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人材業界に向いてない人の特徴は何ですか?

人材業界に興味がある大学生です。人の役に立ちたいという気持ちが強く、人材業界を志望しています。

ただ、人材業界は激務だと聞きますし、営業職のイメージも強く、自分に向いているのか不安です。

もし、人材業界に向いていない人の特徴があれば教えてください。どのような人は人材業界で活躍しにくいのでしょうか?

また、自分に人材業界が向いているかどうかを判断するうえで、どのような点に注目すれば良いか知りたいです。

現時点で確認できることや、実際に働く前に知っておくべきことなどについても、可能でしたらアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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「人の役に立ちたい」気持ちが強すぎる人にはおすすめできない

人材業界に向いていない人の特徴として、「人のためになりたい」という思いが強すぎる人が挙げられます。人材業界で働く人は、相手のことを考えて人が好きであると思われがちですが、それが強すぎるとかえってつらい場面も多いです。

人の役に立てる仕事であることは確かですが、100%人のためだけに仕事ができるわけではないという現実があります。企業は利益を出さなければならないため、利益の出る特定の企業を紹介しなければならないといった場面も少なからず出てくるのです。

そのため、100%人のためだけに働きたいという思いが強すぎると、現実とのギャップに苦しむ可能性があります。

適度な距離感で人のサポートをしたい、人とかかわりたいといった、ライトな感覚を持っている人のほうが長く続けられるでしょう。

感情移入のしすぎはNG! ビジネスモデルを理解したうえで目指そう

自分が向いているかどうかの判断基準としては、やはり人とかかわることは必須であり、かなり深く踏み込んでいかなければならない仕事であるため、感情移入しすぎない人が向いているといえます。

本当に人のためだけではないという現実を見られる自覚がある人のほうが良いでしょう。実際に働く前には、現実をしっかりと理解しておく必要があります。

いくらこう働きたいという思いがあっても、企業は利益を得なければならないという事実を認識し、そのうえで人のために働くのだという理解を先に持っておくと、入社後のギャップを少なくできるでしょう。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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人と向き合う覚悟がない人は人材業界で苦戦する可能性も!

どこの企業も人材不足の昨今なので、人材業界はスピード感を持って働くことが大切です。

人材業界は企業へ紹介した人が採用される、派遣が成立することで利益を上げるシステムのため、ノルマを達成するために多くのマッチングをおこなう必要があります。

求職者側、求人側の新規顧客開拓も重要な仕事です。

傾聴力・提案力・関係構築力が求められる仕事! 人同士をつなぐ架け橋になる

常に初めましての人とコミュニケーションを取りながら相手のニーズを聞き出し、課題を解決していくので、新しい人と関係を構築するのが苦手、傾聴力が弱い、提案力に苦手意識があるという人は苦労するかもしれません。

一方で、人と人をつなげることが好きな人は向いています。普段人と接しているなかで、「あの人とあの人は共通点がある」、「強みと弱みを補完し合うような関係になるからつながったら面白そう」などと考えれる人は楽しんで働けるでしょう。

人の役に立ちたいという気持ちの解像度をもう少し上げてみてください。世の中には人の役に立てる仕事はたくさんあります。

転職や就職という転機を支援したいのか、長い人生に寄り添って支援を続けていきたいのか、によってほかの選択肢も見えてくるでしょう。

以下の記事では人材業界で働くことが向いている人の特徴を解説しています。人材業界への就職に興味がある人はぜひ参考にしてください。

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