30秒で読める!AI要点まとめ
3DCGデザイナーの仕事はきつい?やりがいも解説
- 裁量労働制や急な仕様変更で長時間労働になりやすい。
- 顧客の抽象的な要望を形にする難しさがある。
- 作品完成時の達成感や他者からの評価が大きなやりがい。
3DCGデザイナーに向いている人の特徴と必須スキル
- 絵を描くことや新しい技術の吸収が好きな人が向いている。
- コツコツ作業や長時間集中できる体力がある人が活躍できる。
- 観察力・デッサン力とコミュニケーション能力が求められる。
3DCGデザイナーを目指す方法と活躍できる業界
- 専門学校や独学で技術を習得し、ポートフォリオを作成する。
- ゲーム、映像、広告、ITなど幅広い業界で活躍できる。
- 未経験からならアルバイトや副業、転職エージェント活用も有効。
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※AIの特性上、間違いが含まれている場合があります。記事本文と併せてご確認ください。
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3DCGの仕事に興味があるものの、きついと聞いて勇気が出ない人もいるのではないでしょうか。
3DCGの仕事は適性がないときつく感じますが、自分の適性ややりがいを理解して始めれば、好きなことを仕事にして楽しく働けます。
この記事では、3DCGの仕事がきついと言われる理由を3名のキャリアコンサルタントと一緒に解説します。
きついと言われる理由を理解して、そのうえで挑戦したい仕事なのかを見極めましょう。
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3DCGの仕事がきついと言われる理由5選
そもそも、3DCGの仕事とは、専用のソフトウェアを使って縦・横・奥行きのある立体画像を描き、ゲームや映画向けのリアルな映像作品を制作することです。
実際、3DCGの仕事がきついとされるのは、労働時間や、顧客との関係構築の難しさ、厳しい納期などが理由です。
この記事では、3DCGの仕事がきついと言われる理由を5つ解説します。具体的な理由を理解し、自分が実際に働く姿をイメージしてみましょう。
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①裁量労働制で労働時間が長くなる可能性がある
3DCGの仕事は、「決められた納期までに成果物を仕上げれば良い」という働き方ができることから、裁量労働制になりやすい傾向があります。
裁量労働制
労働者が自分の裁量で労働時間を決め、成果に応じて報酬が支払われる制度
裁量労働制の良いところは、仕事に余裕があるうちは自分で働き方を決められるため、自分のペースで過ごせるところです。
一方で、納期が厳しい仕事の場合は成果物を間に合わせるために、長時間労働を強いられる可能性もあるのです。
納期の遅れは信頼を失う原因にもなりかねません。だからこそ、成果物を納期に間に合わせるためにきつい状況でも仕事を続ける必要があるのです。
②納期の間近に変更指示が入る場合もある
3DCGの仕事は顧客から納期を指定されることが多く、無理なスケジュールでも会社が受注すれば、そのシワ寄せは制作者に及びます。
また、納品直前に取引先から仕様変更の指示が入ることもあり、内容によっては大幅な修正で一気に納期が逼迫します。
このように、自分のペースで進められず労働時間が急増する環境がきついとされる原因です。
作品制作が好きであっても、この理不尽な仕様変更やタイトな納期に耐えかねて辞めてしまう人もいます。
③顧客の要望を形にする難しさがある
3DCGの仕事は、顧客の曖昧な言葉や文章からイメージを具体化するスキルが求められます。
制作途中ですり合わせをするものの、具体的な指示がない場合は相手の意図を想像し、複数の案を模索しながら作業を進めるため労力がかかります。
このように、自分のセンスと顧客の理想をすり合わせながら、一からデータを形にする難しさがあります。
この理想と現実のギャップを埋める苦労をきついと感じる人も少なくありません。
- 3DCGの仕事に興味がありますが、デザインセンスに自信がありません……。
デザインセンスに自信がなくても努力でスキルを磨ける
デザインセンスに自信がなくても、3DCGの仕事を目指せます。大切なのは、努力してスキルを磨くことです。まずは観察力を高め、日常の物体や風景を注意深く観察し、光や影、質感を意識したスケッチを行いましょう。
また、3DCGソフトの基本操作を習得するため、独学や専門学校で学ぶことをおすすめします。
さらに、他者の作品を分析して学ぶことも有効です。優れた作品を見ることで、自分でも取り入れられそうな要素を見つけましょう。
そして、自分の作品を制作して積極的に公開しほかの人の意見を得ることも成長につながります。努力次第でデザインセンスは補強でき、3DCGの世界で活躍する道が開けます。
あなたと3DCGデザイナーのマッチ度を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
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自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。
④無理な納期を要求されるケースがある
3DCGの仕事では、そもそも納期が短いケースがあります。デザインの考案や企画まで含まれると作業量が増え、期間内に仕上げるのが困難になります。
さらに、制作中の突発的なトラブルも考慮しなければなりません。
制作者は取引先と定めた納期を厳守して働くため、短い納期での制作や、急な納期短縮といった無理な要求は大きな負担です。
こうした過酷なスケジュールに追われ続け、「きつい」「続けるのが難しい」と感じる人もいます。
⑤業界によって忙しさが異なる
3DCGの仕事は、勤める業界によって忙しさのサイクルが異なります。
ゲーム業界
長期スケジュールが基本で、プロジェクト終盤はバグ修正などで多忙になりやすい
映像業界
一本の制作期間が短い分、初期段階から高い効率性と短い納期への対応が必要
このように、きついと感じるポイントは業界ごとに違うため、「何を作りたいか」だけでなく、各業界の働き方の違いも理解しておく必要があります。
ゲームの仕事に就きたい場合は、それぞれの業界が持つ特徴を理解しておきましょう。こちらの記事ではゲームの仕事について解説しているため、合わせてチェックしてください。
現役パーソナルコーチ/板谷さんのアドバイス
プロジェクトの進行状況による部分もあるため、あくまで一般論にはなりますが、ゲーム業界・映像業界・広告業界・IT業界・不動産業界・化学関連の順番ではないでしょうか。
特にゲーム業界や映像業界は発売や公開のタイミングが決まっていることが多く忙しくなりがちです。
3DCGの現場で実際に「つらい」と感じるポイントや、それを乗り越えるための心構えを知りたい人は、以下のQ&Aも参考にしてみてください。キャリアコンサルタントが解説しています。
まずは3DCGデザイナーに適性があるか診断しましょう
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キャリアコンサルタントが解説!3DCG関連の仕事について活躍できる人の共通点
3DCGの仕事に興味があるものの、自分が活躍できるのかわからず、行動に移せない人もいるのではないでしょうか。
就職や転職は人生でも大きな決断だからこそ、後悔のない選択をしたい人が多いはずです。
そこでこの章では、キャリアコンサルタントの野村さんに3DCG関連の仕事で活躍できる人の共通点を解説してもらいます。
自分の適性を見極め、3DCGの仕事を目指すか考えましょう。
プロのアドバイザーはこう分析!観察力×継続力×会話力が活躍のカギ
3DCG業界で活躍できる人には、3つの共通点があります。
①「細部へのこだわりと観察力」
リアルさを追求するため、ディテールを見逃さない力が不可欠です。
②「コツコツ取り組む継続力」
長時間の集中や試行錯誤に耐える地道さが求められます。
③「柔軟な対応力とコミュニケーション力」チームや顧客とすり合わせ、修正を繰り返すために重要です。
日頃の意識的な取り組みで可能性を広げよう!
これらは未経験でも努力次第で克服できます。 観察力はデッサン、継続力は小さな目標設定、対応力は相手の意図を確認する練習で磨けます。
3DCGは技術だけでなく、向上心が成果に直結する分野です。 意識的な取り組みで、誰でも活躍の可能性を広げられます。
3DCGの仕事のやりがい
3DCGの仕事はきついと言われる反面、仕事が終わった後の達成感が大きく、成果物に対して多くの人から評価をもらえるなどやりがいの多い職業です。
3DCGの仕事のやりがいを理解していれば、きつい面があっても頑張れるという人もいると思います。
ここからは、3DCGの仕事で感じられるやりがいを4つ解説します。やりがいに魅力を感じるか考えましょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認しよう!
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
作品が完成したときの達成感
3DCGの仕事は顧客からの依頼を受けて、ゼロから成果物を作成するからこそ、作品が完成したときに大きな達成感を得ることができます。
一方で、文章や口頭で伝えられたイメージを形にするケースもあり、自分のイメージと顧客と要望がすり合わないと、何度も修正を依頼される可能性があります。
ただ、このように一つの作品を作り上げるまでに衝突があるからこそ、出来上がった作品が顧客に感謝されれば大きなやりがいを感じられるのです。
大規模プロジェクトは時間がかかる分、多くの人の目に留まり、自分の成果の大きさを実感しやすくなります。
他者から作品の評価がもらえる
3DCGデザイナーが作った作品は、ゲームや映像など人の目に留まることも多く、依頼主以外からの口コミやレビューも評価としてもらえます。
たとえば、ゲームの3DCGを制作した際に、購入した人がSNSで「グラフィックがきれいだった」と発言していれば、自分の作品が評価されたことになります。
自分が苦労して制作した作品がほかの人に良い評価をもらえば、大きなやりがいにつながるはずです。
モノ作りの仕事には評価が見えにくいものもありますが、3DCGはSNSでリアルな評価を直接確かめられます。
モノづくりに関する仕事がしたい人は、志望動機の書き方を工夫することで採用担当者にん熱意が伝わるため、下記の記事を参考に志望動機を作成しましょう。
- 自分の作品が良い評価がされるとは限らないと思うのですが、ネガティブな人が3DCGを目指すのはやめたほうがいいでしょうか?
ネガティブな性格が3DCGの仕事を目指さない理由にはならない
ネガティブ思考はとても大事で、物事を大雑把ではなく慎重に捉えることができます。
確かに、他者からの評価が辛いものであった場合、自信をなくすかもしれません。
しかし、作品を作ることに本当に情熱があるならば、他者の批判を自分でも気づかなかった視点と考え、細かく分析することで、以前の作品よりも良いものができるはずです。
以前、芸術系の大学で他者の作品を客観的に評価するという授業をおこないましたが、評価される側になると、素直に「そんな考え方や見方があったのか!」と感じている学生が多かったです。
作品の制作者に自分の名前が載る
ゲームや映画など制作者の名前がエンドロールで流れる作品に携われば、自分の名前が制作者として載ることも、3DCGの仕事のやりがいの一つです。
ほかの営業職や販売職などで働いていると、自分の名前が商品に載ることは基本的にありません。
しかし、3DCGデザイナーの作る作品のなかには、制作者を消費者に伝える目的でエンドロールを作成するものもあります。
このような作品に携われば、制作が終わってから数年経ったとしても、自分の名前が購入者や視聴者の目に触れ続けるのです。
自分の名前が作品に携わった人間として残るという点は、3DCGのなかでも大きなやりがいにつながるはずです。
所要時間はたったの3分!
受けない方がいい職業を診断しよう
就活で大切なのは、自分の職務適性を知ることです。「適職診断」では、あなたの性格や価値観を踏まえて、適性が高い職業・低い職業を診断します。
就職後のミスマッチを避けたい人は、適職診断で自分に合う職種・合わない職業を見つけましょう。
- 自分に合う職業がわからない人
- 入社後のミスマッチを避けたい人
- 自分の強みを活かせる職業を知りたい人
最新技術に触れられる
近年はIT技術の進化が目覚ましく、3DCGの使用するソフトウェアにも新しい技術が多く使用されています。
3DCGデザイナーとして働けば、このような最新技術を駆使したソフトウェアを身近にして作業ができるため、自分のスキルを高め続けられるのです。
最新技術を操作する方法を身に付ければ、今まで制作が難しかった表現もできるようになり、より自分の作品作りの幅が広がります。
最新技術の情報を常に手に入れ続けることの大変さはありますが、技術を使用できるようになれば、働くことがさらに楽しくなる可能性があります。
IT企業出身/野村さんのアドバイス
3DCGの最新技術情報は、専門学校や大学の講義に限らず、業界イベントやセミナー、3DCG関連の専門雑誌、UdemyやYouTubeなどのネットの学習プラットフォーム、AutodeskやUnityといった企業の公式サイトやフォーラムでも入手できます。
適性を確認しよう!3DCGの仕事が向いている人
3DCGの仕事が向いている人
きついこともやりがいもある3DCGの仕事を目指す場合は、自分が向いているのかを見極める必要があります。
適性を理解しないまま3DCGの仕事を目指してしまうと、実際に働き始めた後に「やっぱり向いていないかも」と後悔してしまう可能性があるのです。
ここでは、3DCGの仕事が向いている人の特徴を4つ解説します。自分が当てはまるのかを考え、3DCGを仕事にするかを検討しましょう。
絵を描くことが好きな人
3DCGの仕事はパソコンのソフトウェアを使用して成果物を作成するため、絵を描く能力は必要ないと考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、3DCGの仕事はCG技術を駆使してキャラクターや背景をデザインするため、イラストを描くときに必要とされる、物を注意深く見る能力が欠かせません。
たとえば、三角の物体をデザインするだけでも、3DCGでは形状だけでなく質感や光の反射、影の出方を表現する必要があります。
制作した3DCGに違和感がないか気付くためには、写真や実物をデッサンして得た表現力が役立つのです。
このように、絵を描くことが好きでデッサンする対象をしっかり観察した経験がある人は、3DCGを仕事にした場合でも活躍できる可能性があります。
- 絵を描くことが好きですが、専門学校や芸大に通った経験はありません。専門的に学んでいなくても、3DCGの仕事は目指せるのでしょうか?
未経験・独学でも3DCGを仕事にすることは可能
これまで専門的に学んでいなくても、現在はツールが進化したり、オンラインで学ぶ機会も増えているので、独学でスキルを身につけて、3DCGの仕事を目指すことができます。
ポートフォリオを作成し、クラウドサービスなどを通して副業から仕事をして実績を積み重ねる人もいますし、未経験者を受け入れてくれる企業に入って研修を経て実際の現場に出る人もいます。
ESで悩んだら就活準備プロンプト集がおすすめ!
『就活準備をもっと効率よく進めたい...!』と思っていませんか?「就活準備プロンプト集」は、生成AIを活用して自己PRや志望動機をスムーズに作成できるサポートツールです。
簡単な入力でプロが使うような回答例が出せるため、悩まずに就活準備を進められます。生成AIを活用して効率良く就活準備を進めたい人におすすめです。
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新しい知識や技術の吸収が好きな人
3DCGの仕事は、最新のソフトウェアや技術を駆使して作品を制作します。
そのため、新しいソフトウェアや技術が生まれたときは、一早く使用方法を理解することで、今まで難しかった3DCGが制作できるようになるのです。
一方で、新しい知識や技術の吸収に抵抗がある人だと、顧客の要望に答えることが難しくなり、最終的には仕事がなくなってしまう可能性があります。
だからこそ、3DCGを仕事にする場合は、仕事が忙しいなかでも新しい技術や知識の習得に尽力できる人であれば、働き始めてからも活躍できる可能性が高まります。
コツコツとした作業が苦にならない人
3DCGを制作する仕事は、基本的にはコツコツとした作業になります。
コツコツとした作業を苦に感じてしまう人だと、成果物が完成するまで仕事に集中できず、投げ出してしまう可能性があるのです。
人によっては、コツコツとした作業よりも人と話して信頼関係を築き、商品を購入してもらうといった仕事が得意な場合もあるかもしれません。
その場合は、3DCGを仕事にするよりも、3DCGの技術を提供する企業の営業として働くほうが活躍できる可能性が高まります。
自分が普段コツコツとした作業ができるかを考え、3DCGの仕事が向いているのかを見極めましょう。
教育業界出身/西さんのアドバイス
過去を振り返ってみて、コツコツと取り組んだことがあるならば、3DCGデザイナーとして仕事することが可能です。しっかりとスケジューリングをしたうえで、実行できるならばコツコツした作業が得意と判断できます。
体力がある人
納期の変更やプロジェクトの終了間際など、仕事が忙しくなるタイミングに働き続けられる体力があるかどうかも、3DCGの仕事では大切な要素です。
熱意があるだけでは、納期間際の仕事が忙しいタイミングに、途中で挫折してしまう可能性があります。
チーム内で休んでしまうメンバーが増えれば、その分の作業はほかのメンバーが担当する必要があり、結果的にチーム全体の負担増加につながるのです。
3DCGの仕事はパソコンに向かっておこなうため、スポーツで必要なほどの体力は必要ありません。
しかし、長時間パソコンを眺め続けても集中力が続くかどうか、首や肩の痛みを感じないかなどから、体力の有無を判断しましょう。
3DCGの仕事で求められるスキル
3DCGの仕事を志す場合は、自分の適性だけでなく、必要なスキルを持っているかも見極めましょう。
熱意が高くても、必要なスキルが備わっていなければ、顧客の期待に応えられない可能性が高まってしまうからです。
この章では、3DCGの仕事で求められるスキルを解説します。今は自信がなくても身に付ける方法を合わせて解説するため、ぜひ参考にしてください。
正しく3D映像にする観察力・デッサン力
リアリティーの高い3DCGを作成するためには、実際の物体をよく観察する能力が求められます。
たとえば、光の方向で物体にできる影の位置が異なるため、この法則性を理解していないと、違和感のある3DCGになってしまうのです。
そして、観察力をもとに、どのように質感を再現すればリアリティーが増すかを考えるデッサン力も重要です。
たとえば、動物の毛並みを再現する際に、観察力とデッサン力の不足があると、作品全体のクオリティーが低くなってしまいます。
観察力やデッサン力を身に付けるためには、実際に絵を描くことがおすすめです。違和感のある部分の修正を重ねていき、どう再現するか理解しましょう。
クライアントの意図を理解するコミュニケーション能力
3DCGの仕事はパソコンに向かって作業を進めることが多いため、コミュニケーション能力は求められないと思う人もいるのではないでしょうか。
実際には、顧客が希望する作品を作るために、相手の意図を理解するコミュニケーション能力が求められるのです。
顧客によっては、言語化ができていなく、具体的なイメージを要望として伝えられない可能性があります。
しかし、そのまま制作してしまうと、顧客のイメージと乖離して、修正が必要になるかもしれません。
さらに、3DCGの仕事は一人で進めるとは限らないため、チームで協力して作品作りをするコミュニケーション能力が欠かせません。
プライベートで人の話を聞くときに深掘りする癖をつけることで、仕事で役立つコミュニケーション能力を身に付けましょう。
- コミュニケーション能力に自信がありません。3DCGを仕事にするためには、最低限どのようなコミュニケーション能力を身に付ければ良いでしょうか。
顧客の要望を理解し成果物に反映させるスキルが重要
3DCGの仕事では、顧客の要望を的確に理解し、成果物に反映させるためのヒアリング力と意思疎通力が特に重要です。具体的には、顧客が曖昧に伝える要望やイメージを引き出す質問力、そして進捗や問題点を的確に共有するための報告力が必要です。
また、チームでプロジェクトを進める場面では、チーム内で意見を交換しながら協力して作業を進めるための協調性も大切です。これらの能力は、日常会話やグループ活動を通じて徐々に磨けます。
まずは、相手の話を深く聴き、わからない点を確認する姿勢と応答を意識することから始めてみてください。それが、信頼を築き、円滑な仕事への力につながります。
コミュニケーション能力に苦手意識がある人は、自分がどのようなコミュニケーションを苦手としているかを理解することで仕事選びがしやすくなります。こちらの記事ではコミュニケーションに苦手意識がある人におすすめの仕事を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
ツールを駆使して作品を作る能力
3DCGを制作するためには、専用のデザインソフトを使用する必要があります。
たとえば、Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorなどのソフトウェアも、3DCGが成果物を制作するために欠かせません。
3DCGを目指す場合は、このようなデザインソフトを使いこなし、作品を作ることが求められます。また、今後も新しいソフトが出てくれば、習得し続けていく必要があります。
ただし、3DCGに役立つソフトウェアの技術はすぐに身に付くものではありません。
まだデザインソフトを使用した経験がない状況から3DCGを目指す場合は、独学や学校に通って必要なスキルを身に付ける必要があります。
教員免許を保有/板谷さんのアドバイス
Blenderというライセンス料無料のオープンソースのソフトウェアは初心者からプロまで幅広く使用されています。Blenderで基礎を学び、その後、自分の目指したい分野に合わせたソフトウェアを検討していきましょう。
納期が近くても焦らずに仕事できる集中力
3DCGを仕事として働き始めた場合は、どのような仕事にも納期が設定される可能性があります。
納期が近い状態だからといって、クオリティーの低い成果物を提出してしまえば、顧客からの信頼を失いかねません。
このことから、3DCGを目指す場合は納期が近くても焦らずに仕事できる集中力が求められます。
特に、プロジェクトの期間が短い映像系の仕事では、集中力を維持して効率的に作業を進めていく必要があるのです。
集中力に自信がない場合は、タイマーを設置してオンとオフの時間を切り替えることから始めてみましょう。
メリハリのついた行動ができるようになれば、オンのときに高い集中力を維持しやすくなります。
労働時間が長くても努力できる体力
納期が近い仕事があると、長時間労働になる可能性があります。
労働時間が長くなると、集中力が低下してしまい、仕事に対してやる気を維持することが難しくなることも考えられます。
体力があれば長時間集中できる可能性が高まるため、3DCGの仕事を熱意を持ったまま続けられる可能性があります。
高い集中力があれば納期間際の忙しいタイミングでもモチベーションを持って働きやすく、チーム全体の士気を高められる場合があるのです。
労働時間が長くても努力できる体力を付けるためには、まずは早寝早起きや1日3食の食事など生活習慣をた出すことから始めましょう。
なるべく毎日同じ時間帯の生活を心掛けることで、次第に生活リズムも整い、体力がつきやすくなる可能性があります。
3DCGが活躍できる業界6選
3DCGの仕事を目指す場合は、自分がどのような作品を制作したいのかを考え、携わる業界を決めましょう。
業界によって作る作品が異なるため、事前に絞り込んでおかなければ、希望するものを制作できない可能性があります。
ここからは、3DCGが活躍できる業界を6つ解説します。業界の特徴を理解して、志望先を明確にしましょう。
①ゲーム業界
ゲーム業界で3DCGを仕事にする場合、操作するキャラクターのデザインやモーションの制作や、イベントがあればそのアニメーションを担当する可能性があります。
近年のゲームは3DCGを活用したものが多く、キャラクターデザインだけでなく背景や小物など幅広いものを制作する必要があるのです。
3DCGデザイナーが担当する作業は、人によってキャラクター・背景・エフェクトなど担当が分かれます。
そのため、一人で一つのゲームを作る可能性は低いため、作業量が過度に多くなる心配はありません。
ただし、ゲーム業界は一つの作品を完成させる際に、長いプロジェクトになるケースが多いため、途中で挫折しない根気が必要になります。
なお、ゲーム業界を志望する場合は、「好き」だけを志望動機にすると選考突破できない可能性があります。こちらの記事ではゲーム業界を志望する際の志望動機の書き方を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
②映像業界
映像業界で活用される3DCGは、映画やドラマなどの背景やエフェクトが多いです。
たとえば、動物を活用して映像が撮りたいものの、実際に難しい動きを表現する場合は3DCGが役立ちます。
ほかにも、アニメ映像でも一部に3DCGを活用することで立体感のある動きや表現が可能になります。
このように、映像業界でも3DCGが活躍する場面は多くあるうえ、人の目に留まる作品にも携わることが可能です。
なお、映像業界で3DCGを制作する場合は、短い時間分を制作するケースもあるため、依頼から納品日が近い可能性があります。
入社する企業がどのような作品に携わっているのかを調べておき、納期が短そうな場合は自分に適性があるのかしっかり見極めましょう。
元人事/野村さんのアドバイス
映像業界で活躍する3DCGデザイナーの共通点は、細部へのこだわりと納期を守る集中力、そして柔軟な対応力です。特に映像業界では、短納期で高品質が求められるため、緻密な作業を効率的にこなせる人物が重宝されます。
③広告業界
近年では、インパクトのある広告を制作するために、広告業界でも3DCGが活用されることがあります。
自社で3DCGデザイナーを雇用したり、フリーランスの3DCGデザイナーに依頼したりして成果物を用意しているのです。
たとえば、広告の合間に動物の3DCGを流すことで、街を歩く人の視線を集め、高い広告効果を狙えるのです。
広告業界で3DCGがどのような作品を制作するかは顧客からの依頼内容によりますが、自分の作品が多くの人に見られる可能性が高まります。
広告業界で働く場合は、ほかの学生と差別化した志望動機を作成することで、採用担当者の印象に残りやすくなります。こちらの記事では広告業界の志望動機の作り方を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
④IT業界
IT業界といっても業務形態が幅広く、スマホアプリの制作からソフトウェア開発の企業まで、3DCGデザイナーの仕事には多くの種類があります。
たとえば、スマホゲームの映像で3DCGを使用する場合は、キャラクターデザインの設計やモーションの制作をおこなうケースが多いです。
ほかにも、3DCGデザイナーが使用するソフトウェアを開発するためには、実際にソフトを使用して必要な機能がついているかチェックする人も必要になります。
このように一言でIT業界といっても、仕事の内容は幅広くあるため、企業選びが重要になります。志望企業が3DCGを自社で取り扱っているかを見極め、選考に応募しましょう。
また、志望するIT企業が3DCGを扱っているかどうかは、企業研究をおこなうと見極めやすくなります。こちらの記事では企業研究のやり方を解説しているため、目を通しておきましょう。
⑤不動産業界
近年では遠方の人に対しても成約につなげるために、VRを使用した内見を導入する企業が増えました。
顧客が購入を検討している物件に3DCGを活用して家具を設置すると、生活しの様子をイメージしやすくするという取り組みも見受けられます。
このように、不動産業界では3DCGを活用して顧客満足度を上げることで、他社との差別化を図る動きが見られるようになりました。
不動産業界で3DCGデザイナーとして働く場合は、取引先に成果物を納品するわけではないため、比較的納期に融通が効く場合もあります。
なお、不動産業界で3DCGを扱った仕事をする場合は、成果物が建物の屋内や家具になるため、似た傾向の作品を作り続けることに抵抗がない人が活躍できる可能性があります。
- 不動産業界で3DCGデザイナーとして働きたい気持ちがあります。3DCGを作成する技術以外に、身に付けておくべきスキルがあれば教えてください。
コミュニケーション能力やプレゼンスキル、トレンド把握能力などが求められる
建築知識はもちろんのこと、クライアントやほかのデザイナーと円滑にコミュニケーションを図る必要があります。コミュニケーションを円滑にするためには、表情、あいづち、しぐさなどのノンバーバルな部分を意識しなければなりません。
また、自分の考えを相手に伝えるためのプレゼンテーションスキルも必要です。どのようにすれば効果的に相手に伝わるのかを学ぶ必要があります。
また、過去のトレンドだけでなく、今後はやりそうなトレンドについても敏感にならなければなりませんので、実際に様々なところにでかけてみて、不動産関連の物件を見たり、その不動産の周りの環境を見たりするフィールドワーク的なスキルも求められます。
⑥化学関連の業界
化学分野でも、現象を映像で再現するために3DCGの技術が活用されています。
普段研究をしている人ならば言葉でも伝わる内容が、知見のない相手には理解が難しいことが多いです。
このような場合に、3DCGを活用して現象を映像化することで、化学に知見のない人でも理解しやすくなります。
化学関連の業界では、3DCGの技術は顧客への説明以外にも、学生への教材にも活用されています。
教材や展示物に3DCGを活用することで、学生の興味を引きやすくなり、より化学の分野に興味を持ってもらいやすくなるのです。
化学分野に特化した映像制作を請け負っている企業もあるため、化学業界で3DCGデザイナーになりたい場合は、そのような企業に入社する方法もあります。
3DCGの仕事に必要な技術を身に付ける方法
3DCGの仕事に興味を持ったものの、必要な技術がなければ目指せないのではと思う人もいるのではないでしょうか。
3DCGの仕事は技術が必要ですが、志望したタイミングからでも、技術を身に付ける方法はあるのです。
ここでは、3DCGの仕事に必要な技術を身に付ける方法を解説します。メリットやデメリットを理解して、どの方法が自分に合うかを見極めましょう。
専門学校へ通う
一早く3DCGデザイナーとして活躍したいと考えている場合は、3DCGの技術が学べる専門学校への入学がおすすめです。
専門学校は大学を卒業してからも入学ができ、自分が制作したい3DCGに合わせてコースを選択できます。
また、社会人でも休日に通って技術を学べるコースがあります。半年から1年程度の期間をかけて定期的に学べるため、卒業後は即戦力として働けるようになるのです。
ただし、専門学校へ入学する場合は独学に比べると費用がかかります。
専門学校によってオンラインで授業が受けられるのか、通学が必要なのかも異なるため、通い方もチェックしましょう。
独学で学ぶ
専門学校に入学する前に、「3DCGの制作が自分に向いているのか勉強してみたい」と考える人もいるのではないでしょうか。
3DCGの技術は、本や動画教材などを活用すれば独学でも学ぶことが可能です。
独学で学べば専門学校よりも費用がかかりにくく、適性がないと判断した場合は気軽に勉強を中止することもできます。
しかし、独学で学ぶ場合は、自分の成果物のレベルがわかりにくいというデメリットがあるのも事実です。
プロが使用するソフトは高価であることも多く、同じ環境で作業がしたいと思ったときに、環境を整える費用がかかる点も注意しましょう。
教員免許を保有/板谷さんのアドバイス
学習の目的が漠然としていて、フルタイムで集中して幅広い分野を効率的に学びたい人やモチベーションを保つ自信のない人には専門学校がおすすめです。
具体的な目標に向かって、隙間時間に費用を抑えて学びたい人や就職活動のサポートが不要な人は独学がおすすめです。
3DCG関連の仕事で転職を成功させるコツ
ほかの仕事をしながらも、3DCGの仕事に興味があり、転職できないか考える人もいるのではないでしょうか。
いきなり3DCGの仕事に就くのはハードルが高いと感じても、アルバイトや副業で経験を積む方法があります。
ここでは、未経験からでも3DCG関連の仕事で転職を成功させるコツを解説します。自分に合ったやり方を見つけて、3DCGの仕事に挑戦しましょう。
アルバイトから始めてみる
3DCGを募集している企業によっては、未経験からでもアルバイトで技術を学べるケースがあります。
アルバイトで3DCGの仕事を始めれば、プロが働いている姿を間近に見ながら、技術を学ぶことが可能です。
未経験からアルバイトで3DCGの仕事をする場合は、アシスタント業務から任せられるケースが多いです。
ただし、完全未経験からのアルバイト採用は難易度が高いため、ソフトの基本的な操作方法や3DCGの基礎知識が身に付いているほうが有利に選考が進みます。
専門学校への入学が難しければ、まずは独学で作品を作ってから応募することで、アルバイト先が見つかりやすくなります。
副業としてチャレンジする
すでに専門学校や独学で3DCGの技術を身に付けている場合は、単発で業務ができないか副業を探してみることもおすすめです。
たとえば、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスを利用すれば、企業から依頼を受けられる可能性があります。
副業として3DCGを未経験から始める場合は、企業が応募者の能力が判断できるような作品が重要になります。
そのため、まずは作品作りをおこない、企業に実績を見せられる状況にしてから案件へ応募しましょう。
3DCGを未経験で始める場合、副業はリスクの少ない方法ではありますが、必ずしも案件につながるとは限りません。
クラウドソーシングを利用しても仕事が見つからない場合は、SNSや知人の紹介など、ほかの方法で顧客を探す必要があります。
転職エージェントを活用する
専門学校を卒業している場合は、転職エージェントに3DCGの技術があることを伝え、未経験可の求人を探してもらう方法があります。
転職エージェントを活用すれば自分の適性に合った企業を紹介してもらえることがあり、一人では見つからなかった企業に出会える可能性が高まります。
転職エージェントの利用は、転職を確定しなければ使えないわけではないため、まずは情報収集という気持ちで、気軽に相談だけでもしてみましょう。
ただし、転職エージェントも企業が必要としている人材を紹介する必要があります。
独学で3DCGの技術を学んで企業の求める水準に達していない場合は、仕事の紹介が受けられない可能性もあることは把握しておきましょう。
大学での講師経験/西さんのアドバイス
3DCGデザイナーのようなクリエイティブ職を専門とする求人情報が多いエージェントを利用してください。
さらに、いざ転職となった場合に、しっかりとサポートしてくれるエージェントを選びましょう。エージェントに対する口コミも参考にしてください。
3DCGの仕事がきついと感じないために作りたい作品を見極めて技術を身に付けよう!
3DCGの仕事に興味があるものの、きついという意見を聞いて不安を感じる人もいるのではないでしょうか。3DCG関連の仕事はきつい面もありますが、一方で自分の携わった作品を多くの人に評価してもらえるやりがいのある仕事です。
3DCGの仕事をやりがいを感じながらおこなうためには、作りたい作品を見極めて、必要な技術を身に付けましょう。
専門学校や独学で必要な技術を身に付けたら、まずはアルバイトや副業から挑戦する方法もあります。自分が作りたい作品を明確にして、3DCGを仕事にしましょう。
アドバイザーからあなたにエールまずは無料ソフトで3D制作を楽しんでみよう!
3DCGの仕事は、締め切りの追われ方や技術習得、細かな修正などきつい面もあります。 しかし、自分の作品が社会で活かされ、ファンに喜ばれる大きなやりがいがあります。
新技術やこの業界が好きな人には、非常に魅力的な職業です。 向き不向きがわかるため、未経験の方はまずBlenderなどの無料ソフトで3Dモデリングに挑戦します。
適性を確かめてポートフォリオ制作に進むのが吉
楽しんで取り組みできるか試すのがおすすめです。 適性があると感じたら、興味のある分野のポートフォリオ制作に挑戦してみましょう。
今後も活躍の場が広がる業界であり、大変さを超える大きな喜びに出会えるはずです。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi














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キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表
Yuichi Nishi〇大学では就活に関するスキルを身に付けられる実践中心の授業を展開。また、講師として企業で新人や中堅社員に向けてコミュニケーション研修、キャリアコンサルティングをおこなっている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表
Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/コラボレーター代表
Yukari Itaya〇未就学児から大学生、キャリア層まで多様な世代のキャリアを支援。大企業からベンチャー、起業・副業など、幅広いキャリアに対応。ユニークな生き方も提案するパーソナルコーチとして活躍
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