深く考えたことがないといった点が挙げられます。
頭が真っ白になったまま即答しようとすると、ちぐはぐな答えになったり、しどろもどろになったりすることもあります。
もし質問に詰まってしまったら、いったん区切りの時間をもらうことを検討してください。
具体的には、「緊張してしまい、答えにつまってしまいました。恐れ入りますが、もう一度、ご質問内容をおっしゃっていただけますでしょうか」や、「ほんの少しだけ、考えるお時間をいただけますでしょうか」と伝え、10秒程度で考える時間を確保しましょう。
わかないことは正直に聞き返す姿勢で受け答えしよう
もし答えが思いつかない場合は、正直に伝えるのも一つの手です。
その際は「お恥ずかしい話ですが、そちらについては深く考察したことがございませんでした。今後、そうした側面について自分はどう思うのかをしっかり考えたいと思います」のように、前向きな言葉を添えるのが大切です。
これにより、適当なことを言うよりも誠実さが伝わります。
日頃から、分からないことをスルーせずに「今何とおっしゃいましたか?」などと聞き返す習慣を身に付けると、対話力が高まり、面接での対応力も向上します。
事前に模擬面接をおこない、深掘り質問への準備をしておくことも有効ですよ。
面接で質問に対して答えられなかったという経験をする人は少なくないと思います。以下の記事では面接で答えられないことの原因やすぐにできる対策を解説しているので、同じような事態に陥らないようチェックしておきましょう。
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