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小売・流通業界の仕事について詳しく知りたいです。
そろそろ就職活動を意識し始めました。いろいろな業界がある中で、身近な存在である小売・流通業界に興味があります。スーパーやコンビニなど、普段利用するお店がどのように成り立っているのか気になっています。
ただ、具体的に小売・流通業界の仕事内容がどういうものなのか、私のような文系の学生にどのような能力が求められるのかがイメージできていません。漠然としたイメージしかなく、本格的に業界研究を始めるにも何から手を着ければ良いのかわかりません。
この業界にはどんな仕事があるのか、そしてで活躍するためには、どのようなスキルや資質が必要とされているのでしょうか? また、こうした業界の情報を仕入れるのにおすすめの方法がもしあれば併せて教えていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
小売・流通業界の多様な仕事を知ろう
小売・流通業界は、わかるようでイメージがつきづらい部分があります。業務は多岐にわたります。具体的には、店舗運営(販売計画・人員管理)、MD(マーチャンダイジング)・バイヤー、物流最適化、DX推進(POSデータ分析)などです。
文系出身者でも、在庫回転率を計算し、データから売場改善策を提案できるような数的思考が重要になります。
業界研究を深めて志望動機を磨こう!
情報収集には、業界紙である「日経MJ」がおすすめです。「日経MJ」に取り上げられているトレンドや売上ランキング、IR資料でチェーンの粗利率を比べることで、業界構造を効率的につかめます。
さらに、現場見学で「棚割り理由」を店長に質問したり、自分なりに仮説立てをするなど、実地型研究をおこなうと、志望動機の解像度が一気に上がります。
人々の生活を直接支える仕事
小売・流通業界は、スーパー、コンビニ、百貨店などが含まれ、商品を仕入れて運び、消費者に販売することで、人々の生活に直接かかわる商品やサービスを提供する業界です。
小売・流通企業には非常に多くの職種があります。店舗で商品の販売や運営をおこなう仕事もあれば、商品を仕入れてくるバイヤー、新しい商品を企画・開発する仕事、販売戦略を立てるマーケティング、そして物流を管理する仕事など、非常に多岐にわたります。
ざっくり「小売・流通」と言っても、かなり幅広い職種があるのが特徴です。
顧客視点で自分に合う職種を見つけよう!
働く魅力ややりがいとしては、やはり人々の生活に密着した商品やサービスを提供できる点が挙げられます。特に、不動産など高額な商品を扱う場合は、顧客の人生における大きな買い物にかかわれることに大きなやりがいを感じるでしょう。人と人をつなげる役割を担うこともできます。また、この業界は現在非常に注目されており、成長性がある分野だと言えます。
求められるスキルは、担当する職種によって異なります。消費者の生活に寄り添った商品を提供したいのであれば、コミュニケーション能力、ヒアリング力、課題解決力が重視されるでしょう。データ分析に基づいて販売戦略を立てる仕事であれば、分析力や数字を見る力が求められます。
業界研究を進めるうえでは、就職サイトや記事をみるだけでなく、企業説明会に参加したり、実際に店舗見学に行ったりすることが有効です。普段利用している店舗を、利用者目線だけでなく、「運営者だったらどうするか」という視点でみてみることも、お勧めの方法です。
こちらの記事では、流通業界のビジネスモデルについて詳しく解説しています。流通業界への理解を深めておきましょう。
衣料品の流通に興味がある場合は、アパレル業界についても詳しく調べておきましょう。こちらでは、アパレル業界についてまとめています。
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